JPH0721037U - マッサージ機のコントロールボックス収納構造 - Google Patents

マッサージ機のコントロールボックス収納構造

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JPH0721037U
JPH0721037U JP5100693U JP5100693U JPH0721037U JP H0721037 U JPH0721037 U JP H0721037U JP 5100693 U JP5100693 U JP 5100693U JP 5100693 U JP5100693 U JP 5100693U JP H0721037 U JPH0721037 U JP H0721037U
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switch
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明彦 寺西
勝美 早川
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株式会社寺西電機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】施療子の駆動の指示がしやすいマッサージ機の
コントロールボックス収納構造を得る。 【構成】施療子を駆動する駆動機構に駆動を指示する複
数のスイッチ186〜196が配置されたコントロール
ボックス184を備えたマッサージ機のケース本体7に
コントロールボックス184の一部を挿入可能な収納凹
部182を形成する。そして、複数のスイッチ186〜
196を、収納凹部182に挿入したコントロールボッ
クス184の収納凹部182から出ている箇所に配置す
る。また、ケース本体の金具200,202とコントロ
ールボックス184に設けた磁石208,210とによ
り、コントロールボックス184を着脱可能にした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、施療子を駆動機構により駆動して、施療子によりマッサージを行う マッサージ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば、特公平2−49739号公報にあるように、駆動源により 施療子を駆動して、施療子によりマッサージを行わせるマッサージ機が知られて いる。このようなマッサージ機では、駆動機構の駆動の指示や、施療子にどのよ うな動作を行わせるかの指示は、着脱自在に設けたコントロールボックスの複数 のスイッチにより行うように構成されていた。
【0003】 そして、コントロールボックスを手に持った状態でマッサージを受けながらス イッチを操作して最適な状態となるようにしている。一旦スイッチを操作した後 はコントロールボックスを手に持っている必要がないので、その場合には、コン トロールボックスを本体に着けている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、こうした従来のものでは、マッサージを受けながら施療子の動 作を指示する場合には、コントロールボックスは着脱できる方がよいが、その後 マッサージを停止する場合には、再度コントロールボックスを外して手に持ち、 入・切スイッチを押下しなければならない。
【0005】 また、最適なマッサージ条件の指示が予め解っており、スイッチの操作が決ま っている場合には、コントロールボックスを手に持ってマッサージを受けながら スイッチを操作するのでは、かえって操作が煩わしく、むしろスイッチは本体に 一体に設けられていた方が操作に都合のよい場合もある。
【0006】 このように、スイッチを操作する都度にコントロールボックスを着脱しなけれ ばならないのでは、操作が煩わしい場合があるという問題があった。 そこで本考案は上記の課題を解決することを目的とし、施療子の駆動の指示が しやすいマッサージ機のコントロールボックス収納構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成すべく、本考案は課題を解決するための手段として次の構成 を取った。即ち、 施療子を駆動する駆動機構に駆動を指示する複数のスイッチが配置されたコン トロールボックスを備えたマッサージ機のケース本体に前記コントロールボック スの一部を挿入可能な収納凹部を形成すると共に、 前記複数のスイッチは、前記収納凹部に挿入した前記コントロールボックスの 前記収納凹部から出ている箇所に配置され、 かつ、前記ケース本体と前記コントロールボックスとを磁石により着脱可能に したことを特徴とするマッサージ機のコントロールボックス収納構造の構成がそ れである。
【0008】
【作用】
前記構成を有するマッサージ機のコントロールボックス収納構造は、収納凹部 がコントロールボックスの一部を収納し、磁石がケース本体とコントロールボッ クスとを着脱自在に保持する。そして、収納凹部に収納されたコントロールボッ クスは、スイッチが収納凹部から出ているので、収納凹部に収納した状態でスイ ッチを操作できる。
【0009】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 図3は本考案の一実施例を適用した可搬式のマッサージ機の駆動機構の概略斜 視図である。1は駆動用モータで、駆動用モータ1の回転軸2には、図4に示す ように、カップリング3により駆動軸4が連結されている。この駆動軸4には、 ウォームギヤ5が設けられており、駆動軸4と直交して、主軸6が合成樹脂製の ケース本体7にベアリング7aを介して回動可能に支承されている。この主軸6 のほぼ中央には、ウォームギヤ5に歯合したホィールギヤ8が一体的に取り付け られている。
【0010】 また、主軸6には、ホィールギヤ8の両側に、それぞれ第1偏芯カム10,1 2が挿着されている。これらの両第1偏芯カム10,12は、主軸6にそれぞれ キー14,16により結合されて、両第1偏芯カム10,12が、主軸6の軸方 向には、摺動可能に、かつ主軸6と共に回転するようにされている。尚、両キー 14,16は、止め輪18,20により抜け止めがなされている。
【0011】 両第1偏芯カム10,12(図6では、一方の第1偏芯カム10のみを図示す る。)には、主軸6の中心Aから所定量L偏芯し、かつ中心Aに対して所定角度 θ傾斜したカム中心Bを中心とする円筒状の第1カム部22,24が形成されて いる。また、両第1カム部22,24の傾斜の方向は、互いに逆方向となるよう に構成されている。この両第1カム部22,24には、ベアリング26,28が それぞれ挿着され、止め輪30,32により抜け止めがされている。
【0012】 前記両ベアリング26,28の外周には、それぞれ支持部材34,36が嵌合 されて、第1カム部22,24に回転自在に支持部材34,36が挿着されてい る。そして、両支持部材34,36には、弾性を有する板状の腕部材38,40 が、主軸6と直交する方向にケース本体7からその先端が突き出されて、それぞ れ取り付けられている。尚、本実施例では、この腕部材38,40により、ベア リング26,28の抜け止めを兼ねている。
【0013】 そして、両腕部材38,40の先端には、それぞれ第1施療子42,44が取 り付けられている。両第1施療子42,44は、同一構成であり、一方の第1施 療子44について、図3に基づいて説明する。この第1施療子44は、半球状の 2個の揉み玉46,48を備え、両揉み玉46,48は、ビス50により腕部材 40に取り付けられた一対の係止部材52,54により、軸受け56,58を介 して、回動自在に支承されている。
【0014】 一方、支持部材34,36には、カム中心Bに向かって延びた支点用溝60, 62が形成されている。この支点用溝60,62は、長円形状で、かつ、カム中 心B方向に、支持部材34,36を貫通して穿設されている。 また、主軸6と平行に、ケース本体7にベアリング7bを介して揺動用軸64 が回動可能に支承されており、揺動用軸64には、両第1偏芯カム10,12に 対応して、それぞれ第2偏芯カム76,78が設けられている。この両第2偏芯 カム76,78は、揺動用軸64にそれぞれキー80,82により結合されて、 両第2偏芯カム76,78が、揺動用軸64の軸方向には摺動可能に、かつ揺動 用軸64と共に回転するようにされている。尚、本実施例では、両キー80,8 2は、180度位相をずらして揺動用軸64に取り付けられると共に、止め輪8 4,86により抜け止めがなされている。
【0015】 両第2偏芯カム76,78には、揺動用軸64の中心から所定量偏芯した第2 カム部88,90が形成されている。揺動用軸64の中心と、第2カム部88, 90の中心とは、平行にされている。 更に、前記両第1偏芯カム10,12には、主軸6と同芯の円筒部92,94 が形成されており、この両円筒部92,94には、移動部材96,98が回動可 能に挿着されると共に、止め輪100,102により抜け止めが施されている。 この両移動部材96,98の一方の移動部材96には、左ねじが形成されたねじ 穴104が、主軸6と平行に設けられており、他方の移動部材98には、右ねじ が形成されたねじ穴106が、主軸6と平行に設けられている。
【0016】 一方、主軸6に平行に、ケース本体7にブラケット7cを介してねじ軸108 が回動可能に支承されており、ねじ軸108は、本実施例では、左雄ねじが形成 された左ねじ部110と、右雄ねじが形成された右ねじ部112とを中央で接続 して、形成されている。
【0017】 そして、左ねじ部110には、一方の移動部材96のねじ穴104が、右ねじ 部112には、他方の移動部材98のねじ穴106がそれぞれ螺合されている。 また、ねじ軸108の一端には、プーリ113が一体的に取り付けられており、 プーリ113は、ケース本体7内に設けられた幅調整用モータ114により駆動 される減速機115に取り付けられたプーリ111aとの間に張設されたベルト 111bを介して回転させることができるようにされている。
【0018】 前記移動部材96,98には、円筒部92,94と同芯の円形突部116,1 18が形成されており、この両円形突部116,118には、それぞれ揺動部材 120,122が回動可能に挿着されている。この両揺動部材120,122に は、前記第2カム部88,90の直径に対応した幅の揺動用溝124,126が 、それぞれ主軸6に向かって延ばされて形成されており、この両揺動用溝124 ,126に、それぞれ前記第2カム部88,90が摺動可能に挿入されている。
【0019】 更に、揺動部材120,122には、前記支持部材34,36の支点用溝60 ,62に向かって、それぞれ支点ピン128,130が主軸6と平行に立設され ており、この両支点ピン128,130の先端には、支点用溝60,62の幅に 応じた球状部132,134が、それぞれ形成されている。そして、この両球状 部132,134が、支点用溝60,62内に、摺動可能に挿入されている。
【0020】 一方、図6に示すように、前記ウォームギヤ5は、駆動軸4に軸受け136を 介して回動可能に支承されている。そして、駆動軸4と、ウォームギヤ5との間 には、正転方向の回転は伝達するが逆転方向の回転はフリー状態となるワンウェ イクラッチ138が介装されている。
【0021】 また、駆動軸4には、ウォームギヤ5に連接してカラー142が挿着されてお り、このカラー142に連接してウォームギヤ144が設けられている。このウ ォームギヤ144も、駆動軸4に軸受け145を介して回動可能に支承されてお り、駆動軸4とウォームギヤ144との間には、逆転方向の回転は伝達するが正 転方向の回転はフリー状態となるワンウェイクラッチ146が介装されている。 しかも、ウォームギヤ144は、揺動用軸64のほぼ中央に固着されたホィール ギヤ148に歯合されている。
【0022】 駆動軸4は、一組のベアリング156により、ケース本体7内に収納されたギ ヤボックス158(図4では図示せず。)に回動可能に支承されている。そして 、一組のベアリング156の間に、ウォームギヤ5、カラー142、ウォームギ ヤ144が配置され一対のカラー152,154を介してこれらが挟持されて軸 方向に動かないようにされている。駆動軸4の一端が、ギヤボックス158の外 部に突き出されており、カラー160を介して、ファン166が装着され、ナッ ト168により固定されている。
【0023】 一方、移動部材96,98の両外側に、主軸6と垂直に2組の取付板170, 172(片側のみ図示する。)が一体的に取り付けられている。そして、この取 付板170,172には、主軸6と平行にそれぞれ6本の支持軸174(一部の み図示する)が、主軸6を中心とする円上を等分した位置に架け渡されている。 また、この支持軸174には、それぞれ中央と両側とがそれぞれ突出したローラ 状の第2施療子176,178が交互に、回転可能に挿着されている。
【0024】 そして、本実施例では、ケース本体7は、ほぼ偏平な箱状に形成されており、 前述した駆動用モータ1、駆動軸4、主軸6、第1偏芯カム10,12、揺動用 軸64、ねじ軸108、幅調整用モータ114等からなる第1施療子42,44 及び第2施療子176,178の駆動機構175が設けられている。ケース本体 7には、その上面の一部に大きな開口179が形成されて、腕部材38,40が 突き出されると共に、駆動軸4、主軸6、移動部材96,98、揺動部材120 ,122、ギヤボックス158、第2施療子176,178が露出されている。
【0025】 また、図2、図5に示すように、前述した第1施療子42,44及び第2施療 子176,178は、柔軟性のある布や皮革等の被覆部材180により被覆され ており、被覆部材180の中央は、ケース本体7から突き出している第1施療子 42,44に応じて一段高くされている。
【0026】 更に、ケース本体7の側面には、図1、図2に示すように、溝状に窪まされた 収納凹部182が形成されており、収納凹部182には、立方体状のコントロー ルボックス184の一部が挿入可能に形成されている。コントロールボックス1 84には、前述した駆動用モータ1及び幅調整用モータ114の駆動を指示する 複数のスイッチ、例えば、入・切スイッチ186、叩きスイッチ188、拡幅ス イッチ190、減幅スイッチ192、増速スイッチ194、減速スイッチ196 が、収納凹部182に挿入したコントロールボックス184の収納凹部182か ら出ている箇所に、即ち収納凹部182に挿入された状態でも各スイッチ186 ,188,190,192,194,196を操作できるように配置されている 。
【0027】 尚、増速スイッチ194及び減速スイッチ196に応じて速度が調整される駆 動用モータ1の速度に応じて点灯する複数の速度表示ランプ198も設けられて いる。 収納凹部182の底には、所定間隔で2個の金具200,202が固着されて いる。また、コントロールボックス184内には、この金具200,202に対 向して一対の磁石204,206が配置されており、両磁石204,206はそ れぞれ鉄片208,210により挟持されている。鉄片208,210はその一 端がコントロールボックス184から露出するようにされている。
【0028】 尚、ケース本体7が金属等の磁性体で形成されている場合は、金具200,2 02を設ける必要はなく、また、金具200,202をコントロールボックス1 84側に、磁石204,206と鉄片208,210をケース本体7側に設けた 構成としてもよい。
【0029】 前述した駆動用モータ1及び幅調整用モータ114は、図示しない制御回路に 接続されると共に、前記各スイッチ186,188,190,192,194, 196も、ケース本体7に図示しないプラグを介して着脱自在に接続されたカー ルコード212を介して制御回路に接続されて、入・切スイッチ186及び叩き スイッチ188により駆動用モータ1の正逆回転を、増速スイッチ194及び減 速スイッチ196により駆動用モータ1の回転速度を、拡幅スイッチ190及び 減幅スイッチ192により幅調整用モータ114の正逆回転を制御するように構 成されている。
【0030】 次に、前述した本実施例のマッサージ機の作動について説明する。 まず、金具200,202から鉄片208,210を磁石204,206の吸 着力に抗して引き離し、コントロールボックス184を収納凹部182から引き 出す。
【0031】 そして、入・切スイッチ186が押下されると、駆動用モータ1が正転方向に 回転駆動され、カップリング3、駆動軸4、ワンウェイクラッチ138、ウォー ムギヤ5、ホィールギヤ8を介して、主軸6が回転される。この主軸6の回転に 伴って、両第1偏芯カム10,12が回転し、両第1カム部22,24のカム中 心Bは、主軸6の中心Aの廻りに円錐状の運動をする。この際、他方のウォーム ギヤ144は、ワンウェイクラッチ146がフリー状態であるので、回転駆動さ れない。
【0032】 また、支持部材34,36も、カム中心Bの運動と共に移動するが、支点用溝 60,62に挿入されている支点ピン128,130により回転は規制される。 この際、支点ピン128,130の球状部132,134は、支点用溝60,6 2内を相対的に摺動する。
【0033】 支持部材34,36の移動により、第1施療子42,44は、第1施療子42 ,44の中心点が、「ハ」の字状に向かい合った平面上で、偏心量Lに応じた円 運動を行う。しかも、両第1施療子42,44が最も突き出たときには、両第1 施療子42,44間の間隔が狭まり、かつ、両第1施療子42,44は、逆「ハ 」の字状になる。また、最も引っ込んだときには、その間隔が広がり、かつ、両 第1施療子42,44は、「ハ」の字状になる。
【0034】 このような両第1施療子42,44の運動により、揉み運動のみが行われる。 マッサージ機を床に置き、使用者は、床に横たわって、この両第1施療子42, 44を、被覆部材180を介して首筋、肩、腰等の患部に当てると、揉み運動に より揉みマッサージが行われる。また、マッサージ機を椅子等に立てかけ、使用 者が椅子に座った状態で揉みマッサージを受けることもできる。
【0035】 尚、増速スイッチ194を押下している間、駆動用モータ1の回転速度が増加 し、減速スイッチ196を押下している間、駆動用モータ1の回転速度が減速さ れる。これにより、揉みマッサージの速度を調整することができる。 一方、叩きスイッチ188が押下されると、駆動用モータ1の回転方向が前述 した場合とは逆に、逆転方向に回転駆動され、ワンウェイクラッチ138はフリ ーの状態になり、駆動軸4の回転は、ワンウェイクラッチ146、ウォームギヤ 144、ホィールギヤ148を介して、揺動用軸64に伝達される。
【0036】 揺動用軸64が回転されると、これと共に、両第2偏芯カム76,78が揺動 用軸64を中心として回転される。これに伴って、第2カム部88,90が、揺 動用軸64の中心に対して偏芯した状態で回転し、揺動部材120,122の揺 動用溝124,126内を相対的に摺動しながら、揺動部材120,122を主 軸6を中心にして揺動する。
【0037】 この両揺動部材120,122の揺動により、共に両支点ピン128,130 も主軸6を中心に揺動する。これにより、支点ピン128,130は支点用溝6 0,62内を相対的に摺動しながら、支持部材34,36及び腕部材38,40 にカム中心B廻りの揺動運動をさせる。
【0038】 この揺動運動により、第1施療子42,44が、カム中心Bを中心とする揺動 運動を行い、両第1施療子42,44は、叩き運動のみを行う。しかも、両第2 偏芯カム76,78の位相は180度ずれているので、両第1施療子42,44 は、互い違いに叩き運動を行う。この両第1施療子42,44を、被覆部材18 0を介して首筋、肩、腰等の患部に当てると、叩き運動により叩きマッサージが 行われる。
【0039】 一方、主軸6の回転と共に、取付板170,172も回転し、これに伴って、 第2施療子176,178は、主軸6の廻りを公転する。この第2施療子176 ,178に足の裏等を当てると、第2施療子176,178の公転運動により、 ローラマッサージが行われる。駆動軸4の回転と共にファン166も回転し、両 ウォームギヤ5,144及び両ホィールギヤ8,148を冷却する。
【0040】 拡幅スイッチ190あるいは減幅スイッチ192を押下すると、幅調整用モー タ114が回転駆動され、ねじ軸108が回転されると、両移動部材96,98 が互いに離間、または接近する方向に移動し、両第1施療子42,44の間隔を 患部に合わせて変更できる。
【0041】 このように、コントロールボックス184を収納凹部182から引き出して、 使用者が手に持った状態で、各スイッチ186,188,190,192,19 4,196を操作し、患部を第1施療子42,44又は第2施療子176,17 8に当てて駆動を指示することにより、最適なマッサージの状態を指示できる。
【0042】 また、指示終了後、収納凹部182にコントロールボックス184を挿入する と、磁石204,206の吸着力により鉄片208,210が金具200,20 2に吸着されて、コントロールボックス184が保持されるので、コントロール ボックス184を手に持ったままでマッサージを受けるという煩わしさから開放 される。
【0043】 マッサージ終了後、駆動を停止する場合には、コントロールボックス184を 収納凹部182に収納した状態のままで入・切スイッチ186を押下して駆動用 モータ1を停止させることができる。 一方、コントロールボックス184を収納凹部182に収納した状態のままで 、各スイッチ186,188,190,192,194,196を操作すると、 駆動機構175が前述したと同様に第1施療子42,44又は第2施療子176 ,178を駆動する。そして、患部を第1施療子42,44又は第2施療子17 6,178に当ててマッサージを受けることもできる。これにより、コントロー ルボックス184をその都度収納凹部182から引き出して駆動を指示するとい った煩わしさから開放される。
【0044】 このように、本実施例のマッサージ機のコントロールボックス収納構造による と、コントロールボックス184を収納凹部182から引き出して手に持ち、患 部を第1施療子42,44又は第2施療子176,178に当てた状態で、各ス イッチ186,188,190,192,194,196を操作することができ るので、最適なマッサージの状態を指示できる。
【0045】 また、コントロールボックス184を収納凹部182に挿入した状態で、各ス イッチ186,188,190,192,194,196を操作することもでき るので、スイッチ操作の度にコントロールボックス184を収納凹部182から 引き出さなくてもよく、第1施療子42,44、第2施療子176,.178の 駆動の指示がしやすい。
【0046】 以上本考案はこの様な実施例に何等限定されるものではなく、本考案の要旨を 逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得る。
【0047】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案のマッサージ機のコントロールボックス収納構造は 、コントロールボックスを収納凹部から引き出して手に持ち、患部を施療子に当 てた状態で、スイッチ操作できるので、最適なマッサージの状態を指示できると 共に、コントロールボックスを収納凹部に挿入した状態でもスイッチ操作できる ので、スイッチ操作の度にコントロールボックスを収納凹部から引き出さなくて もよく、施療子の駆動の指示がしやすいという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例としてのマッサージ機のコ
ントロールボックス収納構造の要部拡大断面図である。
【図2】 本実施例のマッサージ機のコントロールボッ
クス収納構造を適用したマッサージ機の斜視図である。
【図3】 本実施例のマッサージ機の駆動機構の概略斜
視図である。
【図4】 本実施例のマッサージ機の駆動機構の展開断
面図である。
【図5】 本実施例のマッサージ機の左半分を断面で示
す平面図である。
【図6】 本実施例の主軸と第1偏芯カムとの拡大断面
図である。
【図7】 本実施例の駆動軸を中心とした拡大断面図で
ある。
【符号の説明】
1…駆動用モータ 4…駆動軸
6…主軸 7…機枠 10,12…第1偏芯カム 38,40…腕部材 42,44…第1施療子
64…揺動用軸 76,78…第2偏芯カム 114…幅調整用モータ
175…駆動機構 176,178…第2施療子 182…収
納凹部 184…コントロールボックス 186…入
・切スイッチ 204,206…磁石

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施療子を駆動する駆動機構に駆動を指示
    する複数のスイッチが配置されたコントロールボックス
    を備えたマッサージ機のケース本体に前記コントロール
    ボックスの一部を挿入可能な収納凹部を形成すると共
    に、 前記複数のスイッチは、前記収納凹部に挿入した前記コ
    ントロールボックスの前記収納凹部から出ている箇所に
    配置され、 かつ、前記ケース本体と前記コントロールボックスとを
    磁石により着脱可能にしたことを特徴とするマッサージ
    機のコントロールボックス収納構造。
JP1993051006U 1993-09-20 1993-09-20 マッサージ機のコントロールボックス収納構造 Expired - Fee Related JP2606541Y2 (ja)

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