JPH04104221U - プレス絞り型構造 - Google Patents
プレス絞り型構造Info
- Publication number
- JPH04104221U JPH04104221U JP1312291U JP1312291U JPH04104221U JP H04104221 U JPH04104221 U JP H04104221U JP 1312291 U JP1312291 U JP 1312291U JP 1312291 U JP1312291 U JP 1312291U JP H04104221 U JPH04104221 U JP H04104221U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- cushion
- convex portion
- downward
- large upward
- Prior art date
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- Pending
Links
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims abstract description 10
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims 1
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 5
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 abstract description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 235000013372 meat Nutrition 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本考案は、上向き大凸部と、この上向き大凸部
の両側に高さの異なる下向き小凸部が連続して形成さ
れ、この下向き凸部にフランジが形成された形状の製品
をプレス絞り加工するプレス絞り型構造において、素材
のシワ押さえ管理を簡単な構造で確実に行い、型をコン
パクト化することを目的とする。 【構成】下型15に前記上向き大凸部内に嵌合し、かつ
前記下向き小凸部を成形する凹部16aを有するクッシ
ョン16と、このクッション16の両側に前記フランジ
を支持しフランジ面に縦ビード21を形成する突起18
が突設されたフランジ支持部材17とを設け、上型10
に前記クッション16が嵌合する凹部11と、前記クッ
ション16に形成されている凹部16aに対応する凸部
20と、前記フランジ支持部材17に対応する凹部19
と、前記フランジ端縁を下向きに折り曲げる曲刃13と
を設けたことを特徴とする。
の両側に高さの異なる下向き小凸部が連続して形成さ
れ、この下向き凸部にフランジが形成された形状の製品
をプレス絞り加工するプレス絞り型構造において、素材
のシワ押さえ管理を簡単な構造で確実に行い、型をコン
パクト化することを目的とする。 【構成】下型15に前記上向き大凸部内に嵌合し、かつ
前記下向き小凸部を成形する凹部16aを有するクッシ
ョン16と、このクッション16の両側に前記フランジ
を支持しフランジ面に縦ビード21を形成する突起18
が突設されたフランジ支持部材17とを設け、上型10
に前記クッション16が嵌合する凹部11と、前記クッ
ション16に形成されている凹部16aに対応する凸部
20と、前記フランジ支持部材17に対応する凹部19
と、前記フランジ端縁を下向きに折り曲げる曲刃13と
を設けたことを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、上下向きと大きさの異なる連続した凹凸部とフランジとを有する形
状の製品をプレス絞り加工するためのプレス絞り型構造に関するものである。
【0002】
自動車のボディーの構成部品には図3で示すように、中央に上向き大凸部H1
と、この上向き大凸部H1の両側に高さa〜dの異なる下向き小凸部H2が連続
して形成され、この下向き小凸部H2にフランジFが形成された形状の製品Wが
ある。
【0003】
この製品Wはプレス絞り加工されるが、そのプレス絞り型は図4で示す第1絞
り型と図5で示す第2絞り型とによる2工程で加工されている。
【0004】
第1絞り型は上型1に上向き大凸部H1を成形するための凹部2を有し、下型
4には前記上型1の凹部2に嵌合して上向き大凸部H1を絞り成形するためのパ
ンチ3と、このパンチ3の両側に絞りシワの発生を抑止するために上型1に凹凸
噛合部5で対接しワークを位置決めするクッション4とが設けられている。
【0005】
この第1絞り型では上向き大凸部H1と、その両側に下向き凸部H2とフラン
ジFが形成されるべきフラット面が成形される。
【0006】
第2絞り型は、前記第1絞り型で成形されたワークの前記フラット面に下向き
凸部H2とフランジFを成形するものであり、そのために、下型9にはワークの
上向き大凸部H1が嵌合し、両側に下向き凸部H2を成形する凹部2bとを有す
るクッション6と、このクッション6の両側にフランジFを支持するフランジ支
持部材8と、このフランジ支持部材8の外側に上型1と凹凸噛合部5aで対接す
るワークを位置決め用のクッション4aとが設けられ、上型1aには前記クッシ
ョン2aが嵌合する凹部2aと、この凹部2aの両側に前記クッション6の凹部
2bに対応する凸部1bと、この突部1bの両側に前記フランジ支持部材8に嵌
合する凹部7を有している。
【0007】
この第2絞り型にて第1絞り型で成形されたワークに対し下向き凸部H2とフ
ランジFを成形して製品Wとするものである。
【0008】
上記従来のプレス絞り型によると、絞りシワの発生を抑止するための凹凸噛合
部5、5aによるシワ押さえ管理であり、そのため型構造が複雑及び大型となり
、プレス絞り型のコンパクト化が困難である。
【0009】
本考案の目的は、上記従来の問題点を解消したプレス絞り型構造を提供するこ
とである。
【0010】
上記の目的を達成するための本考案の要旨は、下型に前記上向き大凸部内に嵌
合し、かつ前記下向き小凸部を成形する凹部を有するクッションと、このクッシ
ョンの両側に前記フランジを支持しフランジ面に縦ビードを形成する突起が突設
されたフランジ支持部材とを備え、上型に前記クッションが嵌合する凹部と、前
記クッションに形成されている凹部に対応する凸部と、前記フランジ支持部材に
対応する凹部と、前記フランジ端縁を下向きに折り曲げる曲刃とを設けたもので
ある。
【0011】
上記の構成により、フランジ面に形成される縦ビードと曲げフランジによりシ
ワ押さえ並びに素材流入管理を確実に行うものである。
【0012】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1において、15は下型で
ある。この下型15には、図2(A)で示す製品Wの上向き大凸部H1内に嵌合
し、かつ下向き小凸部H2を成形する凹部16aを有するクッション16と、こ
のクッション16の両側にフランジFを支持し図2(B)で示す製品Wのフラン
ジ面に縦ビード21を形成する突起18が突設されたフランジ支持部材17とを
備えている。
【0013】
10は上型である。この上型10には、前記クッション16が嵌合する凹部1
1と、前記クッション16に形成されている凹部16aに対応する凸部20と、
前記フランジ支持部材17に対応する凹部19と、前記フランジFの端縁を下向
きに折り曲げる曲刃13とが設けられている。そして、クッション16と上型1
0の凹部11との接触ポイント12及びフランジ支持部材17上の素材と曲刃1
3との接触ポイント14は同一に設定し、これにより突起18により縦ビード2
1を形成する余肉を設定する。
【0014】
本考案は上記の通りの構造であるから、図2(A)で示す第1絞り型にて予備
成形された製品Wを下型15にセットして上型10を下降することにより、図2
(B)で示すように、中央の上向き大凸部H1の両側に下向き小凸部H2が絞り
成形され、同時にフランジFには縦ビード21が、またフランジFの端縁は曲刃
13によって下向きに折り曲げられる。この縦ビード21と曲げフランジとによ
ってワークの位置決め並びに素材流入の管理が確実に行われるのである。
【0015】
尚、前記の加工後に曲げフランジはレーザー等によってカットして除去し、図
3で示す完成製品Wとするものである。
【0016】
以上のように本考案は、上向き大凸部と、この上向き大凸部の両側に高さの異
なる下向き小凸部が連続して形成され、この下向き凸部にフランジが形成された
形状の製品をプレス絞り加工するプレス絞り型を、下型に前記上向き大凸部内に
嵌合し、かつ前記下向き小凸部を成形する凹部を有するクッションと、このクッ
ションの両側に前記フランジを支持しフランジ面に縦ビードを形成する突起が突
設されたフランジ支持部材とを備え、上型に前記クッションが嵌合する凹部と、
前記クッションに形成されている凹部に対応する凸部と、前記フランジ支持部材
に対応する凹部と、前記フランジ端縁を下向きに折り曲げる曲刃とを設けた構成
であるから、第2絞り工程における型に凹凸噛合によるシワ押さえ面がなくなり
素材の歩留まりが図られると共に、型の構造の簡略化とコンパクト化が図られ、
単純な形状の絞り型にも応用することができる利点を有している。
【図1】本考案の断面図
【図2】製品の製造過程を示す斜視図
【図3】完成製品の斜視図
【図4】第1絞り型の要部断面図
【図5】従来の第2絞り型の断面図
10 上型
11 凹部
13 曲刃
15 下型
16 クッション
16a 凹部
17 フランジ支持部材
18 突起
19 凹部
20 凸部
21 縦ビード
Claims (1)
- 【請求項1】 上向き大凸部と、この上向き大凸部の両
側に高さの異なる下向き小凸部が連続して形成され、こ
の下向き凸部にフランジが形成された形状の製品をプレ
ス絞り加工するプレス絞り型構造であって、下型に前記
上向き大凸部内に嵌合し、かつ前記下向き小凸部を成形
する凹部を有するクッションと、このクッションの両側
に前記フランジを支持しフランジ面に縦ビードを形成す
る突起が突設されたフランジ支持部材とを備え、上型に
前記クッションが嵌合する凹部と、前記クッションに形
成されている凹部に対応する凸部と、前記フランジ支持
部材に対応する凹部と、前記フランジ端縁を下向きに折
り曲げる曲刃とを設けたことを特徴とするプレス絞り型
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1312291U JPH04104221U (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | プレス絞り型構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1312291U JPH04104221U (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | プレス絞り型構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04104221U true JPH04104221U (ja) | 1992-09-08 |
Family
ID=31747394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1312291U Pending JPH04104221U (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | プレス絞り型構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04104221U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS606223A (ja) * | 1983-06-24 | 1985-01-12 | Toyota Motor Corp | プレス型における縦ビ−ド成形装置 |
-
1991
- 1991-02-18 JP JP1312291U patent/JPH04104221U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS606223A (ja) * | 1983-06-24 | 1985-01-12 | Toyota Motor Corp | プレス型における縦ビ−ド成形装置 |
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