JPH0368608B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0368608B2 JPH0368608B2 JP15330382A JP15330382A JPH0368608B2 JP H0368608 B2 JPH0368608 B2 JP H0368608B2 JP 15330382 A JP15330382 A JP 15330382A JP 15330382 A JP15330382 A JP 15330382A JP H0368608 B2 JPH0368608 B2 JP H0368608B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- existing electric
- snow
- wire
- electric wires
- support tower
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 244000208734 Pisonia aculeata Species 0.000 claims description 2
- 239000005871 repellent Substances 0.000 claims description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 9
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 9
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010931 gold Substances 0.000 description 1
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Electric Cable Installation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は既設電線、特に外径が略10mm以下と細
く、電線上で作業すると破断する恐れのある機械
的強度の低い既設電線にも難着雪リングを取付け
ることができる既設電線への難着雪リング取付方
法に関する。
く、電線上で作業すると破断する恐れのある機械
的強度の低い既設電線にも難着雪リングを取付け
ることができる既設電線への難着雪リング取付方
法に関する。
(従来技術)
難着雪リングは、架空地線、架空送電線等の電
線に間隔を開けて取付けられ、電線上に積もつた
雪が撚溝に沿つて移動する際、この移動を阻止
し、もつて着雪が大きく増大する前に自重により
落下させるようにするものである。
線に間隔を開けて取付けられ、電線上に積もつた
雪が撚溝に沿つて移動する際、この移動を阻止
し、もつて着雪が大きく増大する前に自重により
落下させるようにするものである。
従来、この難着雪リングを既設電線に取付ける
場合には、電線上を移動できる宙乗機に作業員が
乗り、宙乗機を移動させつつ難着雪リングを既設
電線に間隔を開けて取付けていた。
場合には、電線上を移動できる宙乗機に作業員が
乗り、宙乗機を移動させつつ難着雪リングを既設
電線に間隔を開けて取付けていた。
しかしながら、上記取付作業は高所の電線上を
移動しながら行う作業であるから、非常に危険な
作業にならざるを得なかつた。
移動しながら行う作業であるから、非常に危険な
作業にならざるを得なかつた。
しかも、既設電線の外径が略10mm以下と細く、
電線上で作業すると断線する恐れのある場合に
は、事実上難着雪リングの取付けは不可能であつ
た。
電線上で作業すると断線する恐れのある場合に
は、事実上難着雪リングの取付けは不可能であつ
た。
(発明の目的)
本発明は、このような事情に鑑み、電線上での
取付作業を無くすると共に、電線が細く機械的強
度の低い場合でも簡単によく難着雪リングを取付
け得る既設電線への難着雪リング取付方法を提供
するものである。
取付作業を無くすると共に、電線が細く機械的強
度の低い場合でも簡単によく難着雪リングを取付
け得る既設電線への難着雪リング取付方法を提供
するものである。
(発明の構成)
本発明に係る既設電線への難着雪リング取付方
法は、支持塔間に架設した既設電線に間隔を開け
て難着雪リングを取付ける方法において、前記既
設電線の両端に夫々ワイヤロープを接続した後、
既設電線を各支持塔から解放すると共に各支持塔
に取付けた金車に移し替え、しかる後、一端側の
ワイヤロープを巻き取つて、少なくとも1径間長
分が一端側の支持塔から繰出すように既設電線を
移動させ、次いで他端側のワイヤロープを巻き取
つて既設電線を元に引戻しながら、引戻し方向の
支持塔上で難着雪リングを既設電線に間隔を開け
て取付けることを特徴とするものである。
法は、支持塔間に架設した既設電線に間隔を開け
て難着雪リングを取付ける方法において、前記既
設電線の両端に夫々ワイヤロープを接続した後、
既設電線を各支持塔から解放すると共に各支持塔
に取付けた金車に移し替え、しかる後、一端側の
ワイヤロープを巻き取つて、少なくとも1径間長
分が一端側の支持塔から繰出すように既設電線を
移動させ、次いで他端側のワイヤロープを巻き取
つて既設電線を元に引戻しながら、引戻し方向の
支持塔上で難着雪リングを既設電線に間隔を開け
て取付けることを特徴とするものである。
(実施例)
以下本発明を第1図〜第3図に示した一実施例
に基づき説明する。
に基づき説明する。
図において1〜4は支持塔、5は支持塔1〜4
に架設した既設電線を示す。
に架設した既設電線を示す。
先ず、各支持塔1〜4に金車6〜9を取付け
る。次に既設電線5の両端に、夫々ワイヤロープ
10,11を接続する。ワイヤロープ10,11
の端部は夫々ドラム12とウインチ13に結合し
ておく。
る。次に既設電線5の両端に、夫々ワイヤロープ
10,11を接続する。ワイヤロープ10,11
の端部は夫々ドラム12とウインチ13に結合し
ておく。
次いで、既設電線5の引留クランプ(図示せ
ず)を碍子連から取外す等、既設電線5を各支持
塔1〜4から開放すると共に各金車6〜9に移し
替える。
ず)を碍子連から取外す等、既設電線5を各支持
塔1〜4から開放すると共に各金車6〜9に移し
替える。
この場合、既設電線5にはその懸垂クランプ位
置等を表示する標識14〜16を付しておくと共
に、既設電線5端部にはカウイイターウエイト
(図示せず)を取付けておく。
置等を表示する標識14〜16を付しておくと共
に、既設電線5端部にはカウイイターウエイト
(図示せず)を取付けておく。
この後、第2図に示すようにワイヤロープ10
をドラム12巻取り、既設電線5を一端側の支持
塔1から繰出す。既設電線5を移動させる長さは
少なくとも1径間長分、即ち反移動方向端の支持
塔3と4間の径間(S3)に既設電線5が存在しな
くなる長さとする。実施例では各径間(S1)〜
(S3)の長さが異なり、中央の径間(S2)が最も
長いので、この中央の径間(S2)の長さ相当長と
してある。
をドラム12巻取り、既設電線5を一端側の支持
塔1から繰出す。既設電線5を移動させる長さは
少なくとも1径間長分、即ち反移動方向端の支持
塔3と4間の径間(S3)に既設電線5が存在しな
くなる長さとする。実施例では各径間(S1)〜
(S3)の長さが異なり、中央の径間(S2)が最も
長いので、この中央の径間(S2)の長さ相当長と
してある。
しかる後、第3図に示すようにウインチ13に
より他方のワイヤロープ11を引戻しつつ、換言
すれば既設電線5を元に戻しながら、各支持塔1
〜3上で難着雪リング17を既設電線5に間隔を
開けて取付ける。
より他方のワイヤロープ11を引戻しつつ、換言
すれば既設電線5を元に戻しながら、各支持塔1
〜3上で難着雪リング17を既設電線5に間隔を
開けて取付ける。
この難着雪リング17の取付作業は、各金車6
〜8の引戻し方向側で行う。従つて、難着雪リン
グ17は既設電線5が金車6〜8を通過した後に
取付けられる。また上記リング17の各径間にお
ける取付けは、前記標識14〜16に基づき行
う。
〜8の引戻し方向側で行う。従つて、難着雪リン
グ17は既設電線5が金車6〜8を通過した後に
取付けられる。また上記リング17の各径間にお
ける取付けは、前記標識14〜16に基づき行
う。
このようにして既設電線5を全径間(S1)〜
(S3)に引戻し、しかる後通常の架設方法と同様
に既設電線5を支持塔1〜4間に所定張力で架設
する。
(S3)に引戻し、しかる後通常の架設方法と同様
に既設電線5を支持塔1〜4間に所定張力で架設
する。
(発明の効果)
以上のように本発明は、支持塔間に架設した既
設電線に間隔を開けて難着雪リングを取付ける方
法において、前記既設電線の両端に夫々ワイヤロ
ープを接続した後、既設電線を各支持塔から解放
すると共に各支持塔に取付けた金車に移し替え、
しかる後、一端側のワイヤロープを巻き取つて、
少なくとも1径間長分が一端側の支持塔から繰出
すように既設電線を移動させ、次いで他端側のワ
イヤロープを巻き取つて既設電線を元に引戻しな
がら、引戻し方向の支持塔上で難着雪リングを既
設電線に間隔を開けて取付けるから、既設電線上
での難着雪リング取付作業をなくすことができ、
従つて機械的強度の低い既設電線にも簡単に難着
雪リングを取付けることができる。
設電線に間隔を開けて難着雪リングを取付ける方
法において、前記既設電線の両端に夫々ワイヤロ
ープを接続した後、既設電線を各支持塔から解放
すると共に各支持塔に取付けた金車に移し替え、
しかる後、一端側のワイヤロープを巻き取つて、
少なくとも1径間長分が一端側の支持塔から繰出
すように既設電線を移動させ、次いで他端側のワ
イヤロープを巻き取つて既設電線を元に引戻しな
がら、引戻し方向の支持塔上で難着雪リングを既
設電線に間隔を開けて取付けるから、既設電線上
での難着雪リング取付作業をなくすことができ、
従つて機械的強度の低い既設電線にも簡単に難着
雪リングを取付けることができる。
また、難着雪リングは金車通過後に取付けられ
ると共に、金車を通過することもないので、難着
雪リングが金車に引掛り移動してしまつたり損傷
を受ける恐れもなくなる。
ると共に、金車を通過することもないので、難着
雪リングが金車に引掛り移動してしまつたり損傷
を受ける恐れもなくなる。
図は本発明の一実施例を示し、第1図は既設電
線を移動させる前の段階の説明図、第2図は既設
電線を移動させた段階の説明図、第3図は移動さ
せた既設電線を元に引戻しつつ該既設電線に難着
雪リングを取付けている段階の説明図である。 1〜4は支持塔、5は既設電線、6〜9は金
車、10,11はワイヤロープ、12はドラム、
13ウインチ、14〜16は標識、17は難着雪
リング。
線を移動させる前の段階の説明図、第2図は既設
電線を移動させた段階の説明図、第3図は移動さ
せた既設電線を元に引戻しつつ該既設電線に難着
雪リングを取付けている段階の説明図である。 1〜4は支持塔、5は既設電線、6〜9は金
車、10,11はワイヤロープ、12はドラム、
13ウインチ、14〜16は標識、17は難着雪
リング。
Claims (1)
- 1 支持塔間に架設した既設電線に間隔を開けて
難着雪リングを取付ける方法において、前記既設
電線の両端に夫々ワイヤロープを接続した後、既
設電線を各支持塔から解放すると共に各支持塔に
取付けた金車に移し替え、しかる後、一端側のワ
イヤロープを巻き取つて、少なくとも1径間長分
が一端側の支持塔から繰出すように既設電線を移
動させ、次いで他端側のワイヤロープを巻き取つ
て既設電線を元に引戻しながら、引戻し方向の支
持塔上で難着雪リングを既設電線に間隔を開けて
取付けることを特徴とする既設電線への難着雪リ
ング取付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57153303A JPS5944908A (ja) | 1982-09-02 | 1982-09-02 | 既設電線への難着雪リング取付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57153303A JPS5944908A (ja) | 1982-09-02 | 1982-09-02 | 既設電線への難着雪リング取付方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5944908A JPS5944908A (ja) | 1984-03-13 |
JPH0368608B2 true JPH0368608B2 (ja) | 1991-10-29 |
Family
ID=15559526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57153303A Granted JPS5944908A (ja) | 1982-09-02 | 1982-09-02 | 既設電線への難着雪リング取付方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5944908A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4495190B2 (ja) * | 2007-05-15 | 2010-06-30 | 古河電気工業株式会社 | 架空送電線のカウンタウエイト取付方法 |
-
1982
- 1982-09-02 JP JP57153303A patent/JPS5944908A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5944908A (ja) | 1984-03-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5952608B2 (ja) | 電線の長区間延線工法 | |
JPH0368608B2 (ja) | ||
JP2850207B2 (ja) | ホールプレハブ架線工法 | |
JPH0136326B2 (ja) | ||
JP2007215361A (ja) | 架空ケーブルの布設工法 | |
JP2784736B2 (ja) | プレハブ電線連のドラム巻き取り方法 | |
JP2504265B2 (ja) | 金車通過型引留クランプおよびプロテクタならびに端子型プレハブジャンパ | |
JPS6311008A (ja) | スパイラルロッドあるいはリングの取付け方法 | |
SU943948A1 (ru) | Способ монтажа проводов воздушной линии электропередачи | |
JPH0214098Y2 (ja) | ||
JP2825361B2 (ja) | 送電線の混触復元用耐張引留装置および混触復元方法 | |
US5456074A (en) | Method for unwrapping subconductors | |
JP2865372B2 (ja) | 架空線用ねじれ防止器 | |
JP3401752B2 (ja) | 懸垂支持物における架線作業方法 | |
JPH05333216A (ja) | 光ファイバ複合架空地線の架線方法 | |
JPH0424728Y2 (ja) | ||
JPH0767216B2 (ja) | 弛度制御架空地線張替工法 | |
JPH0612363B2 (ja) | 光ファイバ複合架空地線の架線方法 | |
JPH06315214A (ja) | 延線工法 | |
JP2924677B2 (ja) | ループ式低張力電線移動工法 | |
JPS61226705A (ja) | 光ケ−ブルの架空布設方法 | |
JPS58351Y2 (ja) | 複導体送電線用ジヤンパ装置 | |
JPS646602B2 (ja) | ||
JPH02208603A (ja) | 光ファイバ複合架空地線における光ファイバケーブルの引き替え方法 | |
JPS6366123B2 (ja) |