JPH037349Y2 - - Google Patents

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JPH037349Y2
JPH037349Y2 JP1984178645U JP17864584U JPH037349Y2 JP H037349 Y2 JPH037349 Y2 JP H037349Y2 JP 1984178645 U JP1984178645 U JP 1984178645U JP 17864584 U JP17864584 U JP 17864584U JP H037349 Y2 JPH037349 Y2 JP H037349Y2
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【考案の詳細な説明】 (関連産業分野) 本考案は折りたヽみコンテナ、すなわちコンテ
ナの不使用時に端壁を床上に折りたたむことがで
きるコンテナにおいて、端壁を直立又は倒した状
態に安全にロツクして保持しておくことができる
折りたヽみコンテナに関するものである。
(従来技術) 本出願人は先に出願した「折りたヽみコンテナ
の端壁回動装置」(実願昭58−69778号)におい
て、折りたヽみコンテナの端壁を直立位置から折
りたヽみ位置に倒したり、逆に折りたヽみ位置か
ら直立位置に起すときに、端壁の重力をばねでバ
ランスさせて軽快かつ容易に起倒できるようにし
た折りたヽみコンテナを開示した。
かかる構造の端壁は、作業者が軽く介添えする
だけで折りたヽみ位置から直立位置へ、逆に直立
位置から折りたヽみ位置へスムーズに回動される
ので、それぞれの位置を確実に保持しておく手段
がないと危険である。即ち端壁が折りたヽみ位置
にある折りたヽみコンテナをホークリフト等で移
動するときに、何らかの原因による振動等で、端
壁が起立する恐れがある。又折りたヽみコンテナ
を使用状態にするためには、端壁を起立させ、そ
の状態で端壁固定用の緊締装置で固定する。この
場合一人の作業員は内側(床側)から端壁を押さ
え、他の作業員が外側で上記緊締装置を操作して
端壁を横梁に固定し使用状態にするのであるが、
この時突風等が吹くと内側の作業員はきわめて危
険である。又この作業にはこのように最低二人の
作業員を必要とすること自体問題であつた。
(考案の解決しようとする問題点) 本考案はこのような従来技術の問題点を解決
し、構造の簡単で、確実に作動する安全ロツク装
置を備えた折りたヽみコンテナを提供しようとす
るものである。
床の四隅の柱脚の上下に隅金具を有する床構造
体と、前記柱脚上にあつて、上部に隅金具を有す
る隅柱を備え、床上に折りたヽみ可能な端壁とか
らなり、該端壁はその自重を弾性体でバランスさ
せて起倒自在に枢支した折りたヽみコンテナにお
いて、前記端壁を折りたヽまれた状態に保持する
端壁の折りたヽみ位置保持装置と、同じく端壁を
直立した状態に保持する端壁の直立位置保持装置
が設け、前記端壁折りたヽみ位置保持装置は、端
壁隅柱にとりつけられたブラケツトを介してピン
軸で枢着された鍵型部材と鍵型部材に対向して床
構造体の縦梁の縁部にとりつけられた係止片とか
らなり、一方端壁直立保持装置は、端壁の下部横
梁上にブラケツトと介してピン軸で枢着されZ型
した爪と該爪と対向して端壁の下部横梁及び床構
造体の横梁の上部フランジに設けた開孔とで構成
した。
(実施例) 第1図〜第4図に於て1は床構造体で両側の縦
梁2と前後の横梁3で囲まれた部分に床材が張ら
れている。縦梁2の両端に固設された横梁3の巾
方向両端には柱脚4が固設されている。柱脚4の
上下には隅金具5が固着されている。
6は端壁で、その巾方向両端には上部に隅金具
7を有する端壁隅柱8が固設されている。9は端
壁の上部横梁、10は同じく下部横梁である。1
1は補強板で、端壁隅柱8に固定され、その延長
下端部は床構造体1側に枢軸aにて枢支され、端
壁6が床構造体1側に対し直立位置と折りたヽみ
位置間を回動できるようになつている。前記端壁
6の下部横梁10は端壁6が直立した時に床構造
体1の横梁3の上面に載置されるようになつてい
る。端壁6は係脱可能なロツク装置でこれにより
直立位置に保持するようになつている。
12はコイルばね装置で第4図に示す如く、一
端が端壁6に上部に、他端が床構造体1の横梁3
にそれぞれピン着b,cされている。このコイル
ばね装置12は端壁6の重さとバランスさせられ
(具体的には実願昭58−69778号参照)ていて、端
壁6を軽快に起倒することができる。
さて本考案はこのような折りたヽみコンテナに
於ける端壁6のロツク装置の改良をしたもので、
以下説明する。
第5図は端壁が折りたヽまれた状態を保持する
ための端壁上部の折りたヽみ位置を保持する装置
13がロツクされた状態に係合している状態、第
6図は同じく右側面図である。
この状態では折りたヽみ位置保持装置13は、
端壁隅柱8側に設けられている。ブラケツト15
にピン軸15′で回動可能にとりつけられた鍵型
部材16と、縦梁2の端縁部にとりつけられた直
角三角形をした係止片17とからなつている。そ
して直角三角形の直角を挟す二辺が垂直と水平に
おかれ、他の一辺の傾斜面18が上になるようと
りつけられている。端壁6が折りたヽまれて床面
に接近して来ると鍵型部材16の先端が係止片1
7の傾斜面18に接触し、さらに接近すると鍵型
部材16が第5図の2点鎖点16′で示す如く、
傾斜面18で前方に押し出され(第7図)その後
は鍵型部材16の鍵片で係止片17を下から抱え
こむようになる。19はバンパー部材で、前記ブ
ラケツト15よりやヽ大きく、端壁6が折りたヽ
まれた状態のとき、これが縦梁上面に当り、ブラ
ケツト15を保護する。
鍵型部材16は第8図のようにピン軸の軸心2
0から距離lずらせて取付けたので、傾斜面18
を通りすぎて垂下したとき先端16′が軸心より
左方にくるようになつているので、係止片17と
係合し易くなつている。
21′は鍵型部材16の規制部材で、縦梁2に
とりつかれていて、これにより鍵型部材16は運
搬時等の振動で係止片17から外れないようにな
つている。
解除時は鍵型部材16を係止片17から手で規
制部材21に当るまで回せばよい。
(考案の作用) 以上のような構成であるから、端壁6が折り
たヽまれているときは第12図の如く、又端壁6
が直立したときは、第13図の如く端壁6の上部
にぶら下つた状態になつている。
次に端壁6の直立位置保持装置14について説
明する。直立位置保持装置は端壁6の幅方向略中
央部の内側に設けられている。22は下部横梁1
0上にブラケツト23を介してピン軸24によつ
て枢支された爪である。爪22はZ字状に加工さ
れていて、先端はやヽ先細に形成されている。2
5は爪22の先端が嵌る孔で、端壁の下部横梁1
0に設けられている。26は縦梁3の上部フラン
ジ3aに設けられた爪の嵌入孔で、上記孔25と
同心である。爪22の先端はピン軸24の軸心か
ら離れているので、爪22の自重でピン軸24の
まわりに反時計方向に回るよう常に付勢され、前
記孔25,26と合致すれば即嵌入され、端壁の
下部横梁の開孔25の縁部と係止するようになつ
ている。
端壁6が直立位置に着座する直前では、第11
図仮想線で示したような状態にあり、爪22の先
端22aは横梁フランジ3aの上面をすべりなが
ら孔26に落ち込み、爪22の先端22aが孔2
6の縁と係合する。爪22はピン軸24に対し、
常時反時計方向に回ろうとしているので、孔2
5,26から抜け出ることはない。
逆に端壁6を折りたヽみ位置に倒すときは、爪
22の下端を足でけとばしてやれば開孔25,2
6からの係合が簡単に外れる。
(考案の効果) 端壁の重力をコイルバネでバランスさせて容易
に回動できるようにした折りたヽみコンテナにお
いて、折りたヽみ位置を保持する装置と直立位置
を保持する装置をそれぞれ設けたので不慮の外力
が作用しても、それぞれの位置を確実に保持でき
るので安全である。又他に道具を必要とせず、一
人で作業できるので従来に比し、労力が著しく減
少する利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は折りたヽみコンテナの正面図。第2図
は第1図の右側面図。第3図は第1図の−矢
視図。第4図は第3図の−矢視図。第5図は
折りたヽみ位置保持装置。第6図は第5図の矢
視図。第7図は鍵型部材と係止片との関係を示す
図。第8図は鍵型部材とピン軸の関係を示す図。
第9図は直立位置保持装置。第10図は同じく右
側面図。第11図は爪とこれが嵌入する孔との関
係を説明する図。第12図は鍵型部材の端壁折り
たヽみ時の状態を示す図。第13図は同じく端壁
直立時における状態を示す図。 図において;1…床構造体、2…縦梁、3…横
梁、4…柱脚、5…隅金具、6…端壁、7…隅金
具、8…端壁隅柱、9…(端壁の)上部横梁、1
0…(端壁の)下部横梁、11…補強板、12…
コイルばね装置、13…折りたヽみ位置保持装
置、14…直立位置保持装置、15…ブラケツ
ト、15′…ピン軸、16…鍵型部材、16′…
(鍵型部材の)先端17…係止片、18…傾斜面、
19…バンパー部材、20…(ピン軸の)軸心、
21…規制部材、22…爪、22a…爪の先端、
23…ブラケツト、24…ピン軸、25…(下部
横梁の)孔、26…(上部フランジの)孔、以
上。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 [1] 床の四隅の柱脚4の上下に隅金具5,5
    を有する床構造体と、前記柱脚4上にあつて、
    上部に隅金具7を有する隅柱8を備え、床上に
    折りたヽみ可能な端壁6,6とからなり、該端
    壁はその自重を弾性体でバランスさせて起倒自
    在に枢支した折りたヽみコンテナにおいて、前
    記端壁を折りたヽまれた状態に保持する端壁の
    折りたヽみ位置保持装置13と、前記端壁を直
    立した状態に保持する端壁の直立位置保持装置
    14が設けられ、前記端壁折りたヽみ位置保持
    装置13は、端壁隅柱8にとりつけられたブラ
    ケツト15を介してピン軸15′で枢着された
    鍵型部材16と鍵型部材16に対向して床構造
    体の縦梁2の縁部にとりつけられた係止片17
    とからなり、一方端壁直立保持装置14は、端
    壁6の下部横梁3上にブラケツト23と介して
    ピン軸24で枢着されZ型をした爪22と該爪
    22と対向して端壁の下部横梁10及び床構造
    体の横梁3の上部フランジ3aに設けた開孔2
    5,26とからなることを特徴とする折りたヽ
    みコンテナ。 [2] 前記端壁折りたヽみ位置保持装置13
    は、端壁隅柱8にとりつけられたブラケツト1
    5を介してピン軸15′で枢着された鍵型部材
    16と鍵型部材16に対向して床構造体の縦梁
    2の縁部にとりつけられた係止片17とからな
    り、一方端壁直立保持装置14は、端壁6の下
    部横梁3上にブラケツト23を介してピン軸2
    4で枢着されZ型をした爪22と該爪22と対
    向して端壁の下部横梁10及び床構成体の横梁
    3の上部フランジ3aに設けた開孔25,26
    とからなる事を特徴とする実用新案登録請求の
    範囲[1]記載の折りたヽみコンテナ。
JP1984178645U 1984-11-27 1984-11-27 Expired JPH037349Y2 (ja)

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JPS59175092U (ja) * 1983-05-12 1984-11-22 日本フルハ−フ株式会社 折りたゝみコンテナの端壁回動装置

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