JP3122171B2 - マッサージ機 - Google Patents
マッサージ機Info
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- JP3122171B2 JP3122171B2 JP03194485A JP19448591A JP3122171B2 JP 3122171 B2 JP3122171 B2 JP 3122171B2 JP 03194485 A JP03194485 A JP 03194485A JP 19448591 A JP19448591 A JP 19448591A JP 3122171 B2 JP3122171 B2 JP 3122171B2
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- Japan
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- eccentric
- cam
- massage machine
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、揉みと叩きとを行う施
療子及びローラマッサージを行うローラを有するマッサ
ージ機に関する。
療子及びローラマッサージを行うローラを有するマッサ
ージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、肩や腰等の患部に揉みと叩き
を施すことができるマッサージ機として、特公平2−4
9741が知られている。このマッサージ機は、椅子式
のものであり、椅子の背もたれ内に配置された施療子
に、偏芯カムの回転による揉み運動及び連結リンクによ
る叩き運動を行わせるように構成していた。
を施すことができるマッサージ機として、特公平2−4
9741が知られている。このマッサージ機は、椅子式
のものであり、椅子の背もたれ内に配置された施療子
に、偏芯カムの回転による揉み運動及び連結リンクによ
る叩き運動を行わせるように構成していた。
【0003】また、足の裏等の患部にローラマッサージ
を施すことができるマッサージ機として、回転する主軸
と平行な複数のローラを、主軸と一体的に回転可能に設
けたものも知られている。
を施すことができるマッサージ機として、回転する主軸
と平行な複数のローラを、主軸と一体的に回転可能に設
けたものも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】施療子による揉みと叩
き及びローラによるローラマッサージを一台の装置で行
うことができるようにするためには、主軸に複数のロー
ラを一体的に設けなければならない。しかしながら、こ
うした従来のマッサージ機では、施療子に叩き運動を付
与するために、連結リンク等からなる機構を設けなけれ
ばならず、構造が複雑であった。そのため、施療子の近
傍にローラを設けることが困難で、装置が大型化してし
まいハンディタイプには適さない。また、ローラを患部
に適した間隔で配置することが困難であるという問題が
あった。
き及びローラによるローラマッサージを一台の装置で行
うことができるようにするためには、主軸に複数のロー
ラを一体的に設けなければならない。しかしながら、こ
うした従来のマッサージ機では、施療子に叩き運動を付
与するために、連結リンク等からなる機構を設けなけれ
ばならず、構造が複雑であった。そのため、施療子の近
傍にローラを設けることが困難で、装置が大型化してし
まいハンディタイプには適さない。また、ローラを患部
に適した間隔で配置することが困難であるという問題が
あった。
【0005】そこで本発明は上記の課題を解決すること
を目的とし、簡単な構成で小型の揉みと叩き及びローラ
マッサージを良好に行うことができるマッサージ機を提
供することにある。
を目的とし、簡単な構成で小型の揉みと叩き及びローラ
マッサージを良好に行うことができるマッサージ機を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、本発明は課題を解決するための手段として次の構成
を取った。即ち、駆動源により回転駆動される主軸に取
り付けられた2個の第1偏芯カムに、前記主軸に対して
偏芯かつ傾斜した第1カム部をそれぞれ形成すると共
に、該第1カム部にそれぞれ回転自在に挿着した支持部
材に施療子をそれぞれ配置し、かつ、前記主軸と平行に
回動可能に支承され、駆動源により回転駆動される揺動
用駆動軸に、該揺動用駆動軸に対して偏芯した第2偏芯
カムを設け、更に、前記両支持部材を前記第2偏芯カム
の回転により前記第1カム部を中心に揺動駆動可能に配
置し、前記主軸と平行な複数のローラを、前記主軸の周
りに、かつ前記両支持部材の外側に、前記主軸と一対的
に回転可能に配置したことを特徴とするマッサージ機の
構成がそれである。
く、本発明は課題を解決するための手段として次の構成
を取った。即ち、駆動源により回転駆動される主軸に取
り付けられた2個の第1偏芯カムに、前記主軸に対して
偏芯かつ傾斜した第1カム部をそれぞれ形成すると共
に、該第1カム部にそれぞれ回転自在に挿着した支持部
材に施療子をそれぞれ配置し、かつ、前記主軸と平行に
回動可能に支承され、駆動源により回転駆動される揺動
用駆動軸に、該揺動用駆動軸に対して偏芯した第2偏芯
カムを設け、更に、前記両支持部材を前記第2偏芯カム
の回転により前記第1カム部を中心に揺動駆動可能に配
置し、前記主軸と平行な複数のローラを、前記主軸の周
りに、かつ前記両支持部材の外側に、前記主軸と一対的
に回転可能に配置したことを特徴とするマッサージ機の
構成がそれである。
【0007】
【作用】前記構成を有するマッサージ機は、駆動源によ
り主軸が回転駆動され、主軸と共に第1偏芯カムが主軸
の廻りに回転される。この回転する第1偏芯カムの第1
カム部により、支持部材が、主軸の廻りを偏芯かつ傾斜
した状態で回転し、施療子が、揉み運動を行う。また、
駆動源により揺動用駆動軸が回転駆動されると、第2偏
芯カムが回転し、第2偏芯カムが支持部材を揺動する。
これに伴って、支持部材を第1カム部の廻りに揺動し、
施療子が揉み運動を行うと共に、叩き運動を行う。更
に、主軸の回転に伴って、ローラが主軸の周りに回転す
る。
り主軸が回転駆動され、主軸と共に第1偏芯カムが主軸
の廻りに回転される。この回転する第1偏芯カムの第1
カム部により、支持部材が、主軸の廻りを偏芯かつ傾斜
した状態で回転し、施療子が、揉み運動を行う。また、
駆動源により揺動用駆動軸が回転駆動されると、第2偏
芯カムが回転し、第2偏芯カムが支持部材を揺動する。
これに伴って、支持部材を第1カム部の廻りに揺動し、
施療子が揉み運動を行うと共に、叩き運動を行う。更
に、主軸の回転に伴って、ローラが主軸の周りに回転す
る。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。図1は本発明の一実施例であるマッサージ機
の概略斜視図である。1は電動モータを用いた駆動源
で、駆動源1の回転軸2にはウォームギヤ4が取り付け
られている。そして、この回転軸2と直交して、主軸6
が本体7(一部のみ図示する。)に回動可能に支承され
ている。この主軸6のほぼ中央には、ウォームギヤ4に
歯合したホィールギヤ8が一体的に取り付けられてい
る。
説明する。図1は本発明の一実施例であるマッサージ機
の概略斜視図である。1は電動モータを用いた駆動源
で、駆動源1の回転軸2にはウォームギヤ4が取り付け
られている。そして、この回転軸2と直交して、主軸6
が本体7(一部のみ図示する。)に回動可能に支承され
ている。この主軸6のほぼ中央には、ウォームギヤ4に
歯合したホィールギヤ8が一体的に取り付けられてい
る。
【0009】また、主軸6には、ホィールギヤ8の両側
に、それぞれ第1偏芯カム10,12が一体的に挿着さ
れている。両第1偏芯カム10,12には、主軸6の中
心Aから所定量L偏芯し、かつ中心Aに対して所定角度
θ傾斜したカム中心Bを中心とする円柱状の第1カム部
14,16が形成されている。また、両第1カム部1
4,16の傾斜の方向は、互いに逆方向となるように構
成されている。この両第1カム部14,16には、ベア
リング18,20がそれぞれ挿着され、止め輪22,2
4により抜け止めがされている。
に、それぞれ第1偏芯カム10,12が一体的に挿着さ
れている。両第1偏芯カム10,12には、主軸6の中
心Aから所定量L偏芯し、かつ中心Aに対して所定角度
θ傾斜したカム中心Bを中心とする円柱状の第1カム部
14,16が形成されている。また、両第1カム部1
4,16の傾斜の方向は、互いに逆方向となるように構
成されている。この両第1カム部14,16には、ベア
リング18,20がそれぞれ挿着され、止め輪22,2
4により抜け止めがされている。
【0010】前記両ベアリング18,20の外周には、
それぞれ支持部材26,28が嵌合されて、第1カム部
14,16に回転自在に支持部材26,28が挿着され
ている。そして、両支持部材26,28には、弾性を有
する板状部材30,32が、主軸6と直交する方向に延
出されて、それぞれ取り付けられている。尚、本実施例
では、この板状部材30,32により、ベアリング1
8,20の抜け止めを兼ねている。
それぞれ支持部材26,28が嵌合されて、第1カム部
14,16に回転自在に支持部材26,28が挿着され
ている。そして、両支持部材26,28には、弾性を有
する板状部材30,32が、主軸6と直交する方向に延
出されて、それぞれ取り付けられている。尚、本実施例
では、この板状部材30,32により、ベアリング1
8,20の抜け止めを兼ねている。
【0011】そして、両板状部材30,32には、それ
ぞれ施療子34,36が取り付けられている。両施療子
34,36は、同一構成であり、一方の施療子34につ
いて、図1に基づいて説明する。この施療子34は、半
球状の2個の揉み玉38,40を備え、両揉み玉38,
40は、ビス42により板状部材30に取り付けられた
一対の係止部材44,46により、回動自在に支承され
ている。
ぞれ施療子34,36が取り付けられている。両施療子
34,36は、同一構成であり、一方の施療子34につ
いて、図1に基づいて説明する。この施療子34は、半
球状の2個の揉み玉38,40を備え、両揉み玉38,
40は、ビス42により板状部材30に取り付けられた
一対の係止部材44,46により、回動自在に支承され
ている。
【0012】一方、支持部材26,28には、カム中心
Bに向かって延びた支点用溝48,50が形成されてい
る。この支点用溝48,50は、長円形状で、かつ、カ
ム中心B方向に、支持部材26,28を貫通して穿設さ
れている。また、主軸6と平行に、本体7に揺動用駆動
軸52が、ベアリング55a,55bを介して、回動可
能に支承されている。この揺動用駆動軸52のほぼ中央
には、ホィールギヤ54が一体的に取り付けられてい
る。
Bに向かって延びた支点用溝48,50が形成されてい
る。この支点用溝48,50は、長円形状で、かつ、カ
ム中心B方向に、支持部材26,28を貫通して穿設さ
れている。また、主軸6と平行に、本体7に揺動用駆動
軸52が、ベアリング55a,55bを介して、回動可
能に支承されている。この揺動用駆動軸52のほぼ中央
には、ホィールギヤ54が一体的に取り付けられてい
る。
【0013】このホィールギヤ54には、ウォームギヤ
56が歯合されており、ウォームギヤ56は、前記ウォ
ームギヤ4に、駆動源1の回転を伝達できるように、ク
ラッチ機構57を介して、直列に接続されている。クラ
ッチ機構57は、本実施例では、駆動源1の一方向の回
転は伝達するが逆方向の回転はフリー状態となるワンウ
ェイクラッチが用いられている。
56が歯合されており、ウォームギヤ56は、前記ウォ
ームギヤ4に、駆動源1の回転を伝達できるように、ク
ラッチ機構57を介して、直列に接続されている。クラ
ッチ機構57は、本実施例では、駆動源1の一方向の回
転は伝達するが逆方向の回転はフリー状態となるワンウ
ェイクラッチが用いられている。
【0014】尚、クラッチ機構57は、これに限らず、
電磁力により回転を伝達・遮断できる電磁クラッチ等を
用いてもよい。また、駆動源1は、一台のモータに限ら
ず、主軸6用と、揺動用駆動軸52用とにそれぞれ別個
にモータを設けてもよい。更に、本実施例では、ホィー
ルギヤ4とホィールギヤ54との直径比は、約2.7対
1程度にされている。
電磁力により回転を伝達・遮断できる電磁クラッチ等を
用いてもよい。また、駆動源1は、一台のモータに限ら
ず、主軸6用と、揺動用駆動軸52用とにそれぞれ別個
にモータを設けてもよい。更に、本実施例では、ホィー
ルギヤ4とホィールギヤ54との直径比は、約2.7対
1程度にされている。
【0015】一方、揺動用駆動軸52には、ホィールギ
ヤ54の両側に、揺動用駆動軸52の中心Cに対して所
定量偏芯した偏芯中心D,Eを中心とする第2偏芯カム
58,60が一体的に形成されている。両第2偏芯カム
58,60の偏芯方向は、互いに逆方向に、即ち位相が
180度異なるようにされている。そして、両第2偏芯
カム58,60は、それぞれ前記支点用溝48,50に
摺動可能に挿入されている。
ヤ54の両側に、揺動用駆動軸52の中心Cに対して所
定量偏芯した偏芯中心D,Eを中心とする第2偏芯カム
58,60が一体的に形成されている。両第2偏芯カム
58,60の偏芯方向は、互いに逆方向に、即ち位相が
180度異なるようにされている。そして、両第2偏芯
カム58,60は、それぞれ前記支点用溝48,50に
摺動可能に挿入されている。
【0016】また、支持部材26,28の両外側に、主
軸6と垂直に、主軸6に2組の取付板62,64が一体
的に取り付けられている。そして、この取付板62,6
4には、主軸6と平行にそれぞれ6本の支持軸66,6
8(一部のみ図示する)が、主軸6を中心とする円上を
等分した位置に架け渡されている。また、この支持軸6
6,68には、それぞれ中央が突出したローラ70と両
側が突出したローラ72とが交互に、回転可能に挿着さ
れている。
軸6と垂直に、主軸6に2組の取付板62,64が一体
的に取り付けられている。そして、この取付板62,6
4には、主軸6と平行にそれぞれ6本の支持軸66,6
8(一部のみ図示する)が、主軸6を中心とする円上を
等分した位置に架け渡されている。また、この支持軸6
6,68には、それぞれ中央が突出したローラ70と両
側が突出したローラ72とが交互に、回転可能に挿着さ
れている。
【0017】次に、前述した本実施例のマッサージ機の
作動について説明する。まず、駆動源1が回転駆動され
ると、ウォームギヤ4、ホィールギヤ8を介して、主軸
6が回転される。この主軸6の回転に伴って、両第1偏
芯カム10,12が回転し、両第1カム部14,16の
カム中心Bは、主軸6の中心Aの廻りに円錐状の運動を
する。
作動について説明する。まず、駆動源1が回転駆動され
ると、ウォームギヤ4、ホィールギヤ8を介して、主軸
6が回転される。この主軸6の回転に伴って、両第1偏
芯カム10,12が回転し、両第1カム部14,16の
カム中心Bは、主軸6の中心Aの廻りに円錐状の運動を
する。
【0018】また、支持部材26,28も、カム中心B
の運動と共に移動するが、支点用溝48,50に挿入さ
れている両第2偏芯カム58,60により回転は規制さ
れる。この際、両第2偏芯カム58,60は、支点用溝
48,50内を相対的に摺動する。
の運動と共に移動するが、支点用溝48,50に挿入さ
れている両第2偏芯カム58,60により回転は規制さ
れる。この際、両第2偏芯カム58,60は、支点用溝
48,50内を相対的に摺動する。
【0019】支持部材26,28の移動により、施療子
34,36は、施療子34,36の中心点が、「ハ」の
字状に向かい合った平面上で、偏心量Lに応じた円運動
を行う。しかも、両施療子34,36が最も突き出たと
きには、両施療子34,36間の間隔が狭まり、かつ、
両施療子34,36は、逆「ハ」の字状になる。また、
最も引っ込んだときには、その間隔が広がり、かつ、両
施療子34,36は、「ハ」の字状になる。このような
両施療子34,36の運動により、揉み運動が行われ
る。
34,36は、施療子34,36の中心点が、「ハ」の
字状に向かい合った平面上で、偏心量Lに応じた円運動
を行う。しかも、両施療子34,36が最も突き出たと
きには、両施療子34,36間の間隔が狭まり、かつ、
両施療子34,36は、逆「ハ」の字状になる。また、
最も引っ込んだときには、その間隔が広がり、かつ、両
施療子34,36は、「ハ」の字状になる。このような
両施療子34,36の運動により、揉み運動が行われ
る。
【0020】更に、主軸6の回転は、クラッチ機構5
7、ウォームギヤ56、ホィールギヤ54を介して、揺
動用駆動軸52に増速されて伝達される。揺動用駆動軸
52が回転されると、これと共に、両第2偏芯カム5
8,60が揺動用駆動軸52を中心として回転される。
これに伴って、両第2偏芯カム58,60が、揺動用駆
動軸52の中心に対して偏芯した状態で回転し、支点用
溝48,50内を相対的に摺動しながら、支持部材2
6,28をカム中心Bを中心にして揺動する。
7、ウォームギヤ56、ホィールギヤ54を介して、揺
動用駆動軸52に増速されて伝達される。揺動用駆動軸
52が回転されると、これと共に、両第2偏芯カム5
8,60が揺動用駆動軸52を中心として回転される。
これに伴って、両第2偏芯カム58,60が、揺動用駆
動軸52の中心に対して偏芯した状態で回転し、支点用
溝48,50内を相対的に摺動しながら、支持部材2
6,28をカム中心Bを中心にして揺動する。
【0021】この揺動運動により、施療子34,36に
も、カム中心Bを中心とする揺動運動が付加されて、両
施療子34,36は、叩き運動を行う。しかも、両第2
偏芯カム58,60の位相は180度ずれているので、
両施療子34,36は、互い違いに揺動運動を行う。ま
た、この揺動運動は、主軸6の回転が増速されて、揺動
用駆動軸52に伝達されることから、施療子34,36
が1回の円運動を行う間に、複数回の、本実施例では、
約2.7回の揺動運動が付加されて、揉み運動と共に、
叩き運動が行われる。
も、カム中心Bを中心とする揺動運動が付加されて、両
施療子34,36は、叩き運動を行う。しかも、両第2
偏芯カム58,60の位相は180度ずれているので、
両施療子34,36は、互い違いに揺動運動を行う。ま
た、この揺動運動は、主軸6の回転が増速されて、揺動
用駆動軸52に伝達されることから、施療子34,36
が1回の円運動を行う間に、複数回の、本実施例では、
約2.7回の揺動運動が付加されて、揉み運動と共に、
叩き運動が行われる。
【0022】一方、駆動源1の回転方向が前述した場合
と逆方向の回転である場合には、クラッチ機構57はフ
リーの状態になり、主軸6の回転は、揺動用駆動軸52
には伝達されない。よって、主軸6のみが回転され、第
1偏芯カム10,12の回転により、前述したと同様
に、両施療子34,36は、揉み運動のみを行う。
と逆方向の回転である場合には、クラッチ機構57はフ
リーの状態になり、主軸6の回転は、揺動用駆動軸52
には伝達されない。よって、主軸6のみが回転され、第
1偏芯カム10,12の回転により、前述したと同様
に、両施療子34,36は、揉み運動のみを行う。
【0023】一方、主軸6の回転と共に、取付板62,
64も回転し、これに伴って、ローラ70,72は、主
軸6の廻りを公転する。このローラ70,72の公転運
動により、ローラマッサージが行われる。前述した如
く、本実施例のマッサージ機は、揺動用駆動軸52に第
2偏芯カム58,60を設け、支持部材26,28に揺
動運動を付加して、施療子34,36に揉みと叩きの運
動を行わせる。また、ローラ70,72を、主軸6周り
に回転する。
64も回転し、これに伴って、ローラ70,72は、主
軸6の廻りを公転する。このローラ70,72の公転運
動により、ローラマッサージが行われる。前述した如
く、本実施例のマッサージ機は、揺動用駆動軸52に第
2偏芯カム58,60を設け、支持部材26,28に揺
動運動を付加して、施療子34,36に揉みと叩きの運
動を行わせる。また、ローラ70,72を、主軸6周り
に回転する。
【0024】従って、両支持部材26,28の両外側に
設けたローラ70,72の間隔を、人の肩幅程度に配置
することが可能となる。よって、施療子34,36によ
り首筋等の患部を揉みマッサージすることができ、また
ローラ70,72に足の裏側等の患部をのせて、ローラ
マッサージを行うことも可能になる。
設けたローラ70,72の間隔を、人の肩幅程度に配置
することが可能となる。よって、施療子34,36によ
り首筋等の患部を揉みマッサージすることができ、また
ローラ70,72に足の裏側等の患部をのせて、ローラ
マッサージを行うことも可能になる。
【0025】即ち、支持部材26,28の外側に接近し
てローラ70,72を配置することができるので、装置
を小型化でき、揉みと叩き運動及びローラマッサージを
行うことができるハンディタイプの装置を構成できる。
また、ローラ70,72の間隔を肩幅程度の両足を楽な
状態で少し開いた間隔にすることができる。
てローラ70,72を配置することができるので、装置
を小型化でき、揉みと叩き運動及びローラマッサージを
行うことができるハンディタイプの装置を構成できる。
また、ローラ70,72の間隔を肩幅程度の両足を楽な
状態で少し開いた間隔にすることができる。
【0026】尚、板状部材30,32は弾性を有するの
で、施療子34,36と、取付板62との間に、筋肉等
が挟み込まれても、板状部材30,32が弾性変形する
ので、苦痛を感じることがなく、マッサージを続行する
ことができる。本実施例では、第2偏芯カム58,60
により直接支持部材26,28を揺動しているが、これ
に代えて、第2偏芯カム58,60により揺動されるレ
バーを設け、このレバーの一端を支点用溝48,50に
係合し、支持部材26,28を揺動するように構成して
もよい。
で、施療子34,36と、取付板62との間に、筋肉等
が挟み込まれても、板状部材30,32が弾性変形する
ので、苦痛を感じることがなく、マッサージを続行する
ことができる。本実施例では、第2偏芯カム58,60
により直接支持部材26,28を揺動しているが、これ
に代えて、第2偏芯カム58,60により揺動されるレ
バーを設け、このレバーの一端を支点用溝48,50に
係合し、支持部材26,28を揺動するように構成して
もよい。
【0027】以上本発明はこの様な実施例に何等限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々なる態様で実施し得る。
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々なる態様で実施し得る。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように本発明のマッサージ
機は、揺動用駆動軸により支持部材に揺動運動を付加す
るので、構成が簡単になり、ローラを支持部材に接近し
て配置することができるので、装置が小型化になり、ハ
ンディタイプにすることも可能となる。また、施療子に
より首筋、腰等の患部を揉み、叩きマッサージを行うこ
ともでき、またローラの間隔を、足の裏側等の患部に適
した間隔にすることができるので、ローラマッサージを
行うことも可能になるという効果を奏する。
機は、揺動用駆動軸により支持部材に揺動運動を付加す
るので、構成が簡単になり、ローラを支持部材に接近し
て配置することができるので、装置が小型化になり、ハ
ンディタイプにすることも可能となる。また、施療子に
より首筋、腰等の患部を揉み、叩きマッサージを行うこ
ともでき、またローラの間隔を、足の裏側等の患部に適
した間隔にすることができるので、ローラマッサージを
行うことも可能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のマッサージ機の展開断面図
である。
である。
【図2】本実施例としてのマッサージ機の要部概略斜視
図である。
図である。
1…駆動源 6…主軸 1
0,12…第1偏芯カム 26,28…支持部材 34,36…施療子 4
8,50…支点用溝 52…揺動用駆動軸 58,60…第2偏芯カム 70,72…ローラ
0,12…第1偏芯カム 26,28…支持部材 34,36…施療子 4
8,50…支点用溝 52…揺動用駆動軸 58,60…第2偏芯カム 70,72…ローラ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61H 15/00 A61H 7/00
Claims (1)
- 【請求項1】 駆動源により回転駆動される主軸に取り
付けられた2個の第1偏芯カムに、前記主軸に対して偏
芯かつ傾斜した第1カム部をそれぞれ形成すると共に、
該第1カム部にそれぞれ回転自在に挿着した支持部材に
施療子をそれぞれ配置し、 かつ、前記主軸と平行に回動可能に支承され、駆動源に
より回転駆動される揺動用駆動軸に、該揺動用駆動軸に
対して偏芯した第2偏芯カムを設け、更に、前記両支持
部材を前記第2偏芯カムの回転により前記第1カム部を
中心に揺動駆動可能に配置し、 前記主軸と平行な複数のローラを、前記主軸の周りに、
かつ前記両支持部材の外側に、前記主軸と一対的に回転
可能に配置したことを特徴とするマッサージ機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03194485A JP3122171B2 (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | マッサージ機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03194485A JP3122171B2 (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | マッサージ機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0531149A JPH0531149A (ja) | 1993-02-09 |
JP3122171B2 true JP3122171B2 (ja) | 2001-01-09 |
Family
ID=16325323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03194485A Expired - Fee Related JP3122171B2 (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | マッサージ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3122171B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2501503B2 (ja) * | 1991-11-06 | 1996-05-29 | フランスベッド株式会社 | マッサ−ジ装置 |
JPH05123369A (ja) * | 1991-11-06 | 1993-05-21 | France Bed Co Ltd | マツサージ装置 |
JP2501506B2 (ja) * | 1992-01-08 | 1996-05-29 | フランスベッド株式会社 | マッサ−ジ装置 |
KR100426536B1 (ko) * | 2001-12-19 | 2004-04-14 | 장길순 | 목과 어깨의 주무르기 기능을 갖는 안마기 |
CN104224490B (zh) * | 2014-09-28 | 2017-07-14 | 中科康威斯(福安)电子有限公司 | 一种指压式按摩垫组件 |
-
1991
- 1991-08-02 JP JP03194485A patent/JP3122171B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0531149A (ja) | 1993-02-09 |
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