JPH04122767U - カウンタウエイト - Google Patents

カウンタウエイト

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JPH04122767U
JPH04122767U JP3686991U JP3686991U JPH04122767U JP H04122767 U JPH04122767 U JP H04122767U JP 3686991 U JP3686991 U JP 3686991U JP 3686991 U JP3686991 U JP 3686991U JP H04122767 U JPH04122767 U JP H04122767U
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JP
Japan
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counterweight
resin cover
counterweight material
bolts
sheet metal
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Inventor
紀恭 徳永
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株式会社小松製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カウンタウェイト素材の表面仕上げを不要に
して外観デザインの品質を高めることを可能としたも
の。 【構成】 パワ−ショベル等の上部旋回体の後部に設け
られた鋳物または板金構成のカウンタウェイト素材1の
表面を樹脂カバ−2で覆い、カウンタウェイト素材1と
樹脂カバ−2とを締付けるボルト3のうち、一部をカウ
ンタウェイト素材1側に結合したプレ−ト4を介して締
付けたもの。 【効果】 カウンタウェイト素材の表面仕上げが不要の
ため作り易くなり、樹脂製カバ−により外観の仕上がり
(美的感覚)が向上する。また、外観デザインの細工が
可能となるほか、カウンタウェイト素材と樹脂カバ−と
の隙間を極力少なく設定することにより重量のバランス
を確保できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はパワ−ショベル等の上部旋回体の後部に装着されるカウンタウェイト に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から一般にパワ−ショベル等の建設車両の上部旋回体には、作業機により 掘削した土砂等の重量と車体とのバランスを取るために最後部にカウンタウェイ トを装着している。この場合、カウンタウェイトは鋳物あるいは厚板の板金で構 成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら近年、車両の外観デザインの向上が目覚しいが、建設機械と云え ども例外ではなく、外装の曲線化、樹脂化が進んでいる。これに対して鋳物製( あるいは厚板板金製)カウンタウェイトは表面粗度あるいは曲線や微妙な細工が 困難であり、その周辺外装との外観バランスを維持するためにグラインダ等で表 面を磨くなどの作業により体裁を整えているのが現状である。こうした作業は工 数がかかる割には効果が少なく、極めて能率の悪い作業となっていた。
【0004】 本考案はこれに鑑み、カウンタウェイトの表面仕上げを不要とすると共に、外 観デザインの品質を高めることを可能としたカウンタウェイトを提供して従来技 術の持つ欠点の解消を図ることを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記従来技術の問題点を解決する手段として本考案は、パワ−ショベル等の上 部旋回体の後部に設けられた鋳物または板金構成のカウンタウェイト素材の表面 を樹脂カバ−で覆うと共に、該カウンタウェイト素材と樹脂カバ−とを締付ける ボルトのうち、一部をカウンタウェイト素材側に結合したプレ−トを介して締付 けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
上記構成により、カウンタウェイト素材に樹脂カバ−を取付けてボルトによる 締付けだけでカウンタウェイトの車体への装着ができ、従来行われていた表面仕 上げ等の作業が不要となる。
【0007】
【実施例】
図1乃至図3は本考案にかかるカウンタウェイトの一実施例を示す。
【0008】 本考案は、図示しないパワ−ショベル等の上部旋回体の後部に設けられた鋳物 または板金構成のカウンタウェイト素材1の表面を樹脂カバ−2で覆うと共に、 該カウンタウェイト素材1と樹脂カバ−2とを締付けるボルト3のうち、一部を カウンタウェイト素材1側に結合したプレ−ト4を介して締付けたものにより構 成されている。
【0009】 図示しない上部旋回体の後部には、後部が湾曲した外側面1aを有する前記カ ウンタウェイト素材1が載置され、その外側面1aには外側面1aを覆うように 同心状に湾曲した前記樹脂カバ−2が上下面の複数個所で前記ボルト3により固 着されて一体となっている。前記カウンタウェイト素材1には、鋳物の場合、巣 などでボルト3と螺合するねじ孔が欠陥するのを防止するためにねじボス5が埋 め込まれており、このねじボス5に設けられたねじ孔6と樹脂カバ−2のホルト 孔とにボルト3が図3(a)に詳細を示すように締付けられるようになっている 。そしてこの締付けにおいて、樹脂カバ−2の上下にボルト孔が設けられる締付 け縁部2bは、垂直の外側面2aより必要以上にカウンタウェイト素材1側に水 平に突出させることは樹脂の強度上の問題もあり、また、カウンタウェイト素材 1と樹脂カバ−2との取付け隙間をできるだけ少なくする関係から、一部のボル ト3は、図3(b)に詳細を示すように、まず、カウンタウェイト素材1とプレ −ト4とをボルト7により締結したのち、プレ−ト4に設けたねじ孔8と樹脂カ バ−2のボルト孔を合わせて締付けるようにしている。このようにすればカウン タウェイト素材1に設けられた端面までの遠いねじ孔6に対して樹脂カバ−2の ボルト孔は直接合わせることができなくても、プレ−ト4を介してカウンタウェ イト素材1と樹脂カバ−2をできるだけ隙間の少ないように調整して取付けるこ とができる。そして一体となったカウンタウェイトの上部には図示しないエンジ ンのボンネットが載置されカウンタウェイトは樹脂カバ−された外側面のみが外 部に露出することになる。
【0010】
【考案の効果】
本考案は以上説明したように、パワ−ショベル等の上部旋回体の後部に設けら れた鋳物または板金構成のカウンタウェイト素材の表面を樹脂カバ−で覆うと共 に、該カウンタウェイト素材と樹脂カバ−とを締付けるボルトのうち、一部をカ ウンタウェイト素材側に結合したプレ−トを介して締付けたから、カウンタウェ イト素材の表面仕上げは不要(製作精度は不要)で作り易くなり、樹脂製カバ− により外観の仕上がり(美的感覚)が向上する。また、外観デザインの細工が可 能となるほか、カウンタウェイト素材と樹脂カバ−との隙間を極力少なく設定す ることにより重量のバランスを確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるカウンタウェイトの一実施例を
示す平面の説明図である。
【図2】図1の背面の説明図である。
【図3】図1のボルトの締付け状態を示し、(a)は直
接の場合、(b)はプレ−トを介した場合の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 カウンタウェイト素材 2 樹脂カバ− 3 ボルト 4 プレ−ト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パワ−ショベル等の上部旋回体の後部に
    設けられた鋳物または板金構成のカウンタウェイト素材
    の表面を樹脂カバ−で覆うと共に、該カウンタウェイト
    素材と樹脂カバ−とを締付けるボルトのうち、一部をカ
    ウンタウェイト素材側に結合したプレ−トを介して締付
    けたことを特徴とするカウンタウェイト。
JP3686991U 1991-04-24 1991-04-24 カウンタウエイト Expired - Lifetime JP2533196Y2 (ja)

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JPH04122767U true JPH04122767U (ja) 1992-11-05
JP2533196Y2 JP2533196Y2 (ja) 1997-04-23

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