JPH04111150U - リード端子接続構造 - Google Patents

リード端子接続構造

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JPH04111150U
JPH04111150U JP1480691U JP1480691U JPH04111150U JP H04111150 U JPH04111150 U JP H04111150U JP 1480691 U JP1480691 U JP 1480691U JP 1480691 U JP1480691 U JP 1480691U JP H04111150 U JPH04111150 U JP H04111150U
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JP
Japan
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lead wire
terminal
lead
tip
connection terminal
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Pending
Application number
JP1480691U
Other languages
English (en)
Inventor
角谷淳一
Original Assignee
株式会社カンセイ
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Publication date
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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】溶着部に接続される芯線に剥離方向の外力が作
用され難いように構成したリード端子の接続構造を提供
する。 【構成】接続端子11の先端部を直角に折り曲げた起立
部12を形成し、この起立部12にリード線13の係止
部を形成して、該係止部にリード線13を潜らせて、そ
のリード線13先端の芯線を接続端子11に溶着させ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、導電芯線を露出させるように絶縁部を取り除いたリード線の露出芯 線を、電子部品等の接続端子に接続させるリード端子の接続構造に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のリード端子接続構造としては、例えば図1に示す如く、電子部 品1から支出される電線接続端子2に、リード線3の芯線4を半田付けにより溶 着するものであるが、この従来例の接続構造にあっては、例えば図2に示す如く 接続端子2に半田付けされているリード線3を矢方向Aに引いてもその接続強度 は強いが、矢方向Bに引き上げた場合には、その半田付け強度が弱く、溶接面が 剥離されやすいという不具合があった。
【0003】 そこでこの不具合を解消するために、図3に示す如く、接続端子2にリード線 を通す透孔5を穿設し、この透孔5内にリード線3を潜らせてクランク状に折り 曲げそのリード線先端の露出芯線4を半田付けにより接続端子2に接続して、リ ード線3に半田付けを剥離する方向の外力が作用されにくいように構成したリー ド線接続構造がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、この従来例のように、リード線3を接続端子2に穿設した透孔15 内に挿通することは、そのリード線をクランク状に折り曲げるための折り曲げ工 程が必要となって、多量の電子部品に夫々のリード線を接続するとき、その生産 性に欠けているという問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案はかかる従来の問題点に着目してなされたもので、接続端子2の先端部 を直角に折り曲げた起立部を形成し、この起立部にリード線の係止部を形成して 、該係止部にリード線を潜らせて、そのリード線先端の芯線を接続端子に溶着さ せることにより、該溶着部に接続される芯線に剥離方向の外力が作用され難いよ うに構成したリード端子の接続構造を提供することにある。
【0006】
【実施例】
以下に本考案を図4乃至図7に示す実施例に基いて詳細に説明する。
【0007】 図4及び図5において、11は電子部部17から支出されるリード線接続端子 であって、この接続端子11は、その支出端が直角に折り曲げられて起立部12 に形成されている。この起立部12にはリード線13を挿通係止するための透孔 つまり係止部14に穿設されているものである。
【0008】 従ってこの実施例においては、接続端子11にリード線13を接続するに当り 、先ずそのリード線13の先端部を係止部14に挿通した後該リード線先端部の 芯線を接続端子11に半田付けにより溶着するものであるから、この実施例にあ っては、接続端子11に接続されるリード線13を、その接続端子11の先端部 に形成された透孔14を挿通することで、例えこのリード線13に図2に示すよ うなB方向の引き上げ外力が作用しても、リード線13の透孔14による係止作 用で、芯線の溶着部が剥離されることはなく確実なる接続が維持できる。
【0009】 またリード線13を係止せしめるための透孔14は、接続端子11に形成され た起立部12に穿設されていることから、その透孔14内へのリード線13の挿 通作業が容易であって、その作業性が向上される。
【0010】 図6は本考案の他の実施例を示すもので、この実施例は、接続端子11の先端 部に形成した起立片12に、リード線13を係止せしめるための切欠き15を形 成したものである。従ってこの実施例によれば前記実施例と同様に、切欠き15 によって、リード線13の接続部における引き上げ外力を阻止することができる ので、リード線の接続端子11への接続が確保できる。
【0011】 図7に示す他の実施例は、図5に示す実施例において、起立部12の上場より 直角方向に折り曲げられる鍔部16を延長形成してなる接続端子11を形成した ものである。従ってこの実施例によれば、鍔部16の作用によって、リード線1 3が前記B方向へ引き曲げられたとき、その曲げ部とリード線溶着部との間隔が 長く確保できることから、リード線溶着部におけるB方向の応力がさらに小さく なり、その溶着部の剥離作用が有効に阻止できる。
【0012】
【考案の効果】
以上のように本考案は、電子部品等から支出される接続端子11の先端を立ち 上げ、その立ち上げ部分12に係止部14,15を設け、この接続端子11に接 続すべきリード線13の先端を前記係止部に係止させた上でリード線13先端を 接続端子11に溶着導通させるリード端子接続構造であるから、これによれば、 接続端子11に接続されるリード線13を、その接続端子11の先端部に形成さ れた係止部14,15に係止させることで、例えこのリード線13に引き上げ外 力が作用しても、そのリード線13の係止部14,15による係止作用で、芯線 の溶着部が剥離されることはなく確実なる接続が維持できる。
【0013】 またリード線13を係止せしめるための係止部14,15は、接続端子11に 形成された起立部12に穿設されていることから、その係止部へのリード線13 の係止作業が容易であって、その作業性が向上されるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のリード端子接続構造を示した説明図。
【図2】従来のリード端子接続構造を示した説明図。
【図3】従来の他のリード端子接続構造を示した説明
図。
【図4】本考案よりなるリード端子接続構造の実施例を
示した説明図。
【図5】本考案の他の実施例の接続端子を示した斜視
図。
【図6】本考案の他の実施例の接続端子を示した斜視
図。
【図7】本考案の他の実施例の接続端子を示した斜視
図。
【符号の説明】
11:接続端子 12:起立部 13:リード線 14:透孔 15:切欠き 16:鍔部 17:電子部品

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品等から支出される接続端子(1
    1)の先端を立ち上げ、その立ち上げ部分(12)に係
    止部(14,15)を設け、この接続端子(11)に接
    続すべきリード線(13)の先端を前記係止部に係止さ
    せた上でリード線(13)先端を接続端子(11)に溶
    着導通させたことを特徴とするリード端子接続構造。
JP1480691U 1991-03-14 1991-03-14 リード端子接続構造 Pending JPH04111150U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014203946A1 (ja) * 2013-06-19 2014-12-24 矢崎総業株式会社 端子と電線の接合構造
EP3534462A1 (en) * 2018-03-01 2019-09-04 Yazaki Corporation Electric wire with terminal and method of manufacturing electric wire with terminal

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