JPH0221337Y2 - - Google Patents

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JPH0221337Y2
JPH0221337Y2 JP1982171275U JP17127582U JPH0221337Y2 JP H0221337 Y2 JPH0221337 Y2 JP H0221337Y2 JP 1982171275 U JP1982171275 U JP 1982171275U JP 17127582 U JP17127582 U JP 17127582U JP H0221337 Y2 JPH0221337 Y2 JP H0221337Y2
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JP
Japan
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steering
longitudinal member
reinforcing
pipe
reinforcing longitudinal
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JP1982171275U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車等のステアリングコラムをボデ
イへ支持させるためのステアリング保持装置に関
する。
自動車の操舵用ステアリング装置はステアリン
グホイル、ステアリングシヤフト及びこのステア
リングシヤフトの外側へ設けられてステアリング
シヤフトを軸支するコラムチユーブ等のステアリ
ングコラム組立体がステアリング保持装置を介し
てボデイへ支持されている。
このステアリング保持装置は、第1,2図に示
されるごとく車両幅方向に掛け渡される補強材1
0へ、鋼板の屈曲により製作されたステアリング
ブラケツト12が溶着されている。このステアリ
ングブラケツト12にステアリングコラムが取り
つけられることによりこのステアリングコラムが
このステアリングブラケツト12、補強材10を
介してボデイへ支持されることになる。
ところがこような従来の保持装置では、補強材
10の片側が鋼管14、他側が鋼板16,18の
組み合わせによつて構成されており、鋼板16,
18はプレス成形によつて第2図に示されるごと
く箱形状とされて所要のねじり剛性が確保される
ようになつている。ステアリングブラケツト12
の被取付部に所要のねじり剛性を確保すること
で、ステアリング振動を抑制するようになつてい
る。
従つてこのような従来の保持装置では、補強材
10の加工工数が多くてコストアツプの原因とな
り、この重量も大きく、かつ大きな容積を占有す
る原因となつている。
本考案は上記事情を考慮し、簡単、軽量かつ占
有容積の小さな構造としてもステアリング振動を
効率的に抑制することが可能なステアリング保持
装置を得ることが目的である。
本考案に係るステアリング保持装置では、車両
側壁間へ車両横方向に第1の補強長手材を掛け渡
し、第2の補強長手材の長手方向中間部をこの第
1の補強長手材から前後方向へ離隔して第1の補
強長手材と略平行状態に配置すると共に第2の補
強長手材の端部は第1の補強長手材の長手方向中
間部及び車両側壁へ固定し、これらの補強長手材
へ互に平行状態で前後方向へ離隔した部分にステ
アリングブラケツトの前後両端部を夫々固定する
構造となつている。
以下本考案の実施例を図面に従い説明する。
第3,4図に示されるごとく本実施例に係るス
テアリング保持装置では第1のパイプ20及び第
2のパイプ22が用いられている。第1のパイプ
20は車両幅方向に長手方向とされており、一端
の偏平部20Aがカウルサイドパネル等の車両側
壁へ固着されるようになつている。
また第1のパイプ20の他方の端部には平板2
4が直角に溶着されており、偏平部20Aと反対
側のカウルサイドパネル等の車両側壁内側へ固着
されるようになつている。
第2のパイプ22はその一端22Aが第1のパ
イプ20の長手方向中間部へ溶着されており、他
の一端22Bは第1のパイプ20の一端と同様に
平板24へ溶着されて車両側壁へ固着されるよう
になつている。またこの第2のパイプ22の長手
方向中間部は第1のパイプ20から前後方向へ離
隔して第1のパイプ20と平行状態に配置されて
いる。
これらの第1のパイプ20,22の下側には第
4図に詳細に示される如く、互いに平行状態に配
置されている部分にステアリングブラケツト26
の前後両端部が夫々溶着されている。このステア
リングブラケツト26は薄肉鋼板から屈曲されて
おり、車両前後方向に長手方向とされる一対の溝
28が形成されている。これらの溝28の底部に
は取付ボルト30が溶着されており、これらの取
付ボルト30のねじ部はステアリングブラケツト
26を貫通して車両下方向に突出しており、ステ
アリングコラムの取付用となつている。
またこのステアリングブラケツト26には第4
図に詳細に示されるごとく頂面へ車両横方向に円
弧溝32が形成されており、これらの円弧溝32
へは前記パイプ20,22の外周一部が収容され
て広い面積に渡つて接触すると共に、両者が互い
に溶着されている。従つてステアリングブラケツ
ト26は第1のパイプ20及び第2のパイプ22
へ大きな取付強度及び取付剛性で取り付けられて
いる。
このように構成される本実施例のステアリング
保持装置では、第1のパイプ20の偏平部20A
及びこの第1のパイプ20の他端及び第2のパイ
プ22の端部へ固着された平板24をそれぞれ車
両側壁へ固定すれば車体への組み付け作業が完了
する。
このパイプ20,22へ固着されたステアリン
グブラケツト26へは、取付ボルト30へナツト
を螺合し、このナツトによつてステアリングコラ
ム組立体をステアリングブラケツト26へ組みつ
けることによりステアリングの取り付け作業が行
なわれる。
ステアリングコラムに作用する操舵力等はステ
アリングブラケツト26及びパイプ20,22を
介して確実に車体へ伝達することができるため、
ステアリングコラムの取付強度は十分に確保され
る。特にパイプ20,22は曲げに対して強く従
来の鋼板16,18による補強材10(第2図参
照)に比べても断面係数に遜色なく、同程度の強
度を維持することが可能であり。またこの実施例
のパイプ20,22は第4図2点鎖線で示される
突出部34がないため、占有容積が小さい。また
従来の鋼板16,18に比べて使用材料が少ない
ので、重量も軽減される。
さらに、ステアリング振動に伴なうステアリン
グブラケツト26のねじりが効果的に吸収される
ので、ステアリング振動を効率的に抑制すること
ができる。
即ち、ステアリングブラケツト26は振動の振
幅が最も大きくなる前後両端部が第1及び第2の
パイプ20,22に固着支持されるので振動抑制
効果が大きく、さらに第2のパイプ22が第1の
パイプ20の中間部に結合されるので第1及び第
2のパイプ20,22が並列するステアリングブ
ラケツト26の被取付部分は構造体としてのねじ
り剛性が高く振動抑制効果が大きいためである。
尚、上記実施例では第1のパイプ20及び第2
のパイプ22を用いてステアリングブラケツト2
6を取りつける構造を示したが、本考案はパイプ
20,22と同程度の強度を有する材料であれ
ば、必ずしもパイプ材に限らずU字形等の他の断
面形状の補強長手材を用いることができる。
以上説明したごとく本考案に係るステアリング
保持装置では、第1の補強長手材と第2の補強長
手材との結合関係によつてねじり剛性の高い構造
体を得て振動を抑制するとともに、第1及び第2
の補強長手材に対するステアリングブラケツトの
取付位置によつて振動を抑制するようにしたの
で、簡単、軽量かつ小さな占有容積の構造として
もステアリング振動を効率的に抑制することがで
きる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のステアリング保持装置を示す斜
視図、第2図は第1図−線断面図、第3図は
本考案のステアリング保持装置の実施例を示す斜
視図、第4図は第3図−線断面図である。 20……第1のパイプ、22……第2のパイ
プ、26……ステアリングブラケツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両側壁間へ車両横方向に第1の補強長手材を
    掛け渡し、この第1の補強長手材の長手方向中間
    部へ一端を固定した第2の補強長手材の長手方向
    中間部を第1の補強長手材から前後方向へ離隔し
    て第1の補強長手材と略平行状態に配置すると共
    に他端を車両側壁へ固定し、これら補強長手材へ
    互いに平行状態で前後方向へ離隔した部分にステ
    アリグコラム取付用のステアリングブラケツトの
    前後両端部を夫々固定することを特徴としたステ
    アリング保持装置。
JP17127582U 1982-11-12 1982-11-12 ステアリング保持装置 Granted JPS5975360U (ja)

Priority Applications (1)

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JP17127582U JPS5975360U (ja) 1982-11-12 1982-11-12 ステアリング保持装置

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JP17127582U JPS5975360U (ja) 1982-11-12 1982-11-12 ステアリング保持装置

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Publication Number Publication Date
JPS5975360U JPS5975360U (ja) 1984-05-22
JPH0221337Y2 true JPH0221337Y2 (ja) 1990-06-08

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ID=30373667

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JP17127582U Granted JPS5975360U (ja) 1982-11-12 1982-11-12 ステアリング保持装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60191578U (ja) * 1984-05-30 1985-12-19 フタバ産業株式会社 自動車のステアリングポスト支持部材構造
JPS61150868A (ja) * 1984-12-21 1986-07-09 Mazda Motor Corp 車両用ステアリング支持構造
JPH0534301Y2 (ja) * 1986-09-10 1993-08-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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