JPH0410587Y2 - - Google Patents

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JPH0410587Y2
JPH0410587Y2 JP1985074787U JP7478785U JPH0410587Y2 JP H0410587 Y2 JPH0410587 Y2 JP H0410587Y2 JP 1985074787 U JP1985074787 U JP 1985074787U JP 7478785 U JP7478785 U JP 7478785U JP H0410587 Y2 JPH0410587 Y2 JP H0410587Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は反射式オーバーヘツドプロジエクター
(以下、OHPという)の折りたたみの際の安全装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
ヘツド、支柱及び基台からなる基本構造を有す
る反射式OHPにおいて、ヘツドはその一端を支
柱へ回転可能に支持されこれを支点として折りた
たみ可能であり、使用時には折りたたみ状態から
開いてこれがロツク手段により保持されて使用に
供されるようになつている。従来、かかるOHP
を折りたたむ際、ロツクレバー等を単に押圧する
等の簡単な操作でそのロツク状態は即座に解除で
きるようになつていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この種従来のロツク機構では、
一旦ロツクが解除されるとヘツドはその自重に基
づき急激に回転し始めるため操作上危険であるば
かりか、装置の破損や故障を生ぜしめる原因とな
つていた。本考案はかかる実情に鑑み、安全性が
高く且つ、操作性にも優れたロツク機構を有する
反射式OHPを提供するものである。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本考案による反射式OHPでは、支柱に設けら
れたロツクピン又は凹部と、 ヘツドに回動可能に支持されていて、投映時に
ロツクピン又は凹部に嵌合することによりヘツド
の折り畳み方向の回動を阻止する凹部又はロツク
ピンと、ヘツド外部に突出していて一方向へ回動
して解除動作させることでヘツドの折り畳み方向
の回動時に凹部とロツクピンとが互いに嵌合する
ことを阻止する解除片とを有しているロツクレバ
ーと、 ロツクレバーを解除片の解除動作方向と反対方
向に付勢する弾性部材とを備えていて、 ヘツドを折り畳み方向と反対方向に回動せしめ
た時にのみロツクピンと凹部との嵌合が解除さ
れ、解除片の解除動作を可能にしたものである。
従つて、ヘツドを一旦反折りたたみ方向へ回転せ
しめない限りロツクピンと凹部との係合は解かれ
得ない。
〔実施例〕
第1図乃至第7図は、本考案の反射式OHPの
一の実施例を示す図であり、第1図及び第2図に
おいて、1は基台、2は基台1の一端部に設けら
れたカバー、3は基台1上に摺動及び回動可能に
支持されたフレネルレンズ、4,4は基端がカバ
ー2内で図示した起立位置から基台1側へ回動可
能に軸着されていると共に先端に光源、投影レン
ズ等を内蔵したヘツド5が軸6を介して回動可能
に支持されている一対の支柱、7は支柱4の先端
部に固定されたヘツドロツク板8の一端に植設さ
れたロツクピン、9は軸10を介してヘツド5に
回転可能に支持され一端部にロツクピンと係合し
ヘツド5の折りたたみ方向の回転(矢印A方向)
を阻止する凹部9aとヘツド5の下方へ突出した
ロツク解除片9bを有すると共に他端部にはロツ
クピン7と凹部9aとの係合が解除されてヘツド
5が折りたたみ方向に回転された際ロツクピン7
と係合してヘツド5を所定位置に保持せしめ得る
鍵形のピン保持部9cとを有しバネ11により左
旋習性が与えられているロツクレバーである。
従つて、上記のように構成されているから、支
柱4,4を基台1から起立させロツクレバー9の
凹部9aをロツクピン7により係合せしめれば、
ヘツド5の自重により第2図に示す如く所定位置
で支柱4,4に支持される。かかる状態のヘツド
5を折りたたむに際し、凹部9aとロツクピン7
とが係合しているのでこのままではロツク解除片
9bを左方へ動かすことができず従つてヘツド5
は折りたたまれ得ないが、該ヘツド5を一旦反折
りたたみ方向(矢印B方向)へ持ち上げればロツ
クピン7は凹部9aとの係合が解かれるので、ロ
ツク解除片9bを左方へ操作することは可能とな
り、従つてヘツド5を折りたたみ方向へ回転せし
めることができる。凹部9aとの係合が解除され
たロツクピン7がロツクレバー9の一側縁上を滑
動してピン保持部9cと係合することにより、ヘ
ツド5は支柱4,4に対し所定位置に折りたたま
れて保持される。さらにまた、このヘツド5はロ
ツク解除片9bをバネ11に抗して操作しロツク
ピンとピン保持部9cとの係合を解くことによ
り、反折りたたみ方向へ回転され得るからこれに
より折りたたみを開くことができる。
従つて、ヘツド5が折りたたむ際従来の如く単
にロツク解除片9bを操作しただけではヘツド5
は折りたたみ方向へ回転され得ず、これを一旦、
反折りたたみ方向へ押動させた後でないとロツク
解除片9bを操作することはできないので、不用
意にロツク解除片9bを操作してヘツド5がいき
なり回動を始めることはなく、従つて折りたたみ
作業の安全性は向上され得る。しかも、従来のこ
の種装置と比較して、ロツクレバー9の形状等を
変更するだけでよいから、部品点数が増加するこ
ともなく、製造コストの上昇を抑制できる。
また、第3図において、12は軸14を介して
基端が基台1側に支持された支柱4に固定された
支柱ロツク板13の一端に植設されたロツクピ
ン、15は支柱4の起立時には図示の如くロツク
ピン12と係合して該支柱4の折りたたみ方向の
回転(矢印A′方向)を阻止する凹部15aとバ
ネ17により付与された右旋習性により後述する
解除板18の底部と当接するロツク解除片15b
とを有し軸16により基台1に対し回転可能に支
持されたロツクレバー、18はカバー2内で基台
1に対し所定ストロークだけ摺動可能に取付けら
れた解除板である。この実施例においても、支柱
4を折りたたむに際し支柱4の起立時にはロツク
ピン12が凹部15aと係合しているので、解除
板18を操作してもこのままでは該係合を解くこ
とができず支柱4は折りたためない。即ち、かか
る係合状態から支柱4を反折りたたみ方向(矢印
B′方向)へロツクピン12がストツパー15c
に当接するまで回転せしめ、さらに解除板18に
よりバネ17に抗してロツク解除片15bを押動
せしめることにより凹部15aとロツクピン12
との係合は解かれ得、この後支柱4を折りたたみ
方向へ回転させ折りたたむことができる。従つ
て、単に解除板18を操作するのみでは支柱4を
折りたたむことはできず、安全性が向上され得
る。
さらに、第4図乃至第7図において、18aは
解除板18に固定されると共に下方へ伸長された
ロツク片、19は基台1側に固定された台座20
に固定されたガイドピン21,21に案内される
長孔19c,19cを有し台座20上へ摺動可能
に取付けられバネ24により第5図において右方
への移動習性が与えられている制御板、22は制
御板19の一端に固定されカバー2の内部から基
台1側へ突出し第6図の如くフレネルレンズ3が
基台1上の正規の位置(格納可能位置)にある時
は該フレネルレンズ3の一側端と当接して制御板
19をバネ24に抗して第5図中破線で示す位置
まで移動せしめると共に第7図の如くフレネルレ
ンズ3が基台1上の正規の位置にない時には該フ
レネルレンズ3と当接することなく制御板19と
共にバネ24により図示した所定位置へ移動せし
められるフツク、23は制御板19の他端に固定
されると共に少なくともフレネルレンズ3が正規
の位置にある時にはロツク片18aとは当接され
得ずまた正規の位置にないときにはロツク片18
aと当接して解除板18の押動操作に対しこれを
阻止するロツク片である。従つて、フレネルレン
ズ3が基台1上の正規の位置にない時は解除板1
8は押動され得ないので、仮に支柱4を折りたた
むべく支柱4を一旦反折りたたみ方向へ回転して
みても凹部15aとロツクピン12との係合は解
除され得ず、この場合、支柱4の折りたたみ操作
はできない。即ち、この場合には単なる解除板1
8の操作のみでは支柱4を折りたたむことができ
ないばかりか、フレネルレンズ3が正規の位置に
ない時にも折りたためないので支柱4を折りたた
むに際し二重の安全措置が講じられている。
尚、上記実施例において、ロツクレバー9、支
柱4、ロツクレバー15にはロツクピン又はこれ
に係合する凹部の何れか一方を設ければよく上記
実施例の態様に限定されるものではない。
〔考案の効果〕
上述ように、本考案による反射式OHPの安全
装置は、ヘツドを折りたたむに際し操作の安全性
が向上され得、且つその操作も簡単であり、実用
上、極めて優れた利点を有する。しかも、構成が
比較的簡単であり、部品点数を増加させることが
ないので、製造コストの上昇を抑制することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した反射式OHPを示す
斜視図、第2図は本考案に係わる安全装置が適用
されたヘツドの部分断面図、第3図は本考案に係
わる安全装置が適用された基台及び支柱の部分断
面図、第4図及び第5図は制御部材を有する安全
装置の部分断面図、第6図及び第7図は本考案の
安全装置のフレネルレンズの基台上での位置との
関係を示す夫々平面図である。 1……基台、2……カバー、3……フレネルレ
ンズ、4……支柱、5……ヘツド、7,12……
ロツクピン、9,15……ロツクレバー、9a,
15a……凹部、9b……ロツク解除片、18…
…解除板、19……制御板、22……フツク、
23……ロツク片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 光源及び投映レンズを内蔵するヘツドと、該ヘ
    ツドを先端で軸支する支柱と、該支柱を軸支する
    基台とを有していて、ヘツド及び支柱を折りたた
    み可能な反射式オーバーヘツドプロジエクターに
    おいて、 上記支柱に設置されたロツクピン又は凹部と、 上記ヘツドに回動可能に支持されていて、投映
    時に上記支柱のロツクピン又は凹部に嵌合するこ
    とによりヘツドの折りたたみ方向の回動を阻止す
    る凹部又はロツクピンと、該ヘツド外部に突出し
    ていて一方向へ回動して解除動作させることでヘ
    ツドの折りたたみ方向の回動時に上記凹部とロツ
    クピンとが互いに嵌合することを阻止する解除片
    と、を有しているロツクレバーと、 該ロツクレバーを解除片の解除動作方向と反対
    方向に付勢する弾性部材とを備えていて、 上記ヘツドを折りたたみ方向と反対方向に回動
    せしめた時にのみ上記ロツクピンと凹部との嵌合
    が解除され、上記解除片の解除動作を可能にした
    ことを特徴とするオーバーヘツドプロジエクター
    の安全装置。
JP1985074787U 1985-05-20 1985-05-20 Expired JPH0410587Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985074787U JPH0410587Y2 (ja) 1985-05-20 1985-05-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985074787U JPH0410587Y2 (ja) 1985-05-20 1985-05-20

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Publication Number Publication Date
JPS61190544U JPS61190544U (ja) 1986-11-27
JPH0410587Y2 true JPH0410587Y2 (ja) 1992-03-16

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ID=30615403

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985074787U Expired JPH0410587Y2 (ja) 1985-05-20 1985-05-20

Country Status (1)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6044034B2 (ja) * 1978-02-28 1985-10-01 日石三菱株式会社 触媒残渣を含む廃水の処理方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6044034U (ja) * 1983-09-02 1985-03-28 富士写真フイルム株式会社 オ−バ−ヘッドプロジェクタの安全装置
JPS60163438U (ja) * 1984-04-09 1985-10-30 株式会社リコー オ−バ−ヘツドプロジエクタのヘツドセツト解除装置

Patent Citations (1)

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JPS6044034B2 (ja) * 1978-02-28 1985-10-01 日石三菱株式会社 触媒残渣を含む廃水の処理方法

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Publication number Publication date
JPS61190544U (ja) 1986-11-27

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