JPH038961A - 屋根隅棟部の施工方法 - Google Patents

屋根隅棟部の施工方法

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JPH038961A
JPH038961A JP2237089A JP2237089A JPH038961A JP H038961 A JPH038961 A JP H038961A JP 2237089 A JP2237089 A JP 2237089A JP 2237089 A JP2237089 A JP 2237089A JP H038961 A JPH038961 A JP H038961A
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Toshihiro Tsujitani
辻谷 敏浩
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TANITA HAUJINGU UEA KK
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TANITA HAUJINGU UEA KK
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は一文字葺などの金属屋根の隅棟部を施工すると
きの施工方法に関するものである。
(従来技術と問題点) 従来より一文字葺などの金属屋根板を施工する場合、屋
根面どうしが交叉する部分である隅棟部を施工すること
は技術的にも種々の問題点があり、その作業は困難であ
り施工するには板金技術に対する長年の熟練と経験を有
するものであった。
この隅棟部分は左右の屋根面から横方向に葺いてきた屋
根板どうしを、棟部と同じ角度を設けて接続する部分で
ありその接続方法によっては雨仕舞に問題があったり屋
根板の変形などにより施工後の外観を損なうものが多か
った。
第5図ないし第7図に従来例による隅棟部の施工方法を
示す。
第5図は一文字葺屋根板2と隅棟板1の斜視図を示すが
、隅棟板1の上下の端縁には、それぞれ隙間を設けて上
面側と下面側に折り返した上係合片11及び下係合片1
2が設けられ、側部には端縁の係合片を開いて下面側に
折り曲げた係合片13が設けられている。
又、−文字葺屋根板2は上下の端縁にはそれぞれ隙間を
設けて上面側と下面側に折り返した上係合片22及び下
係合片23が設けられ隅棟部側の側端縁には上面側に折
り返した係合片21が設けられている。
この−文字葺屋根板2を屋根面の隅棟部まで施エしてゆ
くが、棟隅板1と接続するには一文字幕屋根板2の側部
に設けた係合片21と隅棟板1の係合片13を係合させ
、この重合部分の上端を第6図の如く上面側に折り返し
、下端を下面側に折り返して接続施工するものである。
すなわち、左右の屋根面より横方向に葺いてきた一文字
葺屋根板2を棟部に於てその角度に適合した隅棟板1を
配置して接続施工し、軒先側である下方より上棟部であ
る上方に向かって順次葺上げてゆくものである。
しかし、この−文字葺屋根板2と隅棟板1の側端縁どう
しを係合させ、つかみ箸などで掴み込んで裏側へ折り曲
げる作業は長年の熟練と経験を必要とし、掴み込みの作
業が不十分であると雨漏りの原因となったり、特につか
み箸などて下面側へ折曲する際に屋根板が変形したりす
ると外観を損なうものであった。
又、この方法によると第7図の施工する途中の斜視図に
示す如く、屋根面の軒先から上方に向かって順次施工し
てゆくため、建築現場の他の職人(左官職人や瓦職人等
)が屋根の上に上がる時に施工の終った軒先側の隅棟板
を踏んで上がる事になり、そのため屋根板が変形したり
汚れたりして外観を損なうものであった。
これは従来の隅棟部の施工方法が軒先側より順次上方に
暮上げてゆくために生ずる問題であり従来の施工方法で
は避けられないものであった。
特に社寺や茶室などの高級な建築の屋根には隅棟部が多
く、このような建物は外観を重要視するものであり、そ
の作業はより慎重さを求められるものであった。
更に上記したような施工方法であると隅棟板1と一文字
葺屋根板2とを順を追って施工してゆくため作業をする
人もφ人数に限られ、屋根面積の広い大屋根などでも多
人数で作業が行えないため施工性も良好とは言えなかっ
た。
(発明の目的) 本発明は上述したような問題点に鑑みて発明したもので
あり、−文字葺屋根などの隅棟部を施工するに際し、従
来のように掴み込みなどの技術も必要とせず容易に施工
でき、且つ施工後の外観も良好であり、また隅棟部だけ
を残して他の屋根板を先に施工し、隅棟板だけを最後に
施工することが出来、−度の多人数で施工できる屋根隅
棟部の施工方法を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 上記したような問題点を解決するため本発明に係る隅棟
部の施工方法は、屋根隅棟部に達する一文字葺屋根板を
軒先方向に垂直に切断してその端縁を折り返した構造で
あるため、隅棟板を施工するときは隅棟板を押し込むだ
けで容易に施工できるものとなる。
(発明の構成) 以下本発明を添付図面に従って詳説するが、図面は本発
明の一実施例及び従来例を示す。
第1図ないし第4図は本発明の一実施例である屋根隅棟
部の施工方法を示し、第1図は隅棟板1の斜視図であり
、第2図は屋根面に一文字幕屋根板2を施工する途中の
斜視図である。
銅板などの金属薄板をプレスなどにより折曲形成してな
る隅棟板1は屋根の種形状に合わせて略直角に形成され
、中央の棟部Bに当接する棟頂部14が高くなって断面
略ハ字状となっており、上端縁と下端縁にはそれぞれ隙
間を設けて上面側及び下面側に折り返した不係合片11
及び不係合片12が形成されている。
一方、略長方形の一文字葺屋根板2は上端縁を上面側に
隙間を設けて折り返した不係合片22と下端縁を隙間を
設けて下面側に折り返した下端縁23が形成しである。
施工に際しては一文字葺屋根板2は軒先と平行となるよ
うに施工してゆくが、屋根面の棟部Bに達する位置まで
施工したとき第2図の斜視図の破線で示すように、棟部
Bとの交点より軒先と垂直となる直線で切断する。
そして切断した端縁を−L面側に折り曲げて水比片14
を形成して雨仕舞を図るものである。
第3図はこのようにして棟部B付近まで一文字葺屋根板
2を施工したときの斜視図であるが、棟部B付近の隅棟
板1を施工する部分だけ後で施工できる。
そしてこの様に施工した屋根の隅棟部に隅棟板1を施工
してゆくが、隅棟板1を一文字葺屋根板2の不係合片2
2の隙間に挿入して吊子3などにより固着すれば第4図
の斜視図に示す如く施工できるものである。
つぎに上段の隅棟板1を施工するときは上段の隅棟板1
の不係合片12と下段の隅棟板1の不係合片11を係合
させながら上部の一文字葺屋根板2の不係合片22の隙
間に挿入して同様に施工すればよい。
このようにして軒先側の下方より上棟部である上方に向
って順次係合接続してゆけば施工が完成するものであり
従来のようにつかみ箸などを使用しなないため容易に施
工でき、また隅棟板の側部より吹き込む雨水などは係合
片21によって完全に防げるものである。
(発明の効果) 上述した如く本発明に係る隅棟板の施工方法は、−文字
葺屋根などの隅棟部を施工するに際し、隅棟板の施工が
下方より差し込むように挿入するだけできわめて容易に
且つ迅速に施工でき、従来のようにつかみ箸による掴み
込み作業などもないため経験や熟練も必要としないもの
である。
又、隅棟部だけを最後に施工できるため、多人数の作業
者が屋根のほかの部分を同時に作業することができ、施
工面積の広い大屋根などでも迅速に施工ができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかる隅棟板の斜視図、 第2図は同上の一文字葺屋根板を施工する途中の斜視図
、 第3図は同上の隅棟板を残して一文字葺屋根板を施工し
たときの斜視図、 第4図は同上の屋根に隅棟板を施工する途中の斜視図、 第5図は従来例による一文字葺屋根板と隅棟板の斜視図
、 第6図は同上の一文字葺屋根板と隅棟板を接続するとき
の斜視図、 第7図は同上の一文字葺屋根板と隅棟板を施工するとき
の斜視図である。 B ・ 1 ・  2 4 2 ・  2 4 ・・棟部 ・・隅棟板 ・・不係合片 ・・棟頂部 一文字葺屋根板 ・・不係合片 ・・水比片 11・・・不係合片 13・・・係合片 21・・・係合片 23・・・不係合片 3・・・・吊子 特  許出願人 株式会社タニタハウジングウェア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一文字葺屋根などの金属板葺の屋根面どうしが交叉する
    隅棟部に於て、隅棟部に達する屋根板を隅棟部との交点
    より軒先方向と垂直な直線で切断し、該切断した端縁を
    上方に折曲して水止片を形成し、上下に係合片を設けた
    隅棟板を隅棟部の軒先側である下方より上棟部である上
    方に向って順次係合して葺き上げてなる屋根隅棟部の施
    工方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5429169A (en) * 1993-04-16 1995-07-04 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Radial tire for motorcycle with two part bead apex

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5429169A (en) * 1993-04-16 1995-07-04 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Radial tire for motorcycle with two part bead apex

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JP2779823B2 (ja) 1998-07-23

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