JP4933351B2 - 吸着ノズルの配置本数設定方法及び電子部品装着方法 - Google Patents

吸着ノズルの配置本数設定方法及び電子部品装着方法 Download PDF

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Description

本発明は、ノズルストッカに配置する吸着ノズルの配置本数設定方法、及び吸着ノズルをノズルストッカに収納されたものと装着ヘッドに交換可能に取付け、取り付けられた吸着ノズルによって取出した電子部品をプリント基板上に装着する電子部品装着方法に関する。
この種の電子部品装着方法は、例えば特開2003−17895号公報(特許文献1)などで知られている。そして、一般に、生産するプリント基板の機種を変更する際には、使用する吸着ノズルの段取り替えを行っている。
特開2003−17895号公報
しかし、プリント基板の機種変更の度にノズルストッカへの吸着ノズルの段取り替えを行うのでは、プリント基板の生産効率上好ましくはない。
そこで本発明は、プリント基板の機種変更がされても、ノズルストッカへの吸着ノズルの段取り替えを極力しないようにして、プリント基板の生産効率の向上を図ることを目的とする。
このため第1の発明は、吸着ノズルをノズルストッカに収納されたものと装着ヘッドに交換可能に取付け、取り付けられた吸着ノズルによって取出した電子部品をプリント基板上に装着する電子部品装着方法において、
複数のプリント基板の種類に亘って使用する吸着ノズルをその種類毎にその使用本数の最大値を求め、
この使用本数の各最大値を足し算して合計本数を算出し、
前記ノズルストッカへの吸着ノズルの最大配置可能本数を前記合計本数で割り算し、
各吸着ノズルについて前記割り算結果と各吸着ノズルの使用本数の各最大値とを掛け算し、
この各掛け算結果を四捨五入して足し算し、
この足し算結果が前記最大配置可能本数より小さければ吸着ノズルの追加処理を行うことを特徴とする。
第2の発明、吸着ノズルをノズルストッカに収納されたものと装着ヘッドに交換可能に取付け、取り付けられた吸着ノズルによって取出した電子部品をプリント基板上に装着する電子部品装着方法において、
複数のプリント基板の種類に亘って使用する吸着ノズルをその種類毎にその使用本数の最大値を求め、
この使用本数の各最大値を足し算して合計本数を算出し、
前記ノズルストッカへの吸着ノズルの最大配置可能本数を前記合計本数で割り算し、
各吸着ノズルについて前記割り算結果と各吸着ノズルの使用本数の各最大値とを掛け算し、
この各掛け算結果を四捨五入して足し算し、
この足し算結果が前記最大配置可能本数より小さければ、前記最大配置可能本数を超えなくなるまで随時前記各掛け算結果の最小本数に「1」を追加する
ことを特徴とするはものである。
第3の発明は吸着ノズルをノズルストッカに収納されたものと装着ヘッドに交換可能に取付け、取り付けられた吸着ノズルによって取出した電子部品をプリント基板上に装着する電子部品装着方法において、
複数のプリント基板の種類に亘って使用する吸着ノズルをその種類毎にその使用本数の最大値を求め、
この使用本数の各最大値を足し算して合計本数を算出し、
前記ノズルストッカへの吸着ノズルの最大配置可能本数を前記合計本数で割り算し、
各吸着ノズルについて前記割り算結果と各吸着ノズルの使用本数の各最大値とを掛け算し、
この各掛け算結果を四捨五入して足し算し、
この足し算結果が前記最大配置可能本数より小さければ、随時前記各掛け算結果の最小本数に「1」を追加し、
前記足し算結果にこの追加されて本数が前記最大配置可能本数より大きくなれば前記最大配置可能本数を超えなくなるまで随時前記各掛け算結果の最大本数から「1」を削除する
ことを特徴とする、
本発明は、プリント基板の機種変更がされても、ノズルストッカへの吸着ノズルの段取り替えを極力しないようにして、プリント基板の生産効率の向上を図ることができる。
以下図に基づき、本発明の実施の形態を説明する。図1は電子部品装着装置1の平面図で、該装着装置1の装着装置本体2に設けられた部品供給テーブル(図示せず)上に種々の電子部品を夫々その部品吸着取出位置に1個ずつ供給する部品供給ユニット3が複数並設されている。そして、対向するユニット3群の間には、供給コンベア4、位置決め部5及び排出コンベア6が設けられている。前記供給コンベア4は上流より受けたプリント基板Pを前記位置決め部5に搬送し、位置決め部5で位置決め機構により位置決めされた該基板P上に電子部品が装着された後、排出コンベア6に搬送される。
8はX方向に長いビームであり、夫々Y軸モータ9の駆動によりネジ軸10を回転させ、左右一対のガイド11に沿ってプリント基板Pや部品供給ユニット3の部品吸着取出位置上方を個別にY方向に移動する。
ビーム8にはその長手方向、即ちX方向にX軸モータ12によりガイド(図示せず)に沿って移動する装着ヘッド7が夫々設けられている。各装着ヘッド7には吸着ノズル17を上下動させるための上下軸モータ14及び鉛直軸周りに回転させるためのθ軸モータ15が搭載されている。したがって、装着ヘッド7の吸着ノズル17はX方向及びY方向に移動可能であり、垂直線回りに回転可能で、かつ上下動可能となっている。
16は部品位置認識用の部品認識カメラで、電子部品が吸着ノズル17に対してどれだけ位置ずれして吸着保持されているかXY方向及び回転角度につき、位置認識するために電子部品を撮像するが、装着ヘッド7に交換可能に取り付けられた12本の吸着ノズル17に吸着保持された12個の電子部品を同時に撮像可能である。18は種々の吸着ノズル17を収納するノズルストッカで、最大配置可能本数が24本である。
図2は本電子部品装着装置1の制御ブロック図であり、便宜上X軸モータ12、Y軸モータ9、θ軸モータ15及び上下軸モータ14などは、各1個のみ図示して以下説明する。
21は本装着装置1の電子部品装着に係る動作を統括制御する制御部としてのCPU(セントラル・プロセッシング・ユニット)、22は記憶装置としてのRAM(ランダム・アクセス・メモリ)、23は制御プログラムを格納するROM(リ−ド・オンリー・メモリ)23である。
前記RAM22には、装着順序毎(ステップ番号毎)に、プリント基板P内でのX方向、Y方向及び角度情報や、各部品供給ユニット3の配置番号情報等のプリント基板Pの種類毎に装着データが記憶されており、また前記各部品供給ユニット3の配置番号(レーン番号)に対応した各電子部品の種類(部品ID)及び吸着ノズル17の種類(ノズルID)の情報、即ち部品配置情報が格納されている。更に、この電子部品の種類(部品ID)毎に電子部品の特徴などに関する部品ライブラリデータも記憶されている。
そして、CPU21は前記RAM22に記憶されたデータに基づき、前記ROM23に格納されたプログラムに従い、電子部品装着装置1の部品装着動作に係る動作を統括制御する。即ち、CPU21は、駆動回路25を介して前記X軸モータ12の駆動を、駆動回路28を介して前記Y軸モータ9の駆動を、また駆動回路32を介して前記θ軸モータ15の駆動を、更に駆動回路30を介して前記上下軸モータ14の駆動を制御している。
13はインターフェース24を介して前記CPU21に接続される認識処理装置で、前記部品認識カメラ16A、16Bにより撮像して取込まれた画像の認識処理が該認識処理装置13にて行われ、CPU21に処理結果が送出される。即ち、CPU21は、部品認識カメラ16A、16Bに撮像された画像を認識処理(位置ずれ量の算出など)するように指示を認識処理装置13に出力すると共に、認識処理結果を認識処理装置13から受取るものである。
即ち、前記認識処理装置13の認識処理により位置ずれ量が把握されると、その結果がCPU21に送られ、CPU21はビーム8がY軸モータ9の駆動によりY方向に、装着ヘッド7がX軸モータ12の駆動によりX方向に移動させることにより、また吸着ノズル17がθ軸モータ15によりθ回転させ、X、Y方向及び鉛直軸線回りへの回転角度位置の補正がなされるものである。
表示装置としてのモニター36にはデータ設定のための入力手段としての種々のタッチパネルスイッチ35が設けられ、作業者がタッチパネルスイッチ35を操作することにより、種々の設定を行うことができるが、データ設定のための入力手段としてキーボードを用いてもよい。
次に、ノズルストッカ18は、吸着ノズル17を最大24本収納可能であるが、生産するプリント基板Pの機種変更がされても、吸着ノズル17の段取り替え、即ち機種変更に伴う装着ヘッド7への吸着ノズル17の取り外し及び取り付けを極力しないようにして、プリント基板の生産効率の向上を図る技術について、図4乃至図7に基づき以下説明する。
先ず、図4について説明すると、初めにモニター36に表示されたタッチパネルスイッチ35の作業者の押圧操作によって、プリント基板Pの機種毎に、使用する吸着ノズル17の種類毎に本数が決定され、この決定に従い、CPU21はRAM22に図3に示すような使用ノズルデータテーブルを格納する。
次いで、CPU21は予めグループ化されたプリント基板Pの種類、即ち機種名「PC01」〜「PC04」に亘って使用する吸着ノズル17の種類毎にその使用本数の最大値を求め、それを合計し、両者をRAM22に格納する。即ち、吸着ノズル番号「NZ01」の吸着ノズル17はプリント基板Pの機種名「PC01」で2本及び「PC02」で10本であるから使用本数の最大値は10本、「NZ03」の吸着ノズル17は7本、「NZ04」の吸着ノズル17は4本、「NZ05」の吸着ノズル17は4本で、使用本数の最大値の合計は33本である(図3参照)。
グループは、他の段取り替えと同じタイミングでノズルストッカ18の吸着ノズル17の段取り替えをするようにしてグループを決めてもよい。
そして、CPU21は吸着ノズル17の種類毎に、ノズルストッカ18への配置本数を求め、モニター36に表示する。この場合、使用本数の最大値の合計は33本であるが、ノズルストッカ18の最大配置可能本数は24本であるので、CPU21は24本を超えないように調整するが、この処理については図5乃至図7に基づき詳述する。
次いで、作業者は、モニター36に表示された各吸着ノズル17の配置本数に従って、ノズルストッカ18に各吸着ノズル17を配置する。そして、24本を超えないように調整された配置本数の範囲で、作業者は電子部品の吸着及び装着順序に従った装着データを再度作成し、RAM22に格納する。
次に、図5乃至図7に基づき、吸着ノズル17の段取り替えを極力避けるためのノズルストッカ18への各吸着ノズル17の配置数の調整について説明する。初めに、ステップS1で、CPU21は吸着ノズルの種類毎に最大使用本数をRAM22のある領域に格納させると共に吸着ノズルの種類毎の吸着ノズル配置本数を初期値「0」とする。
ステップS2で、CPU21はノズルストッカ18への吸着ノズル17の最大配置可能本数を最大使用本数で割り算し、即ち24本/33本を算出し、その割り算結果RS1をRAM22に格納する。
次のステップS3とステップS10のフローチャートの記号はその間の処理が繰り返されることを意味し、次のステップS3からS9は吸着ノズル17の種類毎に処理を繰り返されるが、ステップS4で初めの吸着ノズル番号「NZ01」の吸着ノズル17について、CPC21は前記割り算結果RS1(「24/33」)と吸着ノズル番号「NZ01」の吸着ノズル17の最大使用本数(「10」)とを掛け算し、小数第一位を四捨五入した結果RS2(「7」)をRAM22に格納する。
ステップS5で、CPU21は前記結果RS2が「0」であるかを確認し、「0」である場合にはステップS6で「1」とし、「0」でない場合にはステップS7で、前記結果RS2(「7」)が最大使用本数(「10」)より大きいか否かが判定される。即ち、(24/33)×10>10かの判定がなされ、(24/33)×10>10であればステップS8で調整後の数を前記結果RS2とするが、(24/33)×10<10であるので、ステップ9で直近吸着ノズル配置本数「0」(前記初期値)と結果RS2(「7」)とをCPU21は足し算し、吸着ノズル番号「NZ01」の吸着ノズル17のノズルストッカ18への配置数の調整後の本数は7本とし、これをRAM22に格納する。
次にステップS3に戻って、ステップS4で次の吸着ノズル番号「NZ02」の吸着ノズル17について、CPC21は前記割り算結果RS1(「24/33」)と吸着ノズル番号「NZ01」の吸着ノズル17の最大使用本数(「8」)とを掛け算し、小数第一位を四捨五入した結果RS2(「6」)をRAM22に格納する。
ステップS5で、CPU21は前記結果RS2(「6」)が「0」であるかを確認し、「0」でないのでステップS7で、前記結果RS2(「6」)が最大使用本数(「8」)より大きいか否かが判定される。即ち、(24/33)×8>8かの判定がなされ、(24/33)×8<8であるので、ステップ9で吸着ノズル番号「NZ01」の吸着ノズル17の調整後の吸着ノズル配置本数「7」と前記結果RS2(「6」)とをCPU21は足し算し、吸着ノズル番号「NZ02」までの吸着ノズル17のノズルストッカ18への配置数の調整後の本数を13本(「7」+「6」)とし、これをRAM22に格納する。
次にステップS3に戻って、ステップS4で次の吸着ノズル番号「NZ03」の吸着ノズル17について、CPC21は前記割り算結果RS1(「24/33」)と吸着ノズル番号「NZ03」の吸着ノズル17の最大使用本数(「7」)とを掛け算し、小数第一位を四捨五入した結果RS2(「5」)をRAM22に格納する。
ステップS5で、CPU21は前記結果RS2(「5」)が「0」であるかを確認し、「0」でないのでステップS7で、前記結果RS2(「5」)が最大使用本数(「7」)より大きいか否かが判定される。即ち、(24/33)×7>7かの判定がなされ、(24/33)×7<7であるので、ステップ9で吸着ノズル番号「NZ02」までの吸着ノズル17の調整後の吸着ノズル配置本数「13」と前記結果RS2(「5」)とをCPU21は足し算し、吸着ノズル番号「NZ03」までの吸着ノズル17のノズルストッカ18への配置数の調整後の本数を18本(「13」+「5」)とし、これをRAM22に格納する。
次にステップS3に戻って、ステップS4で次の吸着ノズル番号「NZ04」の吸着ノズル17について、CPC21は前記割り算結果RS1(「24/33」)と吸着ノズル番号「NZ04」の吸着ノズル17の最大使用本数(「4」)とを掛け算し、小数第一位を四捨五入した結果RS2(「3」)をRAM22に格納する。
ステップS5で、CPU21は前記結果RS2(「3」)が「0」であるかを確認し、「0」でないのでステップS7で、前記結果RS2(「3」)が最大使用本数(「4」)より大きいか否かが判定される。即ち、(24/33)×4>4かの判定がなされ、(24/33)×4<4であるので、ステップ9で吸着ノズル番号「NZ03」までの吸着ノズル17の調整後の吸着ノズル配置本数「18」と前記結果RS2(「3」)とをCPU21は足し算し、吸着ノズル番号「NZ04」までの吸着ノズル17のノズルストッカ18への配置数の調整後の本数を21本(「18」+「3」)とし、これをRAM22に格納する。
次にステップS3に戻って、ステップS4で次の吸着ノズル番号「NZ05」の吸着ノズル17について、CPC21は前記割り算結果RS1(「24/33」)と吸着ノズル番号「NZ05」の吸着ノズル17の最大使用本数(「4」)とを掛け算し、小数第一位を四捨五入した結果RS2(「3」)をRAM22に格納する。
ステップS5で、CPU21は前記結果RS2(「3」)が「0」であるかを確認し、「0」でないのでステップS7で、前記結果RS2(「3」)が最大使用本数(「4」)より大きいか否かが判定される。即ち、(24/33)×4>4かの判定がなされ、(24/33)×4<4であるので、ステップ9で吸着ノズル番号「NZ04」までの吸着ノズル17の調整後の吸着ノズル配置本数「21」と前記結果RS2(「3」)とをCPU21は足し算し、吸着ノズル番号「NZ05」までの吸着ノズル17のノズルストッカ18への配置数の調整後の本数を24本(「21」+「3」)とし、これをRAM22に格納する。
そして、ステップS11で、吸着ノズル17のノズルストッカ18への配置数の調整後の本数(24本)が最大配置可能本数24本より小さいかをCPU21が判定し、小さければステップS12でCPU21は図6のノズル追加処理を行うが、小さくないのでステップS13で配置数の調整後の本数(24本)が最大配置可能本数24本より大きいかをCPU21が判定し、大きくないので終了する。
ここで、仮に、ステップS11での前記調整後の合計本数が最大配置可能本数より小さいかの判定で、小さいと判定した場合には、ステップS12でCPU21は図6のノズル追加処理を行うが、図6に基づき以下追加処理について説明する。
先ず、配置数の調整後の合計本数が最大配置可能本数24本より小さいので、この場合、例えば調整後の合計本数が22本であるとすると、CPU21は調整後の本数が最小数の吸着ノズル17の種類をサーチする。すると、吸着ノズル番号「NZ04」及び「NZ05」が「3」本であるので、「NZ04」の吸着ノズル17を「1」本追加して「4」本とし、調整後の合計本数22本にも「1」本追加する。
そして、この合計した調整後の合計本数23本が、最大配置可能本数24本と等しいか否かを判定し、小さいので調整後の本数が最小数の吸着ノズル17の種類をサーチし、吸着ノズル番号「NZ05」が「3」本であるので、「NZ05」の吸着ノズル17を「1」本追加して「4」本とし、調整後の合計本数23本にも「1」本追加する。
そして、この合計した調整後の合計本数24本が、最大配置可能本数24本と等しいか否かを判定し、等しいので、ステップS13で配置数の調整後の合計本数(24本)が最大配置可能本数24本より大きいかをCPU21が判定し、大きくないので終了する。
以上のように、ノズルストッカ18の空きを無くし、吸着ノズル17を配置することができ、プリント基板の生産性が下がることを防止できる。特に、調整により配置本数が減り、配置本数が少ない種類の吸着ノズルから本数を増加することにより、生産性の低下を防止できる。
また仮に、ステップS11での前記調整後の合計本数が最大配置可能本数より小さいかの判定で、小さくないと判定した場合にはステップS13で前記調整後の合計本数が最大配置可能本数より大きいかの判定をし、大きいと判定して場合にはステップS14でCPU21は図7のノズル削除処理を行うが、図7に基づきこの削除処理について以下説明する。
先ず、配置数の調整後の合計本数が最大配置可能本数24本より大きいので、この場合、例えば調整後の合計本数が25本であるとすると、CPU21は調整後の本数が最大数の吸着ノズル17の種類をサーチする。すると、吸着ノズル番号「NZ01」が「7」本であるので、「NZ01」の吸着ノズル17を「1」本削除して「6」本とし、調整後の合計本数25本から「1」本削除する。
そして、この削除後の合計本数24本が、最大配置可能本数24本と等しいか否かを判定し、等しいので終了する。
以上のように、配置本数が多い種類の吸着ノズルから本数を削減するので、この削減の基板生産(部品装着)の効率低下への影響を極力小さくすることができる。
以上の処理が終了した状態で、プリント基板Pの種類毎に、吸着ノズル17の種類毎の本数がRAM22に格納されると共にモニター36に表示される。
以上のように、吸着ノズル17の使用本数がノズルストッカ18の最大配置可能本数24本を超えている場合には、各吸着ノズル17の収納本数の合計を24本を超えないように調整することができる。このため、プリント基板Pの機種切り替えが発生する場合に備えて、ノズルストッカ18への吸着ノズル17の収納の段取り替えをする必要が極力減少することとなる。
このように、ノズルストッカ18への吸着ノズル17の配置数が調整されると、前述したように、モニター36にプリント基板Pの種類毎に、各吸着ノズル17の配置本数が表示されるので、作業者は、この表示された各吸着ノズル17の配置本数に従って、ノズルストッカ18に各吸着ノズル17を配置する。そして、24本を超えないように調整された配置本数の範囲で、作業者は電子部品の吸着及び装着順序に従った装着データを再度最適化して作成し、RAM22に格納する。
そして、各吸着ノズル17が配置されたノズルストッカ18からこれから生産するプリント基板Pの種類毎に、使用する吸着ノズル17を取出して、装着ヘッド7に取付ける。
この状態で、以下電子部品装着装置の電子部品装着動作について説明する。先ず、プリント基板Pが図示しないコンベアにより上流装置より供給コンベア4を介して位置決め部5に搬送され、位置決め機構により位置決め固定される。そして、RAM22に格納されたプリント基板Pの装着すべきXY座標位置、鉛直軸線回りへの回転角度位置及びFDR番号(各部品供給ユニット3の配置番号)等が指定された装着データに従い、電子部品の部品種に対応した吸着ノズル17が装着すべき電子部品を所定の部品供給ユニット3から吸着して取出すこととなる。
即ち、装着ヘッド7の吸着ノズル17は初めに装着すべき電子部品を収納する部品供給ユニット3上方に位置するよう移動するが、Y方向は駆動回路28によりY軸モータ9が駆動して一対のガイド11に沿ってビーム8が移動し、X方向は駆動回路25によりX軸モータ12が駆動して装着ヘッド7が移動し、既に所定の部品供給ユニット3は駆動されて部品吸着位置にて部品が取出し可能状態にあるため、駆動回路30により上下軸モータ14が駆動して前記吸着ノズル17が下降して電子部品を吸着して取出す。
次いで、CPU21はY軸モータ9及びX軸モータ25によりで部品認識カメラ16A上方に吸着ノズル17を移動させる。部品認識カメラ16Aがこの吸着ノズル17に吸着保持された電子部品を撮像し、この撮像された画像について認識処理装置13が認識処理する。このとき、CPU21は部品認識カメラ16Aに撮像された画像の認識処理(位置ずれ量の算出など)をするように認識処理装置13に指示し、認識処理装置13により撮像された画像に基づき電子部品の位置及び角度が算出される。
そして、前記認識処理装置13の認識処理により位置ずれ量が把握された結果がCPU21に送られ、CPU21はビーム8がY軸モータ9の駆動によりY方向に、装着ヘッド7がX軸モータ12の駆動によりX方向に移動させることにより、またθ軸モータ15によりθ回転させ、X、Y方向及び鉛直軸線回りへの回転角度位置の補正がなされた後、プリント基板P上に電子部品が装着されることとなる。
このように、プリント基板P上に全ての電子部品が装着されると、当該プリント基板Pは位置決め部5から排出コンベア6に移動される。
なお、以上の実施形態では、ビーム及び装着ヘッドを各1つずつ設けたが、これに限らず、各2つずつ設けた電子部品装着装置にも本発明は適用できる。
また、本実施形態の電子部品装着装置として、水平面内にてX方向及びY方向に吸着ノズルが移動可能な多機能型チップマウンタを例にしたが、これに限らずいわゆるロータリテーブル型の高速チップマウンタに適用してもよい。
以上本発明の実施態様について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
電子部品装着装置の平面図である。 制御ブロック図である。 RAMに格納された使用ノズルデータテーブルを示す図である。 吸着ノズルの配置全体のフローチャートを示す図である。 吸着ノズルの配置数調整のためのフローチャートを示す図である。 吸着ノズルの追加処理のフローチャートを示す図である。 吸着ノズルの削除処理のフローチャートを示す図である。
符号の説明
3 部品供給ユニット
7 装着ヘッド
17 吸着ノズル
18 ノズルストッカ
21 CPU
22 RAM

Claims (3)

  1. 吸着ノズルをノズルストッカに収納されたものと装着ヘッドに交換可能に取付け、取り付けられた吸着ノズルによって取出した電子部品をプリント基板上に装着する電子部品装着方法において、
    複数のプリント基板の種類に亘って使用する吸着ノズルをその種類毎にその使用本数の最大値を求め、
    この使用本数の各最大値を足し算して合計本数を算出し、
    前記ノズルストッカへの吸着ノズルの最大配置可能本数を前記合計本数で割り算し、
    各吸着ノズルについて前記割り算結果と各吸着ノズルの使用本数の各最大値とを掛け算し、
    この各掛け算結果を四捨五入して足し算し、
    この足し算結果が前記最大配置可能本数より小さければ吸着ノズルの追加処理を行う
    ことを特徴とする電子部品装着方法。
  2. 吸着ノズルをノズルストッカに収納されたものと装着ヘッドに交換可能に取付け、取り付けられた吸着ノズルによって取出した電子部品をプリント基板上に装着する電子部品装着方法において、
    複数のプリント基板の種類に亘って使用する吸着ノズルをその種類毎にその使用本数の最大値を求め、
    この使用本数の各最大値を足し算して合計本数を算出し、
    前記ノズルストッカへの吸着ノズルの最大配置可能本数を前記合計本数で割り算し、
    各吸着ノズルについて前記割り算結果と各吸着ノズルの使用本数の各最大値とを掛け算し、
    この各掛け算結果を四捨五入して足し算し、
    この足し算結果が前記最大配置可能本数より小さければ、前記最大配置可能本数を超えなくなるまで随時前記各掛け算結果の最小本数に「1」を追加する
    ことを特徴とする電子部品装着方法。
  3. 吸着ノズルをノズルストッカに収納されたものと装着ヘッドに交換可能に取付け、取り付けられた吸着ノズルによって取出した電子部品をプリント基板上に装着する電子部品装着方法において、
    複数のプリント基板の種類に亘って使用する吸着ノズルをその種類毎にその使用本数の最大値を求め、
    この使用本数の各最大値を足し算して合計本数を算出し、
    前記ノズルストッカへの吸着ノズルの最大配置可能本数を前記合計本数で割り算し、
    各吸着ノズルについて前記割り算結果と各吸着ノズルの使用本数の各最大値とを掛け算し、
    この各掛け算結果を四捨五入して足し算し、
    この足し算結果が前記最大配置可能本数より小さければ、随時前記各掛け算結果の最小本数に「1」を追加し、
    前記足し算結果にこの追加されて本数が前記最大配置可能本数より大きくなれば前記最大配置可能本数を超えなくなるまで随時前記各掛け算結果の最大本数から「1」を削除する
    ことを特徴とする電子部品装着方法。
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