JPH0370392A - 計測データ伝送方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、建設現場やビル内建築設備の複数の計測個所
に分散設置させたセンサー装置からの計測信号を、計測
センターにデータ伝送する計測データ伝送方法に関する
。

［従来の技術］ 従来、複数の計測個所に分散設置させたセンサー装置か
らデータを伝送する場合、各センサー側から発信される
信号を認識するために、センサー装置ごとに異なった周
波数を使う方法がある。また同一系統の周波数を使用す
る方法では、信号を識別するためのコードとセンサーか
らの計測データとを符合化して、デジタル通信により伝
送する方法がある。

［発明が解決しようとする課題］ 従来の技術で述べた計測データ伝送方法では、以下の問
題がある。

各センサー装置から発信されるデータを識別するため、
センサー装置ごとに周波数を分ける場合、電波間相互の
干渉が起こらないように周波数を上手に分散させる必要
かあ。また受信側では、これら伝送された電波を選択す
るのに選択特性のよい受信機が必要となるため、面倒で
コストが大きくなるという問題がある。

同一系統の周波数を使用して識別コードとデータとを符
合化したデジタル通信による場合、識別コードと計測デ
ータとをデジタル化するには、複雑な装置が必要であり
、さらに解読するデータ数が多くなるため処理時間が長
くなり、経済的ではない。

そこで本発明は、各センサー装置に識別コードを設定し
て、計測センター側から対応する識別コードのセンサー
装置を呼出し、そのセンサー装置の計測データを計測セ
ンターに送信するようにし、計測中に電波間相互の干渉
が起こらないようにするとともに、安価な装置で計測を
可能にし、さらに経済的に計測できるようにすることを
目的とする。

［課題を解決するための手段］ 本発明の計測データ伝送方法は、予め識別コードを設定
したセンサー装置を複数の計測個所に分散設置し、計測
センターにはコンピュータ制御される識別コード設定回
路と、それからの信号を発信する送信機と、センサー側
からの信号を受信する受信機とが設けられる。そして計
測センター側で、それぞれのセンサー装置に対応させた
識別コードのパルスをキャリアのバースト信号に振幅変
調してセンサー側に送信し、センサー装置では受信信号
のコードが対応したものか否かを識別コード認識回路に
より比較して、対応するセンサー装置からそのセンサー
信号を一定時間計測センター側に送信機から送信するも
のである。

最低限必要とする伝送周波数は、計測センター側の識別
コード伝送用電波と、センサー装置からの計測データ伝
送用電波との２系統である。

［作用］ 上記手段の計測データ伝送方法では、計測センターのコ
ンピュータ制御される識別コード設定回路から送信機を
介して各センサー側に識別コードを順次電波送信するこ
とにより、該当コードのセンサー装置を呼出し、そのセ
ンサー装置の計測データ信号を、電波送信により計測セ
ンターへ伝送する。

これら一連の動作をフロチャートで示すと第２図のよう
になる。

計測センター側では、コンピュータ制御される識別コー
ド設定回路により、各センサー装置に対応させた識別コ
ードを設定するとともにアドレスをシリアル変換し、パ
ルス信号にして送信機で振幅変調する。その後、バース
ト伝送で識別コードをセンサー装置側に送信する。送信
した後は、センサー装置側からのデータ信号を待つため
、−時待機の状態になる。センサー装置側からの信号を
受信機が受信すると、この信号はＦ／Ｖ変換回路によっ
て周波数−電圧変換され、さらにＤ／Ａ変換回路によっ
てアナログ変換される。そして、初期状態に戻り、同様
なルーチンで収集すべきデータを得るまで繰り返し行な
われるようになっている。

センサー装置側では、それぞれのセンサー装置が受信機
を介して計測センター側からの識別コード信号を受信す
るとともに、この信号をアドレスパラレル変換し、識別
コード認識回路で入力信号のコードと各センター装置の
コードとの一致判断が行なわれる。コードが一致した場
合は、センサー装置の送信回路のスイッチが一定時間Ｏ
Ｎとなりコードが一致しない場合は、計測センターから
の信号を待つ初期状態に戻る。送信回路のスイッチがＯ
Ｎとなった場合、センサーからの信号をＶ／Ｆ変換し、
センサー装置の送信機によりホスト側にその信号を送信
する。

よって、識別コード伝送用電波と計測データ伝送用電波
との最小限２系統の周波数があれば相互干渉を起こさず
、しかも確実なデータ伝送ができ′る。

［実施例］ 本発明に係る計測”データ伝送方法を第１図（ａ）。

（ｂ）を使用して説明する。

計測センターＡには、コンピュータｌにより制御される
識別コード設定回路２が設けられ、それから発信するコ
ード信号を送信機３によって、工事現場等の複数個所に
配置したセンサー装置Ｂ側に送信するようになっている
。

コンピュータｌは、各センサー装置Ｂに対応した識別コ
ードを一定時間毎に信号にして識別コード設定回路２に
入力するようになっている。そして識別コード設定回路
２は、コンピュータｌからの入力により、各センサー装
置７に対応したコード設定のパルス信号をシリアル変換
して送信機３へ出力するようになっている。送信機３は
、その入力パルスを微弱電波となるように振幅変調（Ａ
Ｍ）してキャリアのバースト信号で、センサー装置Ｂ側
に送信するようになっている。また計測センターＡには
、各センサー装置Ｂから伝送される計測データ信号を受
信するため超再生用の受信機４が設けられている。この
受信機４が受信した信号は、Ｆ／Ｖ変換回路５に送られ
て、周波数−電圧変換される。このＦ／Ｖ変換された信
号は、Ｄ／Ａ変換回路６を介してアナログ信号に変換さ
れ、後記するセンサーのデータにする。このような動作
を順次各センサー装置に対して行なえば、計測センター
側では、センサー装置側から計測データを一定時間毎に
収集することができる。

各センサー装ＺＢは、前記計測センターＡの送信機３か
らの識別コード信号が受信機７を介して入力されるよう
になっており、その入力信号が識別認識回路８により、
予め設定されているコードと一致するか否か判断される
ようになっている。

そしてコードが一致するときは、送信回路のスイッチ９
が一定時間ＯＮとなるようになっている。このスイッチ
９がＯＮとなると、センサーｌＯからの計測データ電圧
がＶ／Ｆ変換回路１１により周波数変換され、さらに送
信機１２でＡＭ変調されて計測センターの受信機４に送
信されるようになっている。

なおセンサーｌＯは、ひずみや温度測定用のセンサー等
である。

［発明の効果］ 本発明の計測データ伝送方法では、複数の計測個所に分
散設置させたセンサー装置に識別コードが設定しである
ので、計測センターから順次識別コード信号の電波を発
信して、対応コードのセンサー装置を呼出し、そのセン
サー装置から計測データの電波信号が計測センターに伝
送され、情報収集できるようになっている。

よって、識別コードと計測データとの伝送用電波に使用
する送受信２系統の周波数で多くのセンサーから情報が
収集でき、センサー装置側では受信回路だけを働かせて
おき、送信回路をＯＦＦにさせておけるので消費電力は
少なくてすみ、乾電池等でも長時間作動させることが可
能である。

さらに、伝送周波数には送受信の２系統だけ使用するの
で、相互干渉がなく双方の受信機は安価ですみ、超再生
受信機でも十分にその機能を果たすことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）は本発明の計測データ伝送方法の計測セン
ターのブロック図、第１図Ｔｂ）は同方法のセンサー装
置のブロック図、第２図は同方法の′動作を示すフロチ
ャートである。 ｌ：コンピュータ ３．１２．送信機 ５；Ｆ／Ｖ変換回路 ８；識別認識回路 ｌＯ；センサー ２；識別コード設定回路 ４．７；受信機 ６、Ｄ／Ａ変換回路 ９；スイッチ １１；Ｖ／Ｆ変換回路

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の計測個所に分散設置されたセンサー装置か
   らの信号を計測センターに伝送する方法であって、コン
   ピュータ制御される識別コード設定回路と送信機と受信
   機とを有する計測センター側で、それぞれのセンサー装
   置に対応させた識別コードのパルスをキャリアのバース
   ト信号に振幅変調してセンサー側に送信し、センサー装
   置では受信信号のコードが対応したものか否かを識別コ
   ード認識回路により比較して、対応するセンサー装置か
   らそのセンサー信号を一定時間計測センター側にセンサ
   ー装置の送信機から送信することを特徴とする計測デー
   タ伝送方法。
2. （２）計測センター側の識別コード伝送用電波と、セン
   サー装置からの伝送用電波との２系統の伝送周波数で行
   なうことを特徴とする請求項１に記載の計測データ伝送
   方法。