JPH0411217B2 - - Google Patents

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JPH0411217B2
JPH0411217B2 JP58023103A JP2310383A JPH0411217B2 JP H0411217 B2 JPH0411217 B2 JP H0411217B2 JP 58023103 A JP58023103 A JP 58023103A JP 2310383 A JP2310383 A JP 2310383A JP H0411217 B2 JPH0411217 B2 JP H0411217B2
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treatment
kneading
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wheel
pine
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は予めプログラムされた手順に従つて施
療子が複数ケ所を移動しながら施療を行なうマツ
サージ機に関するものである。
〔背景技術〕 上記のように施療手順が予めプログラムされて
いてこのプログラムに従いある位置で施療子が設
定された時間だけ作動すると施療子が移動して他
の位置で更に設定された時間だけ作動するように
したものとしては、すでに特公昭55−24895号公
報や実開昭56−101332号公報に開示されてる。マ
ツサージ機は、いきなり強いマツサージを受ける
よりも、まず弱いマツサージで軽く身体をほぐ
し、次いで強いマツサージを受けることで患部を
ほぐし、最後に弱いマツサージを受けることで身
体をととのえるとうのが最も効果的であるが、こ
のような手順が予めプログラムされていると、最
初の操作だけで好ましい手順のマツサージがなさ
れるわけであつて、簡単な操作で大きいマツサー
ジ効果を得られるものである。しかしながら上記
公報に示されたものは、プログラム中における施
療子の各動作時間は固定であるために、使用者の
要求に応じて施療時間を調整することができず、
ある位置における動作時間は長く、ある位置にお
ける動作時間は短くといつた実使用の際の要求に
答えることができないものであり、このような場
合には施療子の動作をマニユアルで制御しなくて
はならなかつた。
〔発明の目的〕
本発明はこのような点に鑑みてなされたもので
あり、施療手順が予めプログラムされていること
から簡単にマツサージ効果の高い施療を得られる
上に、各位置やある施療法によるマツサージ等の
施療時間を使用者がその要求に応じて調整するこ
とができ、従つてよりマツサージ効果の高い施療
を得れるマツサージ機を提供することを目的とす
るものである。
〔発明の開示〕
本発明は上述のように設定されたプログラムに
従つた手順で施療子が動作位置や動作方法等を変
化させるマツサージ機において、施療子の動作プ
ログラム中における動作時間の変更のための変更
用入力部と、この変更入力部からの出力に基いて
タイマ回路を制御して実行中乃至次に実行される
施療動作の継続時間を変更する制御回路とを設け
たことに特徴を有するものである。ここにおける
動作時間の変更は、変更用入力部が操作された際
の施療子のある動作に関してのみその動作時間を
変更させるようにしても、変更用入力部が操作さ
れた時点以後のすべての動作に関してすべての動
作時間を変更するようにしても良い。
以下本発明を実施例に基いて詳述する。マツサ
ージ機の構造の点から説明すると、図示例は背す
じ伸ばしのためのさすりマツサージと、もみマツ
サージとを一種の施療子によつて選択的に行なわ
せることができるものであつて、リクライニング
が可能な椅子の背もたれ内に組み込まれている。
この椅子はパイプで枠組みした下部枠81に座部
82とひじ掛83とを設けるとともに、背もたれ
84のフレーム85の下部を下部枠81に枢着
し、フレーム85の下端と下部枠81間にガスス
プリング86を取付けて、ひじ掛け83側面に設
けたレバー87の操作によるガススプリング86
の伸縮で背もたれ84をリクライニングさせ得る
ようにしており、背もたれ84の両側フレーム8
5には夫々断面コ字型で開口面が対向する一対の
レール8を固着してある。また背もたれ84の上
端にはヘツドレスト88が設けられ、背もたれ8
4の前面にヘツドレスト88に至るまで設けられ
ているカバーシートの背面両側には支持体90を
上下方向に夫々配設してある。
前記一対のレール8の開口縁には夫々ラツク9
を長手方向に沿つて固着してあり、両レール8,
8間にラツク9と噛み合うピニオン23、マツサ
ージ機構、そして各レール8内を転動するころ2
2を備えた機構部が架設されている。この機構部
は正逆転自在なモータMを有してレール8に沿つ
て自走するものであり、施療子としての一対のも
み輪4,4を中央に取付けた主軸1と、この主軸
1と略平行な支持枠40との一端にギアボツクス
10を、他端にモータMを配設したもので、第2
図及び第3図に示すように主軸1の両端に筒体2
1を遊転自在に装着し、そしてこの筒体21にレ
ール8内に転動するころ22を更に遊転自在に取
付けてあり、支持枠40の両端に遊転自在に取付
けたころ22との総計4つのころ22によつて機
構部がレール8,8間に架設されている。そして
主軸1は中空軸であつて内部に同軸で移動軸2が
貫挿されていて、移動軸2は両端に前記筒体21
が夫々スプライン結合で取付けられている。各筒
体21にはラツク9と噛み合う前記ピニオン23
が設けられており、従つて移動軸2を回転させれ
ば機構部はレール8に沿つて、背もたれ84の背
面部で上下動を行なう。
主軸1に取付けられる一対のもみ輪4は、共に
偏心内輪41と、この偏心内輪41の外周にボー
ル42を介して遊転自在に装着された外輪43と
から構成され、そして偏心内輪41の内周面には
軸方向に溝44が形成されていて、主軸1の外周
面に軸方向に設けた突条45に溝44が摺動自在
に係合することで、偏心内輪41が主軸1ととも
に回転し、また主軸1の軸方向にもみ輪4が摺動
自在とされている。主軸1を回転させればもみ輪
4も少なくとも偏心内輪41が回転するのである
が、ここで一対のもみ輪4におけ各偏心内輪41
は共に同方向に同量だけ偏心し、且つ主軸1に対
して互いに逆方向に傾斜して取付けられている。
従つて主軸1の回転で両もみ輪4,4のカバーシ
ート側への主軸1からの突出量が周期的に変化す
るのみならず、カバーシート側における両もみ輪
4,4の間隔も周期的に変化するものである。こ
のもみ輪4,4の主軸1による回転でカバーシー
トを介して背もたれ84にもたれている人体の背
部にもみマツサージを行なうわけである。尚、こ
のもみマツサージはもみ輪4の回転方向によつて
二種のマツサージがある。すなわち、両もみ輪
4,4の主軸1からの突出量が大きい部分が、カ
バーシートを介して人体の背部を上方から下方へ
と押圧しつつ移行していく場合(もみ下げ)と、
逆に下方か上方へと移行していく場合(もみ上
げ)との二種である。
次に両もみ輪4,4間の幅(ピツチ)を変える
ための機構について説明する。ギアボツクス10
の上部と、モータMに固着した保持板80とにわ
たり、主軸1と平行な送り軸3を架設してある。
回転駆動されるこの送り軸3は軸方向中央から一
方が右ねじ部31、他方が左ねじ部32とされ、
両ねじ部31,32に夫々連結アーム33の一端
を螺合させている。両連結アーム33の他端は
夫々各もみ輪4の偏心内輪に連結されていて、ま
た偏心内輪41が前述のように主軸1の軸方向に
摺動自在であることから送り軸3を一方向に回転
させれば、両連結アーム33間の間隔及び両もみ
輪4間のピツチが広くなり、逆方向に回転させれ
ば狭くなる。ただし、本実施例にあつては送り軸
3が回転する時、後述するように主軸1も必ず回
転していることもあつて、連結アーム33と、も
み輪4の偏心内輪41との連結はスラスト軸受を
介して遊離自在となるようにしている。すなわ
ち、第3図に示すように偏心内輪41の内側面が
わに設けた延長筒部41a外周に連結アーム33
の端部の内フランジ36両面をレース面として一
対のレース板46と、両レース板46と内フラン
ジ36との対向面間にリテナ48で保持されたボ
ール47とを配置してスラスト軸受を形成し、偏
心内輪41と連結アーム33とが遊転自在となる
ようにしている。ここで、両連結アーム33を一
対のもみ輪4,4間に配置し、レース板46と偏
心内輪41の延長筒部41aの端部に固着した止
め輪50の間に圧縮コイルばねであるスラストば
ね49を設けてこのスラストばね49でスラスト
軸受をもみ輪4に向けて押圧付勢し、もみ輪4間
の幅を狭くするための連結アーム33の動きがス
ラストばね49を介してもみ輪4に伝えるように
しているのは、送り軸3を回転させて両もみ輪
4,4間のピツチを狭くする際やピツチが狭い状
態でもみ輪4を回転駆動する際、首筋のように挾
み込む力が大きく働く箇所においてはスラストば
ね49に抗して両もみ輪4,4がそのピツチが広
くなる軸方向に移動するようにして安全性の向上
と軟らかいもみ味とが得られるようにし、また同
時にスラスト軸受のがたをスラストばね49によ
る押圧でなくすためである。
以上から明らかなようにこのマツサージ機にあ
つては回転駆動される軸が主軸1、移動軸2、そ
して送り軸3の3本があるが、これらは全て正逆
転自在なモータMによつて駆動される。尚、主軸
1と移動軸2とは択一的に駆動し得るものであ
り、また送り軸3は主軸1がモータMに接続され
ている時にのみ、モータMに接続し得るように構
成してある。この動力切換機構とギアボツクス1
0内の減速機構について説明すると、動力切換機
構は遊星装置5と2つの電磁ブレーキSL1,SL2
そして電磁クラツチSL3で構成され、遊星装置5
からの出力は択一的に一対のウオーム軸11,1
2に伝達される。ウオーム軸11には前記筒体2
1の外周にスプライン結合したウオームホイール
13が噛合し、他方のウオーム軸12には軸15
にて支持されたたウオームホイール14が噛合す
る。ウオームホイール13の回転は移動軸2に、
他方のウオームホイール14の回転は同じく軸1
5にて支持された楕円ギア16と、主軸1に固着
されて楕円ギア16と噛合する従動楕円ギア17
とにより主軸1に伝達される。
遊星装置5は図示例では太陽歯車を内レース5
1、遊星ギアをボール52、内歯歯車を外レース
53、遊星キヤリアをリテナ54で構成し、ウオ
ーム軸11の下端に軸受55を介して遊転自在に
装着したカラー56の外周に内レース51を固着
している。このカラー56にはモータMの出力軸
に設けたプーリ79にベルト63で接続されるプ
ーリ57を一体に設けてある。またリテナ54が
ウオーム軸11に固着され、外レース53は軸受
61で支持されたカバー59に固着される。外レ
ース53をスラスト方向に押圧して外レース53
とボール52と内レース51との間にスラスト予
圧力を与えるスラストばね60やリテナ54を覆
うカバー59の上部にはプーリ58が一体に形成
され、ウオーム軸12の下部に設けたプーリ62
にベルト64で接続される。今、ウオーム軸11
に制動を加えた状態でモータMによりカラー56
及び内レース51を回転させれば、リテナ54に
てボール52は公転を妨げられ、その場で自転の
みを行ない外レース53を回転させるる。そして
プーリ58、ベルト64、そしてプーリ62を経
てウオーム軸12が回転する。逆にウオーム軸1
2に制動を加えておけば、ベルト64を通じて外
レース53がロツクされているのでボール52が
自転及び公転を行なつてリテナ54を介してウオ
ーム軸11を回転させる。
出力を取り出したいウオーム軸11,12とは
逆のウオーム軸12,11に制動を加えるわけで
あるが、この制動は各ウオーム軸11,12の端
部に設けた電磁ブレーキSL1,SL2で行なう。ウ
オーム軸11に対する電磁ブレーキSL1がウオー
ム軸11の上端に、ウオーム軸12に対する電磁
ブレーキSL2がウオーム軸12のプーリ62より
も下方の下端に設けられている以外は両電磁ブレ
ーキSL1,SL2は同構成であつて、共にコイル6
5、ヨーク66、コア67、ブレーキシユー6
8、そして復帰ばね69で構成され、コイル65
に通電して得た励磁力によりブレーキシユー68
を復帰ばね69に抗して吸引し、ウオーム軸1
1,12に夫々スプライン結合で軸方向に摺動自
在とされているブレーキシユー68をコア67に
接触させてウオーム軸11,12を制動するので
ある。
残る送り軸3はウオーム軸12及び電磁クラツ
チSL3を通じて駆動される。ウオーム軸12の直
上には同軸でウオーム軸34が設けられ、送り軸
3の一端に設けたウオームホイール35がウオー
ム軸34に噛合している。これらウオーム軸34
及びウオームホイール35を納めたギアボツクス
94は、ギアボツクス10上にヨーク支持台93
を介して取付けられた電磁クラツチSL3の上面に
取付けられている。電磁クラツチSL3は、コイル
70、ヨーク71、コア72、クラツチシユー7
3、復帰ばね74等から構成されるもので、クラ
ツチシユー73はウオーム軸12の上端にスプラ
イン結合で回転力伝達可能に且つスラスト摺動自
在に取付けられ、ウオーム軸12の上端部外周と
の間に軸受75が配設されるコア72はウオーム
軸34にスプライン結合で取付けられ、コイル7
0に通電すればクラツチシユー73が復帰帰ばね
74に抗して上動してコア72に接触し、ウオー
ム軸12の回転をクラツチシユー73、コア72
を通じてウオーム軸34に伝え、送軸3を回転さ
せるのである。
ところで、このマツサージ機は操作器6からの
入力に応じて自動的に両もみ輪4のレール8に沿
つた上下位置と、両もみ輪4間の幅と、もみ輪4
の回転位置とを定める機能をもつている。このた
めの各動きの検出手段について述べる。まず両も
み輪4のレール8に沿つた上下位置は、ウオーム
ホイール13に付設されたギア24、これを噛合
うギア25、ギア25と噛合クラツチ26を介し
て接続されたギア28を減速輪列として移動軸2
の回転につれて微速回速駆動されるロータリーエ
ンコーダ29,30によつて検出している。そし
てもみ輪4の全上下動範囲を00からONまでの番
地を割りふつた複数区間に分割して、もみ輪4の
現在位置を何番地にあるかで出力するようにして
いるものである。もみ輪4,4の間の幅の検出は
一方の連結アーム33に送り軸3と平行な検出板
(図示せず)を取付けるとともにギアボツクス9
4の外面に複数個の光電スイツチ(図示せず)を
取付けてこの光電スイツチと位置検出孔が設けら
れている検出板とにより検出して10番号から
1N′番地のうちの何番地にあるかを出力するよう
にしている。そしてもみ輪4の回転位置によつて
異なるカバーシート側への突出量を検出するため
のものとして、主軸1に固着した円板18のギア
ボツクス10側の面に磁石19を取付けるととも
に、第2図に示すようにギアボツクス10の側面
の主軸1をはさんだ位置に、磁石19に感応して
オンする一対のリードスイツチLS1,LS2を取付
けてある。ここでリードスイツチLS1がもみ輪4
とともに回転する円板18の磁石19と対向して
オンする時には、もみ輪4のカバーシート89側
への突出量が最大であるように、リードスイツチ
LS2がオンする時には突出量が最小であるように
している。
以上のように構成されたマツサージ機における
動作の選択操作はひじ掛け83に着脱自在とされ
た操作器6によつて行なう。椅子内に配置された
本体制御部に接続コード7を介して接続されたこ
の操作器6は第4図に示すように、「収納」、「動
作」、「停止」の3位置切換型のスイツチSW2
「背すじ伸ばし」ともみにおける「首」「肩」「背」
「腰」の各プツシユオン型で動作上では択一選択
型となるスイツチSW30〜SW34、もみ位置を上乃
至下に変更するプツシユオン型のスイツチSW4
SW5、両もみ輪4の間のピツチであるもみ幅を広
く乃至狭く指定するプツシユオン型のスイツチ
SW6,SW7を有し、更にプログラムされた手順に
従つてもみ輪4が動作する場合にその動作時間を
設定されている時間より長くするためのスイツチ
SW8、ある動作中に次の動作へと移らせるための
スイツチSW9を有している。図中L1は本体制御
部における電源スイツチSW1に応動して点灯する
電源パイロツト用発光素子、L2は指定動作に移
るまでの期間中に点滅し常時は消灯している発光
素子、L30〜L34はスイツチSW30〜SW34に夫々対
応して点灯する発光素子であり、L4はプログラ
ム動作中であることを表示する発光素子である。
一方、本体制御部は第5図に示すようにマイク
ロコンピユータで構成された制御回路Aと、プロ
グラムされた施療手順を記憶する記憶回路B、モ
ータMと両電磁ブレーキSL1,SL2及び電磁クラ
ツチSL3の駆動回路Dとこれらの動作シーケンス
を指示する指示回路C、前述のもみ輪4の上下位
置や一対のもみ輪4,4の幅及びもみ輪4のカバ
ーシート側への突出量を検出する前述した位置検
出回路E、そして電源回路Fから構成され、操作
器6からの入力に応じてもみ輪4を動作させる。
次に全体の動作の概略を説明すると、電源スイ
ツチSW1を投入すれば発光素子L1が点灯する。
次いで操作器6におけるスイツチSW2を「動作」
とすれば記憶回路Bに記憶されたプログラムに基
いてもみ輪4の動作を順次行なわせる。ただし、
このスイツチSW2が「動作」にある状態でスイツ
チSW30〜SW34のいずれかを操作すれば、もみ輪
4の動作はこれらスイツチSW30〜SW34で指定さ
れた動作となり、プログラム施療は以後実施され
ない。スイツチSW30を操作した場合にはまずも
み輪4を回転させてその1回転中における磁石1
9によるリードスイツチLS1のオンでもみ輪4の
突出量を最大とし、次いでこの状態にもみ輪4を
保つたまま上昇若しくは下降を開始させる。背す
じに沿つてもみ輪4の外輪43を転動させるわけ
であり、そしてもみ輪4はその移動上限(00番
地)と移動下限(ON番地)とに達した場合には
夫々移動方向を自動反転して背すじ伸ばし動作を
継続するのである。スイツチSW31を操作した場
合にはもみ輪4を首位置まで移動させた後にもみ
上げ動作を開始させる。スイツチSW32を操作し
た場合には肩位置でもみ下げ動作を、スイツチ
SW33,SW34を夫々操作した場合には背と腰とに
対応する位置で夫々もみ上げ動作を開始する。そ
してスイツチSW4及びSW5は、背すじ伸ばし動作
の実行中にあつては手動反転スイツチとして、も
み動作の実行中にあつてはもみ位置の調整用スイ
ツチとして機能し、スイツチSW6及びスイツチ
SW7は背すじ伸ばし及びもみ動作の実行中におけ
る両もみ輪4,4の幅の調整用スイツチとして働
く。スイツチSW2を「停止」とした場合にはその
時点で停止し、「動作」に戻せばプログラム施療
を再スタートする。スイツチSW2を「収納」とす
れば、もみ輪4が移動上限まで上昇して次いで両
もみ輪4,4の幅が最大となるようにし、更にも
み輪4をその位置で回転させてこの1回転中にお
けるリードスイツチLS2のオンで、つまり突出量
が最小の状態でもみ輪4を停止させる。
以上のような種々の動作をこのマツサージ機は
行なうのであるが、ここではプログラムに基いた
動作についてのみ詳述する。まず記憶回路Bで記
憶されている予めプログラムされた施療手順であ
るが、これは施療パターンテーブルとして施療1
に背すじ伸ばしでもみ輪4の上下移動範囲が00番
地からON番地まで、もみ輪4,4の幅は同様に
10から1N′番地までにおける1A番地、時間が30
秒、次の施療2はもみ上げで位置は0A番地、幅
は1B番地、時間は10秒、というようにプログラ
ムされ、最終の施療nには上述したスイツチSW2
を「収納」とした場合と同じ終了コードが出力さ
れるようにプログラムされている。そして、スイ
ツチSW2が「動作」とされ且つスイツチSW30
SW34が操作されなければ、制御回路Aは記憶回
路Bから順次読み込む施療手順に基いて位置検出
回路Eからの入力データと記憶回路Bからの施療
データ中の位置データとを判別回路Gで比較判別
してもみ輪4を所定の位置に移動させた後、施療
パタンテーブルに書き込まれている内容の動作を
もみ輪4に開始させると同時にタイマ回路Tにお
けカウントを開始させるのである。第6図にこの
プログラム施療動作の基本フローチヤートを示
す。スイツチSW2が「動作」とされれば制御回路
Aはパタンテーブルアドレスポインタを施療1の
位置にセツトして施療1に関するデータをとり込
み、もみ輪4の動きが背すじ伸ばしであるならも
み輪4の突出量を大きくし且つもみ輪4,4間の
幅を所定幅とした状態での上昇乃至下降を開始さ
せると同時にタイマ回路Tに施療時間(動作時
間)をセツトしてこれをスタートさせる。もみ輪
4の動きがもみ動作であるなら指定された番地に
対応する位置及び幅となるようにもみ輪4を動か
し、次いでもみ上げ乃至もみ下げのいずれか指定
された動作をその位置で開始させるとともにタイ
マ回路Tに施療時間をセツトしてスタートさせ
る。こうして施療パタンテーブルに書き込まれて
いる施療1の内容の動作が実行され、そして施療
1の施療時間が経過すればタイマ回路Tからのタ
イムアツプ信号によつて制御回路Aはパタンテー
ブルアドレスポインタをプラス1して施療2にセ
ツトし、施療2の内容をとり込んでこの内容の実
行にかかるとともにタイマ回路Tにこの施療2の
施療時間をセツトする。順次施療3、施療4の内
容を夫々設定された時間だけ実行して施療パタン
テーブルにおける最終の施療nにまでくれば、前
述のようにこの施療nにはスイツチSW2を「収
納」とした場合と同じ終了コードが書き込まれて
いてもみ輪4を収納位置まで動かして停止するよ
うに指示するために、プログラム施療はこの収納
でもつて完了する。
さて、このようなプログラム施療が実行されて
いる際のある施療動作の実行時間を長くしたい時
には「長く」とされたスイツチSW8を押せば良
い、このスイツチSW8のオンによつて制御回路A
はタイマ回路Tに別に予め設定してある施療時間
を再度セツトして再カウントを開始させるのであ
る。この場合の施療時間は施療動作が背すじ伸ば
しであるなら約15分、もみの場合には約3分とい
うように施療パタンテーブルに書き込んである施
療時間よりもかなり長いものとしてある。施療時
間を延長した背すじ伸ばし動作若しくはある位置
におけるもみ動作がもうよいとなれば、使用者は
「次に」のスイツチSW9を操作すれば良い。この
操作によつて制御回路Aはタイマ回路Tがタイム
アツプした時と同様にパタンテーブルポインタを
プラス1して次の施療に移るとともにタイマ回路
Tをリセツトする。従つて要求する時間だけ、あ
る施療を得られるものである。尚、施療から次の
施療へと移る最中にスイツチSW8が操作された場
合には、このスイツチSW8の入力を無視するか、
前の施療に戻るようにする。後者の方が実使用に
適している。またスイツチSW8とスイツチSW9
を1つのスイツチとして、このスイツチを一度押
せば「長く」、もう一度押せば「次に」となるよ
うに制御回路Aが処理するようにしても良い。
他の実施例の場合のフローチヤートを第7図に
示す。これは上記実施例におけるスイツチSW8
びスイツチSW9に代えて、「標準」と「2倍」と
「1/2倍」とを切替える3位置切替型のスイツチ
SW10を設けて、このスイツチSW10が「標準」と
されている時には施療動作を開始する際に施療パ
タンテーブルに書き込まれてい施療時間データを
そのままタイマ回路Tにセツトし、「2倍」とさ
れている時には施療時間データを2倍した値をタ
イマ回路Tにセツトし、「1/2倍」とされている時
には施療時間データの1/2倍の値をタイマ回路T
にセツトするようにしたものである。従つてプロ
グラム施療の途中にスイツチSW10を操作した場
合には次の施療動作から以後は施療時時間がスイ
ツチSW10で指示された時間となる。もちろんス
イツチSW10が操作された時点における施療の施
療時間もタイマ回路Tの再セツトで変えるように
してもよい。
〔発明の効果〕
以上のように本発明にあつてはプログラム施療
動作によつて簡単に効果の高いマツサージを得る
ことができる上に、実行されている施療動作が物
足りない時や既に十分であると使用者が感じた時
には、この要望に応じた変更を変更用入力部から
加えることで、現在実行中の動作乃至次に実行さ
れる施療動作の継続時間を長くあるいは短くする
ことができるものであり、施療動作の時間を使用
者が要求に応じてその場で簡単に調整することが
でき、患部のこりの程度に合わせたマツサージを
容易に得ることができてマツサージ効果より高く
なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の斜視図、第2図は同
上の破断背面図、第3図は同上の破断平面図、第
4図は同上の操作器の正面図、第5図は同上のブ
ロツク回路図、第6図は同上の動作のフローチヤ
ート、第7図は他の実施例の動作のフローチヤー
トであり、 4は施療子としてのもみ輪、Aは制御回路、T
はタイマ回路、Bは記憶回路、SW8〜SW10は変
更用入力部としてのスイツチを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 予め設定されたプログラムに従つた手順で施
    療子が動作位置や動作方法等を変化させるマツサ
    ージ機において、施療子の動作プログラム中にお
    ける動作時間の変更のための変更用入力部と、こ
    の変更入力部からの出力に基いてタイマ回路を制
    御して実行中乃至次に実行される施療動作の継続
    時間を変更する制御回路とを具備して成ることを
    特徴とするマツサージ機。 2 制御回路によるタイマ回路の制御は変更用入
    力部が操作された時点におけるある施療子の動作
    時間に関してのみ行なわれるものであることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のマツサージ
    機。 3 制御回路によるタイマ回路の制御は、変更用
    入力部が操作された時点から以後の全ての施療子
    の動作時間に関して行なわれるものであることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のマツサー
    ジ機。
JP2310383A 1983-02-15 1983-02-15 マツサ−ジ機 Granted JPS59149144A (ja)

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