JPH0399058A - 複素5員環化合物 - Google Patents

複素5員環化合物

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JPH0399058A
JPH0399058A JP23443589A JP23443589A JPH0399058A JP H0399058 A JPH0399058 A JP H0399058A JP 23443589 A JP23443589 A JP 23443589A JP 23443589 A JP23443589 A JP 23443589A JP H0399058 A JPH0399058 A JP H0399058A
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JP
Japan
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group
lower alkyl
methyl
substituted
atom
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Pending
Application number
JP23443589A
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English (en)
Inventor
Yasuhiko Hamazaki
浜崎 泰彦
Katsuhiro Nakamura
中村 克広
Hideo Saito
英夫 斉藤
Tetsuya Maeda
前田 鉄也
Goro Yabuta
薮田 五郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaken Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Kaken Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0399058A publication Critical patent/JPH0399058A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新規な複素5員環化合物に関する.更に詳しく
は、本発明は,農園芸用殺菌剤として有用な複素5員環
化合物に関する. (従来の技術) 従来,稲のいもち病に対する防除剤としてはイソプロチ
オラン、フサライド、IBP.プロペナゾール.EDD
Pなど、また白葉枯病に対する防除剤としてはフェナジ
ンオキシド,プロペナゾール、有機ニッケル化合物など
が知られている.(発明が解決しようとする課題) しかし、上記の従来の薬剤は低薬量にては十分な活性を
発揮し得ないことから、比較的高薬量にての使用がなさ
れているために、大気、水系、土壌などの環境汚染の可
能性も高く、人畜に対する危険性を有するものもあった
. 従って、本発明は、低薬量にて十分な活性を発揮し特に
稲いもち病、白葉枯病に対し優れた防除効果のある新規
物質を提供することを目的としており、更にそれを用い
たa園芸用殺菌剤を提供することを目的としている. (課題を解決するための手段) 本発明者らは,上記目的を達成するために研究を重ねた
結果、一般式[■] で表わされる化合物を種々の反応に付すことにより得ら
れる、一般式[I] R2 〔式中、Xは酸素原子または窒素原子を意味し,Aは単
結合または二重結合を意味し、R1はカルボキシル基、
低級アルコキシカルボニル基、ペンジルオキシカルボニ
ル基,フェノキシカルボニル基、低級アルキル基で置換
されているフェノキシ力ルボニル基、ナフトキシ力ルボ
ニル基、低級アルキル基で置換されているカルバモイル
基、フェニルカルバモイル基,ペンジルカルバモイル基
、ヒドラジノ力ルボニル基、2−フェニルヒドラジノカ
ルボニル基,アセチル基、ベンゾイル基、ハロゲン原子
で置換されているベンゾイル基、低級アルキル基で置換
されているベンゾイル基、テノイル基、1−ヒドロキシ
−1−フェニルメチル基、1−ヒドロキシ−1−(低級
アルキル置換フェニル)メチル基、1−ヒドロキシ−1
−(ハロゲン置換フェニル)メチル基、l−ヒドロキシ
イミノ−1−フェニルメチル基、1−ヒドロキシイミノ
一1−(低級アルキル置換フェニル)メチル基,1−ヒ
ドロキシイミノ−1−(ハロゲン置換フェニル)メチル
基または水素原子(ただし、水素原子はXが窒素原子の
場合のみ)を意味し、R2はXが酸素原子のときは無置
換を、Xが窒素原子のときは水素原子、低級アルキル基
、ベンジル基または低級アルコキシ基で置換されている
ベンジル基を意味する.(ただしXが酸素原子,Aが二
重結合およびR1がメトキシカルボニル基を意味するも
のを除く.)〕で表わされる新規な複素5員環化合物が
低薬量にて十分な活性を発揮し、特に稲いもち病に対し
優れた防除効果を有することを見出し、これらの知見に
基づき本発明を完成するに至った. 以下,本発明を詳細に説明する. 本発明の複素5員環化合物は、一般式[I]〔式中,X
は酸素原子または窒素原子を意味し,Aは単結合または
二重結合を意味し、R1はカルボキシル基、低級アルコ
キシ力ルボニル基,ペンジルオキシカルボニル基、フェ
ノキシ力ルボニル基,低級アルキル基で置換されている
フェノキシ力ルボニル基、ナフトキシ力ルボニル基、低
級アルキル基で置換されているカルバモイル基,フェニ
ルカルバモイル基,ペンジル力ルバモイル基、ヒドラジ
ノ力ルボニル基,2−フェニルヒドラジノカルボニル基
、アセチル基、ベンゾイル基、ハロゲン原子で置換され
ているベンゾイル基、低級アルキル基で置換されている
ベンゾイル基、テノイル基,1−ヒドロキシーl−フエ
ニルメチル基、l−ヒドロキシ−1−(低級アルキル置
換フェニル)メチル基,エーヒドロキシ−1−(ハロゲ
ン置換フェニル)メチル基、l−ヒドロキシイミノ−1
−フェニルメチル基、1−ヒドロキシイミノ−1−(低
級アルキル置換フェニル)メチル基、1−ヒドロキシイ
ミノ−1−(ハロゲン置換フェニル)メチル基または水
素原子(ただし、水素原子はXが窒素原子の場合のみ)
を意味し、R2はXが酸素原子のときは無置換を、Xが
窒素原子のときは水素原子、低級アルキル基、ベンジル
基または低級アルコキシ基で置換されているベンジル基
を意味する.(ただしXが酸素原子、Aが二重結合およ
びR′″がメトキシカルボニル基を意味するものを除く
.)〕からなることを特徴とする.本発明の複素5員環
化合物を表わす一般式[夏]において、R1及びR2中
の低級アルコキシ基としては、直鎖状または分岐状の炭
素数1〜6のアルキル基が好ましく、例えばメチル基,
エチル基,プロビル基、イソプロビル基,ブチル基,S
−ブチル基、t−ブチル基,ペンテル基またはヘキシル
基が挙げられる.R1及びR2中の低級アルコキシ基と
しては,炭素数1〜4の低級アルコキシ基が好ましく、
例えばメトキシ基、エトキシ基,プロポキシ基、イソプ
ロポキシ基,ブトキシ基またはt−ブトキシ基が挙げら
れる。またR1中のハロゲン原子としてはフッ素原子、
塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子が挙げられる. 一般式[I]の化合物の好ましいものとして以下の化合
物が例示される. 3−メチル−4−ブトキシ力ルボニル−2(5H)一フ
ラノン、3−メチル−4−エトキシ力ルボニル−2(5
H)−フラノン、3−メチル−4−フェノキシ力ルボニ
ルー2(5H)一フラノン,3−メチル−4−ペンジル
オキシ力ルボニル−2(5H)一フラノン、3−メチル
−4−(2−ナフトキシ)カルボニルー2 (5 H 
)一フラノン,3−メチル−4−(2.6−ジーt−プ
チルフェノキシ)カルボニルー2(5H)一フラノン、
3−メチル−4−プチルカルバモイル−2 (5 H 
)一フラノン,3−メチル−4−フエニルカルバモイル
ー2(5H)一フラノン,3−メチル−4−ペンジル力
ルバモイル−2(5H)一フラノン,3−メチル−4−
ヒドラジノ力ルバモイル−2 (5 H )一フラノン
,3−メチル−4− (2−フェニルカルバモイル)−
2(5H)一フラノン、3−メチル−4−ペンゾイルー
2 (5 H )一フラノン、3−メチル−4− p 
− トルオイル−2(5H)一フラノン、3−メチル−
4−p−クロロベンゾイル−2(5H)一フラノン、3
ーメチル−4−(2−テノイル)−2(5H)一フラノ
ン、3−メチル−4−アセチルー2 (5 H )一フ
ラノン、3−メチル−4一力ルボキシ−3,4−ジヒド
ロ−2 (5 H )一フラノン、1,3−ジメチル−
2,5−ジヒドロ−[LHコーピロール−2一オン、1
−ブチルー3−メチル−2,5−ジヒドロ−[I H 
]−ビロール−2−オン、l−ベンジル−3−メチル−
2,5−ジヒドロ−[LHコーピロール−2−オン,1
−(3.4−ジメトキシベンジル)−2.5−ジヒドロ
−[IH]一ビロール−2−オン、1−(3.4−ジメ
トキシベンジル)−4−カルボキシ−2,5−ジヒドロ
−[IH]一ピロール−2−オン、3−メチル−4−カ
ルボキシ−2,5−ジヒドロ−[IH]一ピロール−2
−オン、3−メチル−4−メトキシ力ルボニル−2,5
−ジヒドロー[IH]一ピロール−2−オン. 1−(
3.4−ジメトキシベンジル)一4−メトキシ力ルボニ
ル−2,5−ジヒドロ−[LH]一ピロール−2−オン
、1,3−ジメチル−4−カルボキシ−2,5−ジヒド
ロ−[IH]一ビロール−2−オン、1,3−ジメチル
−4−メチル力ルバモイル−2,5−ジヒドロ−[IH
]一ビロール−2−オン,■,3−ジメチル−4一メト
キシ力ルボニル−2,5−ジヒドロ−[IH]一ピロー
ル−2−オン、1−ベンジル−3−メチル−4−メトキ
シカルボニル−2,5−ジヒドロ−[IH]一ビロール
−2−オン、1−ベンジル−3−メチル−4−カルボキ
シ−2,5−ジヒドロ−[LHコピロール−2−オン、
3−メチル−4−(1−ヒドロキシ−1−フェニルメチ
ル)−2(5H)フラノン、3−メチル−4−(1−ヒ
ドロキシ−1−p−トリルメチル)−2(5H)フラノ
ン,3−メチル−4−(l−ヒドロキシ−1−P−クロ
ロフェニルメチル)−2(5H)フラノン、3−メチル
−4−(1−ヒドロキシイミノ−1−フェニルメチル)
−2(5H)フラノン,3−メチル−4−(l−ヒドロ
キシイミノーエートリルメチル)−2(5H)フラノン
、3−メチル−4−(l−ヒドロキシイミノ−1−p−
クロロフェニルメチル)−2(5H)フラノン 本発明の複素5員環化合物を表わす一般式[I1におい
てR1がカルボキシル基の場合は酸性物質であり、従っ
て塩の形態にすることもできる.かかる塩としては例え
ばナトリウム塩、カルウム塩、リチウム塩などのアルカ
リ金属塩;カルシウム塩、マグネシウム塩などのアルカ
リ土類金属塩;アンモニウム塩;トリエチルアンモニウ
ム塩などの有機塩;鉄,銅、コバルトなどとの錯塩等が
ある.一般式[I1で示される本発明の複素5員環化合
物の代表的な製法としては次のプロセスA,B、C,D
.E.F,GおよびHをあげることが出来る. プロセスA Xが酸素原子、Aが二重結合、R1が低級アルコキシ力
ルボキシル基、ペンジルオキシカルボニル基、フェノキ
シ力ルボニル基、低級アルキル基で置換されているフェ
ノキシ力ルボニル基またはナフトキシ力ルボニル基およ
びR2が無置換である下記一般式[I−a]で示される
化合物は、反応式(a)に従ってうろことが出来る.[
■] [I[[] R2 [I11]      [■]      [I−a]
(式中.X.A.RiおよびR2は上記を意味し、R3
は低級アルキル基、ベンジル基、フェニル基、低級アル
キル基で置換されているフェニル基またはナフチル基を
意味する.)すなわち3−メチル−4−カルボキシ−2
 (5H)一フラノン[特願昭63−5804工号また
は特願平1−75883号に記載の方法により調製]を
塩化チオニルと室温あるいは煮沸還流させて酸クロリド
[II[]とし、酸クロリド[mlと化合物[■コとを
溶媒なしであるいは不活性溶媒中、塩基性触媒たとえば
ビリジルあるいはトリエチルアミン等の存在下、室温な
いし100℃で反応させることにより得ることが出来る
. プロセスB Xが酸素原子、Aが二重結合、R1が低級アルキル基で
置換されているカルバモイル基、フェニルカルバモイル
基、ペンジルカルバモイル基,ヒドラジノ力ルボニル基
または2−フェニルヒドラジノカルボニル基およびR2
が無置換である下記一般式[I−b]で示される化合物
は反応式(b)に従ってうろことが出来る. R2 [I[[]          [Vコ       
     [I −bコ(式中、X.A,R1およびR
2は上記を意味し、R4は低級アルキル基、フェニル基
、ベンジル基、アミン基またはアニリノ基を意味する.
)すなわち,プロセスA中の中間体である酸クロリド[
m]と化合物[V]とを溶媒なしであるいは不活性溶媒
中、塩基性触媒たとえばピリジンあるいはトリエチルア
ミンの存在下、室温ないしlOO℃で反応させることに
より得ることが出来る.プロセスC Xが酸素原子、Aが二重結合、R1がベンゾイル基、ハ
ロゲン原子もしくは低級アルキル基で置換されているベ
ンゾイル基またはテノイル基およびR2が無置換である
下記一般式[I−c]で示される化合物は反応式(c)
に従ってうろことが出来る。
R2 [■コ         [VI]         
[I −cコ(式中、X.A,RiおよびR2は上記を
意味し,R5はベンゼン、ハロゲン化ベンゼン,低級ア
ルキル基置換ベンゼンまたはチオフェンを意味する.) すなわちプロセスA中の中間体である酸クロリド[m]
と化合物[VI]とを,溶媒なしであるいは不活性溶媒
中、ルイス酸触媒たとえば塩化アルミニウム、塩化亜鉛
、あるいは塩化スズの存在下室温ないし工50℃で反応
させることにより得ることが出来る. プロセスD Xが酸素原子,Aが二重結合、R1が1−ヒドロキシ−
1−フェニルメチル基、1−ヒドロキシ−1−(低級ア
ルキル置換フエニル)メチル基,1−ヒドロキシ−1−
(ハロゲン置換フェニル)メチル基または1−ヒドロキ
シーl−チェニルメチル基およびR2が無置換である本
発明化合物はプロセスCで得られた相当する3−メチル
−4−アシルー2 (5H)一フラノン化合物をメタノ
ール、エタノール、プロパノール,ブタノールなどのア
ルコールあるいは含水アルコール溶媒中、還元剤たとえ
ばNaBH.あるいはL x A Q H 4 等(i
’)存在下,室温ないし煮沸還流下30分ないし18時
間反応させることにより得ることが出来る.プロセスE Xが酸素原子,Aが二重結合 RLが1−ヒドロキシイ
ミノ−1−フェニルメチル基、、1−ヒドロキシイミノ
−1−(低級アルキル置換フェニル)メチル基、l−ヒ
ドロキシイミノ−1−(ハロゲン置換フェニル)メチル
基または1−ヒドロキシイミノ−1−チェニルメチル基
およびR2が無置換である本発明化合物は、プロセスC
で得られた相当する3−メチル−4−アシルー2 (5
H)一フラノン化合物をオキシム体の一般的合或法に付
すことにより得ることが出来る. プロセスF Xが酸素原子、Aが二重結合、R1がアセチル基及びR
1が無置換である本発明化合物3−メチル−4−アセチ
ルー2 (5H)一フラノンはジクロロメタン溶媒中に
無水塩化アルミニウムおよびヘキサンに溶解させたトリ
メチルアルミニウム溶液を加え,窒素気流中ジクロロメ
タンに溶解させたプロセスA中の中間体である酸クロリ
ド[m]を滴加し,室温で1時間反応させることにより
得ることが出来る. プロセスG Xが酸素原子、Aが二重結合、R1がカルボキシル基お
よびR2が無置換である本発明化合物3−メチル−4−
カルボキシー3,4−ジヒドロー2 (5H)一フラノ
ンはプロセスAの出発原料と同じである3−メチル−4
−カルボキシ−2(5H)一フラノン[I]をメタノー
ル,エタノール,プロバノール、ブタノールなどのアル
コール又は含水アルコール溶媒中、Pd−C触媒の存在
下、水素常圧中で室温〜40℃で10ないし48時間反
応させることにより得ることが出来る.プロセスH Xが窒素原子、Aが二重結合、R1が水素原子、カルボ
キシル基,低級アルコキシカルボニル基,または低級ア
ルキル基で置換されているカルバモイル基およびR2が
水素原子,低級アルキル基,ベンジル基または低級アル
コキシル基で置換されているベンジル基である下記一般
式[I−d]で示される化合物は反応式(d)に従って
うろことが出来る. R2 [[Iコまたtt[I−a]    [■]     
      El  −dl(式中、X.A.RLおよ
びR2は上記を意味し、R6は水素原子、低級アルキル
基、ベンジル基または低級アルコキシ基で置換されてい
るベンジル基を意味する.) すなわちプロセスAの出発原料である3−メチル−4−
カルボキシ−2 (5H)一フラノン[II]又はプロ
セスAで合成される相当する3−メチル−4−置換カル
ボニル−2 (5H)一フラノン化合物[I−a]を酢
酸,メタノール,エタノール、プロバノール,ブタノー
ルなどのアルコールあるいは含水アルコール溶媒中で,
化合物R’ N H,[■コとO℃ないし200℃で3
0分ないし24時間反応させ,次いで酸で処理すること
によって得ることが出来る.尚 a1がカルボキシル基
である出発物質を用いた場合で、酢酸溶媒中.50℃な
いし100℃で30分ないし5時間反応させると脱力ル
ボキシル化が起こりR1が水素原子になる. 得られた一般式[I]の複素5員環化合物は常とう手段
により上述の如き種々の塩の形にすることができ、これ
らの塩も本発明に包含されるものである. 本発明の複素5員環化合物及び/又はその塩は,低薬量
にて十分な予防及び防除活性を示す.即ち、本発明の複
素5員環化合物は、特に稲いもち病予防及び防除試験で
,葉面散布で予防及び防除効果を示すばかりでなく、特
に土壌処理及び水面施用試験において極めて優れた予防
及び防除効果を示した.また、稲の細菌病害である白葉
枯病に対しても、水面施用で優れた予防及び防除効果を
示した。
葉面散布だけでなく、土壌処理、水面施用でも高い活性
を示すことは本発明の複素5員環化合物の顕著な効果を
示すものである. また本発明の複素5員環化合物が、稲の糸状菌病である
いもち病と,細菌病である白葉枯病とに優れた防除効果
を示すことは極めて特異的なことである。
また本発明の複素5員環化合物のマウスに対する急性毒
性も低く、従って人畜に対する危険性が低く農園芸用殺
菌剤として極めて優れたものである. 本発明の複素5員環化合物を活性成分として含有するa
rm芸用殺菌剤としては、例えば次のものが挙げられる
.即ち、複素5員環化合物をそのまま用いた殺菌剤、あ
るいは水、固体粉末又はその他の適当な担体を用いて希
釈し必要に応じて展着剤等の補助剤を加えて得られる殺
菌剤、または農薬製造に一般的に行われている方法によ
り各種の液体あるいは固体担体と混合し必要ならば湿展
剤、展着剤,分散剤,乳化剤、固着剤等の補助剤を加え
て水和剤、液剤、水溶剤、ゾル剤,乳剤、粉剤、粒剤,
油剤等に調製した製剤等があり、これら各種製品はその
目的によって適宜使い分けることが望ましい. これらの製剤を調製するに当って、担体は固体、液体い
ずれでも良い.適当な固体担体としては、ふすま,ダイ
ズ粉、繊維素粉末、植物エキス抽出後の残渣、樹皮等の
植物性担体、クレー、タルク,粘土、カオリン、ベント
ナイト,白土類、炭酸カルシウム、硅藻土,無水ケイ酸
,合威ケイ酸カルシウム等の無機物質があげられる.適
当な液体担体として水;リグロイン、ケロシン、鉱油等
の脂肪族炭化水素;ベンゼン、トルエン、キシレン、メ
チルナフタレン等の芳香族炭化水素;クロロホルム、ジ
クロロエタン等の塩素化炭化水素;メタノール,エタノ
ール、i−プロパノール,n−ブタノール等のアルコー
ル類;アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノ
ン等のケトン類;エタノールアミン、ジメチルホルムア
ミド等の含窒素有機溶媒等があげられる. 農園芸用殺菌剤には,製剤の性状を改善し、あるいは生
物効果を高める目的で非イオン性またはイオン性の種々
の界面活性剤;アルギン酸ソーダ、カルボキシメチルセ
ルロース,メチルセルロース、ポリビニルアルコール、
アラビアゴム、ゼラチン、カゼイン等の高分子化合物:
亜硫酸パルプ廃液;ドリレス(商品名、三共■製 )等
の補助剤を添加してもよい. 農園芸用殺菌剤は有効戊分である複素5員環化合物の防
除効果を阻害することのない他の活性或分,例えば殺菌
剤、殺虫剤、殺ダニ剤、植物生長調節剤、殺線虫剤,殺
バクテリア剤,忌避剤、誘引剤等を含んでいてもよい. 複素5員環化合物をかかる農園芸用殺菌剤及び予防目的
に使用する際は,例えば葉面散布にて用いる場合には一
般的に1 0 pp m 〜5 0 0 0 PPII
I r好ましくは100ppm〜2000ppmの濃度
にて使用する.また育苗箱施用、水面施用に用いる場合
には,粒剤濃度としては0.1%〜50%,好ましくは
0.2%〜20%にて使用する.上記粒剤の施用量とし
ては一般的には育苗箱(30X60X3a++、使用土
壌約512)当り30〜100g,水田10a当り3〜
5kgである.(発明の効果) 以上の説明及び後述の試験例から明らかなように,本発
明の複素5員環化合物は、低用量で優れた防除効果を有
し、特に稲いもち病,白葉枯病に対して優れた防除効果
を有する。また人畜に対する毒性も低い. 従って,この複素5員環化合物を用いたa園芸用殺菌剤
は産業上極めて意義深いものである,(実施例) 次に本発明の参考例、実施例及び試験例を示すが、本発
明はこれらの参考例、実施例及び試験例に限定されるも
のではなく、すでに記載された知見から容易に推定され
るすべての態様を含むものである。
参考例 (3−メチル−4−カルボキシ−2 (5H)−フラノ
ン[n]の製造例) 3−メチル−4−メトキシ力ルボニル−2(5H)一フ
ラノン[S.リ.Pelletierら: Tetra
hedron31 1659頁に記載の合或法により調
製] 150mg (0.96mM)に3N−HCQl
水溶液5maを加え、80〜85℃で3時間撹拌下反応
させた。反応物を酢酸エチルで抽出し、減圧下,溶媒を
留去し、抽状物を得た.得られた抽秋物に酢酸エチルー
n−ヘキサンを加えて、結晶化し,式[n]のフラノン
誘導体を100mg (収率80.0%)得る. 得られたフラノン誘導体[I1]は以下の理化学的性質
を有することが確認された。
■融点: 165−168℃(自動融点測定装置メトラ−FPIを
用いて測定). ■紫外線吸収スペクトル: ■元素分析: CHO 実測値(ダ)  50,63   4.25  45.
10[理論値(ぷ)  50,70   4.22  
45.071■赤外線吸収スペクトル(KB r法):
3000, 2740, 2640, 2520, 1
730, 1670, 1450, 1430,138
0,1360,1210,1150,1110,102
0,890,880,760,710  (c+++−
’) ■核磁気共鳴スペクトル(重DMSO、60MHz  
δ値): 2.05ppm (3H, t) , 4.85ppm
 (2H, q) ,11.33ppm (LH, s
) 実施例l 参考例で得られたフラノン誘導体[■] 2.13g 
(0.O15M)を塩化チオニルl lmQに加え、6
時間煮沸還流後塩化チオニルを留去し、得られた酸クロ
リド[nl] 2.4g (0.015m)にベンゼン
10mQを加え、更にベンジルアルコール1.7gおよ
びピリジン1.4gを加えて室温でl8時間反応させ、
反応物を氷水に注加し.ベンゼンで抽出、水洗し、無水
硫酸ナトリウムで乾燥後、ベンゼンを減圧留去し、固化
物をベンゼンで再結晶すると3−メチル−4−ペンジル
オキシ力ルボニル−2 (5H)一フラノン3.2g(
92%)を得る。
融点:96.O〜98.0℃ NMR CCDCQ3,δ:ppm) 2.16 (3}!, t) , 4.83 (2H,
 q)5.30 (28, s) , 7.36 (5
H, s)実施例2〜6 実施例1と同様にして第1表に示す化合物を得る. 実施例7 実施例1の中間体である酸クロリド[m]1.9gをベ
ンゼン10ml2に加え、プチルアミン0.9gおよび
ピリジン1.2gを加えて室温で1時間反応させ、反応
物を氷水に注加し、酢酸エチルで抽出,水洗,希塩酸で
洗浄,水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後,溶媒を減
圧留去し,固化物をベンゼンで再結晶すると3−メチル
−4−プチルカルバモイル−2 (5H)一フラノン2
.0g(85.3%)を得る. 融点:74.O〜75.5℃ NMR (CDCQ3,δ:ppm) 0.96 (3B,t), 1.16−1.66 (4
H, m) ,3.40(2L q) ,4.96(2
8, q) , 7.06(fH, broad)実施
例8〜1l 実施例7と同様にして第2表に示す化合物を得る. 実施例l2 実施例1の中間体である酸クロリド[■]1。
6g (0.OIM)にベンゼン20mQを加えて、水
冷下、無水塩化アルミニウム1,6gを加え,室温で工
9時間反応させ、反応液を氷水に注加し、ベンゼンで抽
出,水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、ベンゼンを
減圧留去すると抽状物質として3−メチル−4−ペンゾ
イルー2 (5H)一フラノン5.2g (79,O%
)を得る。
NMR (CDCQ,,δ:ppm) 1.83 (3H, t) , 5.00 (2H, 
q) ,7.16−7.96 (5H, m) 実施例工3〜15 実施例12と同様にして第3表に示す化合物を得る。
実施例16 ジクロ口メタン20mQに無水塩化アルミニウム1.8
gおよびヘキサンに溶解させた15%トリメチルアルミ
ニウム溶液3.4mAを加え、窒素気流中、実施例1の
中間体である酸クロリド[II[] 1.6gをジクロ
ルメタン5ml2に溶解して注加し,室温で1時間反応
させ、反応物を氷水に注加し、ジクロ口メタンで抽出、
水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を留去する
と抽状物質として3−メチル−4−アセチルー2 (5
H)一フラノン0.69g (50.2%)を得る.N
MR (CDCQz,δ:ppm) 2.20 (3J t) , 2.48 (3H, s
) ,4.90 (2H, (1) 実施例17 参考例で得られたフラノン誘導体[I1] 2gをメタ
ノール20ml2に溶解し、10%Pd−C300mg
を加えて,水素常圧下、室温で24時間反応させ.Pd
−Cを濾去後,メタノールを減圧留去し.Fl.を酢酸
エチルで再結晶す・ると3−メチJレー4−カルボキシ
−3,4−ジヒドO−2(5H)一フラノン1.6g 
(79.2%)を得る. 融点:127.O〜128.0℃ NMR  CCDCQ,,  δ :ppm)1.08
 (3B, d)  , 2.71−3.70 (21
4, m)  ,4.20 (1}1, d)  , 
4.33 (IH, s)実施例l8 参考例で得られたフラノン誘導体[■] 2.84g 
(0.02M)とn−プチルアミン2 0 m Qとを
酢酸34mflに注加し,30分間煮沸還流し,反応物
を氷水に注加し、ベンゼンで抽出,水洗し,無水硫酸ナ
トリウムで乾燥後,ベンゼンを減圧留去すると油状物質
として1−ブチル−3−メチル−2,5−ジヒドロ−[
LH]一ピロール−2−オン1.4g (45.7%)
を得る.NMR (CDCQ,,δ:ppm) 0.93 (3}1, t) , 1.16−1,70
 (4}1, m) ,1.90 (3H,t), 3
.43 (2H,セ),3.80 (2H, q) ,
 6.60 (IH, q)実施例工9 実施例l8と同様にして,油状物貿として1−(3.4
−ジメトキシベンジル)−2.5−ジヒドロ−[王H]
一ビローノレ−2−オンを得る.NMR CCDCQ,
,  δ:ppm)1.90 (3H, t) , 3
.66 (2H, q) ,3.80 (6H, s)
 , 4.50 (2H, s)6.53 (LH, 
q) , 6.73 (3H, s)実施例20 3−メチル−4−メトキシ力ルボニル−2(5H)一フ
ラノン[S.(/.Pelletierら: Tetr
ahedron31 1659頁に記載の合戊法により
調製]2.2g(0.014M)をメタノール1 0 
m Qに溶解し、28%アンモニア水溶液2.3mRを
加えて室温で24時間反応させた後、溶媒を減圧留去す
る。
残渣にメタノール5mffiと3N一塩酸1.5m息を
加え30分間反応させた後、溶媒を減圧留去し残渣をベ
ンゼンーn−ヘキサンより再結晶すると、3−メチル−
4−メトキシ力ルボニル−2,5一ジヒドロ−[IHコ
ービロール−2−オン1.1g(53.1%)を得る. 融点:l55.O−157.0℃ NMR  (CDCQ,,  δ:ppm)2.16 
(3H, t)  , 3.76 (3H, s)  
,4.06 (2}1,q), 8.13 (IH, 
broad)  ,実施例2l〜25 実施例20と同様にして第4表に示す化合物を得る. 実施例26 実施例12で得られた3−メチル−4−ペンゾイル−2
 (5H)一フラノン1.2g (0.0059M)を
メタノール15rn12に溶解し、NaBH.0.3g
 (0.0079M)を水冷下に注加し、45〜50℃
で2時間反応させて、反応液を氷水に注加し、酢酸エチ
ルで抽出、水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後,溶媒
を減圧留去し得られた油秋物をシリカゲル力ラムクロマ
ト(展開溶媒クロロホルム)に付し、目的物分画を集め
ると抽状物質として3−メチル−4−(1−ヒドロキシ
−l−フェニルメチル)−2(5)一フラノン0.85
g (70.1%)を得る. NMR (CDCQ,.δ:ppm) 1.83 (3H, t) , 3.00 (LH, 
d) ,4.76 (io, q) ,5.80 (H
l,d) ,7.36 (5H, S) 実施例27 実施例12で得られた3−メチル−4−ペンゾイル−2
 (5H)一フラノン1.0g.(0.005M)を酢
酸ナトリウム1.2g (0.O15M)および塩酸ヒ
ドロキシルアミンl.og (0.015M)を含むメ
タノール30mQに溶解し2時間煮沸還流させ、反応液
を氷水に注ぎ、ベンゼンで抽出、水洗し、溶媒を減圧留
去し、得られた油状物をクロロホルムーn−ヘキサンか
ら再結晶すると3−メチル−4−(1−ヒドロキシイミ
ノ−1−フェニルメチル)−2 (5H)一フラノン0
.75g (69.8%)を得る. 融点=143〜175℃(synとantiとの混合物
)NMR CCDCQ,,δ:ppm) 1.73 (3H, t) , 5.03 (2H, 
q) ,7.40 (5H, s) , 7.70−9
.03 (IH, broad)次に本発明の複素5員
環化合物を用いる農園芸用殺菌剤の製剤例をあげるが、
複素5員環化合物に対する添加物の種類および混合割合
は、これらのみに限定されることなく、広い範囲で変更
可能である。
製剤例1 1り独 実施例13化合物3部、タルク42部、クレー55部を
混合機中で均一に混合粉砕して粉剤を得た. 製剤例2 生皿剋 実施例L3化合物20部、湿展剤(アルキルベンゼンス
ルホン酸系)5部、ホワイトカーボン2部、クレー73
部を混合機中で均一に混合し,紛砕して水和剤を得た. 製剤例3 粒亙 実施例工3化合物2部、界面活性剤(トキサノン、三洋
化成■製)5部、ポノビニルアルコール3部,ベントナ
イト90部を湿式押出造粒し、乾燥、篩別して粒剤を得
た. 次に本発明の複素5員環化合物を用いて得られた農園芸
用殺菌剤の効果及び急性毒性を試験例によって説明する
. 試験例1 黒色フィルムカップ(コダック社製)にクミアイ培土K
(呉羽化学■製)を詰め、イネの品種二日本晴を栽培す
る。1.5〜2葉期に水溶液又は水懸濁状態とした本発
明化合物1000ppmをカップ当り4mQを追加潅注
する。更に大塚ポット肥料(大塚化学製)500倍液4
rnI2を追加潅注する。その後2日間室温内で適宜液
肥を潅注する。処理3日目イネいもち病菌の分生子懸濁
液を噴霧接種し、接種箱(25℃、RHIOO%)に入
れる.処理7日目イネいもち病の病斑を数え,下式によ
り防除価を算出した。
式) 第5表 結果を第5表に示す. 第5表から明らかな如く,本発明の複素5員環化合物は
,土壌潅注により優れた稲いもち病防除効果を有する. 試験例2 亀止亙止 5匹のJCL/ICR系の雄性マウス(5週令,体重2
8±Ig)に実施例13化合物200mg/ k g体
重を腹腔内投与したところ、投与後7日目まで死亡例は
認められなかった.

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] 〔式中、Xは酸素原子または窒素原子を意味し、Aは単
    結合または二重結合を意味し、R^1はカルボキシル基
    、低級アルコキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボ
    ニル基、フェノキシカルボニル基、低級アルキル基で置
    換されているフェノキシカルボニル基、ナフトキシカル
    ボニル基、低級アルキル基で置換されているカルバモイ
    ル基、フェニルカルバモイル基、ベンジルカルバモイル
    基、ヒドラジノカルボニル基、2−フェニルヒドラジノ
    カルボニル基、アセチル基、ベンゾイル基、ハロゲン原
    子で置換されているベンゾイル基、低級アルキル基で置
    換されているベンゾイル基、テノイル基、1−ヒドロキ
    シ−1−フェニルメチル基、1−ヒドロキシ−1−(低
    級アルキル置換フェニル)メチル基、1−ヒドロキシ−
    1−(ハロゲン置換フェニル)メチル基、1−ヒドロキ
    シイミノ−1−フェニルメチル基、1−ヒドロキシイミ
    ノ−1−(低級アルキル置換フェニル)メチル基、1−
    ヒドロキシイミノ−1−(ハロゲン置換フェニル)メチ
    ル基または水素原子(ただし、水素原子はXが窒素原子
    の場合のみ)を意味し、R^2はXが酸素原子のときは
    無置換を、Xが窒素原子のときは水素原子、低級アルキ
    ル基、ベンジル基または低級アルコキシ基で置換されて
    いるベンジル基を意味する。(ただしXが酸素原子、A
    が二重結合およびR^2がメトキシカルボニル基を意味
    するものを除く。)〕で表わされる複素5員環化合物ま
    たはその塩。
  2. (2)一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] 〔式中、Xは酸素原子または窒素原子を意味し、Aは単
    結合または二重結合を意味し、R^1はカルボキシル基
    、低級アルコキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボ
    ニル基、フェノキシカルボニル基、低級アルキル基で置
    換されているフェノキシカルボニル基、ナフトキシカル
    ボニル基、低級アルキル基で置換されているカルバモイ
    ル基、フェニルカルバモイル基、ベンジルカルバモイル
    基、ヒドラジノカルボニル基、2−フェニルヒドラジノ
    カルボニル基、アセチル基、ベンゾイル基、ハロゲン原
    子で置換されているベンゾイル基、低級アルキル基で置
    換されているベンゾイル基、テノイル基、1−ヒドロキ
    シ−1−フェニルメチル基、1−ヒドロキシ−1−(低
    級アルキル置換フェニル)メチル基、1−ヒドロキシ−
    1−(ハロゲン置換フェニル)メチル基、1−ヒドロキ
    シイミノ−1−フェニルメチル基、1−ヒドロキシイミ
    ノ−1−(低級アルキル置換フェニル)メチル基、1−
    ヒドロキシイミノ−1−(ハロゲン置換フェニル)メチ
    ル基または水素原子(ただし、水素原子はXが窒素原子
    の場合のみ)を意味し、R^2はXが酸素原子のときは
    無置換を、Xが窒素原子のときは水素原子、低級アルキ
    ル基、ベンジル基または低級アルコキシ基で置換されて
    いるベンジル基を意味する。(ただしXが酸素原子、A
    が二重結合およびR^1がメトキシカルボニル基を意味
    するものを除く。)〕で表わされる複素5員環化合物ま
    たはその塩を有効成分とすることを特徴とする農園芸用
    殺菌剤。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013521331A (ja) * 2010-03-05 2013-06-10 サントレ ナスィヨナル ドゥ ラ ルシェルシュ スィヤンティフィック−セエヌエールエス 色素沈着活性化物質としてのパラコン酸
JP2017523197A (ja) * 2014-07-30 2017-08-17 エービーエーシー セラピューティクス,エス.エル. 2−ピリドン部分を含む選択的抗菌剤としてのアリールヒドラジド

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JP2013521331A (ja) * 2010-03-05 2013-06-10 サントレ ナスィヨナル ドゥ ラ ルシェルシュ スィヤンティフィック−セエヌエールエス 色素沈着活性化物質としてのパラコン酸
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