JP2520413Y2 - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機

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JP2520413Y2
JP2520413Y2 JP10304590U JP10304590U JP2520413Y2 JP 2520413 Y2 JP2520413 Y2 JP 2520413Y2 JP 10304590 U JP10304590 U JP 10304590U JP 10304590 U JP10304590 U JP 10304590U JP 2520413 Y2 JP2520413 Y2 JP 2520413Y2
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JP
Japan
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motor
massage
speed
circuit
rotation speed
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JP10304590U
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JPH0460230U (ja
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和己 大川
康幸 高木
新平 大塚
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案はモータを駆動源としているマッサージ機に関
するものである。
【従来の技術】
この種のマッサージ機において、使用者が好みの速度
のマッサージを得られるように、モータの回転速度を段
階的に調整することができるようにしたものが提供され
ている。
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来のものでは、モータの回転速度の調整操
作を行えば、モータの回転速度が直ちに指定された回転
速度になるために、ユーザーとしてはマッサージに急激
な変化が生じることになり、落ち着いてマッサージを受
けることができない。これは回転速度を高める場合にお
いて特に顕著にあらわれるが、回転速度を高める場合に
は、人体に対する刺激が強くなりすぎて不快感が生じる
ことがある上に安全性の点で問題を招くこともある。 本考案はこのような点に鑑み為されたものであり、そ
の目的とするところは適切な速度での動きを得ることが
できる上に、安全で且つ効果の高いマッサージを得るこ
とができるマッサージ機を提供するにある。
【課題を解決するための手段】 しかして本考案は、駆動用モータの回転速度を段階的
に調整自在としているマッサージ機において、モータの
回転速度を変化させる際に回転速度を高める方向につい
てのみ異なる回転速度間のモータの回転速度変化を滑ら
かにする速度調整回路を備えていることに特徴を有して
いる。 [作用] 本考案によれば、モータの回転速度が高まる場合、そ
の変化が滑らかになされるために、刺激が増大する方向
の急激な変化が使用者に加わることがないものである。 [実施例] 以下本考案を図示の実施例に基づいて詳述すると、こ
のマッサージ機は、第3図に示すように、椅子1のリク
ライニング自在とされている背もたれ12内にマッサージ
機構Mを組み込んだもので、ここにおける椅子1はパイ
プで枠組みした下部枠10に座部11とひじ掛け13とを設け
るとともに、背もたれ12のフレームの下部を座部11のフ
レームに枢着し、伸縮ユニット15の伸縮で背もたれ12を
リクライニングさせ得るようにしたもので、座部11の先
端には、振動マッサージ機構を内蔵した足載せ台である
オットマン16が回動自在に取り付けられている。 マッサージ機Mは、第4図〜第6図に示すように、モ
ータブロック3とギアブロック4、強弱調整用ブロック
5、動力切換ブロック6、幅移動ブロック7、たたき駆
動ブロック8、そして両端に位置するモータブロック3
とギアブロック4との間に架設された主軸20及び連結軸
95等から構成され、両端に上記椅子1の背もたれ12内に
配されたレール内を転動する上記ころ94,96と、レール
に付設されたラックと噛合してその回転によってマッサ
ージ機構Mをレールに沿って移動させるピニオン93が配
設されたものとして形成されている。 モータブロック3は回転数が可変となっているモータ
30を備えたもので、このモータ30の回転出力は、プーリ
ー及びベルトによって、電磁クラッチを内蔵する強弱調
整ブロック5と、一対の電磁クラッチを内蔵する動力切
換ブロック6とに送られ、動力切換ブロック6からはギ
アブロック4とたたき駆動ブロック8とに送られる。 そしてギアブロック4に送られた動力は、遊星機構か
らなる切換手段43及び電磁クラッチによって、ウォーム
軸41とウォーム軸42と幅駆動ブロック7の三つに選択的
に送られる。ウォーム軸41は上記ピニオン93に連結され
ているウォームホール91とかみ合って、マッサージ機構
Mを上下動させるものであり、ウォーム軸42はウォーム
ホール44と一対の楕円ギア45,46を介して主軸20を回転
させ、更に幅駆動ブロック7は送りねじ70を回転させ
て、後述するように一対の施療子2,2の間隔を変える。 たたき駆動ブロック8は、駆動軸80と、この駆動軸80
のまわりを回転自在であるとともに自身の軸まわりの回
転駆動がなされるクランク軸82とを備えたもので、動力
切換ブロック6から伝達される動力は、クランク軸82を
その軸まわりに回転させる。そして、駆動軸80とクラン
ク軸82とをつないでいるレバー85の一端が、送りねじと
この送りねじの回転で軸方向移動を行う送りナットとか
らなる強弱調整ブロック5における送りナットにリンク
を介して連結されており、強弱調整ブロックが作動する
時、クランク軸82は駆動軸80のまわりを回転する。 、主軸20の中央部には一対の内輪22,22がスライド自
在に、且つ主軸20と一体に回転するように取り付けられ
ている。この両内輪22,22は主軸20に対して同方向に同
量だけ偏心するとともに互いに逆方向に傾斜したものと
なっており、その外周には夫々外輪24,24が遊転自在に
装着されている。 そして各外輪24,24には、第6図から明らかなよう
に、夫々アーム25,25の中程が固着されており、そして
各アーム25先端の屈曲部には、アーム25に対して遊転自
在とされたローラ状の施療子2が夫々取り付けられてい
る。また、各アーム25の他端は連結リンク27を介して前
記クランク軸82に連結されている。この連結リンク27
は、アーム25とクランク軸82との連結を夫々三次元的回
動を自在とするボールジョイント26,28で行っているも
ので、特にクランク軸82との連結のボールジョイント28
は、クランク軸82に対してその軸方向にスライド自在と
もなっている。 また前記各内輪22は連結アーム75によって、幅移動ブ
ロック7における送りねじ70に連結されている。送りね
じ70が回転する時、この送りねじ70におけるねじ方向が
逆となっている部分に螺合している一対の連結アーム5
は、両施療子2,2を互いに接近させたり遠ざけたりし
て、その間隔を変化させる。 しかして、このマッサージ機構Mでは、モータ30によ
って主軸20を回転させた場合、主軸20と共に回転する内
輪22が主軸20に対して偏心且つ傾斜したものとなってい
るために、この内輪2に遊転自在に装着されている外輪
24にアーム25を介して取り付けられた施療子2は、連結
リンク27によってアーム25の動きに制限が加えられてい
ることもあって、主軸20の回転に伴ない、三次元的な軌
跡を描く運動、すなわち上下方向と主軸20の軸方向と主
軸20からの突出方向とに位置を変化させる運動を行な
う。このような動きを対称に行なう一対の施療子2,2
は、使用者の背面にいわゆる「ねりもみ」のもみマッサ
ージを与える。尚、主軸20の回転方向によって、「もみ
上げ」と「もみ下げ」の異なったもみマッサージを得る
ことが出来る。 モータ30によって強弱調整ブロック5を作動させて、
前述のように駆動軸80のまわりにクランク軸82を回転さ
せると、これに伴なってアーム25が内輪2のまわりを回
転するために、施療子2は使用者の背面が位置すること
になる正面方向への突出量を変化させるものであり、強
いマッサージと、弱いマッサージとの調節を行うことが
できる。 そして、たたき駆動ブロック8のクランク軸82をその
軸まわりに回転させた場合、クランク軸82の偏心部の回
転につれて動かされる連結リンク27,27がアーム25を動
かすものであり、この時のアーム25の動きは止まってい
る内輪22のまわりを外輪24と共に回動する動きとなるこ
とから、アーム25先端の施療子2は、内輪22の位置にも
よるが、正面から見て、ほぼ上下方向の直線往復運動と
なり、たたきマッサージを行なうことになる。 更にモータ30によって幅移動ブロック7を駆動した時
には、一対の施療子2,2が主軸20軸方向に移動してその
間隔を変えるために、施療部位に応じた間隔に設定する
ことができ、またピニオン93を回転させた場合には、前
述のように、マッサージ機構Mが椅子の背もたれ12に沿
って上下動を行うものであり、従って施療子2の位置を
上下に変えることができる。またこの移動時には施療子
2が人体背面をさすりながら移動するローリングマッサ
ージを得ることができ、更にたたき駆動ブロック8を同
時に作動させたならば、たたき動作を伴っているたたき
ローリングマッサージを得ることができる。 第1図にこのマッサージ機構Mの動作制御を行う制御
回路Cを示す。図中Aは第7図にも示すように、各種動
作を指示するためのスイッチ群とこれらスイッチ群の操
作をデジタル信号として送り出す制御回路CAと表示回路
CDを備えている操作器であり、この操作器Aが接続され
た上記の制御回路Cは、モータ駆動回路MDを介してモー
タ30が接続され、ソレノイド駆動回路SDを介して前記電
磁クラッチ等を構成しているソレノイドが接続され、更
に施療子2の動作位置情報を検出するための各種センサ
ーSが位置検出回路SCを介して接続されている。尚、オ
ットマン16に内蔵されたマッサージ機構の制御部は省略
している。 この制御回路Cは、操作器Aから与えられる指示内容
に応じて、モータ30のオンオフや回転方向の切換を行う
とともに、各ソレノイドを適宜作動させて施療子2に前
記の各種施療動作を行わせたり、施療子2を移動させた
りするものであり、また操作器Aに設けられた速度調整
スイッチSVが操作されたならば、モータ30の回転速度を
段階的に変化させるのであるが、この動作制御にあた
り、モータ30の制御は次のようにして行うようになって
いる。 すなわち、モータ30の始動と停止並びに回転方向は、
直接モータ駆動回路MDに信号aとして供給するものの、
回転速度についてはD/A変換回路DAを通じてモータ駆動
回路MDに供給している。そして、ここにおけるD/A変換
回路DAには、速度変化を滑らかにするためのソフトスタ
ート回路SSが組み込まれたものとなっており、制御回路
Cがモータ30を始動させたり、速度を高める方向に回転
速度の段階的調整を行う時、上記ソフトスタート回路SS
が急激な回転数変化が生じないようにしている。図中FV
はモータ30の回転数検出回路である。 第2図は第1図中における制御回路Cがモータ駆動回
路MDに送る信号aと、D/A変換回路DAに送る信号b,D/A変
換回路DAからモータ駆動回路MDに送られる信号c、そし
てモータ駆動回路MDからモータ30に送られる信号dのタ
イムチャートを示している。尚、図中tで示す上記ソフ
トスタート回路SSによる速度変化時間で0.2〜5秒に設
定される。第2図中の最下段のタイムチャートは、上記
スロースタート回路SSがない場合である。 尚、モータ30の回転速度が高くなる方向についての
み、ソフトスタート回路SSが作用するようにして、回転
速度が低くなる方向については直ちに指定された回転速
度となるようにしているが、回転速度を低くするという
ことは現状の刺激が強すぎる場合が殆どであり、この場
合、速やかに速度を低下させる方が使用者の意志に合致
するからである。また、電圧制御で行う場合を示した
が、電流制限法、あるいは周波数上昇法等によってもよ
い。
【考案の効果】
以上のように本考案においては、モータの回転速度を
高める場合、その速度変化が滑らかになされるものであ
り、このために施療速度や施療手段の移動速度といった
駆動用モータの回転速度で決定される速度が急激にあが
ることがなく、使用者にしてみれば落ち着いて効果の高
いマッサージを受けることができると同時に、速度が急
激にあがることによる安全性に関する不安や身体の萎縮
で生じるマッサージ効果の低下といった点を排除するこ
とができるものであり、しかもモータの回転速度を低く
する時には速度調整回路が働かないために、施療速度が
早過ぎて不快であったり苦痛が生じたりしている場合に
速度を速やかに低下させることができて、使用者にして
みればこの点においても安全性が高くて信頼性のあるマ
ッサージを受けることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例のブロック回路図、第2図は同
上の動作を示すタイムチャート、第3図(a)(b)は
同上の正面図と側面図、第4図〜第6図は同上のマッサ
ージ機構の破断平面図と背面図と側面図、第7図(a)
(b)は同上の操作器の正面図であって、30はモータ、
Cは制御回路、MDはモータ駆動回路、SSはソフトスター
ト回路を示す。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動用モータの回転速度を段階的に調整自
    在としているマッサージ機において、モータの回転速度
    を変化させる際に回転速度を高める方向についてのみ異
    なる回転速度間のモータの回転速度変化を滑らかにする
    速度調整回路を備えていることを特徴とするマッサージ
    機。
JP10304590U 1990-09-28 1990-09-28 マッサージ機 Expired - Lifetime JP2520413Y2 (ja)

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JP10304590U JP2520413Y2 (ja) 1990-09-28 1990-09-28 マッサージ機

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JPH0460230U JPH0460230U (ja) 1992-05-22
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