JPH0386424A - 帯のこ盤 - Google Patents
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
ののこぎり工具の送り方向に関して後方に位置する工作
物テーブルに、例えば、押し付は台等によって切断領域
にある工作物が固定され、その際、機械フレームに切断
領域で直線状の切断運動を行うのこぎり工具のための工
具支持台が、切断される材料ないしは材料テーブルの方
向に移動するものに関する。
対して移動可能な帯のこぎり支持台に、無端状の帯のこ
ぎりが、切断領域の両側に配置された回転輪を介して回
転し、その回転輪の一つが駆動される水平型の帯のこぎ
りである。
能に設けられており、その結果、帯のこぎりは、帯のこ
ぎり支持台の揺動運動によって、加工するべき工作物の
方へ進み、工作物を切断する。他の構造形式を持つもの
としては、帯のこぎり支持台が、支柱ガイド装置、ある
いは、そのようなものにより、機械フレームに対してそ
れ自身と平行に工作物の方へ移動するものがあり、帯の
こぎりは、工作物テーブルに平行に工作物に切り込んで
ゆき、その工作物を切断する。
は、帯のこぎりの形をした工具が、切断作業工程の終わ
りになると、切断ヘリを工作物テーブルに平行にもって
くることである。
ーブルに平行な断面あるいは断面の一部を有する輪郭を
もつ材料を切断する場合、帯のこぎりが、工作物の断面
を最終的に切り離す際、工作物材料から衝撃的に切り出
ることになる。この現象は、切断力が働いているもとて
の切断作業工程の間、前もって、帯のこぎり、つまり、
のこぎりの刃が送り方向へ向かって長手方向に張力が大
きくなった際、弓形に曲がることにより生じる。この張
力がかかっている状態は、工作物が最終的に切り離され
ることによって突然無くなってしまい、このことが、こ
の瞬間に、帯のこぎり、つまり、のこぎりの刃の特に高
い作業負荷を招き、その他、切り離された工作物材料に
大きなパリ形成が残る原因となる。
こ盤によって、いくらか避けられる。
基本的に、工作物テーブルの平面に傾斜することになる
。それによって、切断される材料の断面は、切断作業工
程の最後のところで、完全に無くなるまで連続的に減少
する。しかしながら、公知の斜めのこぎりの場合、その
帯のこぎりの傾きは、工作物テーブルの平面に対する傾
斜角が、帯のこぎりによる切断方向と反対向きに開くよ
うに設定される。従って、帯のこぎりは、工作物材料を
最終的に切り離す際に生じるパリを、断面の残っている
部分の方向に押し出す。
式ののこぎり盤を改善し、のこぎりで切断される材料の
断面を最終的に切り離す際に、帯のこぎり、つまり、の
こぎりの刃にかかる張力が突然無くなるようなことがな
く、かつ、他方では、最終的に切り離す際の工作物材料
の押し出しにより、パリが形成されることが避けられる
ようにすることである。
面の領域で、工作物テーブルの平面に対するのこぎり工
具の切断線が、切断方向に開いた角度値を有する角度と
なることによって解決される。
、工作物材料を最終的に切り離す際に帯のこぎりに作用
する衝撃的な張力が無くなり、これによってこれまでよ
りも大きな送り運動が急に起こるということが避けられ
る。なぜなら、工作物材料を最終的に切り離す際に、問
題となる材料断面が最短時間内で完全に無くなるからで
ある。
に対する帯のこぎりの切断ヘリの角度の開く方向か逆に
なることによって、この工具、つまり、帯のこぎりは、
工作物材料を最終的に切り離す際に生じるパリを、さら
に切り離されるべき工作物材料が残っている部分の方向
に向かって切断方向に、この工作物材料の中へ引き込む
、つまりは押し込むのである。その結果、従来上じてい
る厄介なパリの形成が実際上完全に避けられる。
作物テーブルの平面との間の角度の大きさ、つまり、角
度値に関して、あまりに小さい角度の選択はこの場合好
ましくないであろう。なぜならこの角度の大きさは、切
断力の作用のもとての避けられないのこぎり工具の曲が
りによって、そのような小さい角度で得られる効果は相
殺され、結果的には効果無しとなる可能性があるからで
ある。他方、あまりに大きな傾斜角度を選択しても問題
かある。そこでこれを考慮する際には、帯のこ盤に特別
の構造上の処置を講じて、機械フレームに対して必要な
動きの自由度を帯のこぎり支持台に与えなければならな
い。逆に、傾斜角度が大きくなりすぎると、利用できる
作業領域は減少するのである。
、のこぎり工具の角度値を、およそl°〜10°の範囲
にすることが適切であると判明した。さらに、およそ3
°の角度値が特に好ましい。
が、それは帯のこ盤の型式によって異なる。
た帯のこぎり支持台を有する帯のこ盤によれば、工作物
テーブルの平面に対して、帯のこぎり支持台の揺動軸受
は部がこれまでよりも大きな間隔をもつことによって、
本発明による角度値が得られる。その結果、のこぎり工
具は、切断送り運動において、工作物材料を最終的に切
り離す前に既に工作物テーブルの平面に平行な位置に到
達し、工作物材料を最終的に切り離す際に、この位置を
越えて大きくなり、本発明による角度値となるのである
。
り支持台、結果的には帯のこぎりが、切断作用において
、実質的にはそれ自体平行に工作物の方へ動かされる。
から延びるガイド装置の支柱に沿って、これに連係する
送り手段によって移動可能である。よって、ガイド装置
の支持台によって与えられる送り方向に対して原則的に
は、帯のこぎり支持台、結果として、帯のこぎりに、本
発明による角度値を与えることができる。
柱)に対する切断作用の最後のところで、工作物テーブ
ルの平面に対する帯のこぎりの本発明による角度値に傾
斜可能である。これは例えば、以下に述べることによっ
て容易に行うことができる、すなわち、帯のこぎり支持
台が、工作物の面で、ガイド装置の支柱を移動自在な手
段のところで揺動されることによって容易に行うことが
できる。この時、帯のこぎり支持台は、対応するガイド
手段に向き合う工作物の他方側で、ガイド装置の方向に
相応する角度値分だけ調整可能、つまり、移動可能であ
る。
実施例の説明により明らかにされるだろう。
り、その実質的に水平な機械テーブル2の上では、4つ
の長方形の断面が重なり合った形で、あるいは、並列に
配列された形で、工作物材料3が押し付は台5と6の間
に支えられており、押し付は台5が固定されるとともに
、押し付は台6が図面に平行に移動可能となっている。
揺動可能に支持されており、そこでは公知の方法で、無
端状の帯のこぎり9が方向転換ローラを介して回転し、
その回転軸の中心10.11が簡単に示されている。
の方向へ帯のこぎり9を引っ張るために調節可能となっ
ている。
ガイド装置15.16が設置され、そこから押し付は台
6に応じて、帯のこぎりのガイド装置16は背面部分1
4のレール17に沿って移動することができるようにな
っており、押し付は台5,6の間の距離に応じて帯のこ
ぎりのガイド装置15と16の間の距離を工作物材料3
の断面に合わせる。そのガイド装置15゜16は、その
他公知の方法で、方向転換ホイールによって占められた
図面に対して斜め方向になっている進行面から、図面に
対して平行方向の切断平面に、帯のこぎり9を揺動させ
る。帯のこぎり9の作用方向は、矢印18によって図示
されている。すなわち帯のこぎり9は、第1図に関して
右から左へ動き、つまり固定されている押し付は台5の
方向へ動いてゆくのである。
上昇させられた状態での帯のこぎり支持台8が点線で示
され、次に、下方の位置での帯のこぎり支持台8が実線
で示されている。
る。明らかなように、帯のこぎり支持台8、結果的には
帯のこぎり9の作用切断へりも、帯のこぎり支持台8の
下方の位置において、工作物テーブル2によって形成さ
れる水平線に対して傾斜しており、その傾斜角は帯のこ
ぎり9の切断方向18に向かって開いている。この角度
は、図面スペースの関係上、19で示されている。
動運動、つまり工作物材料3の方向へ向かう帯のこぎり
9の送り出しに関しては、それ自体が公知であるために
、ここでは示されていない手段が用いられている。その
手段は、例を挙げてみると、複動シリンダ装置から成り
立っており、これは第1図に示された機械の右手で機械
フレーム1と帯のこぎり支持台8の間に設置され、部材
の一端にシリンダが、そして部材の他端にピストンが枢
支されている。
0周りで回転可能な帯のこぎり9用の方向転換ローラの
駆動と、それによって帯のこぎり9の切断運動を作り出
すものである。
対する帯のこぎり9の角度の位置は、帯のこぎり9が切
断作業工程の最後のところで、工作物テーブル2に平行
でなく、また、工作物材料3の下縁にパリが形成される
危険も伴わずに、工作物材料3を切り離すために役立っ
ている。この詳細は、以下に詳しく述べられる。
、第1図に基づいて解説された帯のこ盤を、切断設備の
構成ユニットとして側面図と平面図で示しており、第1
図の説明の際に紹介した参照番号が、再度、説明するこ
となく、第2図及び第3図に記載されている。
備えられているが、これには帯のこ盤のそばに工作物材
料3のための搬送手段22が付設されている。工作物材
料3は、一対の送り台の形をした手段24により矢印2
5の方向へステップ搬送される。
既に先行技術であり、帯のこぎり支持台8は切断後に第
1図で点線で描かれた位置に上昇し、送り台24が材料
3を次に切断される材料長さ分だけ矢印25の方へ送る
ことができるようになっている。この場合、先程切り離
された材料は、例えば、コンテナの中へ落とされる。そ
の後、帯のこぎり支持台8はゆっくりと下方に揺動され
、矢印18の方向へ動いている帯のこぎりが材料3を切
り離し、切断後再び上昇する。
るために、部分断面図の形で拡大したものである。第1
図で既に紹介された参照番号が再び記載されている。
9のガイド装置15とI6には、前端部にガイドつめ2
7.28がついており、その間を帯のこぎり9がスライ
ドし、図の平面に平行な位置へ揺動される。
のこぎり9の切断ヘリと工作物テーブル2の間の角度1
9分だけ斜めとなった状態を示している。このとき、そ
の角度19は、帯のこぎり9の切断時の送り運動の方向
18に開いており、帯のこぎり9は最後に切断方向18
に関して後方にあるへりのところで工作物材料3を切り
離すのである。
帯のこぎりによって切断される領域を示している。ここ
では、工作物材料30は、押し付は台31と32の間に
挟まれ、そのうち押し付は台31の方は固定されている
。
ブル34に実質的に平行な状態に到達する。このとき、
工作物材料30の残りの断面35は工作物テーブル34
に平行な位置になる。帯のこぎり33が切断力の作用の
もとで上向きに弓形に曲げられているか、あるいは、引
っ張られていることを、第5図が特に明瞭に示している
。その時、残りの断面35が最終的に切り離されると、
弓形に引っ張られていた張力は衝撃的に無くなってしま
い、その際、帯のこぎり33の刃は異常な強さで材料の
残りの部分に食い込み、これによってのこぎり工具に高
い応力が加わるだけでなく、大きなパリが形成されるこ
とになる。これに対して、第1図及び第4図に基づいて
詳細に説明されたこの新しい機械は、拡大して示されて
いる第6図から第8図に基づいて作動し、まず、第6図
によれば、帯のこぎり9による工作物材料3の切断は、
従来通りの方法で、工作物テーブル2の方向へ下方に帯
のこぎり支持台8を揺動させることによって行われる。
に、従来通りである。
図に図示されているように、帯のこぎり9は角度19を
形成するとともに、工作物テーブル2に平行な位置を越
える。この角度19は切断方向18の方に、すなわち、
固定されている押し付は台5の方向に開いており、最後
に工作物材料3を切り離す際、楔形の部分36が生じ、
その帯のこぎり9が食い込む右側のところで、材料の削
りくずが、材料の残り部分36の中へ引き込まれる。こ
の削りくずは、下方に押し込まれることなく、パリとし
ても残らない。
のこぎりに基づいて本発明が説明された。この実施例は
、帯のこぎり支持台がそれ自身に平行で上から下へ工作
物テーブルの方向に移動できるとともに、機械フレーム
5から垂直なガイド支柱が出てきて、そこを帯のこぎり
支持台が揺動する、といった構造の帯のこ盤にも適用さ
れる。最後に、角度19に対応する角度分だけ、帯のこ
ぎりを斜めの状態にするためには、そのような機械にお
いて、帯のこぎり支持台が原則として工作物テーブルに
対して角度19に対応する角度分だけ斜めに傾けられれ
ばよい。しかしながら、他方では、切断作業工程の最後
のところで、帯のこぎり支持台を、材料テーブル2に平
行な位置から角度19に対応する角度分だけ揺動するよ
うに構成することもできる。このとき、帯のこぎり支持
台は、ガイド装置に対して相応に揺動可能に、つまり、
調整可能に取り付けることができる。
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
の正面図、第2図は第1図による帯のこぎりを備えた切
断設備の側面図、第3図は第2図による切断設備の平面
図、第4図は切断領域における第1図の拡大断面図、第
5図は公知の帯のこぎりの切断状態を示す概略図、第6
図〜第8図は第1図による本発明の帯のこぎりの切断状
態を示す概略図である。 (1)・・・・・・機械フレーム、(2)・・・・・・
工作物テーブル、(8)・・・・・・工具支持台、(9
)・・・・・・のこぎり工具、(18)・・・・・・切
断方向、(19)・・・・・・角度。 Fig、5 Fig、 6
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、機械フレームを備えた帯のこ盤であって、そののこ
ぎり工具の送り方向に関して後方に位置する工作物テー
ブルに、切断領域にある工作物が固定され、その際、機
械フレームに切断領域で直線状の切断運動を行うのこぎ
り工具のための工具支持台が、切断される材料ないしは
材料テーブルの方向に移動するものにおいて、前記工作
物テーブル(2)の平面の領域で、工作物テーブル(2
)の平面に対するのこぎり工具(9)の切断線が、切断
方向(18)に開いた角度値を有する角度(19)とな
っていることを特徴とする帯のこ盤。 2、前記角度(19)が、およそ1゜〜10゜の範囲の
角度値であることを特徴とする請求項1に記載の帯のこ
盤。 3、前記角度(19)が、3゜の範囲の角度値であるこ
とを特徴とする請求項2に記載の帯のこ盤。 4、揺動可能な工具支持台(8)を備えたのこぎり盤に
おいて、機械フレーム(1)のところのその揺動軸(7
)が、工作物テーブル(2)の平面より前の位置に補助
装置を有することを特徴とする請求項1に記載の帯のこ
盤。 5、工作物テーブル(2)の平面に対してそれ自身に平
行に位置調整可能に送られる工具支持台(8)を備えた
のこぎり盤において、この工具支持台(8)が、少なく
とも、切断作業工程の最後のところで、そのガイド装置
に対して傾けられることを特徴とする請求項1に記載の
帯のこ盤。
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