JP2702763B2 - マッサージ機 - Google Patents
マッサージ機Info
- Publication number
- JP2702763B2 JP2702763B2 JP32700088A JP32700088A JP2702763B2 JP 2702763 B2 JP2702763 B2 JP 2702763B2 JP 32700088 A JP32700088 A JP 32700088A JP 32700088 A JP32700088 A JP 32700088A JP 2702763 B2 JP2702763 B2 JP 2702763B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- treatment
- movement
- motor
- block
- massage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Massaging Devices (AREA)
Description
本発明は単一のモータの出力を切り換えることによっ
て施療手段による施療動作と施療手段の移動動作とを行
わせているマッサージ機に関するものである。
て施療手段による施療動作と施療手段の移動動作とを行
わせているマッサージ機に関するものである。
単一のモータの出力を動力切換手段で施療手段とこの
施療手段を移動させる移動手段とに切り換えることによ
って、施療手段による施療動作と施療手段の移動動作と
を単一のモータで選択的に行わせているマッサージ機が
ある。
施療手段を移動させる移動手段とに切り換えることによ
って、施療手段による施療動作と施療手段の移動動作と
を単一のモータで選択的に行わせているマッサージ機が
ある。
この場合、動力としてのモータが一つで良いために、
軽量化及びコストダウンを図ることができるのである
が、従来のものではモータの速度が常時一定であったこ
とから、施療動作に合わせて設定されているモータの速
度では、施療に直接かかわりのない移動の速度がどうし
ても遅くなってしまう。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、そ
の目的とするところは施療動作及び移動動作が夫々適切
な速度で実行されるマッサージ機を提供するにある。
軽量化及びコストダウンを図ることができるのである
が、従来のものではモータの速度が常時一定であったこ
とから、施療動作に合わせて設定されているモータの速
度では、施療に直接かかわりのない移動の速度がどうし
ても遅くなってしまう。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、そ
の目的とするところは施療動作及び移動動作が夫々適切
な速度で実行されるマッサージ機を提供するにある。
しかして本発明は、施療動作を行う施療手段と、施療
手段を移動させる移動手段とを備えるとともに、単一の
モータの出力を施療手段と移動手段とに選択的に切り換
える動力切換手段とを備えているマッサージ機におい
て、施療動作と移動動作とに応じてモータの動作速度を
制御する制御手段を具備していることに特徴を有してい
る。 [作用] 本発明によれば、施療動作の際の動作速度と、移動動
作の際の動作速度とを、夫々に適した値で行わせること
ができる。 [実施例] 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述する。この
マッサージ機構Mは、椅子の背もたれやベッド内に組み
込まれるものであるが、図示例では第4図に示すよう
に、椅子1のリクライニング自在とされている背もたれ
12内に組み込むものを示している。この椅子1はパイプ
で枠組みした下部枠10に座部11とひじ掛け13とを設ける
とともに、背もたれ12のフレームの下部を下部枠10に枢
着し、背もたれ12の下端と下部枠10との間にガススプリ
ング15を取り付けて、ガススプリング15の伸縮で背もた
れ12をリクライニングさせ得るようにしたもので、座部
11の先端には、振動マッサージ機構を内蔵した足載せ台
であるオットマン16が回動自在に取り付けられている。 マッサージ機構Mは、第6図〜第8図に示すように、
モータブロック3とギアブロック4、強弱調整用ブロッ
ク5、動力切換ブロック6、幅移動ブロック7、たたき
駆動ブロック8、そして両端に位置するモータブロック
3とギアブロック4との間に架設された主軸20及び連結
軸95等から構成され、両端に上記椅子1の背もたれ12内
に配されたレール内を転動する上記ころ94,96と、レー
ルに付設されたラックと噛合してその回転によってマッ
サージ機構Mをレールに沿って移動させるピニオン93が
配設されたものとして形成されている。 モータブロック3は回転数が可変となっているモータ
30を備えたもので、このモータ30の回転出力は、プーリ
ー及びベルトによって、電磁クラッチを内蔵する強弱調
整ブロック5と、一対の電磁クラッチを内蔵する動力切
換ブロック6とに送られ、動力切換ブロック6からはギ
アブロック4とたたき駆動ブロック8とに送られる。 そしてギアブロック4に送られた動力は、遊星機構か
らなる切換手段43及び電磁クラッチによって、ウォーム
軸41とウォーム軸42と幅駆動ブロック7の三つに選択的
に送られる。ウォーム軸41は上記ピニオン93に連結され
ているウォームホール91とかみ合って、マッサージ機構
Mを上下動させるものであり、ウォーム軸42はウォーム
ホール44と一対の楕円ギア45,46を介して主軸20を回転
させ、更に幅駆動ブロック7は送りねじ70を回転させ
て、後述するように一対の施療子2,2の間隔を変える。 たたき駆動ブロック8は、駆動軸80と、この駆動軸80
のまわりを回転自在であるとともに自身の軸まわりの回
転駆動がなされるクランク軸82とを備えたもので、動力
切換ブロック6から伝達される動力は、クランク軸82を
その軸まわりに回転させる。そして、駆動軸80とクラン
ク軸82とをつないでいるレバー85の一端が、送りねじと
この送りねじの回転で軸方向移動を行う送りナットとか
らなる強弱調整ブロック5における送りナットにリンク
を介して連結されており、強弱調整ブロックが作動する
時、クランク軸82は駆動軸80のまわりを回転する。 さて、主軸20の中央部には一対の内輪22,22がスライ
ド自在に、且つ主軸20と一体に回転するように取り付け
られている。この両内輪22,22は主軸20に対して同方向
に同量だけ偏心するとともに互いに逆方向に傾斜したも
のとなっており、その外周には夫々外輪24,24が遊転自
在に装着されている。 そして各外輪24,24には、第7図から明らかなよう
に、夫々アーム25,25の中程が固着されており、そして
各アーム25先端の屈曲部には、アーム25に対して遊転自
在とされたローラ状の施療子2が夫々取り付けられてい
る。また、各アーム25の他端は連結リンク27を介して前
記クランク軸82に連結されている。この連結リンク27
は、アーム25とクランク軸82との連結を夫々三次元的回
動を自在とするボールジョイント26,28で行っているも
ので、特にクランク軸82との連結のボールジョイント28
は、クランク軸28に対してその軸方向にスライド自在と
もなっている。 また前記各内輪22は連結アーム75によって、幅移動ブ
ロック7における送りねじ70に連結されている。送りね
じ70が回転する時、この送りねじ70におけるねじ方向が
逆となっている部分に螺合している一対の連結アーム75
は、両施療子2,2を互いに接近させたり遠ざけたりし
て、その間隔を変化させる。 しかして、このマッサージ機構Mでは、モータ30によ
って主軸20を回転させた場合、主軸20と共に回転する内
輪22が主軸20に対して偏心且つ傾斜したものとなってい
るために、この内輪2に遊転自在に装着されている外輪
24にアーム25を介して取り付けられた施療子2は、連結
リンク27によってアーム25の動きに制限が加えられてい
ることもあって、主軸20の回転に伴ない、三次元的な奇
跡を描く運動、すなわち上下方向と主軸20の軸方向と主
軸20からの突出方向とに位置を変化させる運動を行な
う。このような動きを対称に行なう一対の施療子2,2
は、使用者の背面にいわゆる「ねりもみ」のもみマッサ
ージを与える。尚、主軸20の回転方向によって、「もみ
上げ」と「もみ下げ」の異なったもみマッサージを得る
ことが出来る。 モータ30によって強弱調整ブロック5を作動させて、
前述のように駆動軸80のまわりにクランク軸82を回転さ
せると、これに伴なってアーム25が内輪2のまわりを回
転するために、施療子2は使用者の背面が位置すること
になる正面方向への突出量を変化させるものであり、強
いマッサージと、弱いマッサージとの調節を行うことが
できる。 そして、たたき駆動ブロック8のクランク軸82をその
軸まわりに回転させた場合、クランク軸82の偏心部の回
転につれて動かされる連結リンク27,27がアーム25を動
かすものであり、この時のアーム25の動きは止まってい
る内輪22のまわりを外輪24と共に回動する動きとなるこ
とから、アーム25先端の施療子2は、内輪22の位置にも
よるが、正面から見て、ほぼ上下方向の直線往復運動と
なり、たたきマッサージを行なうことになる。 更にモータ30によって幅移動ブロック7を駆動した時
には、一対の施療子2,2が主軸20軸方向に移動してその
間隔を変えるために、施療部位に応じた間隔に設定する
ことができ、またピニオン93を回転させた場合には、前
述のように、マッサージ機構Mが椅子の背もたれ12に沿
って上下動を行うものであり、従って施療子2の位置を
上下に変えることができる。またこの移動時には施療子
2が人体背面をさすりながら移動するローリングマッサ
ージを得ることができ、更にたたき駆動ブロック8を同
時に作動させたならば、たたき動作を伴っているたたき
ローリングマッサージを得ることができる。 第3図にこのマッサージ機構の動作制御を行う制御回
路Cを示す。図中Aは第5図にも示すように、各種動作
を指示するためのスイッチ群とこれらスイッチ群の操作
をデジタル信号として送り出す制御回路及び表示ランプ
を備えている操作器であり、この操作器Aが接続された
制御回路Cは、モータ駆動回路MDを介してモータ30が接
続され、ソレノイド駆動回路SDを介して前記電磁クラッ
チ等を構成しているソレノイドが接続され、更に施療子
2の動作位置情報を検出するための各種センサーが接続
されている。図中Bはオットマン16に内蔵された振動マ
ッサージ機構の動力であるモータ33を制御する制御回路
である。 この制御回路Cは、操作器Aから与えられる指示内容
に応じて、モータ30のオンオフや回転方向の切換を行う
とともに、各ソレノイドを適宜作動させて施療子2に前
記の各種施療動作を行わせたり、施療子2を移動させた
りするのであるが、この動作制御にあたり、動作内容が
施療動作であるか移動動作であるかによって、モータ駆
動回路MDを通じてモータ30の速度を変化させる。 すなわち、第2図に示すように、指示された内容が移
動動作であるかどうかを判別して、施療動作である場合
には複数種の施療動作に夫々設定されている最適動作速
度で指定された施療動作を行わせるものであり、そして
指示内容が移動動作である時には、いったん動作速度を
最低に設定して移動動作を開始させ、そして移動の指示
がなくなるまで、この移動速度を徐々に速めてゆくもの
であり、移動指示がなくなった時点で移動指示が与えら
れた時点の動作に復帰させるのである。 第1図は指示内容に応じた動作速度(モータ30の回転
数)の変化を示しているタイムチャートである。図から
明らかなように、もみ動作に比して背すじ伸ばしのロー
リングマッサージの動作速度を遅くしており、そして施
療子2の上下移動や一対の施療子2,2間の間隔を調整す
る幅移動の時には、それが指示された時点から徐々に速
度を高めている。
手段を移動させる移動手段とを備えるとともに、単一の
モータの出力を施療手段と移動手段とに選択的に切り換
える動力切換手段とを備えているマッサージ機におい
て、施療動作と移動動作とに応じてモータの動作速度を
制御する制御手段を具備していることに特徴を有してい
る。 [作用] 本発明によれば、施療動作の際の動作速度と、移動動
作の際の動作速度とを、夫々に適した値で行わせること
ができる。 [実施例] 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述する。この
マッサージ機構Mは、椅子の背もたれやベッド内に組み
込まれるものであるが、図示例では第4図に示すよう
に、椅子1のリクライニング自在とされている背もたれ
12内に組み込むものを示している。この椅子1はパイプ
で枠組みした下部枠10に座部11とひじ掛け13とを設ける
とともに、背もたれ12のフレームの下部を下部枠10に枢
着し、背もたれ12の下端と下部枠10との間にガススプリ
ング15を取り付けて、ガススプリング15の伸縮で背もた
れ12をリクライニングさせ得るようにしたもので、座部
11の先端には、振動マッサージ機構を内蔵した足載せ台
であるオットマン16が回動自在に取り付けられている。 マッサージ機構Mは、第6図〜第8図に示すように、
モータブロック3とギアブロック4、強弱調整用ブロッ
ク5、動力切換ブロック6、幅移動ブロック7、たたき
駆動ブロック8、そして両端に位置するモータブロック
3とギアブロック4との間に架設された主軸20及び連結
軸95等から構成され、両端に上記椅子1の背もたれ12内
に配されたレール内を転動する上記ころ94,96と、レー
ルに付設されたラックと噛合してその回転によってマッ
サージ機構Mをレールに沿って移動させるピニオン93が
配設されたものとして形成されている。 モータブロック3は回転数が可変となっているモータ
30を備えたもので、このモータ30の回転出力は、プーリ
ー及びベルトによって、電磁クラッチを内蔵する強弱調
整ブロック5と、一対の電磁クラッチを内蔵する動力切
換ブロック6とに送られ、動力切換ブロック6からはギ
アブロック4とたたき駆動ブロック8とに送られる。 そしてギアブロック4に送られた動力は、遊星機構か
らなる切換手段43及び電磁クラッチによって、ウォーム
軸41とウォーム軸42と幅駆動ブロック7の三つに選択的
に送られる。ウォーム軸41は上記ピニオン93に連結され
ているウォームホール91とかみ合って、マッサージ機構
Mを上下動させるものであり、ウォーム軸42はウォーム
ホール44と一対の楕円ギア45,46を介して主軸20を回転
させ、更に幅駆動ブロック7は送りねじ70を回転させ
て、後述するように一対の施療子2,2の間隔を変える。 たたき駆動ブロック8は、駆動軸80と、この駆動軸80
のまわりを回転自在であるとともに自身の軸まわりの回
転駆動がなされるクランク軸82とを備えたもので、動力
切換ブロック6から伝達される動力は、クランク軸82を
その軸まわりに回転させる。そして、駆動軸80とクラン
ク軸82とをつないでいるレバー85の一端が、送りねじと
この送りねじの回転で軸方向移動を行う送りナットとか
らなる強弱調整ブロック5における送りナットにリンク
を介して連結されており、強弱調整ブロックが作動する
時、クランク軸82は駆動軸80のまわりを回転する。 さて、主軸20の中央部には一対の内輪22,22がスライ
ド自在に、且つ主軸20と一体に回転するように取り付け
られている。この両内輪22,22は主軸20に対して同方向
に同量だけ偏心するとともに互いに逆方向に傾斜したも
のとなっており、その外周には夫々外輪24,24が遊転自
在に装着されている。 そして各外輪24,24には、第7図から明らかなよう
に、夫々アーム25,25の中程が固着されており、そして
各アーム25先端の屈曲部には、アーム25に対して遊転自
在とされたローラ状の施療子2が夫々取り付けられてい
る。また、各アーム25の他端は連結リンク27を介して前
記クランク軸82に連結されている。この連結リンク27
は、アーム25とクランク軸82との連結を夫々三次元的回
動を自在とするボールジョイント26,28で行っているも
ので、特にクランク軸82との連結のボールジョイント28
は、クランク軸28に対してその軸方向にスライド自在と
もなっている。 また前記各内輪22は連結アーム75によって、幅移動ブ
ロック7における送りねじ70に連結されている。送りね
じ70が回転する時、この送りねじ70におけるねじ方向が
逆となっている部分に螺合している一対の連結アーム75
は、両施療子2,2を互いに接近させたり遠ざけたりし
て、その間隔を変化させる。 しかして、このマッサージ機構Mでは、モータ30によ
って主軸20を回転させた場合、主軸20と共に回転する内
輪22が主軸20に対して偏心且つ傾斜したものとなってい
るために、この内輪2に遊転自在に装着されている外輪
24にアーム25を介して取り付けられた施療子2は、連結
リンク27によってアーム25の動きに制限が加えられてい
ることもあって、主軸20の回転に伴ない、三次元的な奇
跡を描く運動、すなわち上下方向と主軸20の軸方向と主
軸20からの突出方向とに位置を変化させる運動を行な
う。このような動きを対称に行なう一対の施療子2,2
は、使用者の背面にいわゆる「ねりもみ」のもみマッサ
ージを与える。尚、主軸20の回転方向によって、「もみ
上げ」と「もみ下げ」の異なったもみマッサージを得る
ことが出来る。 モータ30によって強弱調整ブロック5を作動させて、
前述のように駆動軸80のまわりにクランク軸82を回転さ
せると、これに伴なってアーム25が内輪2のまわりを回
転するために、施療子2は使用者の背面が位置すること
になる正面方向への突出量を変化させるものであり、強
いマッサージと、弱いマッサージとの調節を行うことが
できる。 そして、たたき駆動ブロック8のクランク軸82をその
軸まわりに回転させた場合、クランク軸82の偏心部の回
転につれて動かされる連結リンク27,27がアーム25を動
かすものであり、この時のアーム25の動きは止まってい
る内輪22のまわりを外輪24と共に回動する動きとなるこ
とから、アーム25先端の施療子2は、内輪22の位置にも
よるが、正面から見て、ほぼ上下方向の直線往復運動と
なり、たたきマッサージを行なうことになる。 更にモータ30によって幅移動ブロック7を駆動した時
には、一対の施療子2,2が主軸20軸方向に移動してその
間隔を変えるために、施療部位に応じた間隔に設定する
ことができ、またピニオン93を回転させた場合には、前
述のように、マッサージ機構Mが椅子の背もたれ12に沿
って上下動を行うものであり、従って施療子2の位置を
上下に変えることができる。またこの移動時には施療子
2が人体背面をさすりながら移動するローリングマッサ
ージを得ることができ、更にたたき駆動ブロック8を同
時に作動させたならば、たたき動作を伴っているたたき
ローリングマッサージを得ることができる。 第3図にこのマッサージ機構の動作制御を行う制御回
路Cを示す。図中Aは第5図にも示すように、各種動作
を指示するためのスイッチ群とこれらスイッチ群の操作
をデジタル信号として送り出す制御回路及び表示ランプ
を備えている操作器であり、この操作器Aが接続された
制御回路Cは、モータ駆動回路MDを介してモータ30が接
続され、ソレノイド駆動回路SDを介して前記電磁クラッ
チ等を構成しているソレノイドが接続され、更に施療子
2の動作位置情報を検出するための各種センサーが接続
されている。図中Bはオットマン16に内蔵された振動マ
ッサージ機構の動力であるモータ33を制御する制御回路
である。 この制御回路Cは、操作器Aから与えられる指示内容
に応じて、モータ30のオンオフや回転方向の切換を行う
とともに、各ソレノイドを適宜作動させて施療子2に前
記の各種施療動作を行わせたり、施療子2を移動させた
りするのであるが、この動作制御にあたり、動作内容が
施療動作であるか移動動作であるかによって、モータ駆
動回路MDを通じてモータ30の速度を変化させる。 すなわち、第2図に示すように、指示された内容が移
動動作であるかどうかを判別して、施療動作である場合
には複数種の施療動作に夫々設定されている最適動作速
度で指定された施療動作を行わせるものであり、そして
指示内容が移動動作である時には、いったん動作速度を
最低に設定して移動動作を開始させ、そして移動の指示
がなくなるまで、この移動速度を徐々に速めてゆくもの
であり、移動指示がなくなった時点で移動指示が与えら
れた時点の動作に復帰させるのである。 第1図は指示内容に応じた動作速度(モータ30の回転
数)の変化を示しているタイムチャートである。図から
明らかなように、もみ動作に比して背すじ伸ばしのロー
リングマッサージの動作速度を遅くしており、そして施
療子2の上下移動や一対の施療子2,2間の間隔を調整す
る幅移動の時には、それが指示された時点から徐々に速
度を高めている。
以上のように本発明においては、単一のモータの出力
を施療手段と移動手段とに選択的に切り換える動力切換
手段とを備えているマッサージ機において、施療動作と
移動動作とに応じてモータの動作速度を制御する制御手
段を具備していることから、施療動作の際の動作速度及
び移動動作の際の動作速度が夫々に適した値で行われる
ものであって、単一のモータで施療動作及び移動動作を
行わせるにもかかわらず、効果の高いマッサージを得ら
れる上に、施療子の移動の待ち時間を短くして快適なマ
ッサージを得ることができるものである。
を施療手段と移動手段とに選択的に切り換える動力切換
手段とを備えているマッサージ機において、施療動作と
移動動作とに応じてモータの動作速度を制御する制御手
段を具備していることから、施療動作の際の動作速度及
び移動動作の際の動作速度が夫々に適した値で行われる
ものであって、単一のモータで施療動作及び移動動作を
行わせるにもかかわらず、効果の高いマッサージを得ら
れる上に、施療子の移動の待ち時間を短くして快適なマ
ッサージを得ることができるものである。
第1図は本発明一実施例の動作を示すタイムチャート、
第2図は同上の動作を示すフローチャート、第3図は同
上のブロック回路図、第4図は同上の側面図、第5図は
同上の操作器の正面図、第6図〜第8図は同上のマッサ
ージ機構の破断平面図と破断背面図と破断側面図であっ
て、2は施療子、30はモータを示す。
第2図は同上の動作を示すフローチャート、第3図は同
上のブロック回路図、第4図は同上の側面図、第5図は
同上の操作器の正面図、第6図〜第8図は同上のマッサ
ージ機構の破断平面図と破断背面図と破断側面図であっ
て、2は施療子、30はモータを示す。
Claims (1)
- 【請求項1】施療動作を行う施療手段と、施療手段を移
動させる移動手段とを備えるとともに、単一のモータの
出力を施療手段と移動手段とに選択的に切り換える動力
切換手段とを備えているマッサージ機において、施療動
作と移動動作とに応じてモータの動作速度を制御する制
御手段を具備していることを特徴とするマッサージ機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32700088A JP2702763B2 (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | マッサージ機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32700088A JP2702763B2 (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | マッサージ機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02172465A JPH02172465A (ja) | 1990-07-04 |
JP2702763B2 true JP2702763B2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=18194191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32700088A Expired - Lifetime JP2702763B2 (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | マッサージ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2702763B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5994855A (en) * | 1998-05-07 | 1999-11-30 | Optiva Corporation | Automatic power adjustment system for introductory use of a vibrating device on a human body |
-
1988
- 1988-12-23 JP JP32700088A patent/JP2702763B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02172465A (ja) | 1990-07-04 |
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