JP2636087B2 - 部品供給方法 - Google Patents
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- JP2636087B2 JP2636087B2 JP3064591A JP6459191A JP2636087B2 JP 2636087 B2 JP2636087 B2 JP 2636087B2 JP 3064591 A JP3064591 A JP 3064591A JP 6459191 A JP6459191 A JP 6459191A JP 2636087 B2 JP2636087 B2 JP 2636087B2
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- H05K13/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
- H05K13/08—Monitoring manufacture of assemblages
- H05K13/085—Production planning, e.g. of allocation of products to machines, of mounting sequences at machine or facility level
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K13/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
- H05K13/04—Mounting of components, e.g. of leadless components
- H05K13/0417—Feeding with belts or tapes
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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- Y10T29/53—Means to assemble or disassemble
- Y10T29/5313—Means to assemble electrical device
- Y10T29/53174—Means to fasten electrical component to wiring board, base, or substrate
- Y10T29/53178—Chip component
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/53—Means to assemble or disassemble
- Y10T29/5313—Means to assemble electrical device
- Y10T29/53261—Means to align and advance work part
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電子部品装着機などにお
ける部品供給方法に関し、詳しくは複数の供給テーブル
を独立して移動可能に備えた部品供給装置を用いた部品
供給方法に関するものである。
ける部品供給方法に関し、詳しくは複数の供給テーブル
を独立して移動可能に備えた部品供給装置を用いた部品
供給方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】プリント基板に電子部品を装着する電子
部品装着機における従来の部品供給方法を、図４、図
５、図６及び図７を用いて説明する。
部品装着機における従来の部品供給方法を、図４、図
５、図６及び図７を用いて説明する。
【０００３】図４に電子部品装着機の一構成例を示して
ある。電子部品装着機は装着機本体１と部品供給装置２
にて構成されている。装着機本体１は、プリント基板支
持装置３及び回転装着ヘッド４等から構成されており、
部品供給装置２は、ガイドレール５上に移動可能に配設
された左供給テーブル６と右供給テーブル７によって構
成されている。
ある。電子部品装着機は装着機本体１と部品供給装置２
にて構成されている。装着機本体１は、プリント基板支
持装置３及び回転装着ヘッド４等から構成されており、
部品供給装置２は、ガイドレール５上に移動可能に配設
された左供給テーブル６と右供給テーブル７によって構
成されている。
【０００４】これら供給テーブル６、７上には、それぞ
れ複数の部品供給ユニット８がセットされ、電子部品は
その品種ごとに別々の部品供給ユニット８に搭載されて
いる。又、これらの供給テーブル６、７はそれぞれ独立
にガイドレール５上を往復移動可能であり、所要の電子
部品を搭載した部品供給ユニット８を部品供給位置９に
位置させるように供給テーブル６又は７を移動させるこ
とによって、部品供給が行われる。
れ複数の部品供給ユニット８がセットされ、電子部品は
その品種ごとに別々の部品供給ユニット８に搭載されて
いる。又、これらの供給テーブル６、７はそれぞれ独立
にガイドレール５上を往復移動可能であり、所要の電子
部品を搭載した部品供給ユニット８を部品供給位置９に
位置させるように供給テーブル６又は７を移動させるこ
とによって、部品供給が行われる。
【０００５】その後、電子部品は部品供給位置９におい
て回転装着ヘッド４にて吸着され、回転装着へッド４の
作動によってプリント基板支持装置３上に搬送された
後、プリント基板に装着される。
て回転装着ヘッド４にて吸着され、回転装着へッド４の
作動によってプリント基板支持装置３上に搬送された
後、プリント基板に装着される。
【０００６】次に、部品供給装置２の具体例を、図５に
より説明する。供給テーブル６及び７の下方にはその移
動方向に沿ってねじ軸１０が配置固定されている。供給
テーブル６、７の下面側には、ねじ軸１０に螺合するナ
ット部１１と、このナット部１１をねじ軸１０まわりに
回転駆動する中空モータ１２が各々設置されている。
より説明する。供給テーブル６及び７の下方にはその移
動方向に沿ってねじ軸１０が配置固定されている。供給
テーブル６、７の下面側には、ねじ軸１０に螺合するナ
ット部１１と、このナット部１１をねじ軸１０まわりに
回転駆動する中空モータ１２が各々設置されている。
【０００７】この中空モータ１２は、供給テーブル６、
７の下面に固定されたステータ１３の内部に、ねじ軸１
０と同心状に円筒状のロータ１４が配設され、軸受１５
を介して回転自在に支持されている。このロータ１４の
一端部はナット部１１に結合されている。従って、中空
モータ１２がそのロータ１４を回転させることによりナ
ット部１１が回転し、供給テーブル６、７がガイドレー
ル５に沿って各々独立に往復移動する。
７の下面に固定されたステータ１３の内部に、ねじ軸１
０と同心状に円筒状のロータ１４が配設され、軸受１５
を介して回転自在に支持されている。このロータ１４の
一端部はナット部１１に結合されている。従って、中空
モータ１２がそのロータ１４を回転させることによりナ
ット部１１が回転し、供給テーブル６、７がガイドレー
ル５に沿って各々独立に往復移動する。
【０００８】ここで、所定のプリント基板の生産に使用
される電子部品の品種が多い場合には、部品供給ユニッ
ト８は左供給テーブル６と右供給テーブル７の双方に分
配して搭載されることになる。この場合、装着する電子
部品に応じてそれぞれの供給テーブル６、７を交互に部
品供給位置９に移動させて使用する必要が生じる。この
ような供給テーブル６、７の交互使用を伴う部品供給方
法の従来例を次に説明する。
される電子部品の品種が多い場合には、部品供給ユニッ
ト８は左供給テーブル６と右供給テーブル７の双方に分
配して搭載されることになる。この場合、装着する電子
部品に応じてそれぞれの供給テーブル６、７を交互に部
品供給位置９に移動させて使用する必要が生じる。この
ような供給テーブル６、７の交互使用を伴う部品供給方
法の従来例を次に説明する。
【０００９】第１の部品供給方法は、図６に示すよう
に、使用されている供給テーブルのみを動作させ、使用
されていない他の供給テーブルはそれぞれの待機位置に
おいて停止させておく方法である。図６の（ａ）は、左
供給テーブル６が使用されている状態であり、使用され
ていない右供給テーブル７は待機位置１７に移動し、再
び使用されるまで停止状態となる。図６の（ｂ）は、右
供給テーブル７が選択された状態であり、不要になった
左供給テーブル６は待機位置１６に移動して停止状態と
なり、右供給テーブル７が部品供給位置９に移動する。
に、使用されている供給テーブルのみを動作させ、使用
されていない他の供給テーブルはそれぞれの待機位置に
おいて停止させておく方法である。図６の（ａ）は、左
供給テーブル６が使用されている状態であり、使用され
ていない右供給テーブル７は待機位置１７に移動し、再
び使用されるまで停止状態となる。図６の（ｂ）は、右
供給テーブル７が選択された状態であり、不要になった
左供給テーブル６は待機位置１６に移動して停止状態と
なり、右供給テーブル７が部品供給位置９に移動する。
【００１０】第２の部品供給方法は、図７に示すよう
に、いずれの供給テーブル６、７が使用されているかに
関わらず、すべての供給テーブル６、７を同様に動作さ
せる方法である。図７の（ａ）は、左供給テーブル６が
選択された状態、図７の（ｂ）は、右供給テーブル７が
選択された状態を示す。この部品供給方法ではいずれの
場合においても、両方の供給テーブル６、７が所定間隔
を保ったまま同方向に同距離だけ移動することによっ
て、両供給テーブル６、７があたかも一つの供給テーブ
ルであるかのように振る舞う。
に、いずれの供給テーブル６、７が使用されているかに
関わらず、すべての供給テーブル６、７を同様に動作さ
せる方法である。図７の（ａ）は、左供給テーブル６が
選択された状態、図７の（ｂ）は、右供給テーブル７が
選択された状態を示す。この部品供給方法ではいずれの
場合においても、両方の供給テーブル６、７が所定間隔
を保ったまま同方向に同距離だけ移動することによっ
て、両供給テーブル６、７があたかも一つの供給テーブ
ルであるかのように振る舞う。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図６に
示す従来例においては、供給テーブルの選択が切り換わ
る際に必ず供給テーブルが待機位置と部品供給位置との
間を移動し、その動作を行っている間部品供給が中断さ
れるため、時間の無駄を生じ、生産性が低下するという
問題がある。一般に、待機位置は使用中の供給テーブル
の移動を妨げないように部品供給位置から十分に離れた
位置にあるため、待機位置への移動に消費する時間は大
きい。
示す従来例においては、供給テーブルの選択が切り換わ
る際に必ず供給テーブルが待機位置と部品供給位置との
間を移動し、その動作を行っている間部品供給が中断さ
れるため、時間の無駄を生じ、生産性が低下するという
問題がある。一般に、待機位置は使用中の供給テーブル
の移動を妨げないように部品供給位置から十分に離れた
位置にあるため、待機位置への移動に消費する時間は大
きい。
【００１２】又、図７に示す従来例においては、供給テ
ーブルの選択が切り換わる際に待機位置に移動する動作
がなく、供給テーブルの切り換えに伴う時間消費は小さ
い。
ーブルの選択が切り換わる際に待機位置に移動する動作
がなく、供給テーブルの切り換えに伴う時間消費は小さ
い。
【００１３】しかしながら、図６の方法では電子部品の
供給に伴って移動する供給テーブルが１つであったのに
対し、図７の方法では２つの供給テーブルが同時に移動
するため、動作時の機械振動が大きくなるという欠点が
ある。
供給に伴って移動する供給テーブルが１つであったのに
対し、図７の方法では２つの供給テーブルが同時に移動
するため、動作時の機械振動が大きくなるという欠点が
ある。
【００１４】図５の部品供給装置においては、中空モー
タ１２を駆動すると、それによって発生する振動はねじ
軸１０に伝達されるが、２つの供給テーブル６及び７を
同時に移動させると、２つの中空モータ１２が同時に駆
動され、ねじ軸１０に大きな振動が発生する。ねじ軸１
０の振動はそれに取付けられる供給テーブル６及び７に
伝達され、さらに部品供給ユニット８及びそれに搭載さ
れた電子部品を振動させる。これによって、回転装着へ
ッド４が部品を吸着する際の成功率が低下し、その修復
のための時間消費による生産効率の悪化及び電子部品の
浪費を生ずるとともに、機械全体の振動による電子部品
の装着精度の悪化を発生させる等の問題を生じる。
タ１２を駆動すると、それによって発生する振動はねじ
軸１０に伝達されるが、２つの供給テーブル６及び７を
同時に移動させると、２つの中空モータ１２が同時に駆
動され、ねじ軸１０に大きな振動が発生する。ねじ軸１
０の振動はそれに取付けられる供給テーブル６及び７に
伝達され、さらに部品供給ユニット８及びそれに搭載さ
れた電子部品を振動させる。これによって、回転装着へ
ッド４が部品を吸着する際の成功率が低下し、その修復
のための時間消費による生産効率の悪化及び電子部品の
浪費を生ずるとともに、機械全体の振動による電子部品
の装着精度の悪化を発生させる等の問題を生じる。
【００１５】本発明は上記従来の問題点に鑑み、短時間
で供給テーブルの切り換えを行えるとともに、供給テー
ブルの移動に伴う機械振動を低下させることができる部
品供給方法を提供することを目的とする。
で供給テーブルの切り換えを行えるとともに、供給テー
ブルの移動に伴う機械振動を低下させることができる部
品供給方法を提供することを目的とする。
【００１６】
【課題を解決するための手段】本発明の部品供給方法
は、複数の部品供給ユニットをセット可能でかつ各々独
立して移動可能な複数の供給テーブルを移動方向に並設
し、任意の部品供給ユニットが所定の部品供給位置に位
置するように供給テーブルを位置決めして部品供給する
部品供給装置において、予め作製された部品供給情報に
基づいて、当該時点より後に実行される複数回の部品供
給動作に関して部品供給を行う供給テーブルの移動位置
を予測する第１工程と、第１工程で求められた部品供給
を行う供給テーブルの位置と部品供給を行わない供給テ
ーブルの当該時点での位置を考慮して各供給テーブルの
移動方向及び移動量を決定する第２工程と、第２工程で
求められた移動方向及び移動量に基づいて各供給テーブ
ルを移動させる第３工程とを備えたことを特徴とする。
は、複数の部品供給ユニットをセット可能でかつ各々独
立して移動可能な複数の供給テーブルを移動方向に並設
し、任意の部品供給ユニットが所定の部品供給位置に位
置するように供給テーブルを位置決めして部品供給する
部品供給装置において、予め作製された部品供給情報に
基づいて、当該時点より後に実行される複数回の部品供
給動作に関して部品供給を行う供給テーブルの移動位置
を予測する第１工程と、第１工程で求められた部品供給
を行う供給テーブルの位置と部品供給を行わない供給テ
ーブルの当該時点での位置を考慮して各供給テーブルの
移動方向及び移動量を決定する第２工程と、第２工程で
求められた移動方向及び移動量に基づいて各供給テーブ
ルを移動させる第３工程とを備えたことを特徴とする。
【００１７】又、本発明の第２の部品供給方法は、部品
供給を行う供給テーブルと部品供給を行わない供給テー
ブルとを共に同方向に移動させ、その移動時に部品供給
を行う供給テーブルの加速度に対し、部品供給を行わな
い供給テーブルの加速度を小さくして移動させることを
特徴とする。
供給を行う供給テーブルと部品供給を行わない供給テー
ブルとを共に同方向に移動させ、その移動時に部品供給
を行う供給テーブルの加速度に対し、部品供給を行わな
い供給テーブルの加速度を小さくして移動させることを
特徴とする。
【００１８】
【作用】本発明の部品供給方法によれば、部品供給を行
う供給テーブルと部品供給を行わない供給テーブルを共
に移動させて切り換え時の供給テーブルの間隔を狭くす
ることで短時間で切り換えを行える。一方、全ての供給
テーブルを常に所定間隔を保って移動させた場合と、あ
る時刻に部品供給を行わない供給テーブルを停止させた
場合とで、その後の供給テーブルの位置関係が同一にな
ることがあるならば、その間に行われた部品供給を行わ
ない供給テーブルの移動は無駄な動作といえる。そこ
で、本発明ではこのような無駄な動作の発生を事前に検
出して排除すべく、当該時点より後に実行される複数回
の部品供給動作に関して部品供給を行う供給テーブルの
移動位置を予測し、求められた部品供給を行う供給テー
ブルの位置と部品供給を行わない供給テーブルの当該時
点での位置を考慮して各供給テーブルの移動方向と移動
量を決定し、それに基づいて両供給テーブルを移動させ
ている。これによって部品供給を行わない供給テーブル
の無駄な動作を排することができ、無駄な動作に伴う振
動を減少させることができる。
う供給テーブルと部品供給を行わない供給テーブルを共
に移動させて切り換え時の供給テーブルの間隔を狭くす
ることで短時間で切り換えを行える。一方、全ての供給
テーブルを常に所定間隔を保って移動させた場合と、あ
る時刻に部品供給を行わない供給テーブルを停止させた
場合とで、その後の供給テーブルの位置関係が同一にな
ることがあるならば、その間に行われた部品供給を行わ
ない供給テーブルの移動は無駄な動作といえる。そこ
で、本発明ではこのような無駄な動作の発生を事前に検
出して排除すべく、当該時点より後に実行される複数回
の部品供給動作に関して部品供給を行う供給テーブルの
移動位置を予測し、求められた部品供給を行う供給テー
ブルの位置と部品供給を行わない供給テーブルの当該時
点での位置を考慮して各供給テーブルの移動方向と移動
量を決定し、それに基づいて両供給テーブルを移動させ
ている。これによって部品供給を行わない供給テーブル
の無駄な動作を排することができ、無駄な動作に伴う振
動を減少させることができる。
【００１９】又、本発明の第２の部品供給方法によれ
ば、部品供給を行う供給テーブルと部品供給を行わない
供給テーブルとを共に同方向に移動させ、供給テーブル
の間隔を短く保つようにしているので短時間で供給テー
ブルの切り換えができる。一方、供給テーブルの切り換
えに要する時間は供給テーブルの間隔を狭めることによ
って短縮できるのであり、全ての供給テーブルを同時に
移動する必要はない。そこで、本発明では部品供給を行
わない供給テーブルの移動に伴う加速度を低くしてお
り、これによって供給テーブル移動時の加減速に伴う衝
撃振動を低下させることができる。
ば、部品供給を行う供給テーブルと部品供給を行わない
供給テーブルとを共に同方向に移動させ、供給テーブル
の間隔を短く保つようにしているので短時間で供給テー
ブルの切り換えができる。一方、供給テーブルの切り換
えに要する時間は供給テーブルの間隔を狭めることによ
って短縮できるのであり、全ての供給テーブルを同時に
移動する必要はない。そこで、本発明では部品供給を行
わない供給テーブルの移動に伴う加速度を低くしてお
り、これによって供給テーブル移動時の加減速に伴う衝
撃振動を低下させることができる。
【００２０】
【実施例】以下、本発明の部品供給方法の第１実施例を
図１、図２を参照しながら説明する。
図１、図２を参照しながら説明する。
【００２１】本実施例における部品供給装置は、図４に
示したものと同一であり、左供給テーブル６及び右供給
テーブル７の２つの供給テーブルにそれぞれ複数の部品
供給ユニット８がセットされている。又、本実施例で
は、供給テーブル６、７の間隔が所定距離未満になるこ
とは許されないものとする。
示したものと同一であり、左供給テーブル６及び右供給
テーブル７の２つの供給テーブルにそれぞれ複数の部品
供給ユニット８がセットされている。又、本実施例で
は、供給テーブル６、７の間隔が所定距離未満になるこ
とは許されないものとする。
【００２２】本実施例は、全ての供給テーブルを所定間
隔を保って移動させた場合と、ある時刻に使用中以外の
供給テーブルを停止させた場合とで、その後の供給テー
ブルの位置関係が同一になることがあるならば、その間
に行われる使用中以外の供給テーブルの移動は無駄な動
作であると判定してこれを排除するものである。即ち、
使用中以外の供給テーブルの現在位置と使用中の供給テ
ーブルの移動後の位置との間隔が、一旦は所定間隔と異
なってもその後再び所定間隔に等しくなる場合がそれに
当たる。実際には、供給テーブルの間隔は所定距離未満
にならないと定めているので、その間隔が一度広がった
後に再び所定間隔に戻る場合を検出すれば、無駄な動作
を排除できることになる。
隔を保って移動させた場合と、ある時刻に使用中以外の
供給テーブルを停止させた場合とで、その後の供給テー
ブルの位置関係が同一になることがあるならば、その間
に行われる使用中以外の供給テーブルの移動は無駄な動
作であると判定してこれを排除するものである。即ち、
使用中以外の供給テーブルの現在位置と使用中の供給テ
ーブルの移動後の位置との間隔が、一旦は所定間隔と異
なってもその後再び所定間隔に等しくなる場合がそれに
当たる。実際には、供給テーブルの間隔は所定距離未満
にならないと定めているので、その間隔が一度広がった
後に再び所定間隔に戻る場合を検出すれば、無駄な動作
を排除できることになる。
【００２３】図１はそのような動作を行わせるための移
動制御のフローチャートを示している。先ず、工程１８
において当該時刻の直後から所定回数の部品供給に関す
る情報を検索し、工程１９においてその所定回数の部品
供給における使用中の供給テーブルの移動を予測する。
次に、工程２０〜２２で供給テーブル動作のための条件
判定を行う。工程２０の判定は、当該時刻に供給テーブ
ルの移動がない場合、供給テーブルの移動に関する処理
を省略するものである。工程２１の判定は、当該時刻に
供給テーブルの間隔が所定距離未満になる場合、強制的
に供給テーブルを移動させ、所定間隔を確保するもので
ある。工程２２は、所定回数の部品供給の間に供給テー
ブルの間隔が所定距離未満になるかの判定であり、所定
距離未満になるならば、使用中以外の供給テーブルを移
動させるのは無駄と判定する。また所定距離未満になら
ないならば使用中の供給テーブルとその他の供給テーブ
ルの距離を所定距離まで狭めるために両テーブルを動作
させるように判定する。以上の条件判定に基づいて工程
２３で使用中の供給テーブルのみ、又は両方の供給テー
ブルを移動させる。その後、工程２４で部品供給を行
い、工程２５の判定で全ての部品供給が終わるまで以上
の処理を繰り返す。
動制御のフローチャートを示している。先ず、工程１８
において当該時刻の直後から所定回数の部品供給に関す
る情報を検索し、工程１９においてその所定回数の部品
供給における使用中の供給テーブルの移動を予測する。
次に、工程２０〜２２で供給テーブル動作のための条件
判定を行う。工程２０の判定は、当該時刻に供給テーブ
ルの移動がない場合、供給テーブルの移動に関する処理
を省略するものである。工程２１の判定は、当該時刻に
供給テーブルの間隔が所定距離未満になる場合、強制的
に供給テーブルを移動させ、所定間隔を確保するもので
ある。工程２２は、所定回数の部品供給の間に供給テー
ブルの間隔が所定距離未満になるかの判定であり、所定
距離未満になるならば、使用中以外の供給テーブルを移
動させるのは無駄と判定する。また所定距離未満になら
ないならば使用中の供給テーブルとその他の供給テーブ
ルの距離を所定距離まで狭めるために両テーブルを動作
させるように判定する。以上の条件判定に基づいて工程
２３で使用中の供給テーブルのみ、又は両方の供給テー
ブルを移動させる。その後、工程２４で部品供給を行
い、工程２５の判定で全ての部品供給が終わるまで以上
の処理を繰り返す。
【００２４】図２は、このフローチャートに基づく実際
の供給テーブルの動作の一例を表現したものである。図
示例では、当該時刻の直後の実行はステップ３より行わ
れる。この場合、当該時刻から３ステップ後までは供給
テーブルの間隔が所定間隔を上回り、４ステップ目で所
定間隔を下回っている。よって、ステップ３から５まで
の間は右供給テーブル７を移動させるのは無駄と判断さ
れ、右供給テーブル７は移動しない。又、プログラムス
テップ６では供給テーブルの間隔が所定間隔を下回るた
め、右供給テーブル７が右に移動してテーブル間隔を確
保している。
の供給テーブルの動作の一例を表現したものである。図
示例では、当該時刻の直後の実行はステップ３より行わ
れる。この場合、当該時刻から３ステップ後までは供給
テーブルの間隔が所定間隔を上回り、４ステップ目で所
定間隔を下回っている。よって、ステップ３から５まで
の間は右供給テーブル７を移動させるのは無駄と判断さ
れ、右供給テーブル７は移動しない。又、プログラムス
テップ６では供給テーブルの間隔が所定間隔を下回るた
め、右供給テーブル７が右に移動してテーブル間隔を確
保している。
【００２５】図３は、本発明の第２実施例を示す。この
実施例では左供給テーブル６を使用中として、未使用の
右供給テーブル７の加速度を左供給テーブル６の加速度
の半分にし、同一距離を移動させる場合を図示してい
る。同図（ａ）は、この条件における移動速度曲線であ
り、同図（ｂ）は、移動位置を示している。両供給テー
ブル６、７を同時刻に移動開始すると、停止時刻には差
が生じるため、両供給テーブル６、７が同時に停止する
場合に比べ、供給テーブル停止時の衝撃振動が緩和され
ることになる。
実施例では左供給テーブル６を使用中として、未使用の
右供給テーブル７の加速度を左供給テーブル６の加速度
の半分にし、同一距離を移動させる場合を図示してい
る。同図（ａ）は、この条件における移動速度曲線であ
り、同図（ｂ）は、移動位置を示している。両供給テー
ブル６、７を同時刻に移動開始すると、停止時刻には差
が生じるため、両供給テーブル６、７が同時に停止する
場合に比べ、供給テーブル停止時の衝撃振動が緩和され
ることになる。
【００２６】
【発明の効果】本発明の部品供給方法によれば、部品供
給を行う供給テーブルと部品供給を行わない供給テーブ
ルを共に移動させることによって供給テーブルを短時間
で切り換えることができ、かつ当該時点より後に実行さ
れる複数回の部品供給動作に関して部品供給を行う供給
テーブルの移動位置を予測し、求められた部品供給を行
う供給テーブルの位置と部品供給を行わない供給テーブ
ルの当該時点での位置を考慮して各供給テーブルを移動
させることによって、使用されていない供給テーブルの
無駄な動作を排することができ、無駄な動作に伴う振動
を減少させることができる。
給を行う供給テーブルと部品供給を行わない供給テーブ
ルを共に移動させることによって供給テーブルを短時間
で切り換えることができ、かつ当該時点より後に実行さ
れる複数回の部品供給動作に関して部品供給を行う供給
テーブルの移動位置を予測し、求められた部品供給を行
う供給テーブルの位置と部品供給を行わない供給テーブ
ルの当該時点での位置を考慮して各供給テーブルを移動
させることによって、使用されていない供給テーブルの
無駄な動作を排することができ、無駄な動作に伴う振動
を減少させることができる。
【００２７】又、本発明の第２の部品供給方法によれ
ば、部品供給を行う供給テーブルと部品供給を行わない
供給テーブルとを共に同方向に移動させることによって
短時間で供給テーブルの切り換えができ、かつ部品供給
を行わない供給テーブルの移動に伴う加速度を低くして
いるので、供給テーブル移動時の衝撃振動を低下させる
ことができる。
ば、部品供給を行う供給テーブルと部品供給を行わない
供給テーブルとを共に同方向に移動させることによって
短時間で供給テーブルの切り換えができ、かつ部品供給
を行わない供給テーブルの移動に伴う加速度を低くして
いるので、供給テーブル移動時の衝撃振動を低下させる
ことができる。
【図１】本発明の部品供給方法の第１実施例のフローチ
ャートである。
ャートである。
【図２】両供給テーブルの動作位置の説明図である。
【図３】本発明の部品供給方法の第２実施例における両
供給テーブルの移動速度曲線と動作位置の説明図であ
る。
供給テーブルの移動速度曲線と動作位置の説明図であ
る。
【図４】電子部品装着機の構成を示す平面図である。
【図５】部品供給装置の構成を示す部分断面正面図であ
る。
る。
【図６】従来の部品供給方法の一例の説明図である。
【図７】従来の部品供給方法の他の例の説明図である。
２ 部品供給装置 ６ 左供給テーブル ７ 右供給テーブル ８ 部品供給ユニット ９ 部品供給位置
フロントページの続き (72)発明者 清水 隆 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平２−105599（ＪＰ，Ａ)
Claims (2)
- 【請求項１】 複数の部品供給ユニットをセット可能で
かつ各々独立して移動可能な複数の供給テーブルを移動
方向に並設し、任意の部品供給ユニットが所定の部品供
給位置に位置するように供給テーブルを位置決めして部
品供給する部品供給装置において、予め作製された部品
供給情報に基づいて、当該時点より後に実行される複数
回の部品供給動作に関して部品供給を行う供給テーブル
の移動位置を予測する第１工程と、第１工程で求められ
た部品供給を行う供給テーブルの位置と部品供給を行わ
ない供給テーブルの当該時点での位置を考慮して各供給
テーブルの移動方向及び移動量を決定する第２工程と、
第２工程で求められた移動方向及び移動量に基づいて各
供給テーブルを移動させる第３工程とを備えたことを特
徴とする部品供給方法。 - 【請求項２】 複数の部品供給ユニットをセット可能で
かつ各々独立して移動可能な複数の供給テーブルを移動
方向に並設し、任意の部品供給ユニットが所定の部品供
給位置に位置するように供給テーブルを位置決めして部
品供給する部品供給装置において、部品供給を行う供給
テーブルと部品供給を行わない供給テーブルとを共に同
方向に移動させ、その移動時に部品供給を行う供給テー
ブルの加速度に対し、部品供給を行わない供給テーブル
の加速度を小さくして移動させることを特徴とする部品
供給方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3064591A JP2636087B2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 部品供給方法 |
| US07/856,650 US5365452A (en) | 1991-03-28 | 1992-03-24 | Parts supply method in which movements of parallel supply tables are controlled |
| US08/293,037 US5442566A (en) | 1991-03-28 | 1994-08-19 | Parts supplying method in which movements of parallel supply tables are controlled |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3064591A JP2636087B2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 部品供給方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04299897A JPH04299897A (ja) | 1992-10-23 |
| JP2636087B2 true JP2636087B2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=13262655
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3064591A Expired - Lifetime JP2636087B2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 部品供給方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US5365452A (ja) |
| JP (1) | JP2636087B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP3549327B2 (ja) * | 1996-03-11 | 2004-08-04 | 松下電器産業株式会社 | 部品装着方法及び部品装着機 |
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-
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- 1991-03-28 JP JP3064591A patent/JP2636087B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-03-24 US US07/856,650 patent/US5365452A/en not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-08-19 US US08/293,037 patent/US5442566A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04299897A (ja) | 1992-10-23 |
| US5442566A (en) | 1995-08-15 |
| US5365452A (en) | 1994-11-15 |
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