JPH04112144U - 車両用バンパーおよび車両用バンパーのレインフオースメント用取付ステー - Google Patents

車両用バンパーおよび車両用バンパーのレインフオースメント用取付ステー

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JPH04112144U
JPH04112144U JP2443791U JP2443791U JPH04112144U JP H04112144 U JPH04112144 U JP H04112144U JP 2443791 U JP2443791 U JP 2443791U JP 2443791 U JP2443791 U JP 2443791U JP H04112144 U JPH04112144 U JP H04112144U
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JP
Japan
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reinforcement
mounting stay
vehicle
horizontal
vehicle bumper
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JP2443791U
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昇 山下
和利 野村
豊 鈴木
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スズキ株式会社
フタバ産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レインフォースメント用取付ステーを改良
し、その薄肉化,強度化を図る。 【構成】 取付ステー2の水平壁5,6をレインフォー
スメントの水平壁3,4に対置させる。取付ステー2の
ネジ孔を上下の同一垂直上に置く。取付ステー2の側壁
7,8を逆八の字形に10〜30°傾斜させる。さらに
側壁7,8を車体の壁構成メンバーに対し、水平面上で
見て少なくとも2ケ所で対置する。全体をカップ構造と
し、上記側壁7,8を左右対称とする。取付ステー2
に、レインフォースメント1の水平壁端部3a,4aが
嵌合する凹部12を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両用バンパーおよび車両用バンパーのレインフォースメント用取 付ステーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両用バンパーは、衝突の際の車両の損傷防止のために設けられており 、図7に示されるように、外側から表皮部材31、レインフォースメント32、 取付ステー33の順に車体34にボルト等で固定されている。ここで上記取付ス テー33は衝突時に生ずる力を車体に伝達する部分となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記取付ステー33は、衝突の際の荷重に耐えるために厚肉の素材で 構成され、またコンパクトではなかった。したがって、車体の重量増加を招き、 デザイン的にもコンパクトでないため外観に好ましくない影響を与える要因を構 成していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、車両用バンパーにおいて、レイ ンフォースメント用取付ステーを高張力鋼板あるいはガラス繊維強化樹脂により 構成し、上記レインフォースメントの水平壁と上記取付ステーの水平壁とを対置 した車両用バンパーを提供するものである。
【0005】 また、本考案は、上記レインフォースメントと取付ステーとのネジ取め位置を 同一垂直線上に上下二ヶ所とした車両用バンパーを提供するものである。
【0006】 さらに、本考案は、側壁を車体方向の前方から後方に向けて逆八の字形に10 〜30°傾斜せしめ、さらに該側壁を上記車体の壁構成メンバーに対し、水平面 上で見て少なくとも2ケ所対置せしめてなる車両用バンパーのレインフォースメ ント用取付ステーを提供するものである。
【0007】 またさらに、本考案は、全体をカップ構造とし、両側壁を左右対称としてなる 取付ステーを提供するものでる。
【0008】 またさらに、本考案は、上記レインフォースメントの水平壁の端部が嵌合する 凹部を設けた車両用バンパーのレインフォースメント用取付ステーを提供するも のである。
【0009】
【実施例】
以下に添付図面に示した実施例を参照しながら本考案にかかる車両用バンパー および車両用バンパーのレインフォースメント用取付ステーを説明する。
【0010】 図1は、本考案にかかる車両用バンパーの実施例の組立て前の状態を示し、図 において、1はレインフォースメント、2は取付ステーであり、車両の前方右側 部分にあるものを示す。取付ステー2は、高張力鋼板あるいはガラス繊維強化樹 脂等の圧縮強度の高い素材により構成されており、その上下の水平壁5,6は、 レインフォースメント1の上下の水平壁3,4と対置されている(図1、図2) 。このように、水平壁3,4と水平壁5,6とを対置させるので、レインフォー スメント1からの外力が取付ステー2の水平壁5,6に均等に伝達され、この水 平壁3,4の厚さをあまり厚くしなくても済む。
【0011】 上記レインフォースメント1と取付ステー2とは、上の水平壁端部3a,5a 、下の水平壁端部4a,6aを各々ネジ止めすることにより一体となる。ここに おいて、図4のように、取付ステー2の上下のネジ孔2a,2bを上下の同一垂 直線上として、同一垂直線上に上下2ケ所のネジ止めとすることにより、レイン フォースメントの変形1′の際、左右方向に力を分散させるようにすることがで き(図5参照)、取付ステー2の薄肉化を図ることがてきる。
【0012】 さらに、上記実施例において、取付ステー2の左右の側壁7,8(図1、図3 )を車体方向の前方から後方に向けて逆八の字形に10〜30°傾斜させ、レイ ンフォースメント1の変形1′にともなって生じる局部荷重ベクトルに対置せし め、発生する内部応力を好適な分布にすることとした。また、車体9の壁構成メ ンバー11(サイドメンバー10のもの)に対し、上記側壁7,8の後端を図3 のように水平面上で少なくとも2ケ所で対置せしめ(A点,B点とが前後方向の 同一直線上にある。)耐荷重性を増している。
【0013】 上記実施例では、図1、図4に示すように取付ステー2の全体構造をカップ構 造とし、かつ両側壁7,8を左右対称としている。これによって、取付ステー2 の加工性が容易となるとともに、前記した側壁の傾斜との相乗効果によりさらに 取付ステー2の強度が増す。
【0014】 なお、図6のように、上記レインフォースメント1の水平壁端部3a,4aが 嵌合する凹部12を取付ステー2に設けることにより、衝突の際、レインフォー スメント1のフランジ部分が外れることを防止できる。
【0015】
【考案の効果】
本考案によれば、レインフォースメント用取付ステーを軽量かつ高強度に構成 することができ、かつ取付ステー2の薄肉化により低コスト化を図ることができ るので、実用上好適な車両用バンパーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる車両用バンパーの実施例を分解
して示す分解斜視図である。
【図2】本考案にかかる車両用バンパーの実施例の縦断
面図である。
【図3】本考案にかかる車両用バンパーの実施例を示す
概念的平面図である。
【図4】本考案にかかる取付ステーの実施例の正面図で
ある。
【図5】本考案にかかる車両用バンパーの実施例におい
て、外力の加わった状態における力の分散を説明する概
念的平面図である。
【図6】本考案にかかる取付ステーの他の実施例の縦断
面図である。
【図7】従来の車両用バンパーの分解図である。
【符号の説明】
1,32 レインフォースメント 2,33 取付ステー 3,4,5,6 水平壁 7,8 側壁 9 車体 10 サイドメンバー 12 凹部
フロントページの続き (72)考案者 鈴木 豊 愛知県岡崎市鴨田町広元7の1番地

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レインフォースメント用取付ステーを高
    張力鋼板あるいはガラス繊維強化樹脂により構成し、上
    記レインフォースメントの水平壁と上記取付ステーの水
    平壁とを対置してなることを特徴とする車両用バンパ
    ー。
  2. 【請求項2】 上記レインフォースメントと上記取付ス
    テーのネジ止め位置を同一垂直線上に上下2ケ所として
    なることを特徴とする請求項1に記載の車両用バンパー
  3. 【請求項3】 側壁を車体方向の前方から後方に向けて
    逆八の字形に10〜30゜傾斜せしめ、さらに該側壁を
    上記車体の壁構成メンバーに対し、水平面上で見て少な
    くとも2ケ所対置せしめてなることを特徴とする車両用
    バンパーのレインフォースメント用取付ステー。
  4. 【請求項4】 全体をカップ構造とし、両側壁を左右対
    称としてなる車両用バンパーのレインフォースメント用
    取付ステー。
  5. 【請求項5】 上記レインフォースメントの水平壁の端
    部が嵌合する凹部を設けた上記請求項1の車両用バンパ
    ーに使用する車両用バンパーのレインフォースメント用
    取付ステー。
JP1991024437U 1991-03-19 1991-03-19 車両用バンパー Expired - Lifetime JP2590820Y2 (ja)

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JPH04112144U true JPH04112144U (ja) 1992-09-29
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JP2590820Y2 (ja) 1999-02-24

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