JPH09224994A - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機

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JPH09224994A
JPH09224994A JP3797596A JP3797596A JPH09224994A JP H09224994 A JPH09224994 A JP H09224994A JP 3797596 A JP3797596 A JP 3797596A JP 3797596 A JP3797596 A JP 3797596A JP H09224994 A JPH09224994 A JP H09224994A
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JP
Japan
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massage
eccentric
shaft
arms
treatment
Prior art date
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JP3797596A
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English (en)
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Masatoshi Owa
昌俊 大輪
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 たたきマッサージともみマッサージを共に効
果的に行うことができるものとする。 【解決手段】 左右一対の施療子5,5と、両施療子に
もみマッサージ動作を行わせるもみ駆動部と、両施療子
にたたきマッサージ動作を行わせるたたき駆動部とを備
える、たたき駆動部は両施療子について異なる方向に偏
心した偏心回転部で形成されている。一方の施療子のた
たき駆動部である偏心回転部と、他方の施療子のたたき
駆動部である偏心回転部とを独立させて個別回転駆動を
自在とする。もみマッサージ動作を行わせる際には、各
施療子の偏心回転部の偏心方向を一致させた状態とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は人体へのマッサージ
を行うマッサージ機で、たたきマッサージ機能ともみマ
ッサージ機能とを備えているマッサージ機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図3にたたきマッサージ機能ともみマッ
サージ機能の両者を備えた従来のマッサージ機を示す。
椅子の背もたれなどに組み込まれる図示例のマッサージ
機は、背もたれに沿って上下に自走するタイプのもの
で、両側端のギアブロック19,20から自走のための
ころ18やピニオン17を突設しており、両ブロック2
0,19間に主軸1とねじ軸14と補助軸13とが架設
されているとともに、補助軸13に対して回転自在とさ
れている一対の回転板15,15を介して主軸1やねじ
軸14並びに補助軸13と平行な回転軸12が設けられ
て、補助軸13のまわりを回転軸12が回転自在となる
ようにされている。尚、一対の回転板15,15で両端
が支持されている回転軸12は、回転板15に対して回
転自在とされている。そしてこの回転軸12は、偏心方
向が互いに逆とされている一対のクランク軸12a,1
2bを軸方向につないだものとして形成されて両端の非
偏心部が回転板15に支持されている。
【0003】一方のギアブロック20に納められたモー
タは、主軸1、ねじ軸14、回転軸12、ピニオン17
の各回転駆動を行なう他、補助軸13のまわりの回転軸
12の回転駆動を行なう。すなわちギアブロック20の
下方に突出するモータの出力軸に装着されたプーリ28
に、ギアブロック19外面に配設された被駆動軸31が
ベルト29とプーリ30とを介して接続されており、ま
た被駆動軸31と減速機ブロック19内の減速機構部と
がクラッチ33とプーリ34,36及びベルト35とで
接続されている。ギアブロック19内の減速機構部(図
示せず)は減速部と複数のクラッチ部とで構成されてお
り、クラッチ33が接続されている際、主軸1、ねじ軸
14、あるいはピニオン17にモータ出力を選択的に伝
達する。また被駆動軸31にはクラッチ32とプーリ3
7、ベルト38、プーリ39、ウォーム40とを介し
て、補助軸13に装着されたウォームホイール41が接
続されており、ウォームホイール41と一体のプーリ4
2が回転軸12に固着されたプーリ43にベルト44で
連結されている。クラッチ32が接続されると、モータ
出力は上記の各部材により回転軸12に伝えられ、回転
軸12はその軸まわりの回転を行なう。
【0004】更にギアブロック20の外面には、プーリ
21,23とベルト22とクラッチ24とを介してモー
タに接続されたねじ軸25が配設されており、このねじ
軸25に螺合する送りナット26と前記回転板15,1
5とがリンク16にて連結されている。ねじ軸25がモ
ータ出力で回転する時、ねじ軸25の軸方向に移動する
送りナット26はリンク16を介して回転板15を動か
し、回転板15で支持されている回転軸12を補助軸1
3のまわりに回転させる。
【0005】主軸1には一対の内輪2,2が間隔をおい
て取り付けられている。両内輪2,2は主軸1に対して
同方向に同量だけ偏心し且つ互いに逆方向に傾斜してい
るもので、主軸1に形成された突条11との係合により
主軸1と共に回転するように、そして主軸1の軸方向に
スライド自在となるようにされており、外周面には夫々
外輪3,3が遊転自在に装着されている。また各内輪
2,2における非偏心部の外周面には、夫々連結アーム
6,6の各一端が遊転自在に連結されている。内輪2と
共に主軸1の軸方向へのスライドを行なうようにされて
いるこの連結アーム6は、前記ねじ軸14と螺合してお
り、ねじ軸14におけるねじ方向が逆とされている部分
に夫々螺合している一対の連結アーム6,6は、ねじ軸
14の回転に伴なって一対の内輪2,2を互いに接近さ
せたり遠ざけたりする。
【0006】上記各外輪3,3には夫々アーム4,4の
中程が固着されており、そして各アーム4先端の屈曲部
にはアーム4に対して遊転自在とされたローラ状の施療
子5が夫々取り付けられている。また各アーム4の他端
は連結リンク8を介して前記回転軸12に夫々連結され
ている。両連結リンク8,8は、回転軸12との連結部
が球体80を包むものとなっていて3次元的回動が自在
となっている上に、アーム4との連結部もボールジョイ
ント70として形成されて同じく3次元的回動が自在と
なるようにされており、また一方の連結リンク8の一端
は回転軸12における偏心部であるクランク軸12aに
設けられた球体80に、他方の連結リンク8は同じく回
転軸12における偏心部であるクランク軸12bに設け
られた球体80に係合するものとなっている。更に、回
転軸12中央の非偏心部と補助軸13とが、これらに対
して夫々遊転自在となっている連結板9によって連結さ
れている。
【0007】このものにおいて、回転軸12をその軸ま
わりに回転させた場合、図4に示すように、回転軸12
の偏心回転部であるクランク軸12a,12bの回転に
つれて動かされる連結リンク8が、ボールジョイント7
0を介して連結されているアーム4を動かすものであ
り、この時のアーム4の動きは止まっている内輪2のま
わりを外輪3と共に回動する動きとなることから、アー
ム4先端の施療子5は、内輪2の位置にもよるが、正面
から見てほぼ上下方向の直線往復運動となり、たたきマ
ッサージを行なうことになる。尚、回転軸12の両クラ
ンク軸12a,12bの各偏心方向が互いに逆となって
いることから、対の施療子5,5によるたたき動作は交
互に行なわれる。
【0008】またモータによって主軸1を回転させたな
らば、主軸1と共に回転する内輪2が主軸1に対して偏
心且つ傾斜したものとなっているために、この内輪2に
遊転自在に装着されている外輪3にアーム4を介して取
り付けられた施療子5は、連結リンク8によってアーム
4の動きに制限が加えられていることもあって、主軸1
の回転に伴なって3次元的な軌跡を描く運動、すなわち
上下方向と主軸1の軸方向と主軸1からの突出方向とに
位置を変化させる運動を行なう。このような動きを対称
に行なう一対の施療子5,5は、使用者の背面にいわゆ
る「ねりもみ」のもみマッサージを与える。尚、アーム
4にボールジョイント70を介して連結された連結リン
ク8は、内輪2の回転に伴なって上下左右に振られるこ
とになるが、連結リンク8と回転軸12とはボールジョ
イントを構成する球体80を介して連結されているため
に、上記施療子5の動作は円滑に行なわれる。
【0009】さらにねじ軸25を回転させることで図5
に示すようにリンク16と回転板15とを介して補助軸
13のまわりに回転軸12を回転させると、これに伴な
ってアーム4及び外輪3が内輪2のまわりを回転し、こ
の時施療子5は使用者の背面が位置することになる正面
方向への突出量を変化させることから、主軸1を回転さ
せてマッサージを得るにあたり、強いもみマッサージと
弱いもみマッサージとを選択することができる。強弱の
調節が可能となっているわけである。
【0010】モータによってピニオン17を回転させた
場合には、施療子5の位置を背もたれに沿って上下に変
えることができる。またこの時には施療子5が人体背面
をさすりながら移動するローリングマッサージを得るこ
とができる。更にねじ軸14を回転させた時には、施療
子5は主軸1の軸方向に移動し、一対の施療子5,5間
の間隔を変えるために、施療すべき部位が肩であるか、
首であるか等によって、一対の施療子5,5の軸方向の
位置を変えることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ここにおいて、上記の
ようなたたきマッサージ動作を得るために、先端に施療
子5,5が夫々装着された一対のアーム4,4の他端が
連結リンク8を介して連結されるクランク軸12a,1
2bは、その偏心方向が180°異なったものとされて
いることから、もみマッサージ動作を得る際には、アー
ム4と連結リンク8との連結点が主軸1の軸方向から見
た時に2つの施療子5,5に関して同じ位置にくるよう
にしているのであるが、このようにしたところで、一方
の連結リンク8とクランク軸12aとの連結点は、他方
の連結リンク8とクランク軸12bとの連結点とは異な
った位置にあるとともに主軸1から両連結点までの距離
も異なっているために、上記もみマッサージの際の一対
の施療子5,5の動きは完全な対称とはなっていない。
より良好なもみマッサージを得られるようにするために
この点の改善が求められている。
【0012】本発明はこのような点に鑑み為されたもの
であり、その目的とするところはたたきマッサージとも
みマッサージを共に効果的に行うことができるマッサー
ジ機を提供するにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、左右
一対の施療子と、両施療子にもみマッサージ動作を行わ
せるもみ駆動部と、両施療子にたたきマッサージ動作を
行わせるたたき駆動部とを備えるとともに、上記たたき
駆動部が両施療子について異なる方向に偏心した偏心回
転部で形成されているマッサージ機において、一方の施
療子のたたき駆動部である偏心回転部と、他方の施療子
のたたき駆動部である偏心回転部とを独立させて個別回
転駆動を自在としていることに特徴を有している。もみ
マッサージ動作を行わせる際には、各施療子のたたき駆
動部である偏心回転部の偏心方向を一致させた状態とす
ることができるようにしているわけである。
【0014】この時、各偏心回転部の回転速度を可変と
していてもよい。また両施療子について独立した強弱調
整用駆動部を設けておくことも好ましく、この強弱調整
用駆動部の作動速度を可変としておくことも好ましい。
対の駆動部の動作を統括する制御部を備えたものとする
ことも好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】図示例のマッサージ機は椅子の背
もたれやベッド内に組み込まれるものであって、自走の
ためのころ18やピニオン17を外面に突設している一
対のギアブロック19,20間に主軸1とねじ軸14と
を架設してある。また前記従来例と同様に、両ブロック
19,20間に補助軸13を配しているが、この補助軸
13は図2から明らかなように軸方向において分割され
ていて、一方はギアブロック19から、他方はギアブロ
ック20から突出させている。そして各補助軸13,1
3には補助軸13に対して回転自在とされている回転板
15,15を介して、主軸1やねじ軸14並びに補助軸
13と平行で且つ外面が軸芯に対して偏心しているクラ
ンク軸12a,12bを夫々取り付けて、回転板15に
対して回転自在となっているこれらクランク軸12a,
12bを補助軸13,13のまわりに個別に回転自在と
している。
【0016】ギアブロック20に収めたモータの出力は
プーリ28とベルト29とプーリ30とを介してギアブ
ロック19外面に配した被駆動軸31に伝達される。被
駆動軸31とギアブロック19内の減速機構部(図示せ
ず)とがプーリ34,36及びベルト35で接続されて
おり、減速部とクラッチ部とで構成された上記減速機構
部は主軸1とねじ軸14とピニオン17にモータ出力を
選択的に伝達する。
【0017】上記補助軸13,13には夫々ウォームホ
イール41,41が固着されており、各ウォームホイー
ル41,41には夫々モータM1,M2で個別に駆動さ
れるウォーム40,40がかみ合っている。また各ウォ
ームホイール41,41と一体のプーリ42,42がク
ランク軸12a,12bの非偏心部に夫々設けたプーリ
43,43にベルト44,44で接続されている。
【0018】更に各ギアブロック20,19の外面には
夫々ねじ軸25,25を駆動するモータM3,M4を配
しており、各ねじ軸25,25に螺合する送りナット2
6,26を前記補助軸13,13の各回転板15,15
に夫々リンク16,16で連結してある。ねじ25を回
転させて送りナット26を軸方向に移動させる時、リン
ク16を介して回転板15が補助軸13のまわりに回転
するするものであり、この結果、回転板15で支持され
ているクランク軸12a,12bは、夫々補助軸13,
13のまわりの回転を行なう。
【0019】主軸1には前記従来例と同様に一対の内輪
2,2が主軸1に対して同方向に同量だけ偏心し且つ互
いに逆方向に傾斜した状態で装着されて、主軸1に形成
された突条11との係合によって主軸1と共に回転する
ように、また主軸1の軸方向にスライド自在となるよう
にされている。そして各内輪2,2の外周面に遊転自在
に装着された各外輪3,3には夫々アーム4,4の中程
が固着されている。また各内輪2,2における非偏心部
の外周面には一端を前記ねじ軸14におけるねじ方向が
相互に逆となっている部分に螺合させている連結アーム
6,6の各他端が遊転自在に連結されている。
【0020】各アーム4先端の屈曲部には、アーム4に
対して遊転自在とされたローラ状の施療子5が夫々取り
付けられており、各アーム4の他端は前記従来例と同様
に連結リンク8を介して前記クランク軸12a,12b
に夫々連結されている。アーム4と連結リンク8との連
結点及び連結リンク8とクランク軸12a,12bとの
連結点が共に3次元的回動が自在となるようにされてい
るのも前記従来例と同じである。
【0021】このマッサージ機にあっては、たたきマッ
サージはモータM1,M2を作動させることで行う。こ
れらモータM1,M2によって軸まわりに回転駆動され
るクランク軸12a,12bは、その偏心成分のために
回転につれて連結リンク8,8を介してアーム4,4を
動かすものであり、この時のアーム4の動きは止まって
いる内輪2のまわりを外輪3と共に回動する動きとなる
ことから、アーム4先端の施療子5は、内輪2の位置に
もよるが正面から見てほぼ上下方向の直線往復運動とな
り、たたきマッサージを行なうことになる。このたたき
マッサージ動作の際には、両モータM1,M2はクラン
ク軸12a,12bをその偏心方向が180°ずれた状
態で同一速度で回転させる。従って対の施療子5,5に
よるたたき動作は交互に行なわれる。
【0022】一方、もみマッサージを指示した時には、
ギアボックス20内のモータによって主軸1が回転駆動
されて、内輪2の偏心成分及び傾斜成分によってアーム
4,4先端の施療子5,5に3次元的な軌跡を描く運動
を対称に行わせて使用者の背面にいわゆる「ねりもみ」
のもみマッサージを与えるのであるが、たたきマッサー
ジの後にもみマッサージを指示した時には、このマッサ
ージ機の動作制御を司る制御回路は、2つのクランク軸
12a,12bの偏心方向が一致するまでたたきマッサ
ージ用の動力であるモータM1,M2のうちの一方を回
転させ、その後に上記もみマッサージ動作に移行させ
る。一方の連結リンク8とクランク軸12aとの連結点
と、他方の連結リンク8とクランク軸12bとの連結点
とが同一の状態でもみマッサージがなされるわけであ
り、これ故にもみマッサージに際しての両施療子5,5
の動きは完全に対称なものとなっている。
【0023】なお、たたきマッサージの際ともみマッサ
ージの際とで2つのクランク軸12a,12bの偏心方
向を異ならせるために、クランク軸12a,12bの偏
心方向を検出するための検出手段S,Sを図2に示すよ
うに設けている。この検出手段Sとして,図示例ではス
リット板とフォトセンサーとからなるものを用いている
が、これに限るものではない。
【0024】各施療子5,5のためのクランク軸12
a,12bをモータM1,M2によって独立制御する場
合、上記のように好ましいたたきマッサージと効果的な
もみマッサージとの両立を図ることができるわけである
が、モータM1,M2によるクランク軸12a,12b
の独立制御を更に発展させるならば、両施療子5,5が
同時にたたき動作を行うようにしたり、一方の施療子5
が複数回のたたき動作を行う間に他方の施療子5は途中
停止を行うことによって1回のたたき動作を行うという
ようにしたりすることもできる。
【0025】更に両モータM1,M2のうちの少なくと
も一方を速度制御可能なものとしておけば、たたき動作
の時間的間隔を変えることもできるとともに、一方の施
療子5のたたき動作と他方の施療子5のたたき動作とを
異なる時間間隔で行わせることもできて、多様なたたき
マッサージ動作を得ることができる。モータM3,M4
を作動させてねじ軸25,25を回転させたならば、補
助軸13のまわりにクランク軸12a,12bが回転
し、これに伴なってアーム4及び外輪3が内輪2のまわ
りを回転して施療子5の使用者の背面が位置することに
なる正面方向への突出量を変化させることから、強弱の
調節を行うことができる。また、この強弱調節は各施療
子5,5について独立した構成となっているために、身
体の凝り具合に応じて左右の施療子5,5で異なる強弱
設定とすることが可能である。しかも上記たたきマッサ
ージ動作中に強弱調節を行うことができるようになって
いることから、たたき動作の際の施療子5が人体に向か
う時に強く、施療子5が人体から離れる時に弱くなるよ
うに強弱調整を行うならば、たたき動作のストロークが
大きくなる。モータM3,M4の回転速度を可変として
おくならば、更に多様な動作を得ることが可能であり、
特に施療子5,5に指圧マッサージを模した動きをさせ
ることが可能である。
【0026】加えるに、図示例のマッサージ機では、ギ
アボックス20内のモータと、たたきマッサージ動作用
のモータM1,M2と、強弱調整用のモータM3,M4
が設けられていることから、ギアボックス20のモータ
とたたきマッサージ動作用のモータM1,M2とを同時
に作動させたり、ギアボックス20のモータと強弱調整
用のモータM3,M4とを同時に作動させたりすること
も可能であり、全モータを同時に作動させることも可能
である。ギアボックス20内のモータは、前述のように
もみマッサージ動作と自走と対の施療子5,5の間隔調
整の3つを担っているが、もみマッサージ中に強弱調整
を行わせれば所謂ポイント集中マッサージが可能であ
る。このような動作を行わせることができるようにする
ために、各モータはマイクロコンピュータ等からなる制
御回路によって統括制御することが好ましい。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明においては、一方の
施療子のたたき駆動部である偏心回転部と、他方の施療
子のたたき駆動部である偏心回転部とを独立させて個別
回転駆動を自在としているために、もみマッサージ動作
を行わせる際には各施療子のたたき駆動部である偏心回
転部の偏心方向を一致させた状態とすることができ、た
たきマッサージ動作を行わせる際には各施療子の偏心回
転部の偏心方向を異ならせた状態とすることができるも
のであり、このためにたたきマッサージともみマッサー
ジを共に効果的に行うことができる。
【0028】この時、各偏心回転部の回転速度を可変と
しておけば、多様なたたきマッサージ動作を得ることが
できる。また両施療子について独立した強弱調整用駆動
部を設けておくと、もみマッサージ及びたたきマッサー
ジに関して左右の施療子で異なる強弱設定を行うことが
できるほか、もみマッサージやたたきマッサージ中に強
弱調整動作を同時に行わせることで更に多様なもみマッ
サージやたたきマッサージ動作を得ることができる。こ
の強弱調整用駆動部の作動速度を可変としておく時に
は、動作態様を更に広くすることができる。
【0029】そして、対の駆動部の動作を統括する制御
部を備えたものとしておけば、多様な動作を簡便に得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の斜視図である。
【図2】同上の概略断面図である。
【図3】従来例の斜視図である。
【図4】同上のたたきマッサージ動作を示す側面図であ
る。
【図5】同上の強弱調整動作を示す側面図である。
【符号の説明】
5 施療子 12a クランク軸 12b クランク軸 M1 モータ M2 モータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対の施療子と、両施療子にもみマ
    ッサージ動作を行わせるもみ駆動部と、両施療子にたた
    きマッサージ動作を行わせるたたき駆動部とを備えると
    ともに、上記たたき駆動部が両施療子について異なる方
    向に偏心した偏心回転部で形成されているマッサージ機
    において、一方の施療子のたたき駆動部である偏心回転
    部と、他方の施療子のたたき駆動部である偏心回転部と
    を独立させて個別回転駆動を自在としていることを特徴
    とするマッサージ機。
  2. 【請求項2】 各偏心回転部の回転速度を可変としてい
    ることを特徴とする請求項1記載のマッサージ機。
  3. 【請求項3】 両施療子について独立した強弱調整用駆
    動部を設けていることを特徴とする請求項1記載のマッ
    サージ機。
  4. 【請求項4】 強弱調整用駆動部の作動速度を可変とし
    ていることを特徴とする請求項3記載のマッサージ機。
  5. 【請求項5】 対の駆動部の動作を統括する制御部を備
    えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記
    載のマッサージ機。
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