JPS6044034B2 - 触媒残渣を含む廃水の処理方法 - Google Patents

触媒残渣を含む廃水の処理方法

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JPS6044034B2
JPS6044034B2 JP53023161A JP2316178A JPS6044034B2 JP S6044034 B2 JPS6044034 B2 JP S6044034B2 JP 53023161 A JP53023161 A JP 53023161A JP 2316178 A JP2316178 A JP 2316178A JP S6044034 B2 JPS6044034 B2 JP S6044034B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は5−アルケニルノルボルネンー2を転位して−
5アルキリデンノルボルネンー2を製造する際に反応液
の後処理工程において生成する廃水を処理する方法に関
するものであり、さらに詳しくは5−アルケニルノルボ
ルネンー2を有機アルカリ金属化合物と錯化剤とを組み
合わせた2元系触媒を用いて転位反応を行なつた5−ア
ルキリデンノルボルネンー2を含む反応液中に存在する
有機アルカリ金属化合物と錯化剤とからなる触媒を分解
失活させ、その際生成する分解した触媒残.渣を含む排
水を活性炭と接触させ、廃水中の錯化剤を活性炭により
分離除去する方法、およびこの方法により使用した活性
炭に随時酸を加え、錯化剤を回収することを特徴とする
触媒残渣を含む廃水の処理方法に関するものである。
従来、アルカリ金属もしくは有機金属化合物からなる触
媒を用いて5−アルケニルノルボルネンー2を製造する
方法において反応生成物を処理して用いた触媒を分解し
、分解した触媒を除去する場合に反応混合物に水を加え
て触媒を分解し、水洗する方法が用いられている(特公
昭45−41380)。
この方法においては、分解残渣を含む廃水の処理につい
ての記載はない。
しかし、この方法においては、触媒残渣を含む廃水中に
は主に有機アルカリ金属化合物に帰因するアルカリ水酸
化物が含まれるにとどまりその廃水の処理は中和等の手
段を採用して比較的容易に”行い得るものである。
他方本願出願人は先にこの種の異性化反応に有機アルカ
リ金属と多価アミンを組合わせた触媒を用いることによ
りきわめて高収率に生成物を得ることができることを見
い出して特許出願した(特公昭49−40469)。
また、この複合触媒を用いた反応の後、触媒を分解する
際に溶存酸素等を除去した水を用いるか(特願昭47−
110076,特公昭55−30491D又は水、アル
カリ金属水酸化合物等のアルカリを含む”水を添加し水
相中のアルカリ物質の量を5Wt%以上にする(特願昭
47−124602,特公昭55−47017号)方法
により、エマルジョンを生成させることなく有効に触媒
を分解させることを見い出して特許出願をした。
これら我々が先に見い出した方法においては、触媒成分
に錯化剤として多価アミンを用いるために、触媒分解後
の水相(廃水)は複雑な混合物となり、単なる中和手段
では廃水を清浄化することはできない。
また、廃水をストリツピング法で処理し多価アミンなど
の有機物を除去することも考えられるが、これは臭気に
よる大気汚染の問題を2次的に引き起こし、他方水中燃
焼処理を行なうことは高価で繁雑な装置を使用せねばな
らないという欠点がある。さらにこの廃水を活性汚泥に
よる生分解処理を行なうことを本発明者は意図したが清
浄化は不可能であつた。本発明者はこのような廃水を活
性炭を接触させることによりきわめて効果的に廃水を清
浄化できることを見い出した。
また、使用した活性炭に無機酸又は有機酸を加えること
により錯化剤を回収することができることを見い出した
。すなわち、本発明は有機アルカリ金属化合物(アルカ
リ金属はリチウム、ナトリウムおよびカリウム)に(こ
こでnは2以上の整数でRl,R2,R3、およびR4
はアルキル、シクロアルキル、およびアリール基を示す
)なる置換ポリメチレンジアミン(ここでnは2以上の
整数でRl,R2,R3、およびR4はアルキル、シク
ロアルキル、およびアリール基を示す)なる置換ポリエ
チレンポリアミンおよび (c) トリエチレンジアミン からなる群から選ばれた錯化剤を組合せた触媒により5
−アルケニルノルボルネンー2を異性化して5−アルキ
リデンノルボルネンー2を製造する際に、反応混合物中
の触媒を反応混合物中に含まれるアルカリ金属化合物の
モル当量以上の水またはアルカリ金属の水酸化物、炭酸
塩、炭酸水素塩を含む水を該反応混合物に加えて分解し
、水相と有機相に相分離し分解した触媒残渣を含有する
廃水を活性炭と接触させ、廃水中の錯化剤を除去するこ
とを特徴とする触媒残渣含む廃水の処理方法に関する。
またこのように使用された活性炭に有機酸又は無機酸を
加え活性炭から錯化剤を回収することを特徴とする触媒
残渣を含む廃水の処理方法に関する。本発明によればこ
の廃水を処理して清浄化すると同時に必要に応じて高価
な錯化剤を回収することが可能であるが、これはこれら
の錯化剤を含む廃水を活性炭と接触させた場合に廃水の
水素イオン濃度によつて錯化剤の活性炭への吸着性が大
きく変化することによる。
すなわち、アルカリ性あるいは中性においてはこれらの
廃水中の錯化剤はほぼ完全に活性炭に吸着するのに対し
て逆に酸性の場合には水溶液に溶出する傾向があり、こ
の傾向がそれぞれアルカリ性あるいは酸性が強い程著し
いということを明らかにし、本発明を完成したものであ
る。
本発明において用いられる5−アルケニルノルボルネン
ー2は一般式が次式で示せる化合物である。
ここでRl,R2,R3、およびR4は水素、メチルお
よびエチル基などを示し、5−ビニルノルボルネンー2
、5−イソプロペニルノルボルネンー2、5−ビニルー
6−メチルノルボルネンー2などである。
アリル、メタアリル、5−アルケニルノルボルネンー2
の5−アルキリデンノルボルネンー2への異性化反応は
次のように表わすことができる。本発明における有機ア
ルカリ金属化合物とは一般式R−Meで示せる化合物で
Meはリチウム、ナトリウムおよびカリウムであり、R
はメチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチルなどの
アルキル基、アリル、メタアリルなどのアルケニル基、
シクロヘキシルなどのシクロアリル基、フェニル、ベン
ジルなどのアリール基あるいはアリールノアルキル基な
どを示す。
これらの有機アルカリ金属化合物は、実用的にはR−X
(XはC1、Brなどのハロゲン)で示される有機ハロ
ゲン化物とアルカリ金属を不活性溶媒中で脱ハロゲン化
アルカリ反応させて得た反応混合物として使用すること
ができる。
また有機アルカリ金属化合物とはアントラセンなどの多
環芳香族化合物とナトリウムまたはカリウムの錯体(電
荷移動錯体)も含まれる。
さらにまたこれら2種以上の混合物を用いることも出来
る。本発明において有機アルカリ金属化合物に組み合わ
せる錯化剤の前記(a)に含まれる代表的なものはテト
ラメチルエチレンジアミン、テトラメチルプロピレンジ
アミンなどのテトラ置換ポリメチレンジアミンであり、
前記(b)に含まれる代表的なものは、ペンタメチルジ
エチレントリアミン、ヘキサメチルトリエチレンテトラ
ミンなどの置換ポリエチレンポリアミンである。
有機アルカリ金属化合物に組み合わせる上述の錯化剤の
量はとくに限定されないが、有機アルカリ金属化合物に
対して0.1〜5モル当量の錯化剤を組み合わせたとき
に触媒の異性化活性は顕著になる。
錯化剤量が少ないと転位活性を有する錯体の生成が抑制
され、過剰の錯化剤を用いることは経済的でない。本発
明において有機アルカリ金属化合物の使用量は、特に限
定はないが、5−アルケニルノルボルネンー2、1モル
に対して0.1ミリモルから50ミリモルまでの有機ア
ルカリ金属化合物を使用することが好ましい。
本発明の触媒による5−アルケニルノルボルネンー2の
異性化は無溶媒下で行なうこともできるし、また反応に
悪影響をおよぼさない溶剤(たとえは脂肪族炭化水素ま
たは芳香族炭化水素)を用いることも可能である。
本発明における5−アルケニルノルボルネンー2の異性
化反応は0℃から200℃までの温度範囲で行なうこと
ができる。
また本異性化反応は常圧または加圧下で行なうことがで
きるし、回分法、半回分法あるいは連続法で行ないうる
。さらに本発明の方法においては未反応の5−アルケニ
ルノルボルネンー2は精留によつて5−アルキリデンノ
ルボルネンー2から分離して、再び異性化反応に用いる
ことができる。本発明においては、異性化反応混合物に
水または前記アルカリ金属化合物を含む水を所定量加え
て充分混合し、次いで静置又は遠心分離操作などにより
水相と有機相とに分離し水相を排出する。
ここで加える水の量は、反応混合物中に含まれるアルカ
リ金属化合物のモル当量以上加える必要がある。モル当
量以上の水を加えないと、触媒成分が有効に分解除去で
きない。さらに完全に触媒成分を有機相から除去したい
場合には、このような水添加操作を必要なだけくり返す
。本発明においては、水として懸濁する粒子および溶存
酸素を除去したもの、たとえば窒素、ヘリウムガスなど
の不活性ガス中で得た蒸留水、イオン交換水を煮沸した
もの、イオン交換水に不活性ガスを吹き込んだもの等が
有効に使用される。
また、本発明においては異性化反応混合物に少量の水を
加えるかアルカリ金属水酸化物、炭酸塩、炭酸水素塩等
を含む水を加え水相中のアルカリ金属水酸化物、炭酸塩
および炭酸水素塩の合計の濃度を5Wt%以上とする方
法も好ましく採用てきる。ここで、アルカリ金属水酸化
物、炭酸塩、炭酸水素塩とは、たとえばNaOH..K
OH..LiOHlNa2cO3、NaHCO3、KH
CO3などの化合物である。
水相中に含まれるアルカリ金属水酸化物は、新たに添加
したもののほかは異性化触媒の一成分として使用した有
機アルカリ金属に由来するものであるが、触媒原料とし
て使用するこの有機アルカリ金属中に不純物としてアル
カリ金属が含有されている場合はこの不純物として含ま
れるアルカリ金属の量も併せてその当量とせねばならな
い。このような溶存酸素等を除去した水を用いる場合お
よび水相中のアルカリ化合物の合計量を5Wt%以上と
する方法を採用する場合には系中のエマルジョン発生が
抑制されて相分離が有効に達成される。他方これらの方
法で反応混合物を処理する場合には水相中にアルカリ性
化合物、塩類、錯化剤、少量の原料および生成炭化水素
類が含まれる。
水相中のアルカリ金属化合物の量を5Wt%以上とする
方法においては、水相中に錯化剤が少量しか含有されな
いので好適であるが、それでも100ppm程度含まれ
るに至る場合がある。したがつて、このような水相をそ
のまま廃水として廃棄することには環境上問題を生ずる
。本発明においては、この水相を活性炭と接触させるこ
とにより廃棄するのに適するように清浄化することを目
白勺とする。
このようにして得た、水相は通常そのままではアルカリ
性であり、そのまま活性炭と接触させてもよいが、硫酸
、塩酸などの酸により中和した後活性炭と接触させても
よい。
ただこの際注意しなければならないのは中和点を過ぎて
酸性側になると水相の錯化剤と活性炭に吸着される錯化
剤の平衡関係は好ましくない傾向に至ることであり、少
くとも中性領域にて接触操作を行う必要がある。接触操
作は回分、半回分あるいは連続方式による処理が可能で
あるが、連続方式による処理が効率上有利である。連続
方式においては通常、液空間速度約0.1〜20(h−
1)、線速度約0.05〜30(m/h)の範囲て処理
を行うことが好ましく採用される。接触温度についても
特に制限はないが20℃〜80℃の温度範囲が好ましい
。この接触操作において、好適なことは錯化剤以外の触
媒の分解物たとえばNaOH.LiOHなどおよび触媒
の合成を系内で行つた場合にはその際生成する塩たとえ
ばNaCl、KCl等さらには、分解の際に添加したア
ルカリ物質等は活性炭への錯化剤の吸着を妨害しないこ
とである。
このような接触により廃水となる水相は清浄化され、特
に錯化剤は通常60ppm以下、さらには15ppm以
下とすることができる。
また必要あれば、酸を加えて廃水のPHを調節して廃棄
することができる。本発明においては、また使用された
活性炭に有機酸又は無機酸を加えることにより活性炭か
ら錯化剤を回収できることが特徴である。
すなわち、錯化剤を活性炭より回収する場合には活性炭
を硫酸、塩酸、酢酸などの酸を含む1規定以上好ましく
は3規定以上の濃度の酸性水と接触させる。この条件の
酸性水と接触させることにより活性炭より容易に錯化剤
を回収することが可能である。さらに好ましいことにこ
の回収操作により活性炭は再生され、再度吸着使用が可
能になる。以下に実施例をあげ、本発明の方法の特徴を
さらに具体的に説明する。
実施例1 窒素置換したステンレス製反応器に5−ビニルノルボル
ネンー2を100モル部張り込み、ベンジルナトリウム
1モル部とテトラメチルエチレンジアミン2モル部とを
攪拌下で張り込み150℃で1時間反応させた。
反応生成物はガスクロマト分析の結果未反応の2−ビニ
ルノルボルネンー2、5.7%と94.3%の2−エチ
リデンノルボルネンー2からなる混合物であつた。この
反応混合物に不活性ガス下で蒸留した蒸留水を過剰に(
反応混合物とほぼ同容積)添加し、30℃で1紛かくは
んを行なつたところ触媒は完全に分解した。
かくはんを停止すると約3分で有機相と水相に分離した
がエマルジョンの生成は全くみられなかつた。水相を分
離し分析したところべ″ンジルナトリウムが水と反応し
て生成した力性ソーダは全量水相に抽出されており、ま
たテトラルメチルレンジアミンはその85%が水相に移
動していた。有機相に残存するテトラメチルエチレンジ
アミンを完全に除去するにはさらに同じ操作の水洗を2
回繰返す必要があつた。この水相を活性炭を充てんした
充てん塔上部より空間速度4.27h−1線速度0.9
6n1/hで流下させた。
処理水中のテトラメチルエチレンジアミンの濃度は9p
pmであつたが、力性ソーダは活性炭には吸着されなか
つた。活性炭と接触を受けた廃水は塩酸で中和すること
により廃棄するに適するものとなつた。
実施例2 窒素置換したステンレス製反応器に5−ビニルノルボル
ネンー2を100モル部張り込み、系内でフェニルナト
リウムを調製しフェニルナトリウム量を2モル部となる
ようにした。
さらにこれにペンタメチルジエチレントリアミン2モル
部を添加して150℃で1時間かくはんして反応を行な
つた。反応生成物は93%の5−エチリデンノルボルネ
ンー2を含んでいた。この反応液を用い充てん塔の上部
から水を、下部から反応液を流して向流接触を行なつた
水相のペンタメチルジエチレントリアミンの濃度は5,
700ppmであつたが、活性炭を充てんした充てん塔
上部より空間速度6.2511−1、線速度400m/
hで流下させたところ、処理水中のペンタメチルジエチ
レントリアミンの濃度は14ppmに低下した。処理水
はさらに中和することにより廃棄に適するものとなつた
実施例3 実施例1の処理を行つた活性炭40.0g採取し、25
%硫酸に浸漬した。
実施例1の処理における活性炭へのテトラメチルエチレ
ンジアミンの吸着量は活性炭に対して24.9wt%で
あつたが、約3n11nの浸漬によりほぼ全量のテトラ
メチルエチレンジアミンは水相に溶出されていることが
確認された。実施例4 実施例1で得た反応混合物を60モル部の水を加え30
℃で10rr11n攪拌を行つたところ触媒は完全に分
解した。
攪拌を停止すると約2rT11nで有機相と水相とに分
離しエマルジョンの生成は全くみられなかつた。この際
水相のアルカリ濃度は6.6wt%、テトラメチルエチ
レンジアミン濃度は90ppmであつた。
水相を活性炭を充てんした充てん塔上部より空間速度3
.6h−1、線速度0.5m/hで流下させた。
処理水のアルカリ濃度は原水と変わらずテトラエチレン
ジアミン濃度は5ppmに低下した。処理水を中和する
ことにより廃棄に適するものとなつた。
実施例5 実施例4で使用した活性炭を実施例3と同様に酸処理す
ることにより、錯化剤をほぼ全量回収することができた
実施例6 実施例1で得た反応混合物にNaOH水溶液を添加して
30℃、1紛かくはん混合して、静置により水相と有機
相に分離した。
水相中のNaOH濃度はa■%であり、またアミン化合
物を90ppm含んでいた。この水相を実施例4と同様
に活性炭で処理する”ことにより、アミン化合物5pp
mの清浄化水を得た。
処理水はさらに塩酸で中和することにより廃棄に適する
ものとなつた。
比較例1 実施例1および実施例4で得た水相を塩酸で中和し、P
Hを7.0としたものを1.5dの回転円板装置に40
0m1/h張り込んだ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 有機アルカリ金属化合物(アルカリ金属はリチウム
    、ナトリウムおよびカリウム)に(a) ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここでaは2以上の整数でR_1,R_2,R_3、
    およびR_4はアルキル、シクロアルキルおよびアリー
    ル基を示す)なる置換ポリメチレンジアミン(b) ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここでnは2以上の整数でR_1,R_2,R_3、
    およびR_4はアルキル、シクロアルキルおよびアリー
    ル基を示す)なる置換ポリエチレンポリアミンおよび (c)トリエチレンジアミン からなる群から選ばれた錯化剤を組合せた触媒により5
    −アルケニルノルボルネン−2を異性化して5−アルキ
    リデンノルボルネン−2を製造する際に、反応混合物中
    の触媒を反応混合物中に含まれるアルカリ金属化合物の
    モル当量以上の水またはアルカリ金属の水酸化物、炭酸
    塩、炭酸水素塩を含む水を該反応混合物に加えて分解し
    、分解した触媒残渣を含有する廃水を活性炭と接触させ
    、廃水中の錯化剤を除去することを特徴とする触媒残渣
    を含む廃水の処理方法。 2 前記触媒の分解に加える水が懸濁微粒子および溶存
    酸素を除去したものであることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の廃水の処理方法。 3 前記触媒分解残渣を含む廃水中のアルカリ金属水酸
    化物、炭酸塩および炭酸水素塩の濃度が5wt%である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の廃水の処
    理方法。 4 有機アルカリ金属化合物(アルカリ金属はリチウム
    、ナトリウムおよびカリウム)に(a) ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここでnは2以上の整数でR_1,R_2,R_3、
    およびR_4はアルキル、シクロアルキルおよびアリー
    ル基を示す)なる置換ポリメチレンジアミン(b) ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここでnは2以上の整数でR_1,R_2,R_3、
    およびR_4はアルキル、シクロアルキルおよびアリー
    ル基を示す)なる置換ポリエチレンポリアミンおよび (c)トリエチレンジアミン からなる群から選ばれた錯化剤を組合せた触媒により5
    −アルケニルノルボルネン−2を異性化して5−アルキ
    リデンノルボルネン−2を製造する際に、反応混合物中
    の触媒を反応混合物中に含まれるアルカリ金属化合物の
    モル当量以上の水またはアルカリ金属の水酸化物、炭酸
    塩、炭酸水素塩を含む水を該反応混合物に加えて分解し
    、分解した触媒残渣を含有する廃水を活性炭と接触させ
    、廃水中の錯化剤を除去し、その使用された活性炭に有
    機酸又は無機酸を加え活性炭から錯化剤を回収すること
    を特徴とする触媒残渣を含む廃水の処理方法。 5 前記触媒の分解に加える水が、懸濁微粒子および溶
    存酸素を除去したものであることを特徴とする特許請求
    の範囲第4項記載の廃水の処理方法。 6 前記触媒分解残渣を含む廃水中のアルカリ金属水酸
    化物、炭酸塩および炭酸水素塩の濃度が5.wt%以上
    であることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の廃
    水の処理方法。
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