JPH04122267U - 自動車の足踏式駐車ブレーキ装置 - Google Patents

自動車の足踏式駐車ブレーキ装置

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JPH04122267U
JPH04122267U JP9167091U JP9167091U JPH04122267U JP H04122267 U JPH04122267 U JP H04122267U JP 9167091 U JP9167091 U JP 9167091U JP 9167091 U JP9167091 U JP 9167091U JP H04122267 U JPH04122267 U JP H04122267U
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pedal
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恭久 河内
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マツダ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車の足踏式駐車ブレーキ装置において、
駐車ブレーキペダルの踏込状態を保持するペダルロック
機構のロック状態を解除するロック解除操作部材が、乗
員に向かって突出した突起物になることを回避して安全
性を向上させると共に、該ロック解除操作部材の操作性
の改善を図る。 【構成】 センタコンソール15部に凹部15a が形成さ
れ、ロック解除操作部材13は、上記凹部15a に該凹部15
a との間に操作空間15b を置いて該凹部15a を覆いかつ
上記センタコンソール部15のベース面15c と略面一とな
る態様で配設されると共に、ペダルロック機構12のロッ
ク解除操作として上記センタコンソール部15のベース面
15c と略面一の状態から引上げ操作可能に配設されてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、足踏式駐車ブレーキペダルと、該駐車ブレーキペダルの踏込状態を 保持するペダルロック機構と、該ペダルロック機構のロック状態を解除するロッ ク解除操作部材とを備えて成る自動車の足踏式駐車ブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば実公昭56-20271号公報に開示されている様に、足踏式駐車ブ レーキペダルと、該駐車ブレーキペダルの踏込状態を保持するペダルロック機構 と、ペダルロック機構のロック状態を解除するロック解除操作部材とを備えて成 る自動車の足踏式駐車ブレーキ装置が知られている。
【0003】 上記公報に記載の足踏式駐車ブレーキ装置は、図3に示す様に、足踏式駐車ブ レーキペダル1と、該ペダル1の踏込状態(駐車ブレーキ作動状態)を保持する ためのペダルロックレバー2を含むペダルロック機構と、上記レバー2を操作し てペダルロック機構のロック状態(ブレーキペダル踏込状態の保持状態)を解除 するロック解除操作部材3とを備え、このロック解除操作部材3を矢印A方向に 引出操作(解除操作)することによりロックレバー2を回動させて上記ペダルロ ック機構のロック状態を解除させる様に構成し、さらにこのロック解除操作部材 3の引出操作を阻止するための解除操作阻止部材4を設け、この解除操作阻止部 材4を矢印B方向に押込操作しないと上記ロック解除操作部材3を引出操作する ことができないように構成されている。
【0004】 上記ロック解除操作部材3と解除操作阻止部材4とは図4に示す様に組付けら れている。即ち、ロック解除操作部材3を車室内部前面のインスツルメントパネ ル5に固着されたスリーブ6に摺動自在に、かつ段部3a によってこの状態から は矢印A方向の引出操作のみ可能に嵌合し、このロック解除操作部材3に回動可 能に設けたフックレバー7の先端7a を上記スリーブ6に係合させることにより ロック解除操作部材3を矢印A方向へ引出操作することができないようにし、解 除操作阻止部材4を矢印B方向に押し込むと上記フックレバー7が矢印C方向に 回動してフックレバー7とスリーブ6との係合が断たれてロック解除操作部材3 を矢印A方向に引出操作可能に構成されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来の足踏式駐車ブレーキ装置は、ロック解除操作部材 3がインスツルメントパネルから車室内に向けて突出した、即ち乗員の方に向か って突出した突起物となっているので乗員に当り易く、またロック解除操作部材 3は乗員前方のインスツルメントパネルに設けられているので該操作部材3の操 作時に乗員が前に身を乗り出し手を伸ばして操作しなければならず操作性が良く ないという問題がある。
【0006】 本考案の目的は、上記事情に鑑み、ロック解除操作部材が乗員に向かって突出 した突起物になることを回避して安全性を向上させると共に操作性の改善をも図 った自動車の足踏式駐車ブレーキ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る自動車の足踏式駐車ブレーキ装置は、上記目的を達成するため、 足踏式駐車ブレーキペダルと、該駐車ブレーキペダルの踏込状態を保持するペダ ルロック機構と、該ペダルロック機構のロック状態を解除するロック解除操作部 材とを備えて成る自動車の足踏式駐車ブレーキ装置であって、 センタコンソール部に凹部が形成され、 上記ロック解除操作部材は、上記凹部に該凹部との間に操作空間を置いて該凹 部を覆いかつ上記センタコンソール部のベース面と略面一となる態様で配設され ると共に上記ペダルロック機構のロック解除操作として上記センタコンソール部 のベース面と略面一の状態から引上げ操作可能に配設されていることを特徴とす る。
【0008】
【考案の効果】
本考案に係る自動車の足踏式駐車ブレーキ装置は、上記の如く、ロック解除操 作部材をセンタコンソール部に形成した凹部に配設すると共に該ロック解除操作 部材を引上げ操作することによってペダルロック機構のロック状態を解除するよ うに構成されている。従って、ロック解除操作部材は運転席のすぐ横の下方に位 置し、該操作部材を操作する際は手を横に出して下に伸ばすだけの自然なかつ楽 な姿勢で操作部材を持つことができ、またロック解除操作部材の操作も横に出し て下に伸ばした手を引き上げるという自然なかつ楽な方向の操作であり、よって 従来技術のものに比して操作性が格段に良好である。
【0009】 また、上記ロック解除操作部材は、センタコンソール部の凹部に該凹部を覆い かつセンタコンソール部のベース面と略面一となる態様で配設されている。従っ て、ロック解除操作部材はセンタコンソール部のベース面に連続して該ベース面 の一部を形成し、該ベース面から突出することがなく、よって誤ってロック解除 操作部材に触れた場合等における安全性の向上が図られる。
【0010】
【実施例】
以下、図面を参照しながら本考案の実施例について説明する。
【0011】 図1は本考案に係る足踏式駐車ブレーキ装置の一実施例を示す側面概念図、図 2は図1に示す装置のうちロック解除操作部材及び解除操作阻止部材部分を拡大 して示す側面図である。
【0012】 この実施例は、図示の如く、車体10に回動自在に支持された足踏式の駐車ブレ ーキペダル11と、該ペダル11の踏込状態を保持するペダルロック機構12と、該ロ ック機構12のロック状態を解除するロック解除操作部材13と、該ロック解除操作 部材13の動き(解除操作)を阻止する解除操作阻止部材14とを備えて成る。
【0013】 上記ブレーキペダル11は、軸11a を中心として時計方向に踏み込んで回動させ ることによりワイヤ11b を介して駐車ブレーキを作動させるものであり、この際 のペダル踏込状態(駐車ブレーキ作動状態)はペダルロック機構12により保持さ れる。このペダルロック機構12は、本実施例ではブレーキペダル11の端部に形成 した歯部11c と、該歯部11c と歯合する鋸歯状の係合部12b を有するアーム12a とから成るラチェット機構により構成されている。従って、ブレーキペダル11は 軸11a を中心として時計方向には自由に回転するが、反時計方向にはアーム12a を軸12c を中心として反時計方向に回動させて歯部11b と係合部12b との係合を 断たないと回動させることができない。なお、上記アーム12a はスプリング等 (図示せず)により常時時計方向に付勢されている。
【0014】 上記ペダルロック機構12のロック状態(ブレーキペダル11の踏込状態を保持し ている状態)を解除するロック解除操作部材13は、車室内中央部(通常は前部左 右シートの間)に配設されているセンタコンソール部15に凹部15a を形成し、該 凹部15a 内に配設されている。上記ロック解除操作部材13は、上記凹部15a 内に 該凹部15a との間に操作空間(ロック解除操作部材13を操作する際該ロック解除 操作部材13を手で持つために手を差し入れるための空間)15b を置いて該凹部15 a を覆う態様で配設されている。また、上記ロック解除操作部材13は、上記セン タコンソール部15のベース面15c と略面一となる態様で、つまり本実施例の場合 はロック解除操作部材13の操作部13a を主とする車室内に突出した部分が水平状 態となってセンタコンソール部のベース面15c と略面一となる態様で配設されて いる。さらに、上記ロック解除操作部材13は、上記ペダルロック機構12のロック 解除操作として上記センタコンソール部のベース面15c と略面一の状態から引上 げ操作可能に、つまり軸13b を中心として上方(時計方向)に回動操作可能に配 設されている。この場合の上方に回動操作可能にとは、図示の水平状態から上方 に回動操作可能にという意味であり、上方に回動させた後図示の水平状態に戻す ため下方に回動させることは当然に可能であるように構成されている。また、こ のロック解除操作部材13にはワイヤ16の一端16a を曲面係止させ、該ワイヤ16の 他端16b は前記ペダルロック機構のアーム12a に連結されている。
【0015】 上記ロック解除操作部材13の近傍には、該ロック解除操作部材13の解除操作 (上記上方への引上げ操作)を阻止すると共にロック解除操作部材13の解除操作 方向(上方)とは異なる方向に操作されることによりロック解除操作部材13の解 除操作を許容する解除操作阻止部材14が配設されている。
【0016】 上記解除操作阻止部材14はロック解除操作部材13の下側に配設されると共に軸 14c を中心として下方(反時計方向)に回動可能に配設され、その操作部14a は ロック解除操作部材の操作部13a に形成された透孔13c に嵌合され、かつこの解 除操作阻止部材の操作部14a はロック解除操作部材の操作部13a とほぼ面一にな るように、特に両操作部13a ,14a の上面が面一になるように配設されている。
【0017】 また、上記解除操作阻止部材14には、上記ロック解除操作部材に形成された係 合部13d に係合してロック解除操作部材の上方回動を阻止する係止部14b が形成 されている。本実施例では、ロック解除操作部材の係合部13d を解除操作阻止部 材14に向けて、即ち下側に向けて突出させて設けた突起部により構成し、解除操 作阻止部材の係止部14b を上記係合部13d が係合する凹部であって該係合部13d の時計方向の回動、即ちロック解除操作部材13の時計方向への回動を許さない凹 部により構成してある。また、この解除操作阻止部材14はスプリング17により常 時時計方向に付勢されている。19はフロア、20は取付ブラケットである。
【0018】 次に、上記装置の作動について説明する。今、ブレーキペダル11が踏み込まれ てブレーキが作動し、ペダルロック機構12によりそのペダル踏込状態が保持(ロ ック)されているとする。このロック機構12によるロック状態は、ロック解除操 作部材13を上方に回動することによりワイヤ16を矢印D方向に引張り、それによ りロック機構のアーム12a を反時計方向に回動させることにより解除される。即 ち、アーム12a の反時計方向への回動により歯部11c と係合部12b との係合が断 たれてブレーキペダル11は反時計方向に回動し、ブレーキ作動状態は解除される 。しかしながら、ロック解除操作部材13はその係合部13d が解除操作阻止部材の 係止部14b に係合して上方への回動を阻止されているので、まず解除操作阻止部 材14の操作部14a を下方に押し込んで該解除操作阻止部材14を下方に回動させ、 上記係合部13d と係止部14b との係合を断った上でなければ、ロック解除操作部 材13を上方に回動させてブレーキ作動状態を解除することができない。
【0019】 上記の如く構成された自動車の足踏式駐車ブレーキ装置は、ロック解除操作部 材13をセンタコンソール部15に形成した凹部15a に配設すると共に該ロック解除 操作部材13を引上げ操作することによってペダルロック機構12のロック状態を解 除するように構成されているので、ロック解除操作部材13は運転席のすぐ横の下 方に位置し、該操作部材13を操作する際は手を横に出して下に伸ばすだけの自然 なかつ楽な姿勢で操作部材13を持つことができ、また該操作部材13の操作も横に 出して下に伸ばした手を引き上げるという自然なかつ楽な方向の操作であり、よ って従来技術のものに比して操作性が格段に良好である。
【0020】 また、上記ロック解除操作部材13は、センタコンソール部の凹部15a に該凹部 15a を覆いかつセンタコンソール部のベース面15c と略面一となる態様で配設さ れているので、ロック解除操作部材13はセンタコンソール部のベース面15c に連 続して該ベース面15c の一部を形成し、該ベース面15c から突出することがなく 、よって誤ってロック解除操作部材13に触れた場合等における安全性の向上が図 られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るブレーキ装置の一実施例を示す側
面図
【図2】図1の装置におけるロック解除操作部材と解除
操作阻止部材とを拡大して示す側面図
【図3】従来のブレーキ装置を示す側面図、
【図4】図3のブレーキ解除操作部材を拡大して示す断
面図
【符号の説明】
11 足踏式駐車ブレーキペダル 12 ペダルロック機構 13 ロック解除操作部材 13a 操作部 13d 係合部 14 解除操作阻止部材 14a 操作部 14b 係止部 15 センタコンソール部 15a 凹部 15b 操作空間 15c ベース面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 足踏式駐車ブレーキペダルと、該駐車ブ
    レーキペダルの踏込状態を保持するペダルロック機構
    と、該ペダルロック機構のロック状態を解除するロック
    解除操作部材とを備えて成る自動車の足踏式駐車ブレー
    キ装置であって、センタコンソール部に凹部が形成さ
    れ、上記ロック解除操作部材は、上記凹部に該凹部との
    間に操作空間を置いて該凹部を覆いかつ上記センタコン
    ソール部のベース面と略面一となる態様で配設されると
    共に上記ペダルロック機構のロック解除操作として上記
    センタコンソール部のベース面と略面一の状態から引上
    げ操作可能に配設されていることを特徴とする自動車の
    足踏式駐車ブレーキ装置。
JP1991091670U 1991-11-08 1991-11-08 自動車の足踏式駐車ブレーキ装置 Expired - Lifetime JPH0710979Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6024663U (ja) * 1983-07-28 1985-02-20 三菱自動車工業株式会社 足踏み式パ−キングブレ−キ用の解除レバ−

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6024663U (ja) * 1983-07-28 1985-02-20 三菱自動車工業株式会社 足踏み式パ−キングブレ−キ用の解除レバ−

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