JP2511528Y2 - 高所作業車の作業台の可倒式安全柵 - Google Patents

高所作業車の作業台の可倒式安全柵

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JP2511528Y2 JP12284390U JP12284390U JP2511528Y2 JP 2511528 Y2 JP2511528 Y2 JP 2511528Y2 JP 12284390 U JP12284390 U JP 12284390U JP 12284390 U JP12284390 U JP 12284390U JP 2511528 Y2 JP2511528 Y2 JP 2511528Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 高所作業車の作業台に設ける車両の移動時等に障害と
なった場合倒すことのできる可倒式安全柵に関するもの
である。
(従来の技術) 高所作業車のうち作業台1に安全柵2をもつものは、
作業時に被作業物や建築物の鴨居の下を通過するためや
作業現場間の走行時に全高を低くするために安全柵2を
脱着式にしたものや可倒式にしたものがある。
可倒式にした安全柵について、第2図および第3図に
基いて説明する。
可倒式の安全柵2は、作業台1の側縁部にヒンジ5で
傾動可能に取付けられた傾動筒6に、横桟3と脚柱4を
備えた安全柵2本体の前記脚柱4の下端部を、当該脚柱
4の下端が傾動筒6の基端側から突出する突出位置と突
出しない位置との間で移動可能なよう摺動自在に嵌挿す
ると共に、前記傾動筒6を起立させて安全柵2本体の脚
柱4を前記突出位置にしたとき脚柱4の下端を受容して
傾動筒6および安全柵2本体を起立位置に固定する受容
部7を作業台1に設け、且つ安全柵2本体の脚柱4下端
部と傾動筒6との間に、安全柵2本体の脚柱4を前記突
出位置に固定する解除可能な固定装置として固定ピン8
を取付けたものである。
通常の安全柵2の使用位置(起立位置)にするには、
安全柵2を安全柵2本体の脚柱4が傾動筒6に嵌挿され
かつ傾動筒6に対し突出しない位置に引き上げながら傾
動して起こし、安全柵2の起立位置で脚柱4を傾動筒6
に対し突出位置にして作業台1に設けた受容部7に脚柱
4の下端を受容させ傾動筒6および安全柵2本体を起立
位置に固定し、脚柱4下端部と傾動筒6との間に固定ピ
ン8を差して脚柱4を突出位置に固定する。
この状態では安全柵2が起立位置に固定されているの
で、普通の固定式の安全柵と同様に使用できる。
安全柵2を折り畳む必要が生じた場合には、固定ピン
8を抜いたのち、横桟3あるいは脚柱4を持って安全柵
2を引き上げ脚柱4が傾動筒6に対し突出しない位置に
なると受容部7から外れるので、そのまま安全柵2を傾
動して倒し折り畳むことができる。
作業台1の上部に位置するものの突出高さがたいへん
小さくなるので、作業時に被作業物や建築物の鴨居の下
を通過したり作業現場間の走行時に全高を低くでき非常
に都合のよいものである。
(従来技術の問題点) 安全柵2を起立位置および折り畳み位置に変更するた
びに固定ピン8を抜いては装着せねばならないが、固定
ピン8は足元の傾動筒6の位置にあるのでオペレータが
立ったままの姿勢では固定ピン8の操作ができないとい
う問題点があった。
また作業台1の安全柵2は数個に分割されているが、
各個の安全柵2には二本以上の脚柱4があり、複数の脚
柱4の固定ピン8の繰返し操作は煩雑であるという問題
点もあった。
(問題点を解決するための手段) 高所作業車の作業台の側縁部に傾動可能に取付けられ
た傾動筒に、横桟と脚柱を備えた安全柵本体の前記脚柱
の下端部を、当該脚柱の下端が傾動筒の基端側から突出
する突出位置と突出しない位置との間で移動可能なよう
摺動自在に嵌挿すると共に、前記傾動筒を起立させて安
全柵本体の脚柱を前記突出位置にしたとき脚柱の下端を
受容して傾動筒および安全柵本体を起立位置に固定する
受容部を作業台に設け、且つ安全柵本体の脚柱下端部と
傾動筒との間に、安全柵本体の脚柱を前記突出位置に固
定する解除可能な固定装置を取付けた高所作業車の作業
台の側縁に設けられる可倒式の安全柵において、 安全柵本体の横桟の下側に、その握り部を横桟と共に
握ることで握り操作できるレバーを取付け、このレバー
と前記固定装置をレバーの握り操作時に前記固定装置が
解除されるよう連動機構でもって連動連結して構成した
のである。
(作用) 起立位置に固定している安全柵を折り畳むには、レバ
ーの握り部を安全柵本体の横桟と共に握ると、安全柵本
体の脚柱下端部と作業台の傾動筒との間の固定装置が解
除されるので、そのまま安全柵を上方に引き上げる。安
全柵本体の脚柱下端が作業台の受容部から外れる高さま
で引き上げると、傾動筒に脚柱の下端部を嵌挿したまま
安全柵を倒して折り畳み、手を放せばよい。
通常の安全柵の起立位置に戻すには、傾動筒に脚柱の
下端部を嵌挿したまま安全柵を起こして起立させる。傾
動筒が受容部の真上にあるのを確認し、レバーの握り部
を横桟と共に握ると、固定装置が解除されるので、安全
柵を下げる。脚柱の下端部が受容部に嵌挿され、手を放
せば固定装置が作動して、安全柵を起立位置に固定す
る。
(実施例) 第1図に基いて説明する。
従来の技術として第2図および第3図で用い説明した
符号1〜7については、本説明においても同義であるか
ら説明を省き用いる。
9は、レバーであり、9aは、握り部であり、10は、連
動機構である。11は、固定装置であり、12は、ピンであ
り、13は、ばねであり、14は、ケースであり、15は、溝
である。
レバー9は、安全柵2本体の横桟3の下側にその握り
部9aを横桟3と共に握ることで握り操作できるように取
付けてあり、レバー9と固定装置11とはレバー9の握り
操作時に固定装置11が解除されるよう連動機構10でもっ
て連動連結している。
固定装置11は、ピン12、ばね13、ケース14および溝15
からなっており、傾動筒6に固着したケース14内にピン
12が傾動筒6の内方へ突出するようばね13によって付勢
され嵌挿されている。
握り部9aを握り操作すると連動機構10が握り部9aの動
きを伝達し、ばね13の付勢力に勝ってピン12を傾動筒6
の外方へ移動するよう構成している。溝15は、脚柱4の
下端部に位置し、両端の穴部15aと15bを中間の溝部15c
より深くしている。
作動について説明する。
起立位置に固定している安全柵2を折り畳むには、レ
バー9の握り部9aを安全柵2本体の横桟3と共に握る
と、傾動筒6に固着した固定装置11のピン12が脚柱4の
下端部に位置する溝15の穴部15aで溝部15cの深さより浅
い位置に移動して安全柵2本体の脚柱4下端部と作業台
1の傾動筒6との間の固定が解除されるので、そのまま
安全柵2を上方に引き上げる。安全柵2本体の脚柱4下
端が作業台1の受容部7から外れる高さまで引き上げる
と、ピン12に穴部15bが当たり止まるので、傾動筒6に
脚柱4の下端部を嵌挿したそのままの姿勢で安全柵2を
倒して折り畳み、手を放せばよい。ピン12がばね13の付
勢力により穴部15bに深く入り、脚柱4の下端が傾動筒
6の基端側から突出しない位置に安全柵2を傾動筒6に
対して固定する。
通常の安全柵2の起立位置に戻すには、傾動筒6に脚
柱4の下端部を嵌挿したまま安全柵2を起こして起立さ
せる。傾動筒6が受容部7の真上にあるのを確認し、レ
バー9の握り部9aを横桟3と共に握ると、固定装置11の
ピン12が脚柱4の下端部に位置する溝15の穴部15bで溝
部15cの深さより浅い位置に移動して安全柵2本体の脚
柱4下端部と作業台1の傾動筒6との間の固定が解除さ
れるので、安全柵2を下げる。脚柱4の下端部が受容部
7に嵌挿され、手を放せば固定装置11のピン12がばね13
の付勢力により穴部15aに深く入り、安全柵2を起立位
置に固定する。
この状態では安全柵2が起立位置にあり、安全柵2本
体の脚柱4下端部が作業台1に固定した受容部7に嵌挿
され固定装置11により固定されているので、安全柵2は
普通の固定式の安全柵と同様に使用できる。
(効果) 安全柵の起立および折り畳み操作が固定装置の操作を
含めて簡単に行え、しかも固定装置の解除レバーは操作
し易くかつ側面および上方からの衝接物では作用しない
から、能率的で安全な作業をするのに効果の大きいもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の高所作業車の作業台の可倒式安全柵
の説明図である。 第2図および第3図は、従来の高所作業車の作業台の可
倒式安全柵を示し、第2図は、高所作業車の作業台の説
明図であり、第3図は、高所作業車の作業台の可倒式安
全柵の説明図である。 1;作業台、2;安全柵、3;横桟、4;脚柱、6;傾動筒、7;受
容部、9;レバー、10;連動機構、11;固定装置。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】高所作業車の作業台の側縁に設けられる可
    倒式の安全柵であって、作業台の側縁部に傾動可能に取
    付けられた傾動筒に、横桟と脚柱を備えた安全柵本体の
    前記脚柱の下端部を、当該脚柱の下端が傾動筒の基端側
    から突出する突出位置と突出しない位置との間で移動可
    能なよう摺動自在に嵌挿すると共に、前記傾動筒を起立
    させて安全柵本体の脚柱を前記突出位置にしたとき脚柱
    の下端を受容して傾動筒および安全柵本体を起立位置に
    固定する受容部を作業台に設け、且つ安全柵本体の脚柱
    下端部と傾動筒との間に、安全柵本体の脚柱を前記突出
    位置に固定する解除可能な固定装置を取付けたものにお
    いて、 安全柵本体の横桟の下側に、その握り部を横桟と共に握
    ることで握り操作できるレバーを取付け、このレバーと
    前記固定装置をレバーの握り操作時に前記固定装置が解
    除されるよう連動機構でもって連動連結してあることを
    特徴とする高所作業車の作業台の可倒式安全柵。
JP12284390U 1990-11-21 1990-11-21 高所作業車の作業台の可倒式安全柵 Expired - Fee Related JP2511528Y2 (ja)

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