JPH04112741A - 鮮度保持用包装材料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は青果物、花、観賞用植物等の生鮮物、その他食
品類の鮮度を長期間保持するための包装材料に関するも
のである。

（従来の技術） 従来、青果物、花等の生鮮物の鮮度を保持するためには
植物から発生したエチレンを除去することに重点が置か
れていた。すなわちエチレンガスを吸着や分解によって
除去し植物類の追熟、老化を防止することにより鮮度を
保持しようとするものである。

このような材料や方法は様々なものが開発されている。

たとえば、活性炭、ゼオライト、大谷石等のエチレン吸
着剤、あるいは過酸化物、金属フタロシアニン等のエチ
レン分解性を有する化合物を用い、これらを通気性小袋
等に封入した鮮度保持剤や、包装材料用基材に担持させ
た包装材料があった。

しかしながら、エチレン除去剤のみを用いた鮮度保持剤
や鮮度保持包装材料では細菌等の増殖による腐敗、根腐
れ、水腐れ等の現象に対しては無防備であった。

（発明が解決しようとする課Ｂ） 従って、鮮度を長期間保持するためには抗菌性をも有す
る鮮度保持剤が望まれる。人工の抗菌剤は人体に悪影響
を及ぼす心配があり、生鮮物等の鮮度保持の目的には天
然物起源の抗菌性物質を用いることがより好ましいと思
われる。この種の鮮度保持に適切な抗菌剤、鮮度保持剤
もいくつかは知られている。

たとえばヒノキチオール、ツバキ科またはクスノキ科植
物の抽出物、フラボノイド、アスコルビン酸およびその
誘導体、没食子酸、トコフェロール化合物等が挙げられ
る。

これらの抗菌剤、鮮度保持剤を利用するには、溶液にし
て植物類に直接噴霧したりあるいは生鮮物を溶液中に浸
漬したりする方法や、粉末あるいは顆粒状にして通気性
の小袋に封入して生鮮物と共に包装する方法等がある。

しかしながら抗菌剤、鮮度保持剤を生鮮物に直接噴霧し
たり浸漬したりという作業は時間と手間を要するもので
ある。また通気性の小袋を共に包装するのもやはり手間
を要するという問題がある。

また原料となる天然物の中には人手しにくいものもある
、抽出に手間を要する、等コスト的に見合わない場合も
あった。

本発明は入手し易い原料を用い、人体に悪影響がなく、
簡単な工程で製造でき、使用時の手間がかからない、生
鮮物の鮮度を長期間保持することのできる包装材料を提
供しようとするものである。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 香辛料となる植物類中には抗菌作用を持つ物質が含まれ
ていることが知られている。本発明者は鋭意研究した結
果、かかる作用を鮮度保持に利用できることを発見し、
本発明に至った。　本発明は、（Ｉ）ワサビ、西洋ワサ
ビ等のアブラナ科植物、ニンニク、ニラ等のアリウム属
植物を原料とする青果物、花等の生鮮物用抗菌性鮮度保
持剤およびさらに必要に応じて （Ａ）エチレン吸収能を有する物質、 （Ｂ）エチレン分解性を有する物質、 （Ｃ）吸水性樹脂、 （Ｄ）遠赤外線放射性セラミックス から選ばれる１種類または２種類以上を組み合わせた鮮
度保持剤を包装材料用基材に担持させてなる鮮度保持用
包装材料である。

（Ｉ）は種々の細菌、真菌等に対し抗菌性を有しており
、その増殖を抑制し、植物類の腐敗等を防止する働きを
持つ物である。ワサビ、西洋ワサビ等のアブラナ科植物
では組織中のチオグルコシド化合物が加水分解されてで
きるイソチオシアネート類が、ニンニク、ニラ等のアリ
ウム属植物ではアリシン、あるいはこれが自然に還元さ
れて生成するジアリルジサルファイドが抗菌作用に寄与
する有効成分と考えられている。これらの原料植物は食
品加工する場合と同様アブラナ科植物の場合はその根を
、アリウム属植物の場合はその根茎を使用する。原料植
物を抗菌性鮮度保持剤とするには種々の方法があるが、
通常の粉ワサビやガーリックパウダーの製法と同様乾燥
、粉砕して粉末化してそのまま用いてもよいし、あるい
はこれを水または有機溶媒に分散、溶解させるなどして
用いてもよい。また、水またはアルコール等の有機溶媒
により植物中から有効成分を抽出して用いてもよい。こ
うして得られたものをさらに多孔性物質等に吸着あるい
は担持させたり、繊維集合体等に含浸させたり、あるい
は包接化合物等に包接させる等して用いてもよい。この
他これらの方法に限定されず、包装材料用基材と製造方
法に適合した状態に調製して用いればよい。

上述のようにして得られた抗菌性鮮度保持剤（Ｉ）と前
記（Ａ）〜（Ｄ）から選ばれる１種類または２種類以上
のものを組み合わせると、より高い鮮度保持効果をもつ
鮮度保持剤組成物が得られる。

（Ａ）および（Ｂ）は包装中のエチレン濃度を低下させ
、植物類の成熟を抑制する働きをもつものである。（Ａ
）に用いる物質としては活性炭、ゼオライト、大谷石等
が、（Ｂ）に用いる物質−としてはフタロシアニン化合
物等が挙げられるが、これらに限定されない。

（Ｃ）は包装内の湿度を低下させて結露を防止する働き
をもつものであり、これに用いる物質としてはポリアク
リル酸系高吸水性樹脂等が挙げられるが、これらに限定
されない。

（Ｄ）は植物そのものを活性化させる働きをもつもので
あり、これに用いる物質としては商品名バイオセラミッ
クス（昭和パッケージ工業（株）販売）等が挙げられる
が、これらに限定されない。

（Ａ）〜（Ｄ）に掲げたものには、固体、液体、気体の
各種の形態がある。固体の場合、これを粉砕するなどし
てそのまま用いてもよいし、また多孔性物質等に担持さ
せて用いてもよい。液体もしくは気体の場合であっても
、多孔性物質等に吸着、担持させたり、繊維集合体等に
含浸させたり、あるいは包接化合物等に包接させる等し
て用いることができる。

この他これらの方法に限定されず、使用する物質の特性
に適した方法をとることができる。

該鮮度保持剤を包装材料用基材に担持させる方法として
は、 （Ｉ）包装材料用原料に混入させ成形加工して担持させ
る方法、 （２）塗料中に分散させ、該塗料を包装材料用基材に塗
布して担持させる方法、 （３）鮮度保持剤を散布する工程を含む方法、（４）鮮
度保持剤組成物を含む組成物を包装材料用基材に含浸さ
せて担持させる方法、 （５）鮮度保持剤を担持したシートまたはフィルムを包
装材料用基材にラミネートして担持させる方法、がある
。

鮮度保持剤を包装材料用原料に混入させ成形加工する方
法では、包装材料用原料としては、たとえばポリエチレ
ン、ポリスチレン等の熱可塑性樹脂類、段ポール、包装
紙等の紙類等が挙げられる。包装材料用原料が熱可塑性
樹脂等の場合、鮮度保持剤を樹脂原料中に混入させ、押
し出し成型機等の常法により成形加工すればよい。包装
材料用原料が紙等の場合抄紙原料中に鮮度保持剤を混入
させて抄紙すればよい。

鮮度保持剤を塗料中に分散させ該塗料を包装材料用基材
に塗布する方法では包装材料用基材としては、樹脂のフ
ィルムまたはシート、複合フィルムまたはシート、紙類
、布類等が加工性の点で好ましいが、これらに限定され
ず種々の有機材料、無機材料、金属材料、複合材料等を
使用することができる。水または他の有機溶媒等に鮮度
保持剤を混入、分散、溶解するなどして塗料を調製し、
該塗料を包装材料用基剤に塗布し、適当な手段で乾燥さ
せればよい。必要に応じてバインダーとなる有機物、樹
脂等を用いてもよい。塗料を塗布する方法は、ロールコ
ーターグラビアコーーター、スプレーコーター、その他
これらに限定されず、塗料の性状に適当な塗工方法を選
ぶことができる。塗料を乾燥させる手段には熱風乾燥、
ＩＪ　Ｖ／Ｅ　Ｂ乾燥等があるが、これらに限定されず
、塗料の特性に適した方法をとればよい。

鮮度保持剤を散布する工程を含む方法の場合、包装材料
用基材としては、樹脂のフィルムまたはシート、複合フ
ィルムまたはシート、紙類、布類等が加工性の点で好ま
しいが、これらに限定されず種々の有機材料、無機材料
、金属材料、複合材料等を使用することができる。

鮮度保持剤組成物を包装材料用基材に散布して包装材料
とするには種々の方法がある。熱可塑性の基材の場合、
押し出し成形した直後に散布してもよいし、あるいは−
旦成形した後に再び加熱してから散布してもよい。その
後はそのまま放置してもよいし、必要に応じて熱圧着も
しくは熱風炉等で加熱してもよい。熱可塑性基材でも熱
可塑性でない基材でも実施できる方法としては、基材に
バインダー層を施しておき、その上に鮮度保持に有効な
粉末を散布する方法がある。その後はそのまま放置して
もよいし、必要に応じて熱圧着もしくは熱風炉等で加熱
してもよい。バインダー層としては、常温硬化型、熱硬
化型、紫外線硬化型、電子線硬化型の接着剤または塗料
、粘着剤、ホットメルト接着剤または塗料等が挙げられ
るが、これらに限定されない。また熱可塑性フィルムを
ラミネートしておいて、熱可塑性基材の場合と同様の工
程、をとってもよい。さらにこれらの方法に限定されず
、使用する包装材料用基材およびバインダー層に適した
方法をとることができる。

鮮度保持剤を含む液体に包装材料用基材を含浸させて担
持させる方法の場合、包装材料用基材としては紙類、不
織布等の繊維質材料、多孔質材料等が挙げられる。また
吸水性樹脂を塗布、混入するなどして添着させた基材を
用いてもよい。この場合繊維質材料、多孔質材料に限ら
ず、あらゆる基材を使用することができる。含浸させる
方法は、鮮度保持剤を水、有機溶剤等適当な溶媒に溶解
もしくは分散させ、これを包装材料用基材に塗布、吹き
付け、浸漬するなどして含浸させた後、必要に応じて熱
風炉等で乾燥させればよい。必要に応じて、溶媒中に糊
、バインダー等を含有させてもよい。

鮮度保持剤を担持したシートまたはフィルムを包装材料
用基材にラミネートして担持させる方法としては、練り
込み、塗布、含浸等の適当な方法で鮮度保持剤組成物を
含有させたシートまたはフィルム、あるいは（Ｉ）〜（
４）の方法に準する方法で得られた材料を熱ラミネート
、接着剤貼付け、共押し出し等の方法でラミネートすれ
ばよい。

このようにして鮮度保持用包装材料が入手し易い原料を
用いて簡単な工程で製造できる。また従来の鮮度保持材
料と比較した場合、抗菌性の機能がプラスされているの
で、生鮮物の過熟、老化を防止するばかりでな（細菌等
による腐敗、根腐れ、水腐れといった現象をも抑制する
ので、より確実な鮮度保持効果を有しているという特長
がある。

こうして得られた鮮度保持用包装材料は、そのまま、あ
るいは製袋、成形加工するなどして所望の大きさ、形状
とし、包装袋、包装紙等として使用することができるし
、あるいは段ボール箱、発泡スチロール容器等の青果物
・食品の包装、保存、輸送用容器の内面に貼り付けて使
用することもできる。その他青果物、食品等を包装、保
存、輸送するあらゆる用途に対して使用可能である。

次に、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、
以下の実施例は本発明の範囲を何ら制限するものではな
い。なお、実施例における「部」および「％」は各々重
量部および重量％を表すものである。

〔実施例〕

抗菌性鮮度保持剤として、下記の（ａｌ）〜（ａ３）を
準備した。

（ａｌ）乾燥ニンニク粉末である商品名キッチンガーリ
ック（エスピー食品工業（株）製）（ａ２）（ａｌ）２
部に１００部の蒸留水を加えて撹拌し、室温で３０分間
放置後、ろ紙でろ過したろ（ａ３）乾燥西洋ワサビ粉末
である市販粉わさび実施例１ 抗菌性鮮度保持剤（ａｔ）１５０部、商品名３Ａゼオラ
イト（水滓化学工業（株）製）１５０部、および低密度
ポリエチレン粉末３００部をブレンドし、バンバリーミ
キサ−にて鮮度保持剤入りマスターバッチを調製した。

該マスターバッチ４０部に対して低密度ポリエチレンペ
レット（三井石油化学工業（株）製）９６０部をトライ
ブレンドし、スクリュー径５０ｍｍφ、ダイ径７５ｍｍ
φ、ダイス温度１８０℃にてインフレーション成形を行
い、抗菌性鮮度保持剤を２％含有した折径２００ｍｍ、
厚さ２゜５部ｍのフィルム状包装材料を得た。該フィル
ムを段ボールに熱ラミネートした。これをフィルムラミ
ネート面が内側になるように製箱し、収穫直後のバラの
花を入れて２０°Ｃで１０日間保存する試験を行った。

比較例として抗菌性鮮度保持剤（ａｌ）を用いずに、同
様の方法でフィルム状包装材料を得、同様の試験を行っ
た。

実施例２ エチレン分解性を有する物質として、フタロシアニン鉄
を懸濁させたベンゼン溶液に、粒径８〜３２メツシユの
活性炭（比表面積１１００ｍ”／ｇ）を浸漬して撹拌し
た後、活性炭を濾別し、窒素気流中１００°Ｃで乾燥し
てなるフタロシアニン鉄が１ｗｔ％添着した活性炭（ｃ
）を調製した。

水系エマルジョンタイプの塗料用樹脂フェスである商品
名トークリルＷ−２６５（東洋インキ製造（株）製）の
７５部に抗菌性鮮度保持剤（ａ２）２０部、および活性
炭（Ｃ）５部を混合、分散させ、塗料を調製した。包装
材料用基材として段ボールを用い、該塗料を１００ｇ／
ｍ”になるように塗布し、８０°Ｃの熱風炉中で１０分
間加熱して乾燥、硬化させた。これを製箱し、収穫直後
のバラの花を入れて２０℃で１０日間保存する試験を行
った。

比較例として抗菌性鮮度保持剤（ａ２）を用いずに、同
様の工程で段ボールを作製して製箱し、同様の試験を行
った。

実施例３ ポリテステル／セルロース混紡不織布を実施例２で調製
した塗料に浸漬して含浸させた。これをプレスロールで
搾った後、ポリエステル短繊維とともに８０°Ｃで熱乾
燥して鮮度保持用包装材料を作製した。

これを用いて３０Ｘ３０ｃｍの大きさの袋に加工し、収
穫直後のバラの花を入れて密封し、２０°ＣでｌＯ日間
保存する試験を行った。

比較例として、抗菌性鮮度保持剤（ａ２）を加えずに調
製した塗料で同様の工程にて包装材料を作製し、同様の
試験を行った。

実施例４〜７ 包装材料用基材として厚み４０μｍのポリエチレンフィ
ルムを使用した。

該フィルムに両面粘着テープである商品名ダブルフェー
ス（東洋インキ製造（株）製）を貼り付は離型紙を剥離
してバインダー層を形成した。これに表１に掲げる組成
でブレンドした粉末状鮮度保持材組成物を十分散布した
後、余分の粉末をはたき落とした。

こうして得た各包装材料を３０Ｘ３０ｃｍの大きさの袋
に加工し、収穫直後のハラの花を入れてヒートシールし
て密封し、２０°Ｃで１０日間保存する試験を行った。

比較例として、抗菌性鮮度保持剤を用いずに包装材料を
得、同様の試験を行った。

実施例８ 水系エマルジョンタイプの塗料用樹脂フェスである商品
名トークリルＷ−２６５（東洋インキ製造（株）製）１
０部に抗菌性鮮度保持剤（ａ２）９９部を加え、これに
吸水性樹脂非水系分散体である商品名アコジェルＢ（三
井サイアナミツド（株）製）１部、および活性炭（ｃ）
５部を加えて撹拌混合し、塗料を調製した。包装材料用
基材として段ボールを用い、該塗料を１００ｇ／ｍ”に
なるように塗布し、８０°Ｃの熱風炉中で１０分間加熱
して乾燥、硬化させた。これを型箱し、収穫直後のバラ
の花を入れて２０℃で１０日間保存する試験を行った。

比較例として、抗菌性鮮度保持剤（ａ２）の代わりに同
量の水を加えて調製した塗料を用いて包装材料を作製し
、同様の試験を行った。

実施例９ 実施例３で作製した材料を厚み４０μｍのポリエチレン
フィルムに熱ラミネートし、鮮度保持用包装材料を作製
した。これを３０Ｘ３０ｃｍの大きさの袋に加工し、収
穫直後のバラの花を入れてヒートシールして密封し、２
０°Ｃで１部日間保存する試験を行った。

比較例として、抗菌性鮮度保持剤（ａ２）を加えずに調
製した塗料を用いて作製した材料を熱ラミネートしたも
ので同様の試験を行った。

各実施例で保存試験を行ったバラの花の状態を観察した
結果を表１に、同様に比較例での試験結果を表２に示す
。

〔発明の効果〕

本発明によって得られる鮮度保持用包装材料は、従来の
鮮度保持用包装材料の機能に加えて抗菌性の機能をも有
しているため、生鮮物の追熟、過熟による鮮度低下を防
止するばかりか、細菌、真菌類による腐敗、根腐れ、水
腐れ、カビの発生等の現象による鮮度低下、品質低下を
効果的に抑制することができるようになった。したがっ
て本包装材料は生鮮物を輸送、貯蔵、保存するにあたり
、生産者段階、流通段階、消費者段階のいずれの段階に
於いても効果的に使用できるようになった。

表１ なお本包装材料は青果物、花、観賞用植物等の生鮮物の
輸送、貯蔵、保存に特に好適であるが、その他種々の天
然および加工食品類の保存にも有効である。したがって
あらゆる食品容器、食器、弁当箱等にも応用できる。

注釈 １）商品名バイオセラミックス（昭和パッケージ工業（
株）販売、遠赤外線放射性セラミックス）２）◎−−−
−初期の外殼を保っているＯ−一一一若干のしおれ、色
あせ等が生じているΔ−−−−腐れ、退色が住じている ×−一一一著しい腐れ、退色が生じている表２

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、（ I ）ワサビ、西洋ワサビ等のアブラナ科植物、
   ニンニク、ニラ等のアリウム属植物等を原料とする青果
   物、花等の生鮮物用抗菌性鮮度保持剤および、さらに必
   要に応じて （Ａ）エチレン吸収能を有する物質、 （Ｂ）エチレン分解性を有する物質、 （Ｃ）吸水性樹脂、 （Ｄ）遠赤外線放射性セラミックス、 から選ばれる１種類または２種類以上を組み合わせた鮮
   度保持剤を包装材料用基材に担持させてなる鮮度保持用
   包装材料。 ２、鮮度保持剤を包装材料用原料に混入させ成形加工し
   て担持させてなる請求項１記載の鮮度保持用包装材料。 ３、鮮度保持剤を塗料中に分散させ、該塗料を包装材料
   用基材に塗布して担持させてなる請求項１記載の鮮度保
   持用包装材料。 ４、鮮度保持剤を包装材料用基材に散布してなる請求項
   １記載の鮮度保持用包装材料。 ５、鮮度保持剤を含む組成物に包装材料用基材を含浸さ
   せて担持させてなる請求項１記載の鮮度保持用包装材料
   。 ６、鮮度保持剤を担持したシートまたはフィルムを包装
   材料用基材にラミネートして担持させてなる請求項１記
   載の鮮度保持用包装材料。