JPH0519139Y2 - - Google Patents

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JPH0519139Y2
JPH0519139Y2 JP1986000524U JP52486U JPH0519139Y2 JP H0519139 Y2 JPH0519139 Y2 JP H0519139Y2 JP 1986000524 U JP1986000524 U JP 1986000524U JP 52486 U JP52486 U JP 52486U JP H0519139 Y2 JPH0519139 Y2 JP H0519139Y2
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mold
pressing jig
punch
pressing
lower mold
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JP1986000524U
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D43/00Feeding, positioning or storing devices combined with, or arranged in, or specially adapted for use in connection with, apparatus for working or processing sheet metal, metal tubes or metal profiles; Associations therewith of cutting devices
    • B21D43/26Stops

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、U字断面を有する製品等、深さの大
きい製品をスタンピング成形するためのプレス型
に関する。
(従来の技術) U字断面を有する製品としては、例えば第7図
に示すようなインシユレータメインマフラヒート
がある。このものは、切断線Aで示されるよう
に、深いU字断面(深さ約175mm)を有し、かつ
また一端に曲げフランジBを有している。ところ
で、このような製品をスタンピング成形により一
行程で製造しようとすると、成形ストロークが長
いため、成形途中で素材が位置ずれを起こし、結
果的に端末に欠肉等を生じて所定の形状を得るこ
とは困難となる。このため、一般には絞り、抜
き、曲げ等の複数の成形工程を組合せて製品化を
図つている。
第8〜10図は、前出のインシユレータメイン
マフラヒートを製造する成形型を工程順に示した
ものである。これによれば、先ず第8図に示すよ
うに、ポンチ1とブランクホルダ2とを有する下
型3上に素材受け4を用いて素材Wをセツトし、
これに上型5を係合せしめて絞り成形することに
より成形品P1を得、続いてこの成形品P1を、
第9図に示すように、切刃6を有するポンチ7上
にセツトし、これに同じく切刃8を有する上型9
を係合せしめて外形抜きを行い、しかる後に前記
外形抜きを終えた成形品P2を、第10図に示す
ように、フローテイング可能なポンチ10と曲げ
刃11とを有する下型12上にセツトし、これに
上型13を係合せしめてフランジ曲げを行つて製
品Pを得るようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記した成形工程の組合せで
は、絞り成形工程において成形品P1の外周に比
較的幅広のしわ押え部14が必要であるため(第
8図)、後の外形抜き工程においてその除去を行
わなければならないこととなり、結果的に多くの
スクラツプ15(第9図)の発生を余儀なくされ
て、歩留りが低下するという問題があつた。
また絞り、外形抜き、フランジ曲げの複数工程
の組合せが不可欠となり、それぞれ型を含めた専
用の設備が必要で設備の設置費用が嵩むばかり
か、工数増加による生産性の低下はまぬがれない
という問題があつた。
本考案は、上記従来の問題を解決すべくなされ
たもので、素材端を製品端にすることにより歩留
りの向上を図りなおかつ同一工程内での複数種類
の成形をも可能とするプレス型を提供することを
目的とする。
(問題点を解決するための手段) このため、本考案にかゝるプレス型は、上型に
ポンチを設けると共に下型に前記ポンチの下面形
状に対応する成形面を設け、かつ前記下型の成形
面の周りに下型上に素材を位置決めするためのガ
イドを配設したプレス型において、前記下型の一
側部に素材端を前記成形面に押付ける爪部を有す
る押付治具を回動可動に配設し、該押付治具と前
記下型との間に常時は該押付治具を反押付け方向
へ回動付勢する付勢手段を介装し、前記上型に該
上型の下降に追従して前記押付治具を押付け方向
へ回動させる固定カムを配設するようにしたこと
を特徴とする。
本考案は、上記上型の、ポンチを間にした反固
定カム側に素材がハネ上るのを防止する階段状の
保持面を有する治具を設けるようにすることもで
きる。
また本考案は、上記下型の中央に上下にフロー
テイング可能にリフタを設け、このリフタを常時
上方へ弾発付勢して、成形中を通じてポンチとの
間で素材を挟持するようにすることもできる。
(作用) 上記構成のプレス型において、ガイドにより位
置決めされた素材の端部を押付治具により下型の
成形面に押付けるようにしたので、成形に際し
て、該押付治具により拘束された素材端の型内へ
の流入が押えられ、該素材端をそのまゝ製品端と
することが可能になる。また押付治具で拘束しな
い側の素材端の型内への流入量を予め把握してお
くことにより、非拘束側の素材端をそのまゝ製品
端とすることも可能になる。さらに成形面の周り
から、いわゆるブランクホルダを廃することがで
きるので、この部分に曲げ刃、せん断刃等を配し
ておけば、一工程で複数種類の成形も可能にな
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面にもとづいて
説明する。
第1図および第2図は本考案にかゝるプレス型
の一実施例を示したもので、前出インシユレータ
メインマフラヒートへの適用例を表わす。これの
図において、21は上型、22は下型で、上型2
1にはポンチ23がクツシヨン24を介して支持
され、一方下型22には前記ポンチ23の下面形
状に対応する成形面25が形成されている。下型
22には、またその中央にリフタ26が上下動可
能に配設されている。リフタ26は、下型22を
貫通して上方へ延びる保持部材27と下型22に
固定された支持板28を座とし前記保持部材26
を上方へ弾発付勢するばね29とから成つてお
り、前記ポンチ23との間で素材Wを挟持した状
態で、該ポンチ23と共に下降できるようになつ
ている。
30は、下型22の一側部に軸31により回転
自在に取付けられた押付治具で、その型内に面し
た一側に爪部32を一体に有している。この押付
治具30は、その爪部32で下型22の成形面2
5に素材Wの端部を押付ける役割りをなすもの
で、常時は下型22との間に介装したばね33に
より反押付け側へ回動付勢されている。押付治具
30には、その上端にカムフオロア34が設けら
れ、一方上型21には前記カムフオロア34に係
合可能に固定カム35が設けられている。固定カ
ム35は、そのカムフオロア34との係合側に、
傾斜面36と中高の垂直面37とを有しており、
これにより、いま上型21が下降すると、固定カ
ム35がカムフオロア34に係合して、該カムフ
オロア34が傾斜面36から垂直面37へ移行
し、この結果、押付治具30は押付け方向へ回動
せられて、その爪部31で素材Wを成形面25に
押付けることができるようになる。
38は上型21の、前記ポンチ23を間にした
反固定カム側に設けられた曲げ刃、39は前記曲
げ刃38に対向する下型22上に設けられた曲げ
ダイで、両者は後述するフランジ曲げ加工を行う
役割りをなす。なお、下型22の成形面25の周
りには、下型22上に投入された素材Wを位置決
めするためのガイド39が配設されている。
かゝる構成により、型開き状態で下型22上に
素材Wを投入し、いま図示を略すプレスラムの下
動により上型21を下降させると、先ず固定カム
35がカムフオロア34に係合して押付治具30
が押付け方向へ回動し、素材Wの一端が押付治具
30の爪部32により成形面25に押付けられ、
続いてポンチ23と保持部材27との間に素材W
の中央部が挟持される。その後、上型21の下降
に追従して、素材Wは、押付治具30により拘束
されていない非拘束側(図の左端側)から型内に
流入し、次第にポンチ23の下面に沿う変形を受
け(第1図)、遂には該ポンチ23と下型22の
成形面25との間に完全に押しつぶされる。なお
この時押付治具30は固定カム35の垂直面37
から外れ、ばね33の付勢力により時計回りに回
動してその爪部32を成形面25から離した状態
となる。そしてプレス下死点直前において、曲げ
刃38が素材Wの他端を押えて曲げダイ39との
間でフランジ曲げを実行し、所定形状の製品Pが
完成する(第2図)。
第3図は上記のプレス型を用いて成形した製品
P(インシユレータメインマフラヒート)の外観
を示したもので、切断線Aで示されるように曲げ
フランジBが形成されている。しかして素材W
は、上記したように一端が押付治具により成形面
25に押えられ、かつまた型内への素材流入量を
考慮して製品幅が決定されているため、その前後
端は、所定範囲L1,L2にわたつてそのまゝ製
品端となり、したがつてスクラツプCの発生範囲
は極めて限定されたものとなつている。
なお上記型内にせん断刃を内蔵することによ
り、上記成形工程内で前記スクラツプCの切断を
行なうことができる。また上記リフタ26は、例
えば小型の製品を得る場合には省略することがで
きる。
第4図〜第6図は本考案にかゝるプレス型の他
の実施例を示したものである。本実施例の特徴と
することろは、前記第1図および第2図に示した
型構造に加え、上型21の曲げ刃38周りに素材
ハネ上り防止用治具40を配設した点にある。該
治具40は、型内に面した一側に階段状の保持面
41a,41b,41cを一体に有している。
かゝる構成により、いま、上型21を下降する
と、先ず押付治具30により素材Wの一端が押え
られと共に、その他端がハネ上り防止用治具40
の最下段の保持面41aにより押えられ(第4
図)、続いて上型21の下降に追従して、素材の
他端が保持面41b,41cに移行し、これによ
り素材Wの端部がa部のようにハネ上がつて曲げ
刃38とポンチ23との間の隙間に入り込んだり
あるいは上型21と下型22との間に挟まれて座
屈したりすることがなくなり(第5図)、最終、
曲げ刃38によるフランジ曲げを含め、より円滑
な成形を実行できるようになる(第6図)。
(考案の効果) 以上、詳細に説明したように、本考案は、下型
の一側部に上型の下降に追従して、ガイドにより
位置決めされた素材端を下型の成形面に押える押
付治具を設けたので、成形に際して、該押付治具
により拘束された素材端の型内への流入が押えら
れ、該素材端をそのまゝ製品端とすることが可能
になり、歩留りのの大幅な向上を達成できる。ま
た押付治具で拘束しない側の素材端の型内への流
入量を予め把握し素材幅を設定しておくことによ
り、非拘束側の素材端をそのまゝ製品端とするこ
とも可能になり、より一層の歩留り向上を達成で
きる。
さらに成形面の周りから、いわゆるブンラクホ
ルダを廃することができるので、この部分に曲げ
刃、せん断刃等を配しておけば、一工程で複数種
類の成形も可能で、工程短縮による設備費用の低
減および生産性の向上を達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本考案にかゝるプレス
型の構造の一例を示す断面図、第3図はこのプレ
ス型により得た製品例を示す斜視図、第4図ない
し第6図は本プレス型の他の実施例を示す断面
図、第7図は、U字断面を有する製品例を示す斜
視図、第8図ないし第10図は、前記U字断面を
有する製品を得るための従来の型構造を工程順に
示す断面図である。 21……上型、22……下型、23……ポン
チ、25……成形面、30……押付治具、32…
…爪部、34……カムフオロア、35……固定カ
ム、40……素材ハネ上り防止用治具、W……素
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上型にポンチを設けると共に下型に前記ポンチ
    の下面形状に対応する成形面を設け、かつ前記下
    型の成形面の周りに下型上に素材を位置決めする
    ためのガイドを配設したプレス型において、前記
    下型の一側部に素材端を前記成形面に押付ける爪
    部を有する押付治具を回動可能に配設し、該押付
    治具と前記下型との間に常時は該押付治具を反押
    付け方向へ回動付勢する付勢手段を介装し、前記
    上型に該上型の下降に追従して前記押付治具を押
    付け方向へ回動させる固定カムを配設したことを
    特徴とするプレス型。
JP1986000524U 1986-01-07 1986-01-07 Expired - Lifetime JPH0519139Y2 (ja)

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JP1986000524U JPH0519139Y2 (ja) 1986-01-07 1986-01-07

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JPS62113822U JPS62113822U (ja) 1987-07-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2947744A1 (fr) * 2009-07-09 2011-01-14 Peugeot Citroen Automobiles Sa Drageoir

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5924536A (ja) * 1982-07-30 1984-02-08 Nissan Motor Co Ltd 絞り加工プレスのプランク材位置決め機構
JPS6010737U (ja) * 1983-07-04 1985-01-24 トヨタ自動車株式会社 ガソリン抜き取り治具

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JPS62113822U (ja) 1987-07-20

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