JPH04101559U - 複写制御装置 - Google Patents

複写制御装置

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JPH04101559U
JPH04101559U JP1120491U JP1120491U JPH04101559U JP H04101559 U JPH04101559 U JP H04101559U JP 1120491 U JP1120491 U JP 1120491U JP 1120491 U JP1120491 U JP 1120491U JP H04101559 U JPH04101559 U JP H04101559U
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JP1120491U
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Inventor
忠秀 沢村
Original Assignee
株式会社リコー
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユーザが複写モードを間違えて複写処理を開
始させてしまった場合、給紙された後であっても直ちに
複写処理を終了できるように制御して、迅速な事務処理
を確保すると共に、経済性を向上させる。 【構成】 CPU301は、複写処理を実行中に操作部
200のクリア/ストップキー207の押下を判断する
と、現在実行中の複写処理後の複写処理を停止させ、ま
た、コピー中断キー208の押下を判断すると、現在実
行中の複写処理を直ちに停止させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複写機,ファクシミリ等に適応される複写制御装置に関し、より詳 細には、既に記録紙が給紙された状態にあっても複写処理を直ちに終了させる制 御を実行する複写制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、複写機にあっては多種多様な機能が搭載されている。これら各機能にお いて、例えば、両面コピー,ページ連写の複写モード等のように、1回スキャン では複写処理が終了しないものが増加してきている。特に、カラー複写機にあっ ては、フルカラーモードの複写処理を実行する場合は通常3回、フルカラーモー ドで写真原稿モードの複写処理を実行する場合では6〜7回のスキャンを行う必 要があるため、1枚の複写処理にかなりの時間を要する複写モードがある。一方 、ユーザが複写モードを間違えて複写処理を開始させてしまった場合、記録紙が 給紙される前であれば複写処理の実行を終了させる機能や、一連の複写モードを 取り消す機能(異常時のみ有効)があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の複写制御装置によれば、ユーザが複写モードを間違えて 複写処理を開始させてしまった場合、記録紙が給紙される前であれば複写処理の 実行を終了させることができたが、逆に給紙されてしまった後である場合、正し い所望の複写モードで複写処理を行うには最初の複写処理が終了するまで待たな ければならず、特に多数スキャンを実行する複写モードでは複写処理終了までに かなりの時間を要するため(例えば、7回のスキャンを実行する場合、転写ドラ ム1回転に要する時間を5秒とすると35秒間待つことになる)、迅速な事務処 理が阻害されるという問題点があった。また、無駄(不要)な複写処理とわかっ ていながら該複写処理における最終工程が終了するまで停止できないため、電力 ,トナー等を無駄に消費し、不経済であるという問題点もあった。
【0004】 本考案は上記に鑑みてなされたものであって、迅速な事務処理を確保すると共 に、経済性を向上させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の目的を達成すために、複写処理を終了させるための指定入力を 行う複数の入力手段と、入力手段からの指定信号に基づいて現在実行中の複写処 理後の複写処理を終了させ、或いは、現在実行中の複写処理を直ちに終了させる ように制御する制御手段を具備した複写制御装置を提供するものである。
【0006】
【作用】
本考案による複写制御装置にあっては、複写処理を終了させるための複数の指 示を入力でき、制御手段は複写処理を実行中にこれらの指示が入力されると、現 在実行中の複写処理後の複写処理を停止、或いは、記録紙が給紙されているか否 かに係わらず現在実行中の複写処理を直ちに停止させる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例について図面を参照しながら説明する。図1は本考案の 複写制御装置が適用されるカラー複写機の正面断面図を示し、装置本体101の 上部に配置されたADF(自動原稿給送装置:Auto Document Feeder)102と 、原稿(図示せず)を載置するコンタクトガラス103と、コンタクトガラス1 03の下部空間に配設されたスキャナ104と、後述する電子写真方式によるカ ラー複写機構とから構成される。
【0008】 このカラー複写機構は、スキャナ104からの読取光が露光されるドラム状の 感光体105と、露光処理に先行して感光体105の表面を帯電する帯電チャー ジャ106と、異なる色のトナーを内蔵する複数の現像器107と、記録紙巻き 付け用の転写ドラム108と、この転写ドラム108内に設置されて記録紙面に 感光体105上のトナー像を転写させる転写チャージャ109と、全ての転写処 理が終了した記録紙にトナー像を定着させる定着器110と、この定着器110 から排出された記録紙が収納される排紙トレイ111と、予め多用されるサイズ の記録紙がセットされ、所定のタイミングで指定サイズの記録紙を供給するため の複数の給紙カセット112と、転写処理の終了した記録紙を転写ドラム108 の表面から剥離するための分離チャージャ113を備えている。また、スキャナ 104の出射部の光路上には、トナー色に応じた色フィルタを光路中に挿入する ための色分解フィルタ114が配設されている。
【0009】 以上の構成において、例えばフルカラーモードで複写処理を行う場合では、A DF102によってコンタクトガラス103上に原稿が搬送されると、原稿の一 端から他端へスキャナ104が走査のために移動し、原稿からの反射光がスキャ ナ104を介して感光体105に到達し、感光体105表面に露光が行われる。 このとき、まず第1色のフィルタが色分解フィルタ114によって光路中に挿入 される。色分解フィルタ114は1回の露光処理が行われる毎にフィルタ色が切 り替えられる。
【0010】 この露光により感光体105には原稿画像に応じた静電潜像が形成され、現像 器107内の第1色(色分解フィルタ114のフィルタ色に対応したトナー色) により現像処理が実行される。この現像処理によるトナー像(可視像)が転写位 置に到達するのにタイミングを合わせて、所定の給紙カセット112から指定サ イズの記録紙が送り出され、回転している転写ドラム108に巻き付けられる。 感光体105の回転により感光体105上の第1色のトナー像が転写位置へ到達 するのにタイミングを合わせて転写ドラム108が回転し、記録紙の先端が転写 位置に到達する。転写チャージャ109の静電吸引力により、感光体105上の トナー像が記録紙上に転写され、そのまま転写ドラム108に吸着したまま回転 する。一方、第2色に対応する露光が開始され、色分解フィルタ114の第2色 のフィルタを介して感光体105に静電潜像が形成される。この静電潜像に対し て第2色のトナー色による現像処理が現像器107によって実行され、このトナ ー像が転写位置に到達するのにタイミングを合わせて転写ドラム108が記録紙 を吸着したまま回転し、その先端部が転写位置へ到達するのにタイミングを合わ せて第2色のトナー像が転写位置に到達し、そのトナー像が第1色の転写処理の 済んだ記録紙上に重ねて転写される。
【0011】 以後、上記と同様にして第3色、更には第4色の転写処理が行われる。全色の 転写処理が終了すると、分離チャージャ113の駆動により、記録紙が転写ドラ ム108の表面から剥離され、定着器110へ搬送される。定着器110は、所 定の加熱及び加圧手段により複数色の多重転写されたトナー像を記録紙上に定着 させる。定着処理の終了した記録紙は、排紙トレイ111へ排出される。
【0012】 図2はカラー複写機本体101の上部に設けられた操作部200の平面図を示 し、201はスタートキー、202はフルカラーモード選択キー、203は写真 原稿モード選択キー、204はシングルカラーモード選択キー、205はシング ルカラー色選択キー、206は白黒モード選択キー、207はクリア/ストップ キー、208はコピー中断キーである。
【0013】 図3は複写制御部の構成を示すブロック図であり、予め設定されたプログラム に従って複写機全体の各種処理を実行するCPU(中央処理装置)301には、 図示の如く、制御用のプログラムを格納したROM(読み出し専用メモリ)30 2と、複写機の各部の動作のための制御値や現在設定中の複写モード等を記憶す るRAM(ランダム・アクセス・メモリ)303と、I/O(入出力インターフ ェース)304とが接続されている。また、I/O304には図2に示した操作 部200が接続され、更に、コピーを行うための感光体除電,帯電,露光,現像 バイアス,転写等のための各制御信号が、I/O304を介してCPU301か ら出力されている。
【0014】 次に、本考案の複写制御装置の通常運転時における複写制御について、図4及 び図5に示すフローチャートを参照して説明する。通常運転に入ると、先ず、フ ルカラーモード選択キー202が押下されたか否かを判断し(S401)、押下 されたと判断した場合、次に写真原稿モード選択キー203が押下されたか否か を判断する(S402)。ステップS402で押下されたと判断した場合は写真 原稿モードにセットし(S403)、逆に押下されなかったと判断するとフルカ ラーモードにセットする(S404)。
【0015】 ステップS401で押下されなかったと判断、或いは、ステップS403或い はS404の処理が終了すると、次にシングルカラーモード選択キー204が押 下されたか否かを判断し(S405)、押下されたと判断するとシングルカラー モードをセットする(S406)。ここで、選択するカラーはシングルカラー色 選択キー205により選択される。ステップS405で押下されなかったと判断 、或いは、ステップS406の処理が終了すると、次に白黒モード選択キー20 6が押下されたか否かを判断し(S407)、押下されたと判断すると白黒モー ドをセットする(S408)。
【0016】 ステップS407で押下されなかったと判断、或いは、ステップS408の処 理が終了することにより一連の複写モードの設定が終了すると、次にコピーでき る状態か否かを判断する(S409)。ここで、コピーできない状態とは、例え ば記録紙がジャムを起こしている場合等である。ステップS409でコピーでき ない状態であると判断すると一連の処理をここで終了し、逆にコピーできる状態 であると判断するとスタートキー201の押下を待ち(S410)、ステップS 410でスタートキー201が押下されたと判断すると、コピーがスタートする (S411)。ステップS411のコピーがスタートすると、コピーを行ってい る最中にクリア/ストップキー207が押下されたか否かを判断し(S412) 、押下されたと判断した場合、現在実行中のコピーが終了次第(このコピーは最 後の処理まで実行される)一連の処理をここで終了する(S413)。逆に押下 されなかったと判断した場合、次にコピー中断キー208が押下されたか否かを 判断し(S414)、押下されたと判断した場合、記録紙が給紙されたか否かに 係わらず、現在実行中のコピーを直ちに終了させて(S415)、一連の処理が 終了する。
【0017】 コピー実行中(ステップS411の処理の実行中)にクリア/ストップキー2 07或いはコピー中断キー208が押下されなかった場合、次にコピーが終了し たか否かを判断する(S416)。ここで、コピーの終了とは、例えば、同じ原 稿を同一の条件(モード)で指定された複数枚のコピーを行う場合、その指定さ れた回数のコピーが全て終了したことであり、終了したと判断するまでステップ S411からステップS416までの処理を繰り返し実行し、終了したと判断す ると一連の処理が終了する。
【0018】 前述したように本実施例では、コピー中断キー208を押下することにより、 記録紙が給紙されたか否かに係わらず、コピーを直ちに終了できるため、間違え た複写モードでコピーを開始させてしまった場合の時間の浪費を無くし、迅速な 事務処理を確保すると共に、無駄な電力,トナー等の消費を少なくし、経済性を 向上させることができる。
【0019】
【考案の効果】
以上より明らかなように本考案によれば、複写処理を終了させるための指定入 力を行う複数の入力手段と、入力手段からの指定信号に基づいて現在実行中の複 写処理後の複写処理を終了させ、或いは、現在実行中の複写処理を直ちに終了さ せるように制御する制御手段を具備したため、迅速な事務処理を確保すると共に 、経済性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の複写制御装置が適用されるカラー複写
機の構成を示す正面断面図である。
【図2】装置本体の上部に設けられる操作部の詳細を示
す平面図である。
【図3】複写制御部の構成を示すブロック図である。
【図4】本考案による複写制御装置の通常運転時におけ
る複写制御動作を示すフローチャートである。
【図5】図4に続く複写制御動作を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
101 カラー複写機本体 200 操作部 207 クリア/ストップキー 208 コピー
中断キー 301 CPU 302 ROM 303 RAM 304 I/O

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複写処理を終了させるための指定入力を
    行う複数の入力手段と、前記入力手段からの指定信号に
    基づいて、現在実行中の複写処理後の複写処理を終了さ
    せ、或いは、現在実行中の複写処理を直ちに終了させる
    ように制御する制御手段とを具備したことを特徴とする
    複写制御装置。
JP1120491U 1991-02-07 1991-02-07 複写制御装置 Pending JPH04101559U (ja)

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JP1120491U JPH04101559U (ja) 1991-02-07 1991-02-07 複写制御装置

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ID=31744608

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Citations (5)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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