JPH0383364A - ガラス封止型電子部品用パッケージ - Google Patents

ガラス封止型電子部品用パッケージ

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Publication number
JPH0383364A
JPH0383364A JP22058089A JP22058089A JPH0383364A JP H0383364 A JPH0383364 A JP H0383364A JP 22058089 A JP22058089 A JP 22058089A JP 22058089 A JP22058089 A JP 22058089A JP H0383364 A JPH0383364 A JP H0383364A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
glass
package
glass layer
body part
Prior art date
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Pending
Application number
JP22058089A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Terasawa
正己 寺澤
Toshiya Kono
俊哉 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
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Publication of JPH0383364A publication Critical patent/JPH0383364A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子部品用パッケージ、特に、本体部及び蓋
部がガラスよりも熱膨張率の小さい材料から構成されて
いるガラス封止型電子部品用パッケージに関する。
〔従来の技術およびその課題〕
−aに、ガラス封止型電子部品用パッケージは、中央に
電子部品収納用凹部を有しかつ凹部周縁の端面に第1ガ
ラス層を有する本体部と、その上に重ね合わされる第2
ガラス層を有する首部と、第1及び第2ガラス層間に挟
まれた多数の外部リード端子とを有している。また、−
船釣なパッケージはAftzOsからなり、パッケージ
自体の熱膨張率はガラスよりも大きい。このため、第1
及び第2ガラス層を溶融・冷却することによりパッケー
ジを封止する際に、パッケージ自体による収縮に基づい
てガラス層に圧縮応力が働くので、ガラス層のボイドや
クラックの発生が抑制される。これにより、たとえリー
ド端子間に小さなボイドが発生しても、ボイドとパッケ
ージ内部あるいは外部との間を連通させてリーク発生の
原因となるりラックは生じにくい。
ところが最近、パッケージ自体の放熱特性を改善するた
め、熱伝導率の高いSiC,Aj!N、ムライト等を用
いてパッケージを構成する場合がある。これらの熱伝導
率の高い材料でパッケージを構成した場合には、熱膨張
率がガラスよりも小さくなる。このため、ガラス封止時
の加熱後に冷却されたときパッケージ自体があまり収縮
しないので、ガラス層には、ボイドやクラックを発生さ
せたりそれらを助長したりする方向に引っ張り応力が働
<、シたがって、熱膨張率が小さい材料でパッケージを
構成した場合には、ボイドやクランクが大きくなりやす
く、それがリークの原因となる。
一般的な外部リード端子のパターンを第9図に示す、第
9図は、パターンの左下1/4部分を示している。この
一般的なパターンでは、隅部Aにおいてパターン間に大
きな間隔が形成されている。
本発明者が検討した結果、この、隅部Aにおいて大きな
ボイドが発生しやすく、そこからクラックが成長してリ
ークを生じさせる場合が多いことがわかった。
本発明の目的は、ガラスよりも熱膨張率が小さい材料か
らパッケージを構成した場合でも、ガラス層におけるボ
イドやクランクに基づくリークの発生を抑制することの
できるガラス封止型電子部品用パッケージを提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段] 本発明に係るガラス封止型電子部品用パッケージは、本
体部と、蓋部と、それらの間に配置された多数の外部リ
ード端子とを備えている。
前記本体部は、矩形状で、中央に電子部品収納用凹部を
有し、凹部周縁の端面に第1ガラス層を有している。前
記蓋部は、電子部品収納用凹部を覆っており、第1ガラ
ス層に融合状態で重ね合わされる第2ガラス層を有して
いる。前記外部リード端子は、第1及び第2ガラス層間
に挾まれた状態で配置される。
ここで、本体部及び蓋部は、ガラスよりも熱膨張率が小
さい材料で構成されている。また、外部リード端子は、
本体部の各辺内におけるリード端子間隔りに対する本体
部の隅部におけるリード端子間隔Eの比E/Dが6以下
に設定されている。
〔作用] 本発明に係るガラス封止型電子部品用パッケージを製造
する際には、本体部の第1ガラス層に外部リード端子を
まず仮止めする。次に、電子部品収納用凹部に電子部品
を収納し、蓋部を本体部に被せる。そして、加熱するこ
とによりガラス層を溶融させてパッケージを封止する。
前記封止工程において、パッケージが冷える際に、パッ
ケージ自体の熱膨張率が小さいため、ガラス層に引っ張
り応力が働く。しかしながら、このパッケージの外部リ
ード端子では、本体部の各辺内におけるリード端子間隔
りに対する本体部の隅部におけるリード端子間隔Eの比
E/Dが6以下に設定されている。すなわち、従来の構
成に比べて、本体部の隅部における外部リード端子の間
隔Yは充分に小さく形成されていることになり、その隅
部には大きなボイドやクランクが発生しにくい。したが
って、たとえガラス層に引っ張り応力が働いたとしても
、リークの重大な原因となる本体部隅部における大きな
ボイド及びクランクの発生が抑制される。したがって、
本発明によるパッケージでは、リークが生じにくくなる
〔実施例〕
本発明の一実施例を示す第1図において、ガラス封止型
電子部品用パッケージは、主に、本体部1と、本体部1
に重ね合わされた蓋部2と、両者間に挟まれた外部リー
ド端子3とから構成されている。なお、第1図では、便
宜上厚みが強調されている。
本体部1は、第2図で明らかなように、概ね正方形の平
板状部材であり、ガラスよりも熱膨張率が小さい材料(
たとえばSiC,A/!Nあるいはムライト)等の電気
絶縁材料からなっている。本体部1の中央部内には、上
方に開いた正方形状の凹部4が形成されている。凹部4
内には、電子部品5(たとえば半導体素子)が装着され
ている。
凹部4の周縁において、本体部1の上端面には第1ガラ
ス層6が形成されている。
蓋部2は、本体部1に対応する概ね正方形の平板状部材
であり、ガラスよりも熱膨張率が小さい材料(たとえば
SiC,AfNあるいはムライト)等の電気絶縁材料か
らなっている0M部2の下面中央には、凹部4に対応す
る凹部7が形成されており、凹部4と凹部7とによって
電子部品を収納するための室が構成されている。凹部7
の周縁において、蓋部2の下端面には第2ガラスN8が
形成されている。第1ガラス層6と第2ガラス層8とは
溶融状態で互いに接合しており、これによってパッケー
ジ内部が気密状態で封止されている。
両ガラス層6,8間には外部リード端子3が多数配置さ
れている。各外部リード端子3の内側端部はパッケージ
内部の室に露出しており、その露出部と電子部品5の電
極との間にはポンディングワイヤ9が架は渡されている
。また、外部リード端子3の外側端部は、パフケージの
側面から外方に突出している。なお、外部リード端子3
は、コバール、42アロイ等の導電性材料により構成さ
れている。
外部リード端子3の配置パターンの一例を第3図に示す
、第3図は、パターンの左下174部分を示している。
第3図で明らかなように、この実施例では本体部1の隅
部におけるパターンのリード端子間隔Eは従来の間隔(
第9図)に比べて狭くなっている。このリード端子間隔
Eは、本体部1の辺部分におけるパターンのリード端子
間隔りとの比E/Dが6以下になるように設定される。
なお、この比E/Dは4以下であることがより好ましい
外部リード端子3のパターンとしては、第4図のような
ものでもよい。第4図のパターンでは、本体部1の隅部
におけるパターンの間隔はパンケージの内側端部から外
方にかけて一定であり、隅部における1対の外部リード
端子3は第3図や第9図に示すような屈曲部を有してい
ない。
次に、上述の実施例の製造方法を説明する。
まず、粉末状の材料からブレス成形により、第5図に示
すような凹部を有する部材1aを形成する。そして、部
材1aの上端面にガラスペースト6aをスクリーン印刷
する0次に、それらを仮焼きした後、第6図に示すよう
に外部リード端子3をガラス層6上に仮止めする。この
際には、加熱によってガラス層6を僅かに溶融させ、そ
の中に外部リード端子3を埋め込む、これにより、リー
ド端子3は、第3図あるいは第4図に示すようなパター
ンに配置される。このときガラス層6の表面は、第7図
あるいは第8図に示すように、外部リード端子3間で僅
かに富んだ形状となる。しかしながら、第3図あるいは
第4図に示す端子パターンを有しているものは、それぞ
れ第7図あるいは第8図のように端子3間で第1ガラス
層6の表面に生じる隅部Aにおける窪みが、第9図に示
す従来例において生じる第10図のような大きな窪みに
比べて小さい。
次に、電子部品5を本体部1の凹部4内に装着し、ボン
ディングワイヤ9を用いて電子部品5の電極と外部リー
ド端子3とを接続する。そして、蓋部2を本体部1の上
方から被せる。このとき、第2ガラス層8の下端面は第
7図あるいは第8図に破線で示す位置に配置される。す
なわち、隅部Aにおいて、第2ガラス層8の下端面と第
1ガラス層6の上端面との間に形成される隙間は、従来
例の場合(第10図)に比べて小さくなる。この状態で
、加熱により第1ガラス層6及び第2ガラス層8を溶融
させ、両者間を接合することによってパッケージを気密
封止する。パッケージが冷えるにつれ、ガラス層6,8
は本体部1及び蓋部2に比べて大きく収縮し、引っ張り
応力が働くようになる。しかし、第7図又は第8図に示
すように加熱前における両ガラス層6.8間の隙間は従
来に比べて小さいので、本体部1の隅部Aに大きなボイ
ドやクラックが発生することが抑制される。
したがって、この場合には、本体部1の隅部Aからのリ
ークは抑制される。
次に、実験結果に基づいて本発明を説明する。
なお、リークテストは米国MI L−3TD−883C
1014,2の試験条件A、、Cに従って行った。また
、本体部1の材料は、SiC,蓋部2の材料はムライト
であった。使用した材料の各熱膨張係数を第1表に示す
。また、リード端子3の各寸法は第2表に示す通りであ
った。
得られた結果を第3表に示す。なお、分母は検体数、分
子はリークが発生した個数である。
第1表 第3表 第3表から明らかなように、第9図に示すパターンを有
する従来例では相当数のパッケージにリークが発生した
が、比E/Dが6以下の場合には、リークの発生が抑制
され、パッケージの気密封止性が向上した。そして、比
E/Dが4以下の場合がさらに好ましい結果をもたらし
た。
〔発明の効果〕
本発明に係るガラス封止型電子部品用パッケージでは、
本体部及び蓋部がガラスよりも熱膨張率が小さい材料で
構成されていても、気密封止後にリークの発生が抑制さ
れる。したがって、本発明によれば、より信頼性の高い
パッケージを実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の縦断面図、第2図はその外
観を示す斜視図、第3図はその外部リード端子のパター
ンを示す平面部分図、第4図は別の実施例の外部リード
端子のパターンを示す平面部分図、第5図及び第6図は
本発明の一実施例を製造する際の状態を示す縦断面図、
第7図及び第8図はそれぞれ第3図及び第4図のT−T
断面図、第9図は従来例の第3図に相当する図、第10
図は従来例の第7図に相当する図である。 1・・・本体部、2・・・蓋部、3・・・外部リード端
子、4・・・凹部、6・・・第1ガラス層、8・・・第
2ガラス層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)矩形状で、中央に電子部品収納用凹部を有し、凹
    部周縁の端面に第1ガラス層を有する本体部と、前記第
    1ガラス層に融合状態で重ね合わされる第2ガラス層を
    有し、前記電子部品収納用凹部を覆う蓋部と、 前記第1及び第2ガラス層間に挟まれた多数の外部リー
    ド端子とを備え、 前記本体部及び蓋部はガラスよりも熱膨張率が小さい材
    料からなり、 前記外部リード端子は、前記本体部の各辺内におけるリ
    ード端子間隔Dに対する前記本体部の隅部におけるリー
    ド端子間隔Eの比E/Dが6以下に設定されている、 ガラス封止型電子部品用パッケージ。
JP22058089A 1989-08-28 1989-08-28 ガラス封止型電子部品用パッケージ Pending JPH0383364A (ja)

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JP22058089A JPH0383364A (ja) 1989-08-28 1989-08-28 ガラス封止型電子部品用パッケージ

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JPH0383364A true JPH0383364A (ja) 1991-04-09

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JP22058089A Pending JPH0383364A (ja) 1989-08-28 1989-08-28 ガラス封止型電子部品用パッケージ

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61147555A (ja) * 1984-12-21 1986-07-05 Toshiba Corp 半導体装置
JPS61279160A (ja) * 1985-06-05 1986-12-09 Sumitomo Electric Ind Ltd リ−ドフレ−ム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61147555A (ja) * 1984-12-21 1986-07-05 Toshiba Corp 半導体装置
JPS61279160A (ja) * 1985-06-05 1986-12-09 Sumitomo Electric Ind Ltd リ−ドフレ−ム

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