JPH01135355A - 防黴防菌シート - Google Patents

防黴防菌シート

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Publication number
JPH01135355A
JPH01135355A JP62292886A JP29288687A JPH01135355A JP H01135355 A JPH01135355 A JP H01135355A JP 62292886 A JP62292886 A JP 62292886A JP 29288687 A JP29288687 A JP 29288687A JP H01135355 A JPH01135355 A JP H01135355A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hinokitiol
fixed
adhesive
powder
base material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62292886A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Okabe
敏弘 岡部
Yoshimitsu Otomo
大友 良光
Koji Saito
斉藤 幸司
Koichi Atsuta
幸一 熱田
Yoshiro Nakamura
嘉郎 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UNIE KOGYO KK
Original Assignee
UNIE KOGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by UNIE KOGYO KK filed Critical UNIE KOGYO KK
Priority to JP62292886A priority Critical patent/JPH01135355A/ja
Publication of JPH01135355A publication Critical patent/JPH01135355A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ヒノキチオール又は(及び)β−ドラブリン
の抗菌性を利用した防黴防菌シートに関する。
(従来技術) 青森性ヒバ油等に含まれているヒノキチオールとβ−ド
ラブリンに、野菜、果実等の腐敗抑制効果、即ち、防黴
防菌効果があることが知られている。
ヒノキチオールの利用法としては、例えばり、シ間昭6
0−108359号の如く、ヒノキチオール及びそれら
の包接化合物を含む包装材料を食品と接着させるか該包
装材料で食品を被覆又は包接することにより、当該の食
品を保存する方法が提案されている。そして、特開昭6
0−108359号には、ヒノキチオール及びそれらの
包接化合物を含む包装材料は、溶液又は分散液を基材に
噴霧又は含浸後乾燥することによって作られることが記
載されている。
(従来技術の問題点) しかし、ヒノキチオール及びそれらの包接化合物の溶液
又は分散液を基材に噴霧又は含浸漬乾燥するについて、
ヒノキチオールを単体で使用する場合は、ヒノキチオー
ル一定量に対して持続性(徐放性)がない。又、ヒノキ
チオールの包接化合物やヒノキチオールを吸着体と複合
化したものを使用する場合は、徐放性は問題ないが、こ
れらの分散液を噴霧しただけでは紙やフィルムの表面に
充分な量を固着させることが出来ない、殊に、プラスチ
ックフィルム等の基材に対してはヒノキチオールを内部
又は表面に固定させた固定粉末を分散させた粘接着剤溶
液を塗布又は噴霧し、粘接着剤をバインダーとして基材
表面に固定したり、又、上記固定粉末を原料プラスチッ
クペレットに混合して製膜することも考えられるが、こ
れらの方法では固定粉末が粘接着剤中に閉じ込められた
り、プラスチック内に埋没されたりしてフィルム表面へ
のヒノキチオールの拡散が乏しい等の実用上の問題点が
ある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、かかる問題点を解決するためのもので、徐放
性を満足させ、しかも、充分な量のヒノキチオール及び
(又は)ヒノキチオールの同効物質であるβ−ドラブリ
ンを紙やプラスチ・7り等の基材の表面に固着すること
が出来るようにしたものである。
即ち、本発明は、ヒノキチオール又は(及び)β−ドラ
ブリンもしくはヒノキチオールとβ−ドラブリンを含有
するヒバ油を包接又は吸着作用によりその内部又は表面
に固定させた固体粉末を、基材表面に粘着剤又は接着剤
を介して固着したことを特徴とする−ものである。
上記固体粉末を固着する基材は、紙、プラスチックフィ
ルムが一般的である。
上記固体粉末を粘着剤又は接着剤を介して基材の表面の
全部又は一部に固着する。つまり、上記固体粉末を粘着
剤又は接着剤の層を介して基材に固着する。そこで、上
記固体粉末は、粘着剤又は接着剤中に閉じ込められるこ
となく、又、粘着剤又は接着剤に表面を覆われることな
く、基材の表面を覆う。
尚、本発明がヒノキチオールとともに採択したβ−ドラ
ブリンはヒノキチオールと全く同様の抗菌性があり、青
森産ヒバのヒバ油から抽出したヒノキチオール粗結晶に
含まれているので、単体で或いはヒノ”キチオールとと
もに使用することは容易である。
(効果) 本発明の構成は上記の通りであるから、ヒノキチオール
、β−ドラブリン、ヒノキチオールとβ−ドラブリンを
含有するヒバ油をその内部又は表面に固定させた固体粉
末がシートの表層となり、該固体粉末は、粘着剤又は接
着剤中に閉じ込められたり、粘着剤又は接着剤に表面を
覆われることもない、そこで、ヒノキチオール等のシー
ト表面への拡散は均一とすることが出来る。
そして、シート表面に施す単位面積当たりのヒノキチオ
ール等の量は、上記固体粉末の量を変化させることによ
り、任意に、かつ正確に設定することが出来るのである
従って、本発明によれば、充分な量のヒノキチオール、
β−ドラブリンを、しかも、徐放性を満足させながらシ
ートに固定することができるのである。
(実施例) 以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。
実施例1 50%のエタノールを容ン&10gに2.5gのヒノキ
チオールを溶解させ、3.45%のヒノキチオール溶液
を作る。このヒノキチオール溶液30gをゼオライト粉
末50gに投入して充分含浸させた後40度Cの乾燥器
中にて約4時間乾燥し、ヒノキチオール固定のゼオライ
ト粉末lを得た。一方、厚さ40μのポリプロピレンフ
ィルム2に通常のゴム系粘着剤溶液3を乾燥後の塗布厚
が30μになるように塗布乾燥して粘着シートを作成し
ておき、このシートの粘着剤3表面に上記ヒノキチオー
ル固定のゼオライト粉末lを一様に散布し、圧着ロール
にて粉末を粘着剤3表面に固定させた後、固定しない余
分の粉末を除去して防黴防閉シートを得た。
このシートを用いて第2図に示すような袋を作り、この
中に桃を封入し、室内に放置した。
無包装のまま室内に放置した比較桃は7日後に部分的な
軟化とカビ発生を見たのに対し、上記実施例の袋に封入
した桃は21日後もほとんど損傷は認められなかった。
又、無処理のポリプロピレンフィルム袋に封入したもの
は10日後にカビ発生が認められた。
実施例2 化学分析用濾紙4に予め通常のゴム系粘着剤3を固形分
25g/n?になるように塗布し、実施例1で示したヒ
ノキチオール固定のゼオライト粉末1を第3図に示すよ
うに部分的に粘着剤3表面に固着させ、粘着剤露出部を
利用して、第4図に示すようにメロンの頭部に貼着させ
てメロンの柄部をヒノキチオール固定のゼオライト粉末
lで被覆した。
これを室内に放置したところ、14日経過しても何等異
状は認められなかったが、無貼付のメロンは9〜14日
で柄部に白いカビが発生した。
実施例3 サイクロデキストリン1部を53部の水に溶解し、これ
にヒノキチオール0.14部を添加した後60度Cに加
熱攪拌して約1時間後に包接化合物の沈澱を得た。約5
度C中に5時間放置して沈澱を完了させた後、減圧濾過
、減圧乾燈により包接体粉末を得た。この粉末を実施例
1と同様の方法で粘着剤表面に固定させて防ia防菌シ
ートを得た。そして実施例1と同様の方法でカビ発生状
況を観察したところ、実施例1と同等以上の効果がある
ことが確認された。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は拡大断面
図、第2図は本発明の一実施例の一部を切欠いた斜視図
、第3図は本発明の別の実施例の正面図、第4図は第3
図の実施例の使用状態における斜視図である。 1・・・・ゼオライト粉末 2・・・・ポリプロピレンフィルム 3・・・・粘着剤 4・・・・化学分析用濾紙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヒノキチオール又は(及び)β−ドラブリンもし
    くはヒノキチオールとβ−ドラブリンを含有するヒバ油
    を包接又は吸着作用によりその内部又は表面に固定させ
    た固体粉末を、基材の表面に粘着剤又は接着剤を介して
    固着したことを特徴とする防黴防菌シート。
JP62292886A 1987-11-19 1987-11-19 防黴防菌シート Pending JPH01135355A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62292886A JPH01135355A (ja) 1987-11-19 1987-11-19 防黴防菌シート

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JP62292886A JPH01135355A (ja) 1987-11-19 1987-11-19 防黴防菌シート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01135355A true JPH01135355A (ja) 1989-05-29

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ID=17787652

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62292886A Pending JPH01135355A (ja) 1987-11-19 1987-11-19 防黴防菌シート

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JP (1) JPH01135355A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03111595U (ja) * 1990-03-02 1991-11-14
KR100742449B1 (ko) * 2003-10-16 2007-07-25 닛토덴코 가부시키가이샤 접착성 항균 시트 및 이를 이용하는 항균 방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03111595U (ja) * 1990-03-02 1991-11-14
KR100742449B1 (ko) * 2003-10-16 2007-07-25 닛토덴코 가부시키가이샤 접착성 항균 시트 및 이를 이용하는 항균 방법

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