JPH1165737A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1165737A
JPH1165737A JP9223982A JP22398297A JPH1165737A JP H1165737 A JPH1165737 A JP H1165737A JP 9223982 A JP9223982 A JP 9223982A JP 22398297 A JP22398297 A JP 22398297A JP H1165737 A JPH1165737 A JP H1165737A
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JP
Japan
Prior art keywords
image forming
registration
key
forming mode
mode
Prior art date
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Pending
Application number
JP9223982A
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English (en)
Inventor
Hideki Tanaka
秀樹 田中
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 1度のキー操作で画像形成モードの登録又は
呼び出しを実行可能な画像形成装置において、ユーザが
誤って画像形成モードの登録又は呼び出しを行なうこと
を防止する。 【解決手段】 プログラムキー表示切替手段Eが、登録
/呼出許可手段Bによる画像形成モードの登録許可時と
呼び出し許可時のプログラムキーの表示状態を切り替え
る。つまり、画像形成モードの登録許可時には登録キー
としての表示に、呼び出し許可時には呼び出しキーとし
ての表示にそれぞれ切り替える。また、画像形成モード
の登録許可時のプログラムキーの表示状態を、画像形成
モード登録手段Cによって既に画像形成モードが登録さ
れているか否かによって切り替える。あるいは、画像形
成モードの登録許可時にプログラムキーが押下された
時、画像形成モード登録手段Cによって既に画像形成モ
ードが登録されている場合に、画像形成モードの上書き
登録の可否をユーザに確認させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写装置,プリ
ンタ,ファクシミリ装置等の各種の画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在の画像形成装置、例えば複写装置は
多機能化しており、コピー倍率,画像編集,両面コピ
ー,後処理等の希望するコピーモード(画像形成モー
ド)を設定するためには、操作パネル上で所要のキー操
作を行なってコピーモード(複写条件)を設定しなけれ
ばならない。そこで、よく使用するコピーモードを登録
(プログラム登録)しておき、そのコピーモードを呼び
出してコピー動作を行なえるようにしたものがある。
【0003】従来のコピーモードの登録又は呼び出しを
行なう場合、まずユーザがプログラムキーを押下するこ
とにより、コピーモードの登録,呼び出し,削除を行な
うための画面を操作パネルの表示部に表示させ、その後
登録キー,呼び出しキー,削除キーのいずれかを押下し
た後、プログラム番号キーによって希望のプログラム番
号を選択することにより、そのプログラム番号に対して
現在設定されているコピーモードを登録したり、そのプ
ログラム番号に対して登録されているコピーモードを呼
び出して設定することができる。
【0004】ところで、一般に登録されるコピーモード
は、ユーザが頻繁に使用するものが多いが、そういうコ
ピーモードであるが故に、コピー動作の都度、コピー倍
率,画像編集,両面コピー,後処理等の各種のコピーモ
ードを個別に設定するという大変な作業を回避すべく、
コピーモードの組み合わせによる登録を行なうことにな
る。
【0005】しかし、各種のコピーモードを個別に設定
する場合よりは、キー操作時の作業負担が軽減されたと
は言え、コピーモードの呼び出しをするために、プログ
ラムキー,呼び出しキー,プログラム番号キーの順で3
つのキーを押下しなければならず、依然として操作が煩
わしかった。そこで、上記のような煩わしいキー操作を
必要とせず、1度のキー操作でコピーモードの登録又は
呼び出しを可能とする複写装置が提案されている。
【0006】このような複写装置では、装置の状態に応
じてコピーモードの登録又は呼び出しのいずれか一方を
許可し(例えばコピー動作中はコピーモードの登録を、
待機中はコピーモードの呼び出しを許可する)、コピー
モードの登録が許可されている時にプログラムキーが押
下された時には現在設定されているコピーモードを登録
し、コピーモードの呼び出しが許可されている時にプロ
グラムキーが押下された時には登録されているコピーモ
ードを呼び出して設定する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな複写装置では、コピーモードが登録可能であるのか
呼び出し可能であるのかをユーザが視覚的に知ることが
できなかったため、誤ってコピーモードを登録してしま
ったり、呼び出してしまう可能性があった。この発明は
上記の点に鑑みてなされたものであり、1度のキー操作
で画像形成モードの登録又は呼び出しを行なえる画像形
成装置において、ユーザが誤って画像形成モードの登録
又は呼び出しを行なうことを防止することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、図1の機能ブロック図に示すように、所
要の画像形成モードを設定する画像形成モード設定手段
Aと、当該装置の状態に応じて画像形成モードの登録又
は呼び出しのいずれか一方を許可する登録/呼出許可手
段Bと、該手段Bによって画像形成モードの登録が許可
されている時にプログラムキーが押下された時には、画
像形成モード設定手段Aによって設定された画像形成モ
ードを登録する画像形成モード登録手段Cと、登録/呼
出許可手段Bによって画像形成モードの呼び出しが許可
されている時にプログラムキーが押下された時には、画
像形成モード登録手段Cによって登録された画像形成モ
ードを呼び出して画像形成モード設定手段Aに設定させ
る画像形成モード呼出手段Dとを有する画像形成装置に
おいて、登録/呼出許可手段Bによる画像形成モードの
登録許可時と呼び出し許可時のプログラムキーの表示状
態を切り替えるプログラムキー表示切替手段Eを設けた
ものである。
【0009】なお、プログラムキー表示切替手段Eを、
プログラムキーの表示状態を、登録/呼出許可手段Bに
よる画像形成モードの登録許可時には登録キーとしての
表示に、画像形成モードの呼び出し許可時には呼び出し
キーとしての表示にそれぞれ切り替える手段とすること
が望ましい。
【0010】また、プログラムキー表示切替手段Eに、
登録/呼出許可手段Bによる画像形成モードの登録許可
時のプログラムキーの表示状態を、画像形成モード登録
手段Cによって既に画像形成モードが登録されているか
否かによって切り替える手段を備えるとよい。
【0011】あるいは、登録/呼出許可手段Bによる画
像形成モードの登録許可時にプログラムキーが押下され
た時、画像形成モード登録手段Cによって既に画像形成
モードが登録されている場合には、画像形成モードの上
書き登録の可否をユーザに確認させる確認手段を設けて
もよい。
【0012】この発明による画像形成装置では、図1の
プログラムキー表示切替手段Eが登録/呼出許可手段B
による画像形成モードの登録許可時と呼び出し許可時の
プログラムキーの表示状態を切り替える。例えば、プロ
グラムキーの表示状態を登録/呼出許可手段Bによる画
像形成モードの登録許可時には登録キーとしての表示
に、画像形成モードの呼び出し許可時には呼び出しキー
としての表示にそれぞれ切り替えることにより、ユーザ
が誤って画像形成モードの登録又は呼び出しを行なうこ
とを防止することができる。
【0013】また、プログラムキー表示切替手段Eが、
登録/呼出許可手段Bによる画像形成モードの登録許可
時のプログラムキーの表示状態を、画像形成モード登録
手段Cによって既に画像形成モードが登録されているか
否かによって切り替えることにより、ユーザが誤って既
に登録されている画像形成モード上に他の画像形成モー
ドを上書き登録してしまう不具合を防止することもでき
る。
【0014】あるいは、登録/呼出許可手段Bによる画
像形成モードの登録許可時にプログラムキーが押下され
た時、画像形成モード登録手段Cによって既に画像形成
モードが登録されている場合に、画像形成モードの上書
き登録の可否をユーザに確認させるようにしても、ユー
ザが誤って既に登録されている画像形成モード上に他の
画像形成モードを上書き登録してしまう不具合を防止す
ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて説明する。図2はこの発明を実施した複写装
置の一例を示す全体構成図、図3は図2の循環式自動原
稿給送装置を示す構成図、図4は図2の非循環式自動原
稿給送装置を示す構成図である。
【0016】この複写装置は、図2に示すように、複写
機本体1上に、原稿を循環させる循環式自動原稿給紙装
置(以下「RDF」という)11と非循環式自動原稿給
紙装置(以下「ADF」という)12とを搭載してお
り、複写機本体1の側部にはフィニッシャ3を装着して
いる。
【0017】RDF11は、図3に示す原稿載置台21
上に画像面を下向きにセットした原稿束のうち、最下位
に位置する1枚の原稿のみをバキュームベルト22に吸
引力により引き付けて、それを反時計回り方向に回動す
るバキュームベルト22により左方の原稿給送口に搬送
するが、その原稿の給送に先立って、原稿仕切爪35が
一旦原稿の左上側に引き込まれ、その後で再度出現する
ことにより、原稿束上にセットされる。
【0018】その状態で給送された原稿は、原稿給送ロ
ーラ23により中間搬送路24に送られて、そこで一旦
停止する。その停止した原稿は、その後の再起動による
給送により、ターンローラ25及び時計回り方向に回動
する原稿搬送ベルト26によりコンタクトガラス13上
の所定の位置にセットされる。そして、連続給送の場合
には、この給送動作が連続的に行なわれ、次の原稿が中
間搬送路24に給送される。
【0019】そのコンタクトガラス13上にセットされ
た原稿は、原稿搬送ベルト26と原稿排紙ローラ28と
によって原稿排紙路29に送られて排出されるが、その
場合、片面原稿と両面原稿の場合では異なる排出方法に
なる。すなわち、片面原稿の場合には、コンタクトガラ
ス13上の原稿は、原稿搬送ベルト26により搬送され
て図3に実線で示す切換位置にある排紙切換爪27によ
り原稿排紙路29に導かれ、一旦その原稿排紙路29に
進入した原稿の後端が反転センサ14に検知されたと
き、スイッチバックローラ30が逆転することにより逆
走される。
【0020】このとき、排紙切換爪27が図3に仮想線
で示す位置に既に切り換わっているので、その逆走され
る原稿は正転排出路33に導かれ、原稿排紙ローラ34
により原稿載置台21の原稿束の最上部に、最初と同じ
原稿面の向きで排出される。また、両面原稿の場合に
は、コンタクトガラス13上から原稿搬送ベルト26に
より搬送されて原稿排紙路29に導かれた原稿は、今度
はスイッチバックローラ30の逆転がないため、そのま
ま反転排出路32に進む。
【0021】したがって、原稿載置台21上に再度スタ
ックされる場合には、天地が逆(表裏の関係)になる。
そして、この状態で、第2面の複写のためにその原稿が
再度給送されると、コンタクトガラス13上で今度は第
2面の裏面側が露光され、それが再び反転排出路32を
通ることによって表裏が反転されて、再び元(最初)の
表裏の関係に戻されて原稿載置台21上にスタックされ
る。
【0022】このようにして、原稿載置台21上にセッ
トされた原稿は順次下側のものから給送されて、それが
循環して再び原稿載置台21上に戻されてスタックされ
るが、最終原稿の検知は、最終原稿の上にセットされた
原稿仕切爪35が、最終の原稿が原稿載置台21上から
給送されることによって仕切爪検知センサ36内に落下
することで行なわれる。
【0023】RDF11の隣に配設されているADF1
2は、図4に示すような構成をしており、原稿載置トレ
イ39に画像面を下向きにした状態で載置された原稿束
は、分離ブレード37により規制されて最下位に位置す
る1枚の原稿のみが呼出ローラ40及び分離ローラ41
により給送され、プルアウトローラ42によりRDF1
1側のターンローラ25に搬送され、それが原稿搬送ベ
ルト26によりコンタクトガラス13上の所定の位置に
セットされる。
【0024】その原稿のセットにより、後述するコピー
プロセスが開始され、コピーが行なわれる。その後の動
作は前述したRDF11の動作と同様でよいが、コンタ
クトガラス13上にセットされた原稿を、図3に示す原
稿排紙トレイ44に排紙するときは、排紙切換爪27を
同図に仮想線で示す位置(上側への切り換え)にし、原
稿搬送ベルト26を時計回り方向に回動させると共に、
ADF排紙ローラ43をオン(回転開始)にする。
【0025】但し、上記原稿が両面原稿の場合、その原
稿は裏面のコピーが完了した後に原稿排紙トレイ44に
排出されるが、そのまま排出してしまうと表裏面が逆に
なってしまうため、一旦図3に実線で示した切換位置に
ある排紙切換爪27により原稿排紙路29に導かれ、そ
の原稿排紙路29に進入した原稿の後端が反転センサ1
4に検知されたとき、スイッチバックローラ30が逆転
することにより逆走される。
【0026】このとき、排紙切換爪27が図3に仮想線
で示す位置に既に切り換わっているので、その逆走され
る原稿は正転排出路33の方向に導かれると同時に反転
切換爪38が切り換えられるため、中間搬送路24に送
り込まれて表裏が反転され、再度コンタクトガラス13
上に導かれる。その後の排出は、片面原稿の場合と同様
である。
【0027】上述したRDF11とADF12とを搭載
した複写装置のコピー動作は、図2の複写機本体1に設
けられている後述する操作部により必要なコピーモード
を設定し、プリントキーを押すことにより開始される。
そのプリントキーの押下により、前述したようにRDF
11又はADF12から原稿が給送され、それがコンタ
クトガラス13上に搬送される。そして、そこでフラッ
シュランプ52により全面光照射される。
【0028】そのフラッシュランプ52の電源53は、
そのフラッシュに先立って電荷が与えられ、所定のタイ
ミングで発光する。その原稿からの反射光は、第1ミラ
ー4,スルーレンズ5,第2ミラー6を介してベルト式
の感光体7を露光する。その感光体7は、帯電器8によ
り電荷が一様に与えられており、上記露光によりその表
面に静電潜像が形成される。その感光体7上の静電潜像
は、イレーサ9により不要部分の電荷が除去され、現像
器10により現像されて、転写部へ送られる。
【0029】その現像された原稿像は、転写チャージャ
17により転写紙に転写される。その転写紙は、給紙ト
レイ18,19,20,又は両面トレイ45のいずれか
より搬送路55へ給紙され、それがレジストローラ56
により、感光体7上の原稿像とタイミングを合わせて、
感光体7と転写チャージャ17との間に送られる。そこ
で、画像が転写された転写紙は、分離チャージャ50に
より、感光体7から分離され、搬送ベルト57により定
着器58へ送られて、そこで画像が定着される。
【0030】このようにして、この複写装置ではコピー
プロセスが実行されるが、そのコピープロセスは、転写
紙の両面に画像をコピーする両面モードでは、両面切換
爪61が両面トレイ45側に切り換わり、転写紙が両面
進入路63より両面トレイ45に送られ、その両面トレ
イ45内に一旦スタックされる。
【0031】また、転写紙の片面にのみ画像をコピーす
る片面モードでは、両面切換爪61が排紙側に切り換わ
り、排紙切換爪62まで搬送される。その排紙切換爪6
2は、排出される転写紙を本体トレイ49側へ排出する
のと、フィニッシャ(周辺機)3側へ排出するのとを切
り換える働きをする。感光体7は、転写紙の分離後に除
電用チャージャ65により除電され、クリーニング装置
66により表面の残留トナーが除去されることによっ
て、次のコピーに備える。
【0032】フィニッシャ3にコピー処理がなされた転
写紙(コピー用紙)を排出する場合、選択されたコピー
モードが片面モードであるときには、1枚目のコピー用
紙から排出されるため、それを反転ユニット100によ
り反転し、ステイプルトレイ200あるいはシフトトレ
イ210へ排出する。両面モードでは、裏面コピー実行
後に排出されるから、反転せずにそのまま排出する。
【0033】ステイプル切換爪211は、反転ユニット
100からのコピー用紙をステイプルトレイ200へ排
出するか、シフトトレイ210に排出するかを切り換え
る。ステイプルトレイ200は、コピー用紙束をステイ
プルするために、シフトトレイ210へ排出される用紙
を一旦スタックするためのトレイである。そのステイプ
ルトレイ200に最終のコピー用紙がスタックされる
と、コピー用紙束はステイプラ212により綴じられた
後、リフトアップベルト213によりシフトトレイ21
0へ排出される。
【0034】図5は、複写機本体1の制御系の一例を含
む概略構成図である。複写機本体1の制御部は、複写機
本体1全体を統括的に制御するCPU201と、ROM
221と、RAM222と、入力ポート223と、出力
ポート202等で構成されている。そして、その入力ポ
ート223には各種センサが接続されており、入力ポー
ト223はその各種のセンサからのセンサ信号を入力す
る。また、出力ポート202には、モータ制御回路20
4、パワーパック205等が接続されており、負荷の制
御が可能となっている。
【0035】図6は、図2に示した複写機本体1に設け
られている操作部の外観例を示す平面図である。この操
作部70は、モードクリアキー71,割り込みキー7
2,ガイダンスキー73,プリントキー(スタートキ
ー)74,クリア/ストップキー75,テンキー76,
及び表示器77を備えている。
【0036】モードクリアキー71は、各々の機能(モ
ード)を標準モードに戻すためのキーであり、このキー
操作によってリピート枚数が「1」に、濃度(トナー濃
度)が自動濃度に、給紙が自動給紙に、コピー変倍率が
等倍にそれぞれ設定され、両面モードを含むその他の機
能は全て解除される。割り込みキー72は、コピー動作
中に割り込み、別の原稿のコピーを行なうときに使用す
るキーである。
【0037】ガイダンスキー73は、表示器77に基本
操作や機能の説明を表示する時に使用するキーである。
プリントキー74は、コピー動作をスタートさせる時に
使用するキーである。また、このプリントキー74はレ
ディ/ウェイト表示を兼ねており、レディ時はグリーン
のLEDが、ウェイト時はレッドのLEDがそれぞれ点
灯する。
【0038】クリア/ストップキー75は、待機中はク
リアキー、コピー動作中はストップキーとしての機能を
持つ。つまり、待機中にクリア/ストップキー75を押
下すると、その時設定されているリピート枚数(コピー
枚数)がクリアされる。また、コピー動作中にクリア/
ストップキー75を押下すると、その時点でのコピー動
作が終了された時に以後のコピー動作が中断される。テ
ンキー76は、リピート枚数を設定したり、ズーム変倍
や綴代の数値を入力する時に使用するキーである。
【0039】表示器77は、カラー又はモノクロのLC
Dディスプレイ(CRTディスプレイでもよい)であ
り、表面にタッチパネルを重ねてある。したがって、そ
のタッチパネルの各キーの押下(タッチ)によって各種
情報を入力したり、操作の状態やメッセージ等の各種情
報を表示することができる。なお、押下可能なキーは白
地に黒文字で表示され、押下によってON状態であると
判断されたものは白黒反転により黒地に白文字表示にな
る。
【0040】図7は、操作部70のタッチパネル検出回
路の構成例を示すブロック図である。図7において、8
0はタッチパネル、81はこのタッチパネル検出回路全
体を制御するコントローラ、82はアナログ信号をデジ
タル信号に変換するA/Dコンバータである。
【0041】このタッチパネル検出回路では、コントロ
ーラ81は検出端子をハイ(High)状態にし、X
1,X2,Y1,Y2を図8に示すように設定する。Y
1,Y2の回路は抵抗Rでプルアップされているので、
タッチパネル80の表面が押下されていない時(タッチ
キーがOFF状態の時)はY1は+5(V)を保ち、押
下された時(タッチキーがON状態になった時)に0
(V)となる。したがって、A/Dコンバータ82の出
力からON/OFF状態を確認できる。
【0042】また、コントローラ81はタッチパネル8
0の表面が押下されたことを検知すると、測定モードに
切り換える。X方向の時は、X1は+5(V),X2は
0(V)になり、入力位置の電位がY1を通してA/D
コンバータ82に接続され、座標が算出される。また、
Y方向の座標も回路を切り換えて同様に算出され、上記
の如く検出回路により、タッチパネル80の押下位置が
検出される。
【0043】図9は、操作部70の制御系の構成例を示
すブロック図である。この操作部70は、図6に示した
プリントキー74等からなるハードキー群90,表示器
(以下「LCD」という)77,図7に示したタッチパ
ネル80の他に、CPU91,ROM92,不揮発性R
AM93,光トランシーバ94,LCDコントローラ9
5,CGROM96,及びVRAM97等からなる制御
部を備えている。
【0044】CPU91は、この操作部70全体を統括
的に制御する中央処理装置である。ROM92は、CP
U91に各種処理を実行させるためのプログラムを含む
各種固定データを格納している。不揮発性RAM93
は、各種情報を記憶するメモリであり、電池等によって
バックアップされている。
【0045】光トランシーバ94は、CPU91に接続
されており、ホストPPCである複写機本体1とシリア
ル通信を行なう。LCDコントローラ95は、CPU9
1,CGROM96,タッチパネル80,ハードキー群
90等とデータの授受を行ない、LCD77の表示制御
を司る。CGROM96は、多数のビットパターンを記
憶しているメモリである。VRAM97は、ビットパタ
ーン展開用のメモリである。
【0046】この操作部70では、CPU91が、複写
機本体1側からのコマンドを光トランシーバ94を介し
て受け取ると、LCD77に表示する内容を決定し、予
めROM92に記憶された画面データであるCGROM
96用のコードをVRAM97上にビットパターンとし
て展開し、そのビットパターンをLCDコントローラ9
5によってLCD77の画面に表示させる。
【0047】VRAM97内の画面データのビットパタ
ーン展開エリアはいくつかに区切られており、現在表示
されている画面とは別の画面のビットパターンを展開し
ておくことができ、VRAM97の表示エリアのアドレ
スを操作することにより、LCD77の画面を一瞬で書
き替えることができる。これにより、LCD77上での
画面展開が可能となる。
【0048】図10は、この複写装置のコピー動作中に
操作部70のLCD77に表示される通常画面の一例を
示す図である。図11は、この複写装置の待機中に操作
部70のLCD77に表示される通常画面の一例を示す
図である。
【0049】図10及び図11において、111は濃度
キーであり、コピー濃度を調整するときに用いる。11
2はトレイ選択キーおよび用紙サイズ,残量表示エリ
ア,紙種表示エリアであり、トレイに応じて複数のキー
および表示エリアから構成される。113は変倍キーで
あり、コピー画像を縮小/拡大させたいとき、つまり任
意のコピー倍率を設定するときに使用する。
【0050】114は両面キーであり、両面コピーをと
りたいときに使用する。115は枠/センタ消去キーで
あり、用紙の枠(周囲)の画像あるいは用紙の中央の位
置の画像(影)を消去するときに使用する。116はと
じ代キーであり、とじ代が必要なときに使用する。11
7は表紙/章区切りキーであり、表紙あるいは章区切り
が必要なときに使用する。
【0051】118はステープルキーであり、ステイプ
ルを行なう位置を選択する場合に使用する。ここで、上
記各キーを押下することにより、ユーザの希望するコピ
ーモードを設定することができる。119a〜119e
はプログラムキーであり、よく使用するコピーモードの
登録と呼び出しを行なうときに使用する。
【0052】この複写装置は、自機の状態に応じてコピ
ーモードの登録又は呼び出しのいずれか一方を許可す
る。つまり、コピー動作中はコピーモードの登録を、待
機中はコピーモードの呼び出しをそれぞれ許可する。
【0053】したがって、コピー動作中はコピーモード
登録可能状態となり、図10に示すように、プログラム
キー119a〜119eをそれぞれ「プログラム1登
録」,「プログラム2登録」,「プログラム3登録」,
「プログラム4登録」,「プログラム5登録」と表示す
る。そして、そのいずれかのプログラムキーが押下され
た時に、そのキーに対して現在設定されているコピーモ
ードを登録する。
【0054】なお、プログラムキー119a,119
b,119cはそれぞれ網掛け表示になっている。この
網掛け表示は、その各キーに対して既にコピーモードが
登録されていることを示している。また、プログラムキ
ー119d,119eはそれぞれ通常表示になってい
る。この通常表示は、その各キーに対してまだコピーモ
ードが登録されていないことを示している。
【0055】一方、待機中はコピーモード呼び出し可能
状態となり、図11に示すように、プログラムキー11
9a〜119eをそれぞれ「プログラム1呼出」,「プ
ログラム2呼出」,「プログラム3呼出」,「プログラ
ム4呼出」,「プログラム5呼出」と表示する。そし
て、そのいずれかのプログラムキーが押下された時に、
そのキーに対して登録されているコピーモードを呼び出
して設定する。
【0056】ここで、上述した複写装置の制御部が、図
1に示した請求項1〜3の画像形成モード設定手段A,
登録/呼出許可手段B,画像形成モード登録手段C,画
像形成モード呼出手段D,プログラムキー表示切替手段
Eとしての機能を果たす。また、請求項4の確認手段と
しての機能も果たす。
【0057】図12は、この複写装置の制御部によるコ
ピーモード登録処理の一例を示すフローチャートであ
る。このルーチンはメインルーチンによってコールされ
るとスタートし、まずプログラムキー119a〜119
eのいずれかが押下されたか否かをチェックして、押下
されなければメインルーチンへリターンするが、押下さ
れるとこの複写装置がコピー動作中か否かをチェックす
る。
【0058】そして、コピー動作中でない場合はコピー
モードの登録を許可しないため、メインルーチンへリタ
ーンするが、コピー動作中の場合はコピーモードの登録
を許可するため、押下されたプログラムキーに対して既
にコピーモードが登録されているか(登録済み)か否か
をチェックして、登録されていなければ上記プログラム
キーに対して現在設定されているコピーモードを登録す
る。つまり、所定メモリ(例えば図9の不揮発性RAM
93)の上記プログラムキーに対応するエリアに現在設
定されているコピーモードを記憶する。
【0059】また、上記プログラムキーに対して既にコ
ピーモードが登録されている場合には、コピーモードの
上書き登録の可否をユーザに確認させるための情報(ユ
ーザ確認情報)、例えば「プログラムに上書き登録しま
すか?」というメッセージ情報をLCD77に表示し、
上書き登録がOKでなければ(例えば「いいえ」が押下
されると)メインルーチンへリターンし、上書き登録が
OKならば(例えば「はい」が押下されると)上記プロ
グラムキーに対して既に登録されているコピーモード上
に現在設定されているコピーモードを上書き登録する。
【0060】図13は、この複写装置の制御部によるコ
ピーモード呼出処理の一例を示すフローチャートであ
る。このルーチンもメインルーチンによってコールされ
るとスタートし、まずプログラムキー119a〜119
eのいずれかが押下されたか否かをチェックして、押下
されなければメインルーチンへリターンするが、押下さ
れるとこの複写装置が待機中か否かをチェックする。
【0061】そして、待機中でない場合はコピーモード
の呼び出しを許可しないため、メインルーチンへリター
ンするが、待機中の場合はコピーモードの呼び出しを許
可するため、押下されたプログラムキーに対して登録さ
れているコピーモードを呼び出して設定する。つまり、
所定メモリの上記プログラムキーに対応するエリアに記
憶されているコピーモードを呼び出して設定する。な
お、この複写装置の工場出荷時等、コピーモードが何も
登録されていない場合には、標準のコピーモード(デフ
ォルトの設定値)を設定する。
【0062】図14は、この複写装置の制御部によるプ
ログラムキー表示切替処理の一例を示すフローチャート
である。このルーチンもメインルーチンによってコール
されるとスタートし、まずこの複写装置がコピー動作中
か否かをチェックして、コピー動作中であればコピーモ
ードの登録を許可するため、各プログラムキー119a
〜119eに対してそれぞれ既にコピーモードが登録さ
れているか否かをチェックする。
【0063】そして、既にコピーモードが登録されてい
るプログラムキー(所定メモリのコピーモードの記憶エ
リアに対応するプログラムキー)があれば、そのプログ
ラムキーを登録キーとしてLCD77の画面上に網掛け
表示し(CGROM96に記憶されている網掛けされた
「プログラム登録N(Nは1,2,3,4,5のうちの
対応する番号)」のパターンを読み込んで表示する)、
それ以外のプログラムキーを登録キーとしてLCD77
の画面上に通常表示する(CGROM96に記憶されて
いる通常の「プログラム登録N」のパターンを読み込ん
で表示する)。
【0064】また、この複写装置がコピー動作中でない
場合には、待機中か否かをチェックし、待機中でもなけ
ればメインルーチンにリターンするが、待機中であれば
各プログラムキー119a〜119eを呼び出しキーと
して画面上に表示する(CGROM96に記憶されてい
る「プログラム呼出N(Nは1,2,3,4,5)」の
パターンを読み込んで表示する)。
【0065】このように、この実施形態の複写装置で
は、コピーモード(画像形成モード)の登録許可時と呼
び出し許可時のプログラムキーの表示状態を切り替える
(プログラムキーの表示状態をコピーモードの登録許可
時には登録キーとしての表示に、コピーモードの呼び出
し許可時には呼び出しキーとしての表示にそれぞれ切り
替える)ので、ユーザが誤ってコピーモードの登録又は
呼び出しを行なうことを防止することができる。
【0066】また、コピーモードの登録許可時のプログ
ラムキーの表示状態を、そのプログラムキーに対して既
にコピーモードが登録されているか否かによって切り替
える(登録されていれば網掛け表示に、登録されていな
ければ通常表示にそれぞれ切り替える)ので、コピーモ
ードが登録されていないプログラムキーから順次新たな
コピーモードを登録でき、ユーザが誤って既に登録され
ているコピーモード上に他のコピーモード(現在設定さ
れているコピーモード)を上書き登録してしまう不具合
を防止することもできる。
【0067】さらに、コピーモードの登録許可時にプロ
グラムキーが押下された時、そのプログラムキーに対し
て既にコピーモードが登録されている場合に、コピーモ
ードの上書き登録の可否をユーザに確認させるので、ユ
ーザが誤って既に登録されているコピーモード上に他の
コピーモードを上書き登録してしまう不具合をより確実
に防止することができる。
【0068】なお、この実施形態では、5個のプログラ
ムキーを表示して5種類のコピーモードの登録又は呼び
出しを行なえるようにしたが、プログラムキーの個数は
5個に限るものではない。また、この実施形態では、L
CD77を用いてグフィック表示によりプログラムキー
の「プログラム登録N」と「プログラム呼出N」の表示
切り替えを行なうようにしたが、LEDランプ等により
「プログラム登録N」と「プログラム呼出N」の表示切
り替えを行なうようにしてもよい。
【0069】以上、この発明を複写装置に適用した実施
形態について説明したが、この発明はこれに限らず、レ
ーザプリンタ等の各種プリンタやファクシミリ装置など
の各種の画像形成装置に適用し得るものである。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の画像形
成装置によれば、ユーザが誤って画像形成モードの登録
又は呼び出しを行なうことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の基本構成を示す機能ブロック図であ
る。
【図2】この発明を実施した複写装置の一例を示す全体
構成図である。
【図3】図2に示したRDF(循環式自動原稿給送装
置)11を示す構成図である。
【図4】図2に示したADF(非循環式自動原稿給送装
置)12を示す構成図である。
【図5】図2に示した複写機本体1の制御系の一例を含
む概略構成図である。
【図6】図2に示した複写機本体1に設けられている操
作部の外観例を示す平面図である。
【図7】図6に示した操作部70のタッチパネル検出回
路の構成例を示すブロック図である。
【図8】図7に示したタッチパネル検出回路の入出力レ
ベルを示す図である。
【図9】図6に示した操作部70の制御系の構成例を示
すブロック図である。
【図10】図2に示した複写装置のコピー動作中に図6
のLCD77に表示される通常画面の一例を示す図であ
る。
【図11】図2に示した複写装置の待機中に図6のLC
D77に表示される通常画面の一例を示す図である。
【図12】同じく複写装置の制御部によるコピーモード
登録処理の一例を示すフロー図である。
【図13】同じくコピーモード呼出処理の一例を示すフ
ロー図である。
【図14】同じくプログラムキー表示切替処理の一例を
示すフロー図である。
【符号の説明】
11:RDF 12:ADF 70:操作部 77:表示器(LCD) 80:タッチパネル 81:コントローラ 82:A/Dコンバータ 91,201:CPU 92,221:ROM 93:不揮発性RAM 94:光トランシーバ 95:LCDコントローラ 96:CGROM 97:VRAM 119a〜119e:プログラムキー 222:RAM

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要の画像形成モードを設定する画像形
    成モード設定手段と、当該装置の状態に応じて画像形成
    モードの登録又は呼び出しのいずれか一方を許可する登
    録/呼出許可手段と、該手段によって画像形成モードの
    登録が許可されている時にプログラムキーが押下された
    時には、前記画像形成モード設定手段によって設定され
    た画像形成モードを登録する画像形成モード登録手段
    と、前記登録/呼出許可手段によって画像形成モードの
    呼び出しが許可されている時に前記プログラムキーが押
    下された時には、前記画像形成モード登録手段によって
    登録された画像形成モードを呼び出して前記画像形成モ
    ード設定手段に設定させる画像形成モード呼出手段とを
    有する画像形成装置において、 前記登録/呼出許可手段による画像形成モードの登録許
    可時と呼び出し許可時のプログラムキーの表示状態を切
    り替えるプログラムキー表示切替手段を設けたことを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記プログラムキー表示切替手段は、前
    記プログラムキーの表示状態を前記登録/呼出許可手段
    による画像形成モードの登録許可時には登録キーとして
    の表示に、画像形成モードの呼び出し許可時には呼び出
    しキーとしての表示にそれぞれ切り替える手段であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記プログラムキー表示切替手段は、前
    記登録/呼出許可手段による画像形成モードの登録許可
    時の前記プログラムキーの表示状態を、前記画像形成モ
    ード登録手段によって既に画像形成モードが登録されて
    いるか否かによって切り替える手段を有することを特徴
    とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載の画像形成装置にお
    いて、前記登録/呼出許可手段による画像形成モードの
    登録許可時に前記プログラムキーが押下された時、前記
    画像形成モード登録手段によって既に画像形成モードが
    登録されている場合には、画像形成モードの上書き登録
    の可否をユーザに確認させる確認手段を設けたことを特
    徴とする画像形成装置。
JP9223982A 1997-08-20 1997-08-20 画像形成装置 Pending JPH1165737A (ja)

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JP9223982A JPH1165737A (ja) 1997-08-20 1997-08-20 画像形成装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010050824A (ja) * 2008-08-22 2010-03-04 Kyocera Mita Corp 操作装置及び画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010050824A (ja) * 2008-08-22 2010-03-04 Kyocera Mita Corp 操作装置及び画像形成装置

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