JPS5827887Y2 - ラツクピニオン式ステアリングギアボツクスの取付構造 - Google Patents
ラツクピニオン式ステアリングギアボツクスの取付構造Info
- Publication number
- JPS5827887Y2 JPS5827887Y2 JP12970477U JP12970477U JPS5827887Y2 JP S5827887 Y2 JPS5827887 Y2 JP S5827887Y2 JP 12970477 U JP12970477 U JP 12970477U JP 12970477 U JP12970477 U JP 12970477U JP S5827887 Y2 JPS5827887 Y2 JP S5827887Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear box
- rack
- steering gear
- cross member
- pinion type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はラックピニオン式ステアリングギアボックス
の取付構造に関するものである。
の取付構造に関するものである。
ラックピニオン式ステアリングギアボックスはダッシュ
パネルの前壁に車幅方向に取付けられ、その両端にボー
ルジヨイントを介して結合されたタイロッドは車輪に取
付けられたナックルアームと連結されて釦り、車輪から
の衝撃力がタイロッドを経てギアボックスに伝達される
。
パネルの前壁に車幅方向に取付けられ、その両端にボー
ルジヨイントを介して結合されたタイロッドは車輪に取
付けられたナックルアームと連結されて釦り、車輪から
の衝撃力がタイロッドを経てギアボックスに伝達される
。
それであるからギアボックスは車体に強固に固定する必
要がある。
要がある。
ギアボックスを車幅方向に強固に固定するためには剛性
メンバーであるクロスメンバーの前壁面に取付けるのが
よいが、クロスメンバーの前壁面にのみ取付けようとす
ると、面積的に限界があり、取付位置を自由に設定でき
ず、エンジンルーム内の他の部品と干渉する虞れがある
。
メンバーであるクロスメンバーの前壁面に取付けるのが
よいが、クロスメンバーの前壁面にのみ取付けようとす
ると、面積的に限界があり、取付位置を自由に設定でき
ず、エンジンルーム内の他の部品と干渉する虞れがある
。
また、強度的に見ても、ギアボックスがダッシュパネル
の補強に寄与していない。
の補強に寄与していない。
そこで、この考案はこれ等を合理的に解決せんとするも
のであって、即ち、ギアボックスをも補強メンバーとし
て利用し、ダッシュパネルの剛性を向上させると共にギ
アボックスの結合部の剛性をも向上させ、しかも、ギア
ボックスの取付位置を従来よりも自由に設定できるよう
にしたもので、以下、この考案の構成を添付図面に示す
一実施例に基いて詳細に説明する。
のであって、即ち、ギアボックスをも補強メンバーとし
て利用し、ダッシュパネルの剛性を向上させると共にギ
アボックスの結合部の剛性をも向上させ、しかも、ギア
ボックスの取付位置を従来よりも自由に設定できるよう
にしたもので、以下、この考案の構成を添付図面に示す
一実施例に基いて詳細に説明する。
ダッシュパネル１は下端がフロアパネル２と連なり、そ
の左右両側端にはサイドパネル３の後端が連結され、サ
イドパネル３の前端間にはフロントクロスメンバー４が
架設されて、エンジンルムＡを構成している。
の左右両側端にはサイドパネル３の後端が連結され、サ
イドパネル３の前端間にはフロントクロスメンバー４が
架設されて、エンジンルムＡを構成している。
そして、ダッシュパネル１の前壁面下方には車幅方向に
閉断面のクロスメンバー５が溶着され、クロスメンバー
５の両端にはそれぞれサイドパネル３の内面下方で車の
前後方向に延びるサイドメンバー６０後端と連結され、
クロスメンバー５に加わる車幅方向の力はサイドメンバ
ー６に分散伝達される。
閉断面のクロスメンバー５が溶着され、クロスメンバー
５の両端にはそれぞれサイドパネル３の内面下方で車の
前後方向に延びるサイドメンバー６０後端と連結され、
クロスメンバー５に加わる車幅方向の力はサイドメンバ
ー６に分散伝達される。
サイドメンバー６の前端はフロントクロスメンバー４の
両端と固着される。
両端と固着される。
７はダッシュパネル１の前壁面上で縦方向に配設された
縦メンバーで、車両中心から等しく配分され、下端はク
ロスメンバー５に連結されている。
縦メンバーで、車両中心から等しく配分され、下端はク
ロスメンバー５に連結されている。
これ等メンバーは全て補強の機能を果たす。
ラックピニオン式ステアリングギアボックス８はダッシ
ュパネル１の前壁に車幅方向に取付けられ、ボールジヨ
イント９を介して結合されたタイロッド１０は車輪１１
に取付けられたナックルアーム１２に連結されている。
ュパネル１の前壁に車幅方向に取付けられ、ボールジヨ
イント９を介して結合されたタイロッド１０は車輪１１
に取付けられたナックルアーム１２に連結されている。
このギアボックス８はダッシュパネル１前壁に車幅方向
に配置された二個のクランプ１３で縦メンバー７に固着
する。
に配置された二個のクランプ１３で縦メンバー７に固着
する。
ギアボックス８を固着スるクランプ１３は下側がクロス
メンバー５に溶接したナツト１４にボルト１５をねじ込
んで行い、上側ハクロスメンバー５に近い箇所の縦メン
ハーフに溶接したナツト１６にボルト１７をねじ込んで
行う。
メンバー５に溶接したナツト１４にボルト１５をねじ込
んで行い、上側ハクロスメンバー５に近い箇所の縦メン
ハーフに溶接したナツト１６にボルト１７をねじ込んで
行う。
以上説明したようにこの考案はダッシュパネルの前面下
部にラックピニオン式ステアリングギアボックスを車幅
方向に取付ける構造の自動車において、閉断面のクロス
メンバーと、このクロスメンバーに直交して結合した２
本の縦メンバーとでダッシュパネルの補強骨材を構成さ
せ、車幅方向に配されるステアリングギアボックスの両
端を上記クロスメンバーと縦メンバーとにクランプを介
してボルトで締付固定させたから、クロスメンバーと２
本の縦メンバーとが突き合せて溶接結合されている部分
に長尺で剛性の高いステアリングギアボックスがクラン
プを介してボルトで締付固定されているので、特別な補
強部材を設けることなく結合剛性を大幅に向上させるこ
とができる。
部にラックピニオン式ステアリングギアボックスを車幅
方向に取付ける構造の自動車において、閉断面のクロス
メンバーと、このクロスメンバーに直交して結合した２
本の縦メンバーとでダッシュパネルの補強骨材を構成さ
せ、車幅方向に配されるステアリングギアボックスの両
端を上記クロスメンバーと縦メンバーとにクランプを介
してボルトで締付固定させたから、クロスメンバーと２
本の縦メンバーとが突き合せて溶接結合されている部分
に長尺で剛性の高いステアリングギアボックスがクラン
プを介してボルトで締付固定されているので、特別な補
強部材を設けることなく結合剛性を大幅に向上させるこ
とができる。
即ち、左右の両縦メ／バーはクロスメンバーだけですく
、剛性の大きなステアリングギアボックスを介して結合
されることとなり、ダッシュパネル全体の剛性がさらに
向上され、ひいてはステアリングギアボックスの取付１
１１ｉ１！′ｐＥ、が向上する効果がある。
、剛性の大きなステアリングギアボックスを介して結合
されることとなり、ダッシュパネル全体の剛性がさらに
向上され、ひいてはステアリングギアボックスの取付１
１１ｉ１！′ｐＥ、が向上する効果がある。
また、両メンバーの結合部に釦いては、上下方向にステ
アリングギアボックスの固定スペースが他の場所に比べ
て比較的自由にとれるため、クロスメンバーによってそ
の取付位置を制約されるこれがなく、取付けも行ないや
すくなる。
アリングギアボックスの固定スペースが他の場所に比べ
て比較的自由にとれるため、クロスメンバーによってそ
の取付位置を制約されるこれがなく、取付けも行ないや
すくなる。
第１図はこの考案に係る車体の斜面図、第２図はこの考
案のラックピニオン式ステアリングギアボックスの取付
構造を示す平面図、第３図はこの考案のラックピニオン
式ステアリングギアボックスの取付部分の斜面図、第４
図はこの考案に係るクロスメンバーと縦メンバーとの連
結部を示す斜面図、第５図はこの考案の取付状態をエン
ジンルーム内から見た場合の正面図、第６図はこの考案
のステアリングギアボックスの固定要領を示す縦断面図
である。 １・・・ダッシュパネル、５・・・クロスメンバー、７
・・・縦メンバー、８・・・ラックピニオン式ステアリ
ングギアボックス。
案のラックピニオン式ステアリングギアボックスの取付
構造を示す平面図、第３図はこの考案のラックピニオン
式ステアリングギアボックスの取付部分の斜面図、第４
図はこの考案に係るクロスメンバーと縦メンバーとの連
結部を示す斜面図、第５図はこの考案の取付状態をエン
ジンルーム内から見た場合の正面図、第６図はこの考案
のステアリングギアボックスの固定要領を示す縦断面図
である。 １・・・ダッシュパネル、５・・・クロスメンバー、７
・・・縦メンバー、８・・・ラックピニオン式ステアリ
ングギアボックス。
Claims (1)
- ダッシュパネルの前面下部にラックピニオン式ステアリ
ングギアボックスを車幅方向に取付ける構造の自動車に
おいて、閉断面のクロスメンバーと、このクロスメンバ
ーに直交して結合した２本の縦メンバーとでダッシュパ
ネルの補強骨材を構成させ、車幅方向に配されるステア
リングギアボックスの両端を上記クロスメンバーと縦メ
ンバーとにクランプを介してボルトで締付固定させたこ
とを特徴とするラックピニオン式ステアリングギアボッ
クスの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12970477U JPS5827887Y2 (ja) | 1977-09-26 | 1977-09-26 | ラツクピニオン式ステアリングギアボツクスの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12970477U JPS5827887Y2 (ja) | 1977-09-26 | 1977-09-26 | ラツクピニオン式ステアリングギアボツクスの取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5454043U JPS5454043U (ja) | 1979-04-14 |
| JPS5827887Y2 true JPS5827887Y2 (ja) | 1983-06-17 |
Family
ID=29094618
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12970477U Expired JPS5827887Y2 (ja) | 1977-09-26 | 1977-09-26 | ラツクピニオン式ステアリングギアボツクスの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5827887Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0416780Y2 (ja) * | 1985-09-04 | 1992-04-15 | ||
| JP2018016101A (ja) * | 2016-07-25 | 2018-02-01 | マツダ株式会社 | 車両の前部車体構造 |
-
1977
- 1977-09-26 JP JP12970477U patent/JPS5827887Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5454043U (ja) | 1979-04-14 |
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