JPS5820066Y2 - 輸送用コンテナに於ける開閉扉の携帯用閉止安全装置 - Google Patents
輸送用コンテナに於ける開閉扉の携帯用閉止安全装置Info
- Publication number
- JPS5820066Y2 JPS5820066Y2 JP1978161000U JP16100078U JPS5820066Y2 JP S5820066 Y2 JPS5820066 Y2 JP S5820066Y2 JP 1978161000 U JP1978161000 U JP 1978161000U JP 16100078 U JP16100078 U JP 16100078U JP S5820066 Y2 JPS5820066 Y2 JP S5820066Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- closing
- safety device
- door
- container
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は開閉扉の閉止安全装置に係り、特に輸送用コン
テナの扉が突発的に開放されて荷降しの際に作業者を負
傷させる事故を防止するものに関する。
テナの扉が突発的に開放されて荷降しの際に作業者を負
傷させる事故を防止するものに関する。
従来の輸送用コンテナは、第2図に示す如く立方体形状
とされた箱本体1の一側壁に観音開き型式の開閉扉2,
3を有し、両扉2,3の受具4にロックバー5を係脱自
在に係止している。
とされた箱本体1の一側壁に観音開き型式の開閉扉2,
3を有し、両扉2,3の受具4にロックバー5を係脱自
在に係止している。
本体1の底面四周には角パイプから戒る枠状の補強材が
溶接固着され、該補強材の枠組四隅にはL形の座脚6が
溶接固着されており、コンテナを設置したとき座脚6を
介して前記補強材が接地面より間隔を置いて位置するよ
うにされている。
溶接固着され、該補強材の枠組四隅にはL形の座脚6が
溶接固着されており、コンテナを設置したとき座脚6を
介して前記補強材が接地面より間隔を置いて位置するよ
うにされている。
このコンテナには、輸送物が収納されて輸送されること
勿論であるが、その輸送中に荷崩れを生じることが多く
、殊にコンテナ内部に於て崩れた荷が開閉扉に寄りかか
つているときには次の危険を生じる問題がある。
勿論であるが、その輸送中に荷崩れを生じることが多く
、殊にコンテナ内部に於て崩れた荷が開閉扉に寄りかか
つているときには次の危険を生じる問題がある。
即ち荷受人の作業者が荷降しを行なうには、前記バー5
を支軸7を支点として回動することにより受具4,4と
の係止を解除し、両扉2,3をヒンジ8を介して開放す
るのであるが、前記の如く崩れた荷が扉2,3に寄りか
かつているので、該層2,3を突発的に開放すると共に
荷が外部に放出されてしまう。
を支軸7を支点として回動することにより受具4,4と
の係止を解除し、両扉2,3をヒンジ8を介して開放す
るのであるが、前記の如く崩れた荷が扉2,3に寄りか
かつているので、該層2,3を突発的に開放すると共に
荷が外部に放出されてしまう。
特に両扉2,3が同時に開放されるので、作業者は逃げ
場を失ない、扉2,3によって跳ね飛ばされると共に崩
れ落ちる荷を受けて重傷を負う危険があった。
場を失ない、扉2,3によって跳ね飛ばされると共に崩
れ落ちる荷を受けて重傷を負う危険があった。
本考案は上記に鑑み、観音開き型式の開閉扉2゜3のバ
ー5を解除した場合でも、一方の扉2を閉止させ、該層
2に作業者が身体を寄せることにより、他方の扉3が突
発的に開放されて荷が崩れ落ちる場合でも負傷すること
がないようにした装置を提供することが目的である。
ー5を解除した場合でも、一方の扉2を閉止させ、該層
2に作業者が身体を寄せることにより、他方の扉3が突
発的に開放されて荷が崩れ落ちる場合でも負傷すること
がないようにした装置を提供することが目的である。
以下図面に基いて本考案の1実施例を詳述すると、閉止
安全装置10は携帯自在のものとされ、第1図示の如く
水平方向に配置された基部11の一端に固定部12を立
設すると共に、他端に制止部13を立設し、該制止部1
3の固定部12と面する側とは反対面にハンドル14を
設けている。
安全装置10は携帯自在のものとされ、第1図示の如く
水平方向に配置された基部11の一端に固定部12を立
設すると共に、他端に制止部13を立設し、該制止部1
3の固定部12と面する側とは反対面にハンドル14を
設けている。
前記基部11、固定部12及び制止部13は、図例では
角形の鉄パイプを相互に溶接固着して形成したものを示
しているが、チャンネル形成いはアングル形の鉄材を用
いることが可能であり、ある程度の重量物とすることが
好ましい。
角形の鉄パイプを相互に溶接固着して形成したものを示
しているが、チャンネル形成いはアングル形の鉄材を用
いることが可能であり、ある程度の重量物とすることが
好ましい。
前記固定部12は、第3図示の如く、閉止安全装置10
をコンテナの係止部9下方に設置したとき、該係止部9
の内側面に係止する高さのものとされ、−古訓止部13
は開閉扉2の外側面に係止する高さのものとされ、従っ
て固定部12よりも制止部13が背の高いものとされて
いる。
をコンテナの係止部9下方に設置したとき、該係止部9
の内側面に係止する高さのものとされ、−古訓止部13
は開閉扉2の外側面に係止する高さのものとされ、従っ
て固定部12よりも制止部13が背の高いものとされて
いる。
上記実施例に基く安全装置10によってコンテナより荷
降しをするには、該安全装置10を横倒し、即ち固定部
12及び制止部13を水平方向に位置させた状態で係止
部9の下方に挿入し、その後、固定部12及び制止部1
3を起立させるよう基部11を90°回動して定置する
。
降しをするには、該安全装置10を横倒し、即ち固定部
12及び制止部13を水平方向に位置させた状態で係止
部9の下方に挿入し、その後、固定部12及び制止部1
3を起立させるよう基部11を90°回動して定置する
。
而してこれにより固定部12を係止部9の内側面に係止
させると共に、制止部13を一方の扉2の外側面に係止
可能とし、コンテナのロックパー5を解除しても該一方
の扉2は制止部13に制止されて開放されることがない
。
させると共に、制止部13を一方の扉2の外側面に係止
可能とし、コンテナのロックパー5を解除しても該一方
の扉2は制止部13に制止されて開放されることがない
。
従って作業者はこの一方の扉2に身を寄せて前記バーを
操作すれば良く、荷崩れによって他方の扉3が突発的に
開放されても負傷する危険はない。
操作すれば良く、荷崩れによって他方の扉3が突発的に
開放されても負傷する危険はない。
尚、荷崩れのないことを確認し、或いは崩れた荷を整理
した後は、安全装置10を前記の如く横倒しとして係止
部9の下方より除去し、一方の扉2を開放すれば良い。
した後は、安全装置10を前記の如く横倒しとして係止
部9の下方より除去し、一方の扉2を開放すれば良い。
この際、その作業はハンドル14を握持して行なえば便
利であり、また該ハンドル14は安全装置10の携帯に
も便利である。
利であり、また該ハンドル14は安全装置10の携帯に
も便利である。
本考案は以上のように構成した結果、極めて構造簡単且
つ製作容易にして、観音開き型式の扉2゜3の一方の扉
2を閉止し、他方の扉3のみを開放させるので、両扉2
,3に崩れた荷が寄りかかつている場合でも、突発的に
開放されるのは他方の扉3のみであるから、作業者が閉
止された一方の扉2に身体を寄せることにより負傷事故
を確実に防止することができ、その安全を保障するもの
として頗る優れている。
つ製作容易にして、観音開き型式の扉2゜3の一方の扉
2を閉止し、他方の扉3のみを開放させるので、両扉2
,3に崩れた荷が寄りかかつている場合でも、突発的に
開放されるのは他方の扉3のみであるから、作業者が閉
止された一方の扉2に身体を寄せることにより負傷事故
を確実に防止することができ、その安全を保障するもの
として頗る優れている。
特に本考案に係る閉止安全装置10はハンドル14を介
して携帯に極めて便利であり、しかも使用に際し、該装
置10を基部11の軸回りに回動した横倒しの状態で個
定部12及び基部11をコンテナの係止部9と接地面と
の間に挿入し、ハンドル14を介して該装置10を回動
起立することにより固定部12を係止部9に係止すると
共に制止部13を扉2に係止できるもので、使用操作が
頗る簡単容易である。
して携帯に極めて便利であり、しかも使用に際し、該装
置10を基部11の軸回りに回動した横倒しの状態で個
定部12及び基部11をコンテナの係止部9と接地面と
の間に挿入し、ハンドル14を介して該装置10を回動
起立することにより固定部12を係止部9に係止すると
共に制止部13を扉2に係止できるもので、使用操作が
頗る簡単容易である。
第1図は本考案の1実施例を示す斜面図、第2図は本考
案装置を輸送用コンテナに使用した場合の1例を示す斜
面図、第3図は開扉を閉止した状態を示す断面図である
。 2.3・・・・・・開閉扉、9・・・・・・係止部、1
0・・・・・・閉止安全装置、11・・・・・・基部、
12・・・・・・固定部、13・・・・・・制止部、1
4・・・・・・ハンドル。
案装置を輸送用コンテナに使用した場合の1例を示す斜
面図、第3図は開扉を閉止した状態を示す断面図である
。 2.3・・・・・・開閉扉、9・・・・・・係止部、1
0・・・・・・閉止安全装置、11・・・・・・基部、
12・・・・・・固定部、13・・・・・・制止部、1
4・・・・・・ハンドル。
Claims (1)
- 観音開き型式の開閉扉を備えたコンテナ本体の底部に枠
状補強材を備え、該本体の座脚を介して前記補強材を接
地面より間隔を置いて位置するよう設置される輸送用コ
ンテナの前記一方の扉の閉止安全装置10であって;該
閉止安全装置10は、水平方向に配置された基部11と
、前記枠状補強材を係止部9として該係止部9の内側面
に係止すべく基部11の一端より立設された固定部12
と、前記扉2の外側面に係止すべく基部11の他端より
立設された制止部13と、該制止部13に設けられたハ
ンドル14とを備え;更に閉止安全装置10は、基部1
1の軸回りに回動して固定部12を横倒しとした状態で
固定部12及び基部11がコンテナの係止部9と接地面
との間に挿入自在とされて戊ることを特徴とする輸送用
コンテナに於ける開閉扉の携帯用閉止安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978161000U JPS5820066Y2 (ja) | 1978-11-22 | 1978-11-22 | 輸送用コンテナに於ける開閉扉の携帯用閉止安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978161000U JPS5820066Y2 (ja) | 1978-11-22 | 1978-11-22 | 輸送用コンテナに於ける開閉扉の携帯用閉止安全装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5577660U JPS5577660U (ja) | 1980-05-28 |
JPS5820066Y2 true JPS5820066Y2 (ja) | 1983-04-25 |
Family
ID=29155292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978161000U Expired JPS5820066Y2 (ja) | 1978-11-22 | 1978-11-22 | 輸送用コンテナに於ける開閉扉の携帯用閉止安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5820066Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7187329B2 (ja) * | 2019-01-11 | 2022-12-12 | 株式会社総合車両製作所 | 安全装置 |
-
1978
- 1978-11-22 JP JP1978161000U patent/JPS5820066Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5577660U (ja) | 1980-05-28 |
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