JPH04112843A - トリクロルベンゼンの異性化方法 - Google Patents

トリクロルベンゼンの異性化方法

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JPH04112843A
JPH04112843A JP2233550A JP23355090A JPH04112843A JP H04112843 A JPH04112843 A JP H04112843A JP 2233550 A JP2233550 A JP 2233550A JP 23355090 A JP23355090 A JP 23355090A JP H04112843 A JPH04112843 A JP H04112843A
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zeolite
tcb
silver
reaction
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Kazuyoshi Iwayama
岩山 一由
Hiroaki Honda
宏明 本多
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C25/00Compounds containing at least one halogen atom bound to a six-membered aromatic ring
    • C07C25/02Monocyclic aromatic halogenated hydrocarbons
    • C07C25/10Trichloro-benzenes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C17/00Preparation of halogenated hydrocarbons
    • C07C17/35Preparation of halogenated hydrocarbons by reactions not affecting the number of carbon or of halogen atoms in the reaction
    • C07C17/358Preparation of halogenated hydrocarbons by reactions not affecting the number of carbon or of halogen atoms in the reaction by isomerisation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J29/00Catalysts comprising molecular sieves
    • B01J29/04Catalysts comprising molecular sieves having base-exchange properties, e.g. crystalline zeolites
    • B01J29/06Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof
    • B01J29/18Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof of the mordenite type
    • B01J29/26Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof of the mordenite type containing arsenic, antimony, bismuth, vanadium, niobium, tantalum, polonium, chromium, molybdenum, tungsten, manganese, technetium or rhenium

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はトリクロルベンゼン(以下、TCBと略称する
)の異性化方法に関し、特に異性化により1.2.3−
 T CBおよび1.3.5− T CBを製造する方
法に関するものである。1.2.3− TCBおよび1
.3.5− T CBは医農薬中間体として利用される
〈従来の技術〉 一般に、TCBはベンゼンのトリクロル化によって得ら
れるが、この反応は配向性の強い反応で得られる異性体
はほとんど1.2.4− T CBであり、1.3.5
− T CBは生成しない。具体的な1例を述べれば1
.2.4− T CB約90%、l。
2、3− T CB約10%である。
G、 H,0lahらによれば(J、of OB、Ch
em、  273449 (1962))TCBの熱力
学的平衡組成は次のように推定している。
この熱力学的平衡組成から判断すればTCBを酸触媒上
で異性化して1.3.5− T CBを得ることができ
ると予想される。しかし、ベンゼン環に置換している塩
素の数が増加するにつれて反応性は著しく低下する。特
に、TCBの場合には通常の酸触媒ではほとんど異性化
しない。
一方、1.2.3− T CBも医農薬中間体としての
用途がある。ベンゼンのトリクロル化によって一部1.
2.3− T CBが生成するが、それを分離した後の
1.2.4− T CBを主成分とする異性体混合物は
経済性を高めるために再び1.2.3TCBに変換する
必要がある。
TCBの直接的な異性化方法として、モルデナイト型ゼ
オライトおよびZSM−5型ゼオライトの酸型体とTC
Bを接触させることは公知である(特公平1−9972
号公報)。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、前記公知の方法では、反応を継続してい
(と異性化活性の経時的な低下が認められるという問題
がある。触媒の反応活性を維持すること、すなわち触媒
の寿命が長いことは工業的に異性化を行わせるにおいて
必須の問題であり、この問題を解決することか必要であ
る。
本発明者らは、かかる問題点を解消し、効率よ(TCB
を異性化し、1.2.3− T CBあるいは1.3.
5− T CBを製造する工業的に優れた方法を確立す
べく鋭意検討を重ねた。その結果、触媒の活性を低下さ
せる原因が反応中におきる脱塩酸反応に起因する高沸点
化合物によることをつきとめた。この対策として反応中
に水素を供給し、それと同時に水素を活性化する金属と
してレニウムおよび/または銀を酸型ゼオライトに加え
ることにより優れた経時的安定性を示すことを見出し、
本発明に到達した。
く課題を解決するための手段〉 すなわち、本発明はTCB異性体混合物を、ゼオライト
の酸型体とレニウムおよび/または銀成分を含む触媒に
、水素の存在下で接触せしめることを特徴とするTCB
の異性化方法を提供するものである。
本発明に用いられる酸型ゼオライトとしては、TCB異
性体混合物を異性化できるものであれば、いずれのゼオ
ライトも用いることができるが、その中で特に好ましい
のはベータ型ゼオライトとモルデナイト型ゼオライトで
ある。
ベータ型ゼオライトの合成法はたとえばUSP 3.3
08.069号明細書に開示されている。
ベータ型ゼオライトであることを示す最も一般的な方法
はX線回折パターンである。ベータ型ゼオライトの特徴
的なX線回折パターンは表1のとおりである。
ここで、VS=非常に強い、M=中級の強さ、W=弱い を示す。
モルデナイト型ゼオライトの合成方法は、たとえば特公
昭47−46677号公報、特開昭58−91032号
公報などに開示されている。
モルデナイト型ゼオライトであるこ七を示す最も一般的
な方法はX線回折パターンである。
モルデナイト型ゼオライトの特徴的なX線回折パターン
は表2のとおりである。
表   1 表  2 本発明の異性化反応において使用されるゼオライトは酸
型体として用いられる。酸型のゼオライトは、よく知ら
れるようにゼオライト中の陽イオンをプロトンあるいは
2価以上の多価カチオンにすることによって得られる。
特に陽イオンをプロトンとした酸型体は活性が高く好ま
しい。
ゼオライト中の陽イオンをプロトンにするには通常、ゼ
オライトを直接酸を含有する水溶液でイオン交換するか
、金属陽イオンをアンモニウムイオンでイオン交換し、
次いで焼成する方法が行われる。また、ゼオライトがあ
らかじめ有機窒素含有カチオンを有する場合には焼成に
より該有機窒素含有カチオンを分解させプロトンに転化
することにより酸型のゼオライトにすることができる。
もちろん必要に応じ上述したイオン交換法により、前記
ゼオライト生成時に該ゼオライト中に存在するナトリウ
ムなどのアルカリ金属イオンをイオン交換することも可
能であり好ましい。
本発明の触媒におけるもう一つの必須成分であるレニウ
ムおよび/または銀のうちレニウムは元素形態で、もし
くは酸化物、セレン化物などの化合物の形態で存在し得
るが、いずれの場合も触媒がレニウム成分を元素態金属
として計算して約0.01〜1.0重量%含むときに優
れた結果が得られる。特に約0.05〜0.5重量%が
好ましい。
本発明の触媒においては、ゼオライト成分の一部または
全部にレニウム成分を直接担持したものでもよいし、ア
ルミナのような耐火物酸化物担体にレニウム成分を担持
した形態でゼオライトと共存させてもよい。また、元素
状レニウムもしくは酸化物、硫化物、ハロゲン化物のよ
うなレニウム化合物とゼオライト成分を物理的に混合す
ることもできる。これらの方法のうちゼオライト成分を
過レニウム酸、過レニウム酸アンモニウムなどの水溶性
のレニウム化合物の水溶液から含浸するのが好ましい。
一方、銀については硝酸銀水溶液を用いてゼオライトと
イオン交換して導入するのが一般的である。銀の塩たと
えばハロゲン化銀を用いてゼオライト粉末と混合して導
入する方法も使用できる。いずれの場合も触媒が銀成分
を元素態金属として計算して約0.5〜15重量%含む
ときに優れた結果が得られる。特に約2〜10重量%が
好ましい。触媒中にレニウムと銀をともに含有していて
もよいことはもちろんのことである。
本発明にかかる触媒を用いるにあたっては通常、成形体
として用いられる。成形法は特に制限されるものではな
く、転勤法、押出法、圧縮法などの公知の方法が適用で
きる。
また、成形の際必要ならば、アルミナゾル、粘土などの
バインダーを加えることも可能である。なお、前記イオ
ン交換処理、レニウム添加および銀の添加はゼオライト
成形前または成形後のいずれの段階で行うことも可能で
ある。このゼオライト成形体を通常300〜700℃で
焼成することにより活性化して触媒とする。
本発明の異性化方法は、このようにして調製された酸型
のゼオライトを触媒として、1.3.5−TCB濃度の
乏しいTCB異性体混合物を接触せしめ異性化を行わせ
る。
本発明の異性化方法を構成するもう一つの必須要件は異
性化反応中に水素が存在することである。水素の存在量
は、供給原料であるTCBに対してモル比で0.01モ
ル1モル以上、好ましくは0.03モル1モル以上必要
である。
本発明の異性化方法は、目的とするTCB異性体濃度が
乏しいTCB異性体混合物を水素の存在下で、酸型ゼオ
ライトとレニウムおよび/または銀成分を含む触媒に接
触せしめ異性化を行わせしめる。
かかる反応は、従来知られている種々の異性化操作に準
じて行うことが可能であって、気相反応、液相反応のい
ずれでもよいが、液相反応がより好ましい。触媒活性を
低下させる主原因と考えられる高沸点化合物は、液相反
応の場合の方がより容易に反応系外に留出するためと考
えられる。
また、固定床、移動床、流動床のいずれの方法も用いら
れるが、操作の容易さから固定床流通反応が特に好まし
い。
反応温度は通常250〜500℃程度であるか、特に3
00〜450℃か好ましい。反応圧力は特に限定される
ものではないか、液相反応の場合、反応系を液相状態に
保つべく反応圧力を設定しなければならないのはいうま
でもない。
重量空間速度(WHS V) i!0.05〜10 H
+、好ましくは0.1〜5 H+−’テある。
1、2.3− T CBあるいは1.3.5− T C
Bをその混合物から分離する方法として、晶析法、蒸留
法あるいはそれらを組合せて分離する方法が用いられる
。より経済的分離方法としてたとえば特開昭58−21
9131号公報で開示された吸着分離法を採用する。こ
の方法で効率的に高純度ノ1.2.3− T CBあル
イL! 1.3.5− T CBを得ることができる。
〈実施例〉 以下、本発明を実施例を持って説明する。
実施例1 テトラエチルアンモニウムハイドロオキシサイド水溶液
(含量20%)96.2g1アルミン酸ソーダ水溶液(
A1203含量19.5%、Na2O含量20.2%)
16.8gを水254.1 gに溶解した。
この溶液に珪酸52.6gを加え撹拌し、水性混合物ス
ラリーを調製した。その組成はモル比で現して次のとお
りであった。
S 102 / A l 20     25RN  
/ (RN+Na  )     0.5440H/ 
S i O20,30 H2010H80 この混合物スラリーを500 ml容のオート・クレー
プに仕込ろ、密封後160℃に昇温し、撹拌しながら1
1日間反応させた。その後、冷却し、濾過、水洗を5回
繰返し、約120℃で一晩乾燥した。
得られた生成物をX線回折法で゛測定した結果、表3に
示したX線回折パターンを示した。この結果から得られ
た生成物はベータ型ゼオライトであった。
表   3 実施例2 実施例1で合成したベータ型ゼオライト粉末にアルミナ
ゾルをA12o3換算て15wt%添加して混練後14
〜24メツシュに押出成形し、500℃、2時間空気中
で焼成した。このベータ型ゼオライト成形体を10 w
 t%塩化アンモニウム水溶液を用いて固液比213/
kg、約90℃で5回イオン交換を行い十分水洗した。
次いで過レニウム酸水溶液を触媒に対してレニウム金属
として0.5 w t%になるように取り触媒を浸し2
時間放置した。その後肢を切り120℃で一晩乾燥後、
540℃で2時間焼成した。
この触媒を11触媒A Hと略す。触媒Aを用い固定床
流通反応器を使用し、液相てTCBの異性化反応を水素
の存在上次の反応条件下で行い、触媒寿命を調べた。
反応条件 WH3V      0.25Hr 反応温度     390℃ 反応圧力      40kg/al−GH2/供給原
料  0.22 mol/m。
供給原料     1.2.4− T CB異性化反応
によって生成した1、 3.5− T CBの量(%)
と反応時間との関係をプロットとした結果を第1図に示
す。
比較例1 過レニウム酸水溶液による処理を行わない以外は実施例
2と同様に触媒を調製し、レニウム成分のない触媒を製
造した。
この触媒を“触媒B IIと略す。反応条件も実施例2
と同様にして異性化反応を行い、触媒寿命を調べた。そ
の結果を第1図に示す。
第1図から実施例2と比較例1を比較すると、触媒Aて
は1.3.5− T CBへの異性化活性の経時劣化か
大幅に改善されることがわかる。
実施例3 過レニウム酸水溶液を触媒に対して、レニウム金属とし
て0.2 w t%になるように取る以外は実施例2と
同様にして触媒を調製した。この触媒をゝ゛触媒C”と
略す。触媒Cを用いて液相で水素存在下表4に示す反応
条件でTCBの異性化反応を行った結果を表4に示す。
表4から明らかなように1.2.4− T CBは1゜
3、5− T CBと1.2.3− T CBに異性化
されている。
比較例2 実施例3で調製した触媒Cを用い、水素の存在しない状
態で表4に示す反応条件で反応させた結果を表3に示す
。ただし、反応時間に伴う活性の経時劣化が大きいので
反応後6時間計のデータを示した。表3から反応系に水
素が存在しないとTCBの回収率が大幅に低下すること
がわかる。反応液の色調も水素かないと黒色になった。
高沸点化合物が多く発生し、触媒活性を低下させている
と考えられる。
実施例4 実施例1で合成したベータ型ゼオライト粉末にアルミナ
ゾルをAl2O3換算で15wt%添加して混練後14
〜24メツシュに押出成形し、500℃、2時間空気中
で焼成した。このベータ型ゼオライト成形体を10wt
%塩化アンモニウム水溶液を用いて固液比2e/kg、
約90℃で5回イオン交換を行った。その後、塩素イオ
ンが存在しなくなるまで十分水洗を繰返した。
その後、硝酸銀水溶液を触媒に対して銀金属として8 
w t%になるように取り、固液比3e/kgで室温に
てイオン交換した。その後再び水洗し、120℃で一晩
乾燥後、540℃で2時間焼成した。この触媒を″触媒
D ”と略す。
触媒りを用い、液相で表4に示す反応条件でTCBの異
性化反応を水素の存在下で行った。
その結果を表4に示す。
実施例5 実施例1で合成したベータ型ゼオライト粉末にアルミナ
ゾルをAl2O3換算で15wt%添加して混線後14
〜24メツシュに押出成形し、500℃、2時間空気中
で焼成した。このベータ型ゼオライト成形体を10wt
%塩化アンモニウム水溶液を用いて固液比21/kg、
約90℃で5回イオン交換を行った。その後、塩素イオ
ンが存在しなくなるまで十分水洗を繰返した。その後、
硝酸銀水溶液を触媒に対して銀金属として5wt%にな
るように取り、固液比3e/kgで室温にてイオン交換
した。その後再び水洗した。次いで過レニウム酸水溶液
を触媒に対してレニウム金属として0.1 w t%に
なるように取り触媒を浸し、2時間放置した。その後、
液を切り120℃で一晩乾燥後540℃で2時間焼成し
た。この触媒を″触媒E”と略す。
触媒Eを用い、液相で表4に示す反応条件でTCBの異
性化反応を水素の存在下で行った結果を表4に示す。
実施例6 ナトリウム型でシリカ/アルミナ比がモル比で19.5
のモルデナイト型ゼオライト粉末にアルミナゾルをA1
□03換算で15wt%添加して混練後14〜24メツ
シュに押出成形し、500℃、2時間空気中で焼成した
。このモルデナイト型ゼオライト成形体を10wt%塩
化アンモニウム水溶液を用いて固液比2e/kg。
約90℃で5回イオン交換を行い、十分水洗した。次い
で過レニウム酸水溶液を触媒に対してレニウム金属とし
て0.5 w t%になるように取り触媒を浸し、2時
間放置した。その後、液を切り120℃で一晩乾燥後5
40℃で2時間焼成した。この触媒を″触媒p IIと
略す。
触媒Fを用い、液相て表4に示す反応条件でTCBの異
性化反応を水素の存在下で行った結果を表4に示す。
〈発明の効果〉 本発明によれば、触媒の反応活性を維持し、異性化活性
の経時的な低下なくTCBを異性化することができる。
触媒の寿命が長く、異性化反応を優れた経時的安定性の
もとに行うことかできる。したがって、工業的に優れた
TCBの異性化方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例2および比較例1の各々の異性化反応に
よって生成した1、 3.5− T CBの量(%)と
反応時間との関係をプロットした図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)トリクロルベンゼン異性体混合物を、ゼオライト
    の酸型体とレニウムおよび/または銀成分を含む触媒に
    、水素の存在下で接触せしめることを特徴とするトリク
    ロルベンゼンの異性化方法。
  2. (2)ゼオライトがベータ型ゼオライトである請求項1
    記載のトリクロルベンゼンの異性化方法。
  3. (3)ゼオライトがモルデナイト型ゼオライトである請
    求項1記載のトリクロルベンゼンの異性化方法。
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