JPH0377962A - 電子写真用黒トナー - Google Patents

電子写真用黒トナー

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JPH0377962A
JPH0377962A JP1212928A JP21292889A JPH0377962A JP H0377962 A JPH0377962 A JP H0377962A JP 1212928 A JP1212928 A JP 1212928A JP 21292889 A JP21292889 A JP 21292889A JP H0377962 A JPH0377962 A JP H0377962A
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哲也 中野
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成男 矢部
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雅偉 井上
Koichi Tsuyama
津山 浩一
Yoshitake Shimizu
義威 清水
Mitsushi Kuroki
黒木 光志
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電子写真用トナーに関し、より詳細には、定着
性、耐オフセット性及び耐久性の最適の組合せを有する
電子写真用トナーに関する。
(従来の技術) 電子写真複写や印刷の分野では、電荷像の現像にトナー
が使用されている。このトナーは、一般に定着用樹脂中
に着色剤や電荷制御剤を配合し、これを所定の粒度とし
たものから成っている。
電荷像の現像に際しては、トナーを磁性キャリヤと混合
して二成分系現像剤とし、この現像剤の磁気ブラシを内
部に磁極を備えた現像スリーブ上に形成し、この磁気ブ
ラシを電荷像を有する感光体と摺擦させてトナー像を形
成する。形成されたトナー像は感光体表面から紙上に転
写され、次いで定着用熱ローラとの接触により紙上に熱
定着される。
従来トナー用定着樹脂の物性についても種々の提案がな
されており、例えば特開昭56−16144号公報には
、ビニル系モノマーから合成された重合体もしくは該重
合体の混合物で、ゲルパーミェーションクロマトグラフ
ィーによって測定されたクロマトグラムが分子量10s
〜8×104及び分重量10’〜2×104のそれぞれ
の領域に少なくとも一つの極大値をもつ結着樹脂成分を
含有することを特徴とする現像粉が記載されている。
また、特開昭60−3644号公報には、主として結着
樹脂と添加剤から成るトナー組成物において、該結着樹
脂が主として、 A)重量平均分子量50万以上の成分、B)重量平均分
子量2万〜20万の成分、およびC)重量平均分子量1
000〜2万の成分から成ることを特徴とするトナー組
成物が記載されている。
(発明が解決しようとする問題点) これらの提案は、トナー用定着性樹脂中に高分子量成分
と低分子量成分とを共存させることにより、低温定着性
を保全しながら、耐ブロッキング性、耐衝撃性、耐オフ
セット性等を改善しようとするものである。
しかしながら、複写機の高速化及び消費電力の低減化に
伴ない、従来の提案のトナー用定着性樹脂の使用ではト
ナーの定着性不良、オフセット傾向の増大並びにトナー
寿命の短縮という問題が再び生じ、それらに対する有効
な解決策は未だ見出されるに至っていない。
本発明者等は、トナー用定着性樹脂の分子量分布とトナ
ー特性とに関する包括的研究の段階で、該樹脂中の高分
子量成分や低分子量成分のみならず、これらに共通する
成る成分の存在が、実際の現像及び定着条件下における
トナー特性に極めて重大な影響を与えることを見出した
即ち、本発明の目的は、従来の電子写真用トナーにおけ
る上記欠点が解消され、高速複写機や低消費電力の定着
部を備えた複写機にも容易に適用し得る電子写真用トナ
ーを提供するにある。
本発明の他の目的は、定着性、耐オフセット性及び耐久
性の最適の組合せを有する電子写真用トナーを提供する
にある。
(問題点を解決するための手段) 本発明によれば、ゲルパーミェーションクロマトグラム
において、分子量lXIO3よりも高分子量側に高分子
量極大値、分子量2X 10’乃至500の範囲に低分
子量極大値、及び分子量が両者の中間に極小値を有し、
且つ高分子量ピーク面積と低分子量ピーク面積との合計
に対する極小値による谷の面積の比が0.30以下であ
る分子量分布を有するスチレン−アクリル系熱可塑性樹
脂を定着樹脂成分とすることを特徴とする電子写真用ト
ナーが提供される。尚、本明細書における分子量は特記
しない限り重量分子量とする。
本発明の目的に対しては、熱可塑性樹脂として、特定の
三元共重合樹脂、特にスチレン/メチルメタクリレート
/ブチルアクリレート共重合体を用いることが好ましい
(作用) 本発明において、定着用樹脂として用いる熱可塑性樹脂
は、ゲルパーミェーションクロマトグラム(GPC)に
おいて、分子量l×104よりも高分子量側に極大値(
PM )を有することが耐オフセット性の点で重要であ
り、一方分重量2×104乃至500低分子量側極大値
(pt、)を有することが、低温定着性の点で重要であ
る。
しかしながら、高分子量成分は耐オフセット性には優れ
ているものの定着性を低下させ、一方低分子量成分は低
温定着性には優れているものの、耐オフセット性を低下
させるという傾向があり、両成分を単に併用しただけで
は、低温定着性と耐オフセット性との両方を同時に満足
させることは実際上困難に近い。更に、このような高分
子量成分と低分子量成分とを併用すると、トナー中の樹
脂組成が不均質となったり、凝集力が低下して、現像操
作中にトナーが粉砕されたり、或いはスペントトナーを
発生したりし、トナーの耐久性が低下する傾向がある。
これに対して、本発明によれば、ピーク面積に対する谷
の面積比(V/p)が0.30以下、特に0.20以下
の樹脂を用いることにより低温定着性及び耐オフセット
性の両方を優れたレベルに維持しながら、トナー用樹脂
の内部凝集力を顕著に向上させ、トナーの耐久性を高め
ることが可能となる。
即ち、本発明で定着用樹脂として用いる熱可塑性樹脂で
は、高分子量側極大値(P)l)と低分子量側極大値(
PL ’)との間に8×104以上という著しく大きな
分子量の差異があるにもかかわらず、両ピークに共通す
る分子量の成分の含有量が多いという特徴を有する。
本明細書におけるピーク面積に対する谷の面積比(V/
p)の求め方を説明する第1図において、このゲルパー
ミェーションクロマトグラム(GPC)には、高分子量
極大値PH1低分子量極大値P、、及び両者の間に極小
値vMが認められる。この極小値vMよりも高分子量側
に高分子量ピーク面積SHs低分子量側に低分子量ピー
ク面fItS Lが求められ、更に両極大値PH及びP
Lを結ぶ直線の下側に谷の面積SVが求められ、これよ
り、V v/P=s、 +5.       =°(1)が算出
される。
上記ピーク面積対谷面積比(V/p)は、双峰分子量分
布曲線の四辺形彫状への近似度を表わすものであり、こ
の値(V/p)が小さい程四辺形に近似していることを
意味する。このことは、また高分子量成分と低分子量成
分との間の中間分子量の成分が双峰特性の範囲を損わな
いという範囲内で多いことを意味している。
本発明によれば、第2図のGPCに示す通り四辺形に極
めて近似した分子量分布を有する樹脂を使用して、定着
性、耐オフセット性及び耐久性の最適の組合せを有する
電子写真用トナーが提供されるものである。
(好適態様) 本発明の範囲内の分子量分布のスチレン−アクリル系共
重合体を製造するには、低分子量樹脂成分の分散乃至分
子量分布(M、/MN)を広げる方法、高分子量樹脂成
分のMw/MNを広げる方法及び両樹脂成分のM、7M
、を広げる方法があり、要するに両樹脂成分の分子量分
布の重なりを大きくしてやればよい。一般には高分子量
成分のMy/Msを大きくするのがトナーの諸特性の点
で望ましく、高分子量成分の分散Mw/MNは2.7乃
至3.7、特に3.0乃至3.4の範囲にあるのがよい
。一方低分子量成分の分散M−/MNは1.5乃至2.
5の範囲、特に1.8乃至2.2の範囲にあるのがよい
。またS)lとSt、との比は、合計100として、1
5:85乃至50 : 50、特に20:80乃至45
 : 55の範囲内にあるのがよい。
本発明で用いるスチレン−アクリル系共重合体は、分子
量分布が前述した範囲内となるように、分子量分布の異
なる複数種のスチレン−アクリル系共重合体を均密に溶
融ブレンドするか、或いは2段重合法を用いることによ
り製造される。
例えば、第3図に示す通り、曲線Aに示す分子量分布の
スチレン−アクリル系共重合体(低分子量のもの)と、
曲線Bに示す分子量分布のスチレン−アクリル系共重合
体(高分子量のもの)とを等量溶融ブレンドすると、曲
線Cに示す本発明範囲内の分子量分布のスチレン−アク
リル系共重合体が得られる。
また、一般に懸濁重合法や乳化重合法によれば、溶液重
合法に比して高分子量の重合体が生成されやすい。かく
して、スチレン−アクリル系共重合体の製造に際して、
懸濁重合法乃至乳化重合法と溶液重合法とを、この順序
或いは逆の順序に組合せて、多段重合を行い、しかも各
段階での分子量調節を行うことにより、本発明範囲内の
分子量分布のスチレン−アクリル系共重合体を得ること
ができる。分子量乃至分子量分布の調節は、開始剤の種
類や量、連鎖8動に関係する溶剤の種類や分散剤或いは
乳化剤の種類等を選ぶことによって行われる。
スチレン系単量体としては、スチレンの他に、ビニルト
ルエン、α−メチルスチレン等も使用される。アクリル
系単量体としては、式 %式%(2) 式中、R1は、水素原子又は低級アルキル基R2は水素
原子、炭素数12迄の炭化水素基、ヒドロキシアルキル
基、ビニルエステル基又はアミノアルキル基である、 のアクリル系単量体、例えばアクリル酸、メタクリル酸
、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブ
チル、アクリル酸−2−エチルヘキシル、アクリル酸シ
クロヘキシル、アクリル酸フェニル、メタクリル酸メチ
ル、メタクリル酸ヘキシル、メタクリル酸−2−エチル
ヘキシル、β−ヒドロキシアクリル酸エチル、γ−ヒド
ロキシアクリル酸プロピル、δ−ヒドロキシアクリル酸
ブチル、β−ヒドロキシメタクリル酸エチル、γ−アミ
ノアクリル酸プロピル、γ−N、N−ジエチルアミノア
クリル酸プロピル、エチレングリコールジメタクリル酸
エステル、テトラエチレングリコールジメタクリル酸エ
ステル等が使用される。
本発明の目的に好適なスチレン−アクリル系共重合体は
、スチレン(St)/メチルメタクリレート(MMA)
 /ブチルアクリレート(BA)共重合樹脂であり、特
にStを75〜85重量、MMAを0.5乃至5重量%
、及びBAを10乃至20重量%含有するものである。
本発明の電子写真用トナーは、上記した分子量分布のス
チレン−アクリル系熱可塑性樹脂を定着樹脂成分として
含有する限り、それ自体公知の任意の処方製法で製造さ
れる。
先ず、本発明のトナーには、トナーを着色するために種
々の着色剤、即ち種々の顔料や染料(以下単に着色顔料
と呼ぶ)が使用される。
着色顔料の適当な例は次の通りである。
黒色顔料 カーボンブラック、アセチレンブラック、ランプブラッ
ク、アニリンブラック。
黄色顔料 黄鉛、亜鉛黄、カドミウム二ロー、黄色酸化鉄、ミネラ
ルファストイエロー、ニッケルチタン二ロー、ネーブル
スエロー、ナフトールエローS1ハンザ−イエローG1
ハンザ−イエロー10G、ベンジジンエロー01ベンジ
ジンエロー〇R,キノリンエローレーキ、パーマネント
エローNCG 。
タートラジンレーキ。
橙色顔料 赤口黄鉛、モリブデンオレンジ、パーマネントオレンジ
GTR,ピラゾロオレンジ、パルカンオレンジ、インダ
ンスレンブリリアントオレンジRK、ベンジジンオレン
ジG1インダンスレンブリリアントオレンジGK。
赤色顔料 ベンガラ、カドミウムレッド、鉛丹、硫化水銀カドミウ
ム、パーマネントレッド4R,リソールレッド、ピラゾ
ロンレッド、−ウオッチングレッドカルシウム塩、レー
キレッドD1ブリリアントカーミン6B、エオシンレー
キ、ローダミンレーキB1アリザリンレーキ、ブリリア
ントカーミン3B。
紫色顔料 マンガン紫、ファストバイオレットB1メチルバイオレ
ットレーキ。
青色顔料 紺青、コバルトブルー、アルカリブルーレーキ、ビクト
リアブルーレーキ、フタロシアニンブルー、無金属フタ
ロシアニンブルー、フタロシアニンブル一部分塩素化物
、ファーストスカイブルー、インダンスレンブル−BC
緑色顔料 クロムグリーン、酸化クロム、ピグメントグリーンB1
マラカイトグリーンレーキ、ファナルイエローグリーン
G0 白色顔料 亜鉛華、酸化チタン、アンチモン白、硫化亜鉛。
体質顔料 パライト粉、炭酸バリウム、クレー、シリカ、ホワイト
カーボン、タルク、アルミナホワイト。
磁性材料顔料としては、従来例えば四三酸化鉄(Fea
O4)、三二酸化鉄(γ−Fe2e3) 、酸化鉄亜鉛
(znFe204)、酸化鉄イツトリウム(YsFes
O+z)、酸化カドミウム(CdFe204)、酸化鉄
ガドリウム(Gd、Fe504)、酸化鉄銅(CuFe
20s>  、酸化鉄錯(PbFe+20+9) %酸
化鉄ネオジウム、(NdFeO3)、酸化鉄バリウム(
BaFe+20+J 、酸化鉄マグネシウム(MgFe
204)、酸化鉄マンガン(MnFe204)、酸化鉄
ランタン(Lapeo3)、鉄粉(Fa)、コバルト粉
(Go)、ニッケル粉(Ni)等が知られているが、本
発明においてもこれら公知の磁性材料の微粉末の任意の
ものを用いることができる。
これらの顔料は、トナトー当り1乃至80重量%、特に
5乃至60重量%の量で含有させることができる。
また、このトナーにはそれ自体公知の電荷制御剤、例え
ばニグロシンベース(CI5045)、オイルブラック
(CI26150) 、スビロンブラック等の油溶性染
料や、ナフテン酸金属塩、脂肪金属石鹸、樹脂酸石鹸等
を、配合することができ、またトナーにオフセット防止
効果を付加するために、低分子量ポリエチレン、低分子
量ポリプロピレン、各種ワックス、シリコーン油等の離
型剤を含有させることができる。
トナーの粒径は一般に5乃至20μm特に7乃至13μ
mの範囲にあるのがよく、この粒度のトナーは、粉砕・
分級法や、懸濁重合法等により得られる。トナー粒子の
表面には、疎水性シリカ微粒子やカーボンブラックをま
ぶして、その流動性を向上させておくこともで籾る。
このトナーは、フェライトや鉄粒等の磁性キャリヤと混
合し、二成分系現像剤として静電像の現像、転写及び定
着による画像形成に用いることができる。
(発明の効果) 本発明によれば、ゲルパーミェーションクロマトグラム
において、分子量I X 10’よりも高分子量側に高
分子量極大値、分子量2×104乃至500の範囲に低
分子量極大値、及び分子量が両者の中間に極小値を有し
、しかもピーク面積に対する谷の面積比(V/P)が0
.3以下にあるスチレン−アクリル系樹脂を定着用樹脂
として使用することにより、低温定着性及び耐オフセッ
ト性の両方をイ憂れたレベルに維持しながら、トナー用
樹脂の内部凝集力を顕著に向上させ、現像中のトナー粉
砕やスペントの発生を防止してトナーの耐久性を向上さ
せることが可能となった。
以下、本発明を実施例、比較例によって詳細に説明する
(実施例1) スチレン(St)/メチルメタクリレート(MMA)/
ブチルアクリレート(BA)共重合体(St:MMA:
BAABO35:15)で、高分子量側のピーク値が5
97000で、M w / M sが3.1、低分子量
側のピーク値が12200でM w / M sが1.
95のGPCが第4図に示す(v/p = 0.14.
So:SL= 25ニア5)樹脂を使用し、樹脂100
重量部に対して着色剤としてのカーボンブラック8重量
部、電荷制御剤としての負極性染料1重量部、低分子量
ポリプロピレン1重量部を混合し、溶融混練後、冷却・
粉砕・分級を行って体積基準のメジアン径が12μmの
トナトーを作成した。そして、このトナー100重量部
に対して疎水性シリカを0.2重量部混合し平均粒径が
80μmのフェライトキャリヤとトナー濃度を4.0%
として、電子写真複写機DC−5585(三田工業社製
、商品名)に2万枚の複写試験を行った。また、定着性
試験、耐ブロッキング性等の試験も行った。
定着性試験は、DC−5585改造機(加熱圧ロール定
着方式)の加熱ローラの設定温度を140℃から2.5
℃ずつ上げていき、トナー像が形成された転写紙を通紙
して定着させ、形成された定着画像に対して粘着テープ
を圧着してから剥離を行い、剥離前と剥離後の定着画像
濃度を反射濃度計に(東京電色製)によって測定して求
め、により90%となる温度を求め最低定着温度を求め
、更に同様にして高温オフセット発生温度を求めた。
また、耐ブロッキング性の試験は、60℃のオーブン内
で、内径が26.5のガラス性の円筒シリンダにトナー
20gを入れ、トナーの上に100gの分銅を載せて3
0分間放置し、その後、シリンダを抜き取ってトナーが
崩れるかをみた。また、耐衝撃性は、2万枚の連続複写
後のスペントトナーの発生量をみた。表−1にその結果
を示す。
(実施例2) スチレン(St)/メチルメタクリレート(MMA) 
/ブチルアクリレート(BA)共重合体(St:MMA
:B^=75:5:20)で、高分子量側ピーク値が2
40000で、M w / M Nが3.0、低分子量
側ピーク値が11000でM w / M Nが2.2
のGPCが第2図に示す(V/P= 0.048.SH
:SL = 32:68)樹脂を使用し、以下実施例1
と同様にしてトナーを作成し、各種試験を行った。以下
、表−1に示す。
(比較例1) スチレン(St)/メチルメタクリレート(MMA) 
/ブチルアクリレート(BA)共重合体(St:MMA
:BA=83:5:W)で、高分子量側ピーク値が60
(1000で、M w / M Nが3.0、低分子量
側ピーク値が12000でMw / M Nが2.0の
GPCが第5図に示す(V/P=0.309.SH:5
L=30ニア0)樹脂を用い、以下、実施例と同様にし
てトナーを作成し、各種試験を行った。以下、表−1に
示す。
(比較比例2) スチレン(St)/メチルメタクリレート(MMA) 
/ブチルアクリレート(BA)共重合体(St:MMA
:BA=80:5:15)で、高分子量側ピーク値が3
30000で、M w / M sが2.9、低分子量
側ピーク値が16500でMw / Msが2.2のG
PCが第6図の(v/p−0,521,S)l:SL 
=31:69)樹脂を用い、以下、実施例と同様にして
トナーを作成し、各種試験を行った。以下、表−1に結
果を示す。
(比較例3) スチレン(St)/メチルメタクリレート(MMA) 
/ブチルアクリレート(BA)共重合体(St:)JM
A:BA=82:4:14)で、高分子量側ピーク値が
85000で、M w / M Nが3.0で、低分子
量側ピーク値が5000でM w / M Nが2.3
のGPCが第7図の(V/P−0,15,SH:SL冨
24ニア6)樹脂を用い、実施例と同様にしてトナーを
作成し、各種試験を行った。以下結果を表−1に示す。
表より1.実施例のトナーは2万枚を通じて良好画像[
画像濃度(1,D)1.3以上、カブリ濃度(F、D)
0.003以下、解像度6.3本/mm以上]が形成で
きた。また、最低定着濃度と高温オフセット発生温度の
温度差が広く定着可能温度領域が広いものであった。更
に、耐ブロッキング性の試験においてもトナーは凝集す
ることなく、スペントトナー量も少なく耐ブロッキング
性と耐衝撃性に優れることが確認できた。
比較例のトナーは、定着性、耐ブロッキング性、耐衝撃
性も実施例のトナーにくらべて劣り、高分子量側のピー
クの位置、低分子量側のピークの位置、V/Pの値のい
ずれか1つが本発明の範囲からはずれると優れたトナー
が得られないことがわかる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のピーク面積に対する谷の面積比(V
/P)の求め方を説明するための図であり、第3図は、
本発明の分子量分布を有する樹脂を得るための説明図、 第2図、第4図は本発明の実施例の樹脂の分子量分布を
示すGPC。 第5.6.7図は、本発明の比較例の樹脂の分子量分布
を示すGPCである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ゲルパーミェーションクロマトグラムにおいて、
    分子量1×10^5よりも高分子量側に高分子量極大値
    、分子量2×10^4乃至500の範囲に低分子量極大
    値、及び分子量が両者の中間に極小値を有し、且つ高分
    子量ピーク面積と低分子量ピーク面積との合計に対する
    極小値による谷の面積比が0.30以下である分子量分
    布を有するスチレン−アクリル系熱可塑性樹脂を定着樹
    脂成分とすることを特徴とする電子写真用トナー。
  2. (2)熱可塑性樹脂がスチレン/メチルメタクリレート
    /ブチルアクリレート共重合体である請求項1記載のト
    ナー。
JP1212928A 1989-08-21 1989-08-21 電子写真用黒トナー Expired - Lifetime JP2701941B2 (ja)

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