JPH0393297A - 電子部品供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子部品装着装置に電子部品を供給する装置
に関するものであり、特に、供給能率の向上に関するも
のである。

従来の技術 電子部品供給装置には、電子部品が複数の部品供給ユニ
ットによって保持されており、そのユニットが直線，円
弧等、一本の線に沿ってテーブルに搭載され、その線の
方向に移動させられることにより部品装着装置に順次部
品を供給する形式のものがある．この種の電子部品供給
装置は、（ａ）各々ｌ種類ずつの部品を多数保持し、各
々の部品供給部が一本の線に沿って並ぶ状態で複数の部
品供給ユニットがテーブル上に搭載された部品供給テー
ブルと、（ｂ）その部品供給テーブルを前記一本の線に
平行な方向に移動可能に案内するテーブル案内装置と、
（Ｃ）複数の部品供給ユニットの各部品供給部を部品装
着装置に部品を供給する供給位置に択一的に位置決めす
るユニット選択を行うべく、部品供給テーブルを移動さ
せるテーブル移動装置とを含むように構威される。特開
昭６３−２６９６００号公報に記載の供給装置はその一
例である。

この供給装置においては、部品供給テーブルが２個設け
られ、テーブル案内装置が２個の部品供給テーブルを部
品装着装置に部品を供給する共通の作業領域と、その作
業領域の両側にそれぞれ設けられた第一および第二の退
避領域とにわたって延びるものとされている．また、テ
ーブル移動装置は、駆動モータによ−り駆動される送り
ねじによって移動させられる１個のキャリヤと、そのキ
ャリヤを２個のテーブルに選択的に係合，離脱させる係
脱装置とを含むものとされ、２個の部品供給テーブルが
別々に、あるいは同時に使用される。このように部品供
給テーブルを２個使用すれば、換言すれば部品供給テー
ブルを２個に分割すれば、装着対象物に装着する電子部
品の種類あるいは数が多く、多数の部品供給ユニットが
必要な場合でも、それらを２個のテーブルに分けて搭載
することができ、テーブル１個の大きさを小さくするこ
とができるため、駆動モークを駆動力の小さいものとす
ることができるとともに、応答性に優れ、高速運転が可
能であって能率良く部品を供給することができる。

発明が解決しようとする課題 しかし、この電子部品供給装置においては、テーブルを
移動させるキ＋リャが１個設けられているのみであり、
２個の部品供給テーブルを別々に使用する場合、部品供
給テーブルの交替時には使用されていた部品供給テーブ
ルを退避領域に移動させ、その部品供給テーブルとキャ
リヤとの保合を解いた後、キャリヤを他方の退避領域に
移動させて次に使用する部品供給テーブルに係合させ、
そのテーブルを作業領域に移動させることが必要であっ
て交替に時間がかかり、作業能率の向上を妨げる問題が
あった。

また、部品供給テーブルを３個以上に分割し、これらを
待機領域から順次作業領域へ移動させ、電子部品の供給
後に退避領域へ退避させるようにすれば、部品供給テー
ブルをより小形とすることができ、前記効果を更に十分
に享受することができるのであるが、この場合でもキャ
リヤは１個であれば、同様な問題が生ずる。

第一発明および第二発明は、部品供給テーブルを３個以
上に分割して小さな駆動力により高速で移動させ得るよ
うにすると゛ともに、分割された部品供給テーブル間の
交替を迅速に行うことができる電子部品供給装置を提供
することを課題として為されたものである。

第三発明は、第一発明および第二発明の課題に加え、部
品の供給と並行して段取り替えを行うことができる電子
部品供給装置を提供することを課題として為されたもの
である。

課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために、第一発明は、前記（ａ）
部品供給テーブル．（ロ）テーブル案内装置および（Ｃ
）テーブル移動装置を含む電子部品供給装置において、
部品供給テーブルを少なくとも３個設けるとともに、テ
ーブル案内装置を、部品供給テーブルを部品装着装置に
対して部品を供給する作業領域と、その作業領域の一方
の側に隣接して設けられ、部品装着装置への部品の供給
が未終了の部品供給テーブルが待機する待機領域と、そ
の作業領域の他方の側に隣接して設けられ、部品装着装
置への部品の供給が終了した部品供給テーブルが退避す
る退避領域とにわたって延びるものとするとともに、テ
ーブル移動装置を、テーブル案内装置が延びる方向に平
行な方向に待機領域．作業領域および退避領域にわたっ
て往復動可能かつ互にすれ違い可能に設けられ、部品供
給テーブルに保合，離脱可能な第一および第二のキャリ
ヤと、それら第一および第二のキャリヤをそれぞれ移動
させる第一キャリヤ移動装置および第二キャリヤ移動装
置とを含むものーとしたことを特徴とする。

なお、テーブル案内装置は、部品供給テーブルを待ａ領
域から退避領域にわたって案内する一体的なものとして
もよく、各領域毎に分割してもよい。また、部品供給テ
ーブルを取外し不能に案内するものとしてもよく、取外
し可能に案内するものとしてもよい。

また、キャリヤは少なくとも第一キャリヤと第二キャリ
ヤとの２個設ければよいのであって、本発明は３個以上
のキャリヤを設けることを排除するものではない．３個
以上のキャリヤを設ければ、例えば、複数個の部品供給
テーブルを作業領域内で独立に移動させつつ並行的に使
用することができるのである．ただし、一般的にはキャ
リヤの数は部品供給テーブルの数より少なくてよい。

第二発明は、第一発明の特徴に加えて、部品供給テーブ
ルを、待機領域から作業領域を経て退避領域に移動させ
る経路とは別の返還経路を経て退避領域から待機領域に
返還するテーブル返還装置を設けたことを特徴とする。

第三発明は、上記退避領域から待機領域に至るまでの返
還経路から分岐させて、部品供給ユニットを別の部品供
給ユニットに交換する等の段取り替えを行うための段取
り替え領域を設けるとともに、部品供給テーブルを段取
り替え領域と返還経路との間で出し入れする出入装置を
設けたことを特徴とする。

作用 第一発明に係る電子部品供給装置において電子部品の供
給時には、待機領域において待機中に第一あるいは第二
のキャリヤと係合させられた部品供給テーブルが作業領
域に移動させられ、部品を供給する．本装置においては
キャリヤが２個設けられるとともに、互にすれ違い可能
であるため、一方のキャリヤが部品供給テーブルを作動
領域に移動させているとき、他方のキャリヤは待機領域
と退避領域との間を自由に移動することができ、作業領
域の部品供給テーブルにより部品の供給が行われている
間に待機領域において次に使用される部品供給テーブル
と係合することができる。したがって、作業領域の部品
供給テーブルによる電子部品の供給が終了したならば、
そのテーブルが退避領域に移動させられるのに並行して
待機領域の部品供給テーブルを直ちに作業領域に移動さ
せ、電子部品を供給させることができる。部品供給テー
ブルを作業領域から退避領域に移動させたキャリヤは、
部品供給テーブルとの係合を解かれ、作業領域を通過し
て待機領域に移動し、次に電子部品を供給する部品供給
テーブルと係合させられる。

部品供給時には、１個の装着対象物用の電子部品を供給
する複数の部品供給テーブルを順次一方向に移動させた
方が、１個の装着対象物への供給の途中で部品の供給を
終了した部品供給テーブルを一方の退避領域に戻し、他
方の退避領域へ退避中の部品供給テーブルを作業領域へ
移動させる場合より一般に部品供給テーブルの移動距離
が少なくて済み、作業能率を向上させることができる。

後者の場合には、部品の供給を終了した部品供給テーブ
ルをそのまま供給時のテーブル移動方向下流側に設けら
れた退避領域に移動させればテーブル１個分移動させる
のみでよいのに対し、その退避領域とは反対側の退避領
域（上記一方の退避口域）に戻すにはテーブル２個分移
動させなければならず、また、部品供給を終了して部品
供給時のテーブル移動方向下流側に設けられた退避領域
に退避させられた部品供給テーブルを作業領域へ移動さ
せるにもテーブル２個分移動させなければならず、移動
距離が多くなるからである．そして、部品供給テーブル
を一方向に移動させる場合、部品供給テーブルとキャリ
ヤとの数が同じであれば、キャリヤ同士をすれ違い可能
とする必要はないが、部品供給テーブルが３個以上であ
り、かつ、部品供給テーブルの数よりキャリヤの数が少
ない場合はすれ違い可能とすることが不可欠となる．ま
た、第二発明に係る電子部品供給装置においては、部品
供給テーブルは作業領域での電子部品の供給後、退避領
域に送られた後、返還経路を経て待機領域に送られ、再
度作業領域に送られて電子部品を供給する．部品供給テ
ーブルが待機領域，作業領域および退避Ｍ域を含む環状
の経路内で一方向に循環させられ、順次作業領域に送ら
れて電子部品を供給する．したがって、１つの装着対象
物用に設けられた１群の部品供給テーブルのうち、最後
に部品を供給するテーブルが作業領域にあるとき、最初
に部品を供給するテーブルを待機領域に位置させること
ができ、１つの装着対象物への電子部品の装着後、次の
装着対象物への部品装着時には直ちに最初に部品を供給
する部品供給テーブルが作業領域に移動させられる。部
品供給テーブルには部品供給ユニットが多数搭載される
のが普通であり、ある部品供給テーブルが作業領域にお
いて電子部品を供給している間に別の部品供給テーブル
を待機領域に移動させることは十分可能であり、次の装
着対象物用の部品の供給がロスタイムなく開始される． 第三発明に係る電子部品供給装置においては、部品供給
ユニットの別の部品供給ユニットへの交換等はテーブル
返還経路とは別の専用の段取り替え領域において行われ
る。したがって、段取り替え前の部品供給ユニットが返
還経路を経て循環させられつつ部品を供給している間に
段取り替えを行うことができ、前の部品供給ユニットを
用いた電子部品の供給の終了後、直ちに段取り替え済み
の部品供給ユニットを用いた電子部品の供給が開始され
る。

発明の効果 このように第一発明の電子部品供給装置によれば、２個
のキャリヤが互に独立して移動させられることにより部
品供給テーブルの退避と作業領域への移動とが並行して
行われ、テーブルの交替がロスタイ卆なく行われて作業
能率が向上する効果が得られる。また、部品供給テーブ
ルが少なくとも３個設けられるため、１個の部品供給テ
ーブルを小さいものとすることができ、より高い作業能
率を得ることができる． また、第二発明の電子部品供給装置によれば、部品供給
テーブルが待機領域，作業領域および待機領域を含む環
状の経路内を循環させられるため、装着対象物交替時の
部品の供給が時間の無駄なく行われ、作業能率が向上す
る効果が得られる。また、部品供給テーブルを一方向に
移動させればよいため、移動装置の制御を容易に行うこ
とができる。

さらに、第三発明の電子部品供給装置によれば、段取り
替えが部品の供給と並行して行われ、作業能率が向上す
る効果が得られる。また、段取り替えを部品の供給とは
関係のない場所で行うことができるため、部品供給動作
を妨げたりすることなく、作業を安全に行うことができ
る。

実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

第１図はプリン｝ｌ板に電子部品を装着する電子部品実
装装置の一部を示す図である。この電子部品実装装置に
おいては、プリント基板が図示しない搬送装置により図
において右側から左側に搬送され、部品装着装置１０が
部品供給装置ｌ２により供給される電子部品をプリント
基板に装着する。部品装着装Ｗ１　０は、−垂直軸線ま
わりに回転可能に設けられたインデックステーブル１４
を有し、その回転軸線を中心とする一円周上に複数個の
部品保持ヘッド１６が等角度間隔に設けられたものであ
る。部品保持ヘッドｌ６はバキュームにより電子部品を
吸着するようにされており、インデックステーブル１４
が間欠回転させられることにより各部品保持ヘッド■６
が順次部品受取位置．部品装着位置等の作業位置に停止
させられ、部品の受取り，部品の装着等が並行して行わ
れる。

部品供給装置ｌ２は、部品装着装置１０の下方に設けら
れ、第一テーブル案内装置２０，第二テーブル案内装置
２２，テーブル移動装置２４，テーブル下降装置２６，
テーブル上昇装置２８を備えており、４個の部品供給テ
ーブル３４Ａ，３４Ｂ．３４Ｃ，３４Ｄによって電子部
品を供給する。

部品供給テーブル３４Ａ〜３４Ｄはそれぞれ、第２図に
部品供給テーブル３４Ａを代表的に示すように、平板状
のユニット取付台３６を有しており、その上に複数の部
品供給ユニット３８（第１図参照）が位置決め部材によ
り位置決めされるとともにクランブ部材により固定され
ている。部品供給ユニット３８は、本願出願人の出願で
ある特開昭６１−１６２４２３号の明細書に記載された
ものと同じであり、簡単に説明すれば、１種類の電子部
品がキャリヤテーブに等間隔に収容され、カバーテープ
によって覆われており、キャリヤテープが送り装置によ
って１ピッチ分（電子部品の収容間隔に等しい距離）ず
つ送られるとともに巻取り装置によってカバーテープが
巻き取られることにより、最前端の電子部品が吸着可能
な状態で部品保持へッドｌ６の真下に位置決めされるよ
うになっている。部品供給ユニット３日の部品保持ヘッ
ドｌ６と対向する部分が部品供給部であり、複数の部品
供給ユニット３日はユニット取付台３６に部品供給部が
一直線に沿って並ぶように搭載されている。部品供給テ
ーブル３４Ａ〜３４Ｄはそれら全部で１種類のプリント
基板に装着する電子部品を供給する。１種類のプリント
基板への装着に必要な部品供給ユニット３８が４つのグ
ループに分けられ、Ｉグループ毎に１つのテーブルに搭
載されているのであり、部品供給テーブルはｌグループ
の部品供給ユニット３８を搭載し得る大きさであればよ
く、小形とすることができる。また、各テーブルに搭載
された部品供給ユニット３８はそれぞれ異なる種類の電
子部品を保持し、テーブル３４ＡからＤまで供給順に搭
載されている。

第２図から明らかなように、ユニット取付台３６の前記
部品供給部に平行な一方の側端から支持壁４０が下方に
延び出させられるとともに、その外面に一対のガイドロ
ーラ４２（図には一方のみ示されている。）が部品供給
部が並ぶ直線に直角な軸線まわりに回転可能に取り付け
られている。

ユニット取付台３６の他方の端縁の下面には２個のガイ
ドブロック４４が隙間４５を隔てて固定されるとともに
、それぞれ嵌合溝４６が部品供給部が並ぶ直線と平行な
方向に形威されている。この嵌合溝４６は、円形断面の
嵌合孔４７と、ブロック４４の下面と嵌合孔４７とに開
口する台形の溝４８とから或る。さらに、ユニット取付
台３６の下面中央部には、断面形状が三角形を威し、部
品供給部が並ぶ直線と直角な方伺に延びる係合溝５０が
形威されている。

第一テーブル案内装置２０は、部品装着装置１０の下方
であって床面から離れた位置に設けられており、第２図
に示すように、垂直に、かつプリント基板の搬送方向と
平行に設けられた一対の支持壁５２．５４を備えている
。これら支持壁５２，５４のうち、一方の支持壁５２の
上端には支持壁５４側に開口するガイド溝５６を有する
ガイドレール５７が固定され、他方の側壁５４の上面に
はガイドレール５８が固定されている。ガイドレール５
８は円柱状のガイドロッド６０が台形状の台座６２に支
持されて成り、ガイドロッド６０の両端部（図には一方
の端部のみ示されている。）にはそれぞれ先端側ほど直
径が漸減するテーバ部６３が形威されている。部品供給
テーブル３４Ａ〜３４Ｄは、ガイドローラ４２がガイド
溝５６に嵌合され、嵌合孔４７がガイドロッド６０に嵌
合されることにより、部品供給部が並ぶ一直線に平行な
方向に移動可能に案内される。これらガイド溝５６およ
びガイドレール５８は、４個の部品供給テーブルを案内
し得る長さとされており、その長手方向の中央部が部品
装着装置１０の下方に位置するようにされるとともに、
その中央の部品供給テーブルを２個分案内する部分．が
作業領域とされ、部品装着装置ｌＯに電子部品を供給す
る部品供給テーブルの移動に使用される。また、作業領
域の一方の側（第１図において右側）に隣接する部分が
待機領域とされ、部品装着装置ｌＯへの電子部品の供給
が未終了の部品供給テーブルが１個待機するようにされ
ている。また、作業領域の他方の側に隣接する部分が退
避領域とされ、部品装着装置ＩＯへの部品の供給が終了
した部品供給テーブルが１個退避するようにされている
． 第一テーブル案内装置２０の支持壁５２．５４の間に第
３図に示すようにテーブル移動装置２４が設けられてい
る。テーブル移動装置２４は、第一キャリヤ６４および
第二キャリヤ６６を備えている。第一．第二キャリヤ６
４．６６はそれぞれ、支持壁５２．５４と平行に設けら
れたガイドレール６８．７０に摺動可能に嵌合されると
ともに、送りねじ７２．７４に螺合されている。これら
ガイドレール６８，７０および送りねじ７２．７４は前
記待機領域から退避領域にわたる長さを有するものとさ
れるとともに、キャリヤ６４．６６が互にすれ違うこと
ができる間隔を隔てて設けられており、送りねじ７２．
７４が駆動モータ７６．７８によってそれぞれ回転させ
られることにより、第一，第二キャリヤ６４．６６はそ
れぞれ独立に待機領域．作業領域および退避領域にわた
って往復動させられる。これらキャリヤ６４．６６の互
に対向する部分にはそれぞれ、保合突起８０．８２が昇
降可能に嵌合されている。これら係合突起８０．８２の
上端部は前記係合溝５０に係合する三角形状とされてお
り、キャリヤ６４．６６内に設けられた昇降装置（図示
省略）により昇降させられ、保合溝５０に嵌入し、部品
供給テーブルと係合する係合位置と係合溝４８から離脱
する離脱位置とに移動させられる。保合突起８０．８２
が部品供給テーブル３４Ａ〜３４Ｄに係合した状態でキ
ャリヤ６４．６６が移動させられることにより、部品供
給テーブル３４Ａ〜３４Ｄは部品供給部が並ぶ一直線に
沿って移動させられ、部品吸着位置に位置決めされた部
品保持ヘッド１６の真下の供給位置に部品供給ユニット
３８の部品供給部が順次位置決めされる。送りねじ７２
および駆動モータ７６が第一キャリヤ移動装置を構威し
、送りねじ７４および駆動モータ７８が第二キャリヤ移
動装置を構威しているのである。

テーブル下降装ｉｆ２６は、第一テーブル案内装置２０
の退避領域に隣接して設けられており、第４図に示すよ
うに下降用リフタ８４を備えている。

このリフタ８４は上下方向に配設された２本のガイドロ
ッド８６．８８に摺動可能に嵌合されるとともにねじ軸
９０に螺合されており、ねじ軸９０が駆動モータ９２に
よって回転させられることにより昇降させられる．下降
用リフタ８４は、第一テーブル案内装置２０のガイドレ
ール５７．５８と同じ形状，寸法を有し、テーブル移動
方向に延びるガイドレール９４．９６を備えており、そ
の上昇端位置においてガイドレール５７，５８と共に連
続したガイドレールを構成するようにされている。また
、ガイドレール９６の両端部にはそれぞれテーパ部９８
が設けられ、部品供給テーブル３４Ａ−Ｄの嵌合を案内
するようにされている。

第１図から明らかなように、上記第一テーブル案内装置
２０の退避領域を構威する部分およびテーブル下降装置
２６の上端部に隣接してロッドレスシリンダ１００が配
設され、テーブル引出し装置を構成している。ロッドレ
スシリンダ１００は、例えば豊和工業株式会社により販
売されているピストンロンドのない空気圧シリンダであ
り、ピストンのハウジング内における移動に伴って移動
させられる駒が気密を保ってハウジング外に突出させら
れており、その駒に係合させられた取付台ｌ０２に係合
部材１０４が取り付けられている。この保合部材１０４
は、取付台１０２内に設けられた駆動装置（図示省略）
により、部品供給テーブル３６Ａ〜３６Ｄに取り付けら
れたガイドブロック４４間の隙間４５に嵌入する係合位
置と、隙間４５から離脱する離脱位置とに移動させられ
、係合状態においてピストンが移動させられることによ
り部品供給テーブル３４Ａ〜３４Ｄが移動させられる。

テーブル上昇装置２８は、第一テーブル案内装置２０の
待機領域に隣接して設けられており、第２図に示すよう
に、上昇用リフタ１０６を備えている。上昇用リフタ１
０６は２本のガイドロッド１０８，１１０に案内され、
送りねじ１１２．駆動モータｌ．１４により昇降させら
れるとともに、第一テーブル案内装置２０のガイドレー
ル５７．５８と同様のガイドレール１１６，１１８が設
けられており、上昇端位置においてそれらガイドレール
５７と１１６、およびガイドレール５８と１１８とがそ
れぞれ連続したガイドレールを形或する。また、上昇用
リフタ１０６の上昇端位置において第一テーブル案内装
置２０とは反対側には、テーブル押出し用シリンダ１２
０（第１図参照）が設けられている。このシリンダ１２
０は水平に配設され、上昇端位置に移動させられたりフ
タ１０６が保持する部品供給テーブルを第一テーブル案
内装置２０上へ移動させる． 第二テーブル案内装、置２２は、第一テーブル案内装置
２０の下方であって、テーブル下降装置２６とテーブル
上昇装置２８との間に設けられている。第二テーブル案
内装置２２は、第４図に示すように、第一テーブル案内
装置２０と平行に配設された案内台１２２を備えており
、案内台１２２の長手方向に平行な一方の側部には側方
に開口するガイド溝１２４を有するイドレール１２５が
固定されるとともに、他方の側部には上方に開口し、前
記ガイドブロック４４が摺動可能に嵌合するガイド溝１
２６を有するガイドレール１２７が固定されている。前
記下降用リフタ８４および上昇用リフタ１０６の下降端
位置はそれぞれ、そのガイドレール９４，９６，１１６
．１１８が第二テーブル案内装置２２のガイドレール１
２５，１２７と一致し、連続したガイドレールを形戒す
る位置に設定されており、下降用リフタ８４の下降経路
，第二テーブル案内装置２２の案内経路および上昇用リ
フタ１０６の上昇経路が返還経路を構威している。

さらに、テーブル下降装置２６に対して第二テーブル案
内装置２２とは反対側には、第４図に示すように、段取
り替えステーヨン１３０が設けられている。このステー
シゴン１３０には、第二テーブル案内装置２２の案内台
１２２の延長線上に位置する載置台１３２が設けられて
いる。この載置台１３２は部品供給テーブルを４個載置
し得る大きさとされるとともに、第二テーブル案内装置
２２のガイドレール１２５，１２７と同様のガイドレー
ル１３４，１３６が固定されている。

上記第二テーブル案内装置２２．テーブル下降装置２６
，テーブル上昇装置２８および段取り替えステーシゴン
１３０に隣接して、ロッドレスシリンダ１３８が配設さ
れている．このシリンダ１３８は前記ロッドレスシリン
ダ１００と同じものであり、取付台１４０に取り付けら
れた係合部材１４２がガイドブロック４４間の隙間４５
に嵌入して部品供給テーブルに係合し、部品供給テープ
ルを段取り替えステーション１３０と下降用リフタ８４
および第二テーブル案内装置２２との間、すなわち返還
経路との間で出し入れし、また、テーブル上昇装置２８
まで移動させる。ロッドレスシリンダ１３８が出入装置
を構成しているのであり、前記ロッドレスシリンダ１０
０によって退避領域から下降用リフタ８４に移載された
部品供給テーブルは、下降用リフタ８４の下降後、ロッ
ドレスシリンダ１３８により移動させられて上昇用リフ
タ１０６に移載され、リフタ１０６の上昇により待機領
域に隣接する位置に移動させられた後、テーブル押出し
用シリンダ１２０によって待機領域に戻される。テーブ
ル上昇装置２６．テーブル下降装置２８，第二テーブル
案内装置２２，ロッドレスシリンダ１００，１３８，テ
ーブル押出し用シリンダ１２０等が返還装置を構戒して
いるのである。

次に第５図に基づいて電子部品の供給について説明する
。なお、第５図において部品供給テーブル３４Ａないし
３４Ｄはアルファベットの大文字のみで表し、第一．第
二キャリヤ６４．６６は数字のＩ，ＩＩのみで表す。ま
た、破線で示した四角は部品供給テーブルが位置するこ
とが予定されたスペースを示す。

部品装着装置１０への部品の供給は、まず、部品供給テ
ーブル３４Ａによって行われ、第５図（ａ）に示すよう
に、部品供給テーブル３４Ａが作業領域にあり、部品供
給テーブル３６Ｂは待機領域にあり、部品供給テーブル
３６Ｃは上昇用リフタ１０６上にあり、部品供給テーブ
ル３６Ｄは図示は省略するが第二テーブル案内装置２２
上にある．また、第一キャリヤ６４は部品供給テーブル
３４Ａに係合させられ、第二キャリヤ６６は部品供給テ
ーブル３４Ｂに係合させられている．部品供給テーブル
３４Ａは第一キャリヤ６４により移動させられ、部品供
給ユニット３８の部品供給部が順次供給位置に位置決め
されて部品装着装置１０に電子部品を供給する．部品供
給テーブル３４Ａによる部品の供給が終了すれば、第５
図（ｂ）に示すように部品供給テーブル３４Ａが退避領
域に移動させられるとともに、部品供給テーブル３４Ｂ
が作業領域に移動させられ（部品供給テーブル３４Ｂは
、部品供給テーブル３４Ａによる部品供給中に作業領域
へ移動させてもよい）、電子部品を供給する．部品供給
テーブル３４Ｂによる電子部品の供給と並行して、第５
図（Ｃ）に示すように、部品供給テーブル３４Ｇが待機
領域に移動させられる一方、第一キャリヤ６４が（正確
にはそれの係合突起８０が）部品供給テーブル３４Ａと
の係合を解かれて待機領域に移動させられた後、第５図
（ｄ）に示すように部品供給テーブル３４Ｃに係合させ
られ、部品供給テーブル３４Ｃが作業領域への移動を待
つ状態とされる。また、第一キャリヤ６４との保合を解
かれた部品供給テーブル３４Ａはロッドレスシリンダｌ
００により下降用リフタ８４に移載された後、第５図（
ｅ）に示すように下降端位置へ下降させられ、部品供給
テーブル３４Ｃが待機領域に移載された上昇用リフタ１
０６も下降端位置へ下降させられる。

部品供給テーブル３４Ｂによる部品の供給が終了すれば
、第５図（ｅ）に示すように、部品供給テーブル３４Ｂ
が退避領域に移動させられ、部品供給テーブル３４Ｇが
作業領域に移動させられる。部品供給テーブル３４Ｃは
、前述のように部品供給テーブル３４Ｂが部品を供給し
ている間に第一キャリヤ６４と係合させられて待機して
おり、部品供給テーブル３４Ｂによる部品の供給が終了
すれば直ちに作業領域に移動させられ、ロスタイムなく
部品の供給が続行される．以下、同様に部品供給テーブ
ルを退避領域に移動させたキャリヤは、その部品供給テ
ーブルとの保合を解かれた後、退避領域に移動させられ
て次に使用される部品供給テーブルに係合させられ、作
業領域の部品供給テーブルによる電子部品の供給終了後
、直ちに次の部品供給テーブルが作業領域に移動させら
れる．部品供給テーブル３４Ｃの待機領域への移戦後、
下降させられた下降用リフタ８４は、第５図（ｅ）に示
すように部品供給テーブル３４Ｄが移載された後、第５
図（ｆ）に示すように上昇させられ、そのテーブル３４
Ｄの待機領域への移載後、下降させられて部品供給テー
ブル３４Ａが移載される（第５図（８）．ｃｈ）参照）
．この部品供給テーブル３４Ａは、第５図（ｉ）に示す
ように上昇させられて待機領域に隣接させられ、部品供
給テーブル３４Ｄによる部品の供給が開始されて待機領
域が空いた後、第５図（ｊ）に示すように搏機領域に移
載され、第一キャリヤ６４が係合させられる（第５図（
ト），（ｌ）参照）。

部品供給テーブルは、部品の供給後、待機領域から退避
領域に至る経路とは別の返還経路を経て待機領域に返還
されるのであり、それにより１枚目のプリント基板への
部品装着が終了するときには部品供給テーブル３４Ａが
待機領域において待機しており、２枚目のプリント基板
への部品の装着時には第５図（ホ）に示すように直ちに
作業領域に移動させられて部品を供給する。部品供給テ
ーブル３４Ｂ〜３４Ｄも同様に循環させられ、順次部品
を供給する。

次に第６図に基づいて段取り替えについて説明する。な
お、この場合にも部品の供給は前述の場合と同様に行わ
れるが、ここでは第一，第二十ャリャ６４，６６の図示
およびその移動の説明は省略し、部品供給テーブルの移
動のみを説明する．また、３４Ｅ，３４Ｆ，３４Ｇ，３
４Ｈは段取り替えが行われる部品供給テーブルである。

プリント基板の種類の変更に伴って部品供給テーブル・
を替える段取り替えについて説明する。この場合には、
前の種類のプリント基板への電子部品の装着中に次のプ
リント基板に装着する電子部品が準備される。第６図（
ａ）に示すように、次のプリント基板に装着する電子部
品を供給するテーブル３４Ｅ〜３４Ｈは、段取り替えス
テーションｌ３０に供給順に送り出されるように載置さ
れる。

そして、部品供給テーブル３４Ａによる部品の供給が終
了し、部品供給テーブル３４Ｄが上昇用リフタ１０６に
移載されたならば、第６図（ロ）に示すように、部品供
給テーブル３４Ｅ，３４Ｆ．３４Ｇ，３４Ｈが第二テー
ブル案内装置２２上に移載される。また、上昇用リフタ
１０６が上昇させられ、部品供給テーブル３４Ｄが待機
領域に移動させられる状態とされる。この移載後、第６
図（Ｃ）に示すように下降用リフタ８４が上昇させられ
て部品供給テーブル３４Ａが移載される一方、上昇用リ
フタ１０６が下降させられて部品供給テーブル３４Ｅが
移載されるとともに、部品供給テーブル３４Ｆ，Ｇ−，
Ｈがｌテーブル分ずつ移動させられる。それにより第二
テーブル案内装置２２上に１テーブル分のスペースがで
きるため、第６図（ｄ）に示すように下降用リフタ８４
が下降させられた後、第６図（ｅ）に示すように部品供
給テーブル３４Ａが第二テーブル案内装置２２上に移載
される。この移載後の下降用リフタ８４は上昇させられ
、部品の供給が終了した部品供給テーブル３４Ｂが移載
される。

部品供給テーブル３４Ｃによる部品の供給が終了し、第
６図（ｆ）に示すように退避領域に移動させられ、部品
供給テーブル３４Ｄが作業領域に移動させられるととも
に部品供給テーブル３４Ｅが待機領域に移動させられた
後、第６図（８）に示すように上昇用リフタ１０６が下
降させられて部品供給テーブル３４Ｆが移載されれば、
第二テーブル案内装置２２上にスペースが生ずるため、
部品供給テーブル３４Ｂが移載される． このように部品供給テーブルによる部品の供給が終了し
、退避領域に移動する毎にテーブルがテーブル１個分ず
つ移動させられることにより、第６図（ｈ）に示すよう
に段取り替え前に使用の部品供給テーブル３４Ａ−Ｄが
第二テーブル案内装置２２上に移載された状態となる。

この状態になったならば、部品供給テーブル３４Ａ−Ｄ
は部品供給テーブル３４Ｄから順に段取り替えステーシ
２ン１３０に移載される。したがって、部品供給テーブ
ル３４Ｅ−Ｈによる部品の供給後、次に再び部品供給テ
ーブル３４Ａ〜３４Ｄを用いて部品が供給される場合、
部品供給テーブル３４Ａから順に送り出すことができる
。このように先に供給に用いた部品供給テーブルを別の
種類のプリント基板への部品装着後に再度使用する場合
には、部品供給テーブル３４Ａ〜３４Ｄを載置台１３２
に載置したままで部品供給ユニットを交換する．電子部
品の種類により装着数が異なれば、部品供給ユニット毎
に残りの電子部品の数が異なり、電子部品が多く残って
いる部品供給ユニットは交換する必要はなく、テーブル
全体を交換する必要がないためｉ１置台１３２に載置し
たままで一部の部品供給ユニットを交換するのであり、
交換後、供給時には供給順に返還経路に送り出すことが
できる。

なお、次に部品供給テーブル３４Ａ〜３４Ｄによる部品
の供給を行わない場合には、部品供給テーブル３４Ａ〜
３４Ｄは第二テーブル案内装置２２に移載することなく
、段取り替えステーション１３０に直接移動させ、次に
使用される部品供給ユニットに交換してもよい。

このように部品供給テーブル３４Ａ〜３４Ｄを退避領域
から待機領域に返還させる返還経路から分岐させて段取
り替えステーション１３０を設ければ、部品供給ユニッ
ト３８の交換を専用の領域において安全に、かつ、段取
り替え前の部品供給と並行して行うことができる． また、本実施例において部品供給装置１２は、第一テー
ブル案内装置２０，テーブル移動装置２４ならびに返還
装置を構或する装置のフレームが一体的に構戒されてい
るが、部品装着装置１０等、電子部品実装装置を構成す
る他の装置から分離可能とされているため、他のタイプ
の部品供給装置と交換することができ、用途に応じた電
子部品実装装置を得ることができる。例えば、プリント
基板に対する部品供給のサイクルタイムが長くてよい場
合には、複数の部品供給テーブルをそれほど迅速に交替
させる必要がないため、キャリヤが１個のみ設けられて
部品供給テーブルを移動させる部品供給装置を用いても
よく、その交換により異なるタイプの実装装置が得られ
る。

なお、上記実施例において段取り替え領域は、部品供給
テーブルの返還経路から段取り替え領域への送り出しと
、段取り替え領域から返還経路への送り入れとが返還経
路中の１個所において行われるように設けられていたが
、第７図に簡単に示すように、送り出しと取り入れとが
返還経路１５０の異なる個所においてそれぞれ行われ、
段取り替え領域１５２を返還経路１５０の一部を迂回す
るように設けてもよい。このようにすれば、部品供給テ
ーブルは段取り替え領域１５２に供給順に退避させられ
ることとなり、次に使用されるときそのまま送り出すこ
とができる． また、段取り替えステーション１３０は、部品を装着す
るプリント基板の種類が変わる場合のみならず、同じ種
類のプリント基板への装着途中に供給すべき電子部品が
なくなった場合、電子部品の補給に使用してもよい。例
えば、部品仇給に使用されている複数のテーブルのうち
の一つのテーブルにおいて、そのテーブルに搭載されて
いる部品供給ユニットの一部あるいは全部に部品切れが
生じた場合には、そのテーブルにより部品の供給が行わ
れているとき、あるいは退避領域への退避と並行して新
たな部品供給ユニットが搭載されたテーブルを段取り変
えステーション１３０から第二テーブル案内装置２２に
送り込み、待ａ　ｗＩ域に移動させる一方、部品のなく
なったテーブルを下降用リフタ８４により下降させた後
、段取り変えスーシゴン１３０に引き込むのである。２
個以上のテーブルにおいて電子部品がなくなった場合あ
るいは全部のテーブルについて電子部品がなくなった場
合には、上記実施例におけると同様に新たなテーブルを
第二テーブル案内装置２２に送り込み、電子部品のなく
なったテーブルを順次第二テーブル案内装置２２に送り
込んだ後、供給順序の逆の順序で段取り変えステーシタ
ン１３０に送り込めばよい。

さらに、上記実施例においては部品供給テーブル３４Ａ
〜３４Ｄが退避領域に退避させられてから下降用リフタ
８４に移載され、上昇用リフタ１０６により上昇させら
れた後、待機領域に移動させられるようになっていたが
、下降用リフタを退避領域に設け、部品供給終了後の部
品供給テーブルが直接下降用リフタに移載されるように
するとともに、上昇用リフタを待機領域に設け、部品供
給テーブルを第二テーブル案内装置２２から直接待機領
域に戻すようにしてもよい。この場合には、下降用リフ
タおよび上昇用リフタの部品供給テーブルをガイドする
部分が、作業領域において部品供給テーブルを案内する
ガイドと共にテーブル案内装置を構威することとなる． また、上記実施例において部品供給テーブルは垂直面内
において循環させられるようになっていたが、水平面内
において循環させるようにしてもよい。

さらに、テーブル案内装置を、部品供給テーブルの待機
領域から退避領域への移動および返還経路における移動
を一体的なガイドレールにより案内するものとし、テー
ブル移動装置および返還装置をそのようなテーブル案内
装置により案内されてテーブルを移動させ、返還するも
のとしてもよい。

さらにまた、部品供給テーブルを循環させて部品を供給
することは不可欠ではなく、待機領域と退避領域との間
で部品供給テーブルを往復動させて部品を供給するよう
にしてもよい。この場合、待機領域および退避領域を複
数の部品供給テーブルを待機および退避させ得るものと
し、複数の部品供給テーブルのうち最後のテーブルによ
る部品供給の終了後、部品供給テーブルを逆方向に移動
させ、待機領域に戻した後、次のプリント基板に対する
部品装着時に部品を供給させる。また、部品供給テーブ
ルを退避領域から待機領域に戻す場合にも部品を供給し
、プリント基板への部品の装着が行われるようにしても
よい。この場合には、退避領域と待機領域とが交互に逆
転することとなる。その際、各部品供給テーブル内では
部品装着順序が変わらず、部品供給テーブル単位でのみ
逆転するように、すなわち部品供給テーブルの作業領域
への供給順序は逆になるが、１個の部品供給テーブルに
搭載された複数の部品保持ユニットについては、搭載さ
れた順に部品を供給するようにしてもよく、あるいは部
品保持ユニットの供給順序も逆転するようにしてもよい
。

また、部品供給テーブルを退避領域から下降用リフタ８
４に移載し、テーブル下降装置２６からテーブル上昇装
置２８まで送る装置は、ロッドレスシリンダｔｏｏ，１
３８に限らず、ベルトコンベア，チェーンコンベア等に
より構威してもよい。

その他、特許請求の範囲を逸脱することなく、当業者の
知識に基づいて種々の変形，改良を施した態様で本発明
を実施することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例である部品供給装置を備えた
電子部品実装装置の要部を概略的に示す図である。第２
図は上記部品供給装置の第一テーブル案内装置およびテ
ーブル上昇装置の要部を示す斜視図である。第３図は上
記部品供給装置のテーブル移動装置を取り出して示す斜
視図である。 第４図は上記部品供給装置の第二テーブル案内装置，テ
ーブル下降装置および段取り替えステーシッンの要部を
示す斜視図である．第５図（ａ）ないし（ホ）は上記部
品供給装置による部品の供給を説明する図である。第６
図（ａ）ないし（ｉ）は上記部品供給装置における段取
り替えを説明する図である。第７図は本発明の別の実施
態様を説明する概略図である。 ｌＯ：部品装着装置　　ｌ２：部品供給装置２０：第一
テーブル案内装置 ２２：第二テーブル案内装置 ２４：テーブル移動装置 ２６：テーブル下降装置 ２８：テーブル上昇装置 ３４Ａ，３４Ｂ，３４Ｇ．３４Ｄ．３４Ｅ，３４Ｆ，３
４Ｇ，３４Ｈ：部品供給テーブル３８：部品供給ユニッ
ト　６４：第一キャリヤ６６：第二キャリヤ　　　７２
，７４：送りねじ７６．７８：駆動モータ　８０，８２
−：係合突起１００：ロッドレスシリンダ ｌ２０：テーブル押出し用シリンダ ｌ３０：段取り替えステーション １３８：ロッドレスシリンダ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）電子部品を装着対象物に装着する部品装着装置に
   電子部品を供給する装置であって、 各々１種類ずつの部品を多数保持し、各々の部品供給部
   が一本の線に沿って並ぶ状態で複数の部品供給ユニット
   がテーブル上に搭載された部品供給テーブルと、 その部品供給テーブルを前記一本の線に平行な方向に移
   動可能に案内するテーブル案内装置と、前記複数の部品
   供給ユニットの各部品供給部を前記部品装着装置に部品
   を供給する供給位置に択一的に位置決めするユニット選
   択を行うべく、前記部品供給テーブルを移動させるテー
   ブル移動装置と を含む電子部品供給装置において、 前記部品供給テーブルを少なくとも３個設けるとともに
   、前記テーブル案内装置を、前記部品供給テーブルを前
   記部品装着装置に対して部品を供給する作業領域と、そ
   の作業領域の一方の側に隣接して設けられ、前記部品装
   着装置への部品の供給が未終了の部品供給テーブルが待
   機する待機領域と、その作業領域の他方の側に隣接して
   設けられ、部品装着装置への部品の供給が終了した部品
   供給テーブルが退避する退避領域とにわたって延びるも
   のとするとともに、前記テーブル移動装置を、前記テー
   ブル案内装置が延びる方向に平行な方向に前記待機領域
   ，作業領域および退避領域にわたって往復動可能かつ互
   にすれ違い可能に設けられ、前記部品供給テーブルに係
   合，離脱可能な第一および第二のキャリヤと、それら第
   一および第二のキャリヤをそれぞれ移動させる第一キャ
   リヤ移動装置および第二キャリヤ移動装置とを含むもの
   としたことを特徴とする電子部品供給装置。
2. （２）前記部品供給テーブルを、前記待機領域から前記
   作業領域を経て前記退避領域に移動させる経路とは別の
   返還経路を経て退避領域から待機領域に返還するテーブ
   ル返還装置を設けたことを特徴とする請求項１記載の電
   子部品供給装置。
3. （３）前記退避領域から前記待機領域に至るまでの返還
   経路から分岐させて、前記部品供給ユニットを別の部品
   供給ユニットに交換する等の段取り替えを行うための段
   取り替え領域を設けるとともに、前記部品供給テーブル
   を段取り替え領域と前記返還経路との間で出し入れする
   出入装置を設けたことを特徴とする請求項２記載の電子
   部品供給装置。