JPS646602B2 - - Google Patents

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JPS646602B2
JPS646602B2 JP13233583A JP13233583A JPS646602B2 JP S646602 B2 JPS646602 B2 JP S646602B2 JP 13233583 A JP13233583 A JP 13233583A JP 13233583 A JP13233583 A JP 13233583A JP S646602 B2 JPS646602 B2 JP S646602B2
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JP
Japan
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wheel
wire
hanging
rope
wheels
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JP13233583A
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JPS6022406A (ja
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Atsuo Umemura
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KYOEI DENSETSU KK
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KYOEI DENSETSU KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、電力を輸送供給するための電線
(送電線)を各鉄塔間に架設する方法と、この架
設方法の実施に用いられる吊金車に関するもので
あり、主として、電力輸送設備産業の分野におい
て利用されるものである。
(従来の関連技術とその問題点) 各鉄塔間に電線を新たに架設するには、通常、
延線及び各作業を行なう必要がある。即ち、第1
図に示すように、各鉄塔1…1に架線用金車2…
2を夫々軸装すると共に、これらの金車に掛け通
した牽引ロープ3に電線4を接続して該牽引ロー
プをエンジンウインチ5で巻き取る延線作業と、
延線した電線を所定の張力に張り上げる緊線作業
が必要である。また、延線作業においては、牽引
ロープ3及び電線4が下方の障害物6と接触する
弊害を避けるために、電線4等と障害物6との間
に所要の離隔7を保つ必要がある。このため、電
線ドラム8から引き出した電線4′を一旦、延線
車9に巻回させると共に、該延線車の回転ブレー
キ操作により電線4の張力を制御しながら延線作
業を行なうようにしている。即ち、上記離隔7を
保つためには電線4等の張力Tを大きくしてその
弛度dを小さくする必要があり、このとき、Wを
電線の単位長さ当りの重量、Sを径間長(鉄塔1
間の距離)とすれば上記弛度dは次式によつて表
わされる。
d≒WS2/8T ところが、上記した延線張力Tを大きくすると
次のような弊害が発生することになる。
(1) エンジンウインチ5・延線車9及び牽引ロー
プ3等の架線作業工具に大型で且つ頑強なもの
が要求される。
(2) 電線4のより戻りトルクが大きくなり、従つ
て、電線4と牽引ロープ3との接続部に該電線
のより戻りを防止するための大きな抵抗力を有
するカウンターウエイト10を装着させる必要
がある。
(3) 電線4の端部間の接続部11が金車2を通過
しにくくなると共に、該接続部にはその屈曲変
形を防止するための専用プロテクターが必要と
なる。
(4) 電線4と金車2との接触圧が増大して電線に
悪影響に与えることになる。即ち、第2図及び
第3図に示すように、電線4は素線をより合わ
せて構成されると共に、そのより方向は各層毎
に相互に逆方向となつており、また、電線4の
単位長さ当りの接触圧Pは P=T(電線張力)/R(金車の半径) で表わされるが、この接触圧Pが高くなると比
較的軟らかい材質から成るアルミより線等で
は、各層を構成するアルミ素線に局部的な凹み
(ニツキング)が発生する。このニツキングに
より生じた凹みが比較的小さい場合においても
層心径(D1・D2)が小さくなるため電線4に
伸びが発生することになると共に、これが所定
以上となる場合においては、電線4の機械的強
度を低下させることになる。従つて、この伸び
を少なくするためには電線4と金車2との接触
圧Pの低下が必要であり、且つ、そのためには
張力Tの減少が極めて有効な手段となる。
近時、延線後の緊線作業の容易化、及び、塔上
等における高所作業量の減少化を目的とした「プ
レハブ架線方法」が採用されている。この方法
は、鉄塔の電線支持点間距離を精密に計測すると
共に、該支持点間に所定の弛度で架線するための
電線長さを計算して、電線を予めこの所定長さに
計尺しておき、この計尺された電線を塔間に架線
するものである。
このプレハブ架線方法においても、電線は金車
に掛け通しされるものであつて、その延線時にお
ける金車通過に際して電線には上述したニツキン
グによる伸びが不可避的に発生するため、その伸
び量を推定して電線長さを設定している。ところ
が、電線の延線張力がきいと金車との接触圧も高
まつてその伸び量の絶対量が大きくなるためその
バラツキも大きくなり、例えば、電線多数条で1
相を構成する多導体送電線のように、1相内の各
素導体の弛度・張力を厳密に揃える必要のある場
合は、上記した伸び量のバラツキの発生はその修
正作業に多大な手数を要することとなつて、この
方法の本来の目的にそなわないばかりか、山岳地
の長距離延線作業にこの方法を採用し難い最大の
要因とされている。
また、電線等とその下方の障害物との離隔を保
ちながら、低張力による延線作業を行なう「吊金
車を用いた架線方法」がある。この方法は、第4
図に示すように、鉄塔間に予め吊金車12の支持
ロープ13を弛度dで架設しておき、該支持ロー
プに所要複数個の吊金車12…12を所要の間隔
(S)を保つて配置し、これらの吊金車における
主金車14…14の上面に電線4を掛け通して延
線を行なうものである。この場合において、電線
の単位長さ当りの重量をW、径間長(主金車14
間の距離)をS、電線の水平張力をTLとすれば、
電線4の弛度dsは次式で表わされる。
ds≒WS2/8TL 従つて、電線の水平張力TLを充分に小さくし
ても、径間長Sが小であれば電線の弛度dsも小さ
くなり、電線の合計弛度d′(第4図において、
d′≒d+ds+Δd−Δh)は、吊金車12…12を
用いない場合において張力TLであるときの弛度
d″と較べて大巾に小さくすることができる。即
ち、この方法は、電線の垂れ込みを防止する効果
と延線張力を低下させる効果が有り、従つて、電
線の架設方法として優れたものであるが、実際の
電線架設作業においては次に述べるような問題点
を有している。
即ち、第4図に示すように、各吊金車12…1
2は鉄塔間に架設した間隔保持ロープ15を介し
て所定の間隔(S)位置に夫々配置されるもので
あるが、延線作業終了後において電線4を各吊金
車12…12側から取り外すためには、該電線を
支持ロープ13の弛度と略等しい弛度の位置にま
で張り上げた(緊線した)後に、間隔保持ロープ
15を介して各吊金車12…12を鉄塔側へ夫々
引き寄せて、該鉄塔位置において電線4を各吊金
車12…12から取り外すか、或は、支持ロープ
13に作業者が宙乗り状態となつて電線4を夫々
取り外す必要があり、更に、電線多数条の架設作
業においては上記した作業の繰返しとなる等、該
架設作業が極めて非能率的なものである。
(本発明の目的) 本発明は、上述した吊金車による低張力延線を
利用して、これを更に効率良く実施することによ
り、延線張力の上昇に伴う従来の問題点を確実に
解消すると共に、延線後における電線の吊金車か
らの取り出しを自動的(自然)に行なうようにし
て、全体的な電線の架設作業能率の向上と、該作
業における作業上の危険性を解消することを目的
とするものである。
(本発明の方法及び構成) 本発明の電線の架設方法は、塔間に、電線の吊
金車用支持ロープの所要の弛度を保たせて架設し
該架空支持ロープにおける複数個所に、電線を掛
け通しさせる主金車の上方を開放させた吊金車を
走行自在に夫々懸架させると共に、上記各吊金車
の夫々を塔間に架設した間隔保持ロープを介して
所要の間隔位置に各配置させ、次に、上記各塔側
に軸装させた金車の上面側と、各吊金車における
上記主金車の上面側に電線を掛け通してその延線
を行ない、次に、該電線を上記支持ロープの弛度
よりは小さい所定の弛度となる位置にまで緊線し
て、この緊線時に該電線を上記各吊金車側から自
動的に離脱させることを特徴とするものである。
また、この方法の実施に用いられる電線の架設
用の吊金車は、アーム本体と、該アーム本体の上
部位置に軸装させた架空支持ロープに対する懸架
用の金車と、上記アーム本体の下部位置に軸装さ
せた電線掛け通し用の主金車と、上記懸架用金車
の軸装部に近接する位置に設けた該懸架用金車と
上記架空支持ロープとの係脱機構と、上記アーム
本体の所要位置に設けた該アーム本体と間隔保持
ロープとの係脱機構とから成り、上記電線掛け通
し用主金車の上方は開放状態に構成されているこ
とを特徴とするものである。
(実施例) 以下、本発明を第5図乃至第11図に示す実施
例図に基づいて説明する。
第5図及び第6図は電線架設用の吊金車20を
示しており、該吊金車は、垂直な左右のアーム本
体21,21と、各アーム本体の上部位置に設け
た軸22,22に軸装させた懸架用の金車23,
23と、上記各アーム本体の下部位置間に架設し
た水平軸24に軸装させた電線掛け通し用の主金
車25と、上記懸架用金車23,23の軸装部に
近接する位置に設けた該懸架用金車と支持ロープ
26,26との係脱機構28,28と、上記各ア
ーム本体21,21の所要位置に設けた該アーム
本体と間隔保持ロープ29,29との係脱機構3
0,30とから構成されている。また、上記各ア
ーム本体21,21の中央部には、該アームの上
部側を左右方向へ回動調整させるためのヒンジ部
31,31が設けられており、従つて、上記した
左右の支持ロープ26,26間に広狭差がある場
合にも、該ロープに左右の懸架用金車23,23
を夫々懸架することが可能である。また、上記主
金車25は1個以上軸装されるものであるが、多
数条の電線32…32を同時に延線する目的で複
数個軸装させている。即ち、図例においては、3
個の主金車25…25を軸装させて、その左右両
側の主金車25,25には電線32,32を、ま
た、その中間の主金車25には後述する牽引ロー
プ33、及び、次回の作業工程に用いられる牽引
ロープ33′を夫々掛け通すように設けられてい
る。また、懸架用金車23と支持ロープ26との
係脱機構28は、アーム本体21の外側面位置に
設けられると共に、該機構は、上記金車23の下
方位置に設けた開閉板28aと、該開閉板の係止
用フツク28bとから成り、上記開閉板28aを
その枢軸28cを支点として側方へ回動させたと
きは所要の通路34を構成するように設けられて
おり、従つて、上記通路34の構成時において支
持ロープ26を該通路を通して上記金車23の下
面側に係合させること、及び、係合された支持ロ
ープ26をアーム本体21の外部に取り出すこと
が夫々可能となるように設けられている。なお、
この場合において、開閉板28aを上記フツク2
8bを介して係止させると、上記通路34は閉塞
状態となり、従つて、上記金車23の支持ロープ
26への懸架時において、該金車が支持ロープ2
6から離脱したようなときでも吊金車20が落下
する等の作業上の危険性を排除できるものであ
る。また、上記アーム本体21と間隔保持ロープ
29との係脱機構30は、アーム本体21の外側
面位置に設けられると共に、該機構は、前記ヒン
ジ部31の下方位置において側方へ突設させた植
設ボルト30aと、該ボルトに螺装させた固着ナ
ツト30b、及び、一端が枢軸30cを介して軸
支され、且つ、他端が上記植設ボルト30aに係
合するように形成された係止板30dとから成
り、間隔保持ロープ29は、上記植設ボルト30
aに係合させた係止板30dとアーム本体21と
の間に挾持されると共に、上記ナツト30bによ
り挾圧されて該アーム本体に係着されることにな
る。また、上記した主金車25…25の上方は開
放された状態として構成されており、従つて、電
線32…32はその緊線作業時に、主金車25…
25の上面位置から左右の支持ロープ26,26
間を通して自由に浮き上がることができるのであ
る。
上述した実施例において示した左右のアーム本
体21,21は垂直に設けたものであるが、第7
図に示す第2実施例のように、アーム本体211
211の各上部側を外側方へ夫々拡開するように
形成して、作業性の向上を図るようにしてもよ
い。
また、第8図に示す第3実施例のように、アー
ム本体212は左右いずれかの側にのみ設けても
よいが、このときは、金車232を支持ロープ2
2に懸架させた場合において、主金車252…2
2を軸支する水平軸242が水平状に設定される
ことが必要である。
また、第9図に示す第4実施例のように、長尺
状に形成した水平軸243に多数個の主金車253
…253を各軸装させるようにしてもよく、更に、
同実施例図に示すように、左右のアーム本体21
,213の中間部に補助アーム本体213′を設け
てもよい。
なお、第7図乃至第9図に示す第2実施例乃至
第4実施例のものは、第5図及び第6図に示した
第1実施例のものと較べて、アーム本体21の形
状と数、並びに、主金車25の数の点等において
相異するものであるから、第1実施例図における
構成部材と実質的に同じ構成部材には同一の符号
を夫々附している。
次に、上記構成から成る吊金車を用いて電線を
架設する場合について説明する。
まず、電線架設作業における延線の準備的作業
として次の作業が必要である。即ち、第5図,第
6図及び第10図に示すように、各鉄塔35,3
5間に吊金車20を支持させる2条の支持ロープ
26,26を夫々架設するのであるが、該支持ロ
ープの弛度は、第10図に鎖線にて示す緊線後に
おける電線32′…32′の弛度よりも稍大きくな
るように設定する。次に、上記支持ロープ26,
26に所要複数個の吊金車20…20を所要の間
隔を保たせて夫々懸架させる。該吊金車の懸架
は、係脱機構28,28におけるフツク28b,
28bを外してその開閉板28a,28aを、第
6図に鎖線にて示すように外方へ回動し、支持ロ
ープ26,26をその構成通路34,34を通し
て懸架用金車23,23の下面に係合すると共
に、上記開閉板28a,28aを再びフツク28
b,28bにより係止させればよい。また、該吊
金車の間隔保持は、間隔保持ロープ29,29の
所要間隔位置に各吊金車20…20を、前述した
ように、係脱機構30,30を介して夫々係着さ
せて行なうものである。従つて、上記した支持ロ
ープ26,26に、予め、別の(図示なし)を添
わせておくと共に、各吊金車20…20を一方側
の鉄塔35上において支持ロープ26,26に
夫々懸架し、且つ、この各吊金車に係着した上記
間隔保持ロープ29,29を上記別のロープを介
して他方側の鉄塔35側にたぐり寄せることによ
つて、各吊金車20…20を鉄塔35,35間に
架設した間隔保持ロープ29,29を介して所要
の間隔位置に各配置することができる。また、上
記吊金車における主金車25の位置の延長線上と
なる各鉄塔35,35の各位置には、通常の延線
用金車36,36を夫々軸装する。
上記した状態で、吊金車における主金車25…
25と鉄塔における延線用金車36,36の上面
に、2条の電線32,32と次回の作業工程に用
いるための牽引ロープ33′、及び、これらを、
第11図に示すようなランニングボード37を牽
引するための牽引ロープ33を夫々掛け通して延
線を行なう。なお、上記ランニングボード37は
電線32,32及びロープ33′と牽引ロープ3
3との連結を図るものであるが、第11図の,
に示すように、該ランニングボードには断面U
字型のカウンターウエイト38が垂設されると共
に、このカウンターウエイトは、牽引ロープ3
3,33′の長手方向には屈曲変形自在となり、
且つ、該長手方向と直交する周方向には屈曲変形
しない構成を有しており、従つて、電線32(ロ
ープ33′)に牽引張力が加えられても、上記カ
ウンターウエイト38の重量によつて、電線32
(ロープ33′)のより戻りトルクに基づくランニ
ングボード37の周方向への回転防止が図られる
と共に、主金車25…25及び金車36,36の
通過時には、同図に示すように、その周溝部内
に係合しながら屈曲変形してその通過を阻害する
ようなことがなく、また、このとき、ロープ3
3′はカウンターウエイト38の断面(U字状溝
部)内に係合されることによりその脱落防止が図
られている。また、最初の延線作業時において牽
引ロープ33を鉄塔35,35間に架設させる場
合は、前述した支持ロープ26,26への各吊金
車20…20の懸架配置作業時に、該吊金車にお
ける主金車25…25に牽引ロープ33を掛け通
しさせて行なうことができる。
上記延線作業後において、延線区間の耐張鉄塔
間で緊線作業を行なう。このとき、各吊金車25
…25に掛け通しさせた電線32,32に張力を
加えると、該電線は張力上昇に伴つて順次浮き上
がり該主金車から自動的に離脱して鉄塔35,3
5の金車36,36によつてのみ支承されること
になる。従つて、この状態において、支持ロープ
26,26の弛度よりは小さい所定の弛度となる
位置にまで緊線すればよい。なお、前述した「プ
ロハブ架線方法」においては、所定の電線長さの
個所にクランプして、該電線をその架設時に配置
すべき支持点におさめればよい。
上記した最初の延線及び緊線作業が終了する
と、次回の作業に用いられる牽引ロープ33′は
金車36上にあるため、次の延線を直ちに開始す
ることができて、全体的な作業効率が著しく向上
することになる。
(本発明の効果) 本発明方法は吊金車を用いたものであるため、
前述したような高張力延線における場合の弊害を
確実に解消させることができるものである。特
に、電線の表面形状に悪影響を与えることが極め
て少ないから、例えば、電線の表面に空気力学特
性を改善するための形状が施されている場合の架
設方法として最適である。
本発明方法は上記したような効果に加えて次の
ような効果が有る。即ち、電線は吊金車の主金車
及び鉄塔側の金車の上面に掛け通しされた状態で
で延線されると共に、該電線は緊線時において吊
金車側から自動的に離脱するから、各吊金車の鉄
塔側への引き寄せ作業、或は、作業者の宙乗り作
業を省略できるため、このような従来作業と較べ
て、全体的な電線架設作業の省力化及び高能率化
が図れると共に、作業上の危険性を解消すること
ができる。
また、本発明吊金車は、簡易な構成を有するも
のであるため、その製作が容易で安価に提供する
ことができると共に、その取り扱いが簡単である
から全体的な架設作業の簡略化が図れるといつた
優れた実用的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は電線の架設作業の概略説明図、第2図
は電線に加えられる接触圧の説明図、第3図は電
線の層心径を示す端面図、第4図は吊金車を用い
た電線の架設作業の概略説明図、第5図及び第6
図は本発明吊金車の第1実施例を示す側面図及び
正面図、第7図,第8図,第9図はいずれもその
第2実施例,第3実施例,第4実施例を示す正面
図、第10図は本発明方法による電線の架設作業
の概略説明図、第11図の,,は延線作業
時に用いられるランニングボードとカウンターウ
エイトの作用説明図である。 20……吊金車、21……アーム本体、23…
…懸架用金車、25……主金車、26……支持ロ
ープ、28……係脱機構、29……間隔保持ロー
プ、30……係脱機構、32,32′……電線、
35……塔、36……金車。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 塔間に、電線の吊金車用支持ロープを所要の
    弛度を保たせて架設し、該架空支持ロープにおけ
    る複数個所に、電線を掛け通しさせる主金車の上
    方を開放させた吊金車を走行自在に夫々懸架させ
    ると共に、上記各吊金車の夫々を塔間に架設した
    間隔保持ロープを介して所要の間隔位置に各配置
    させ、次に、上記各塔側に軸装させた金車の上面
    側と、各吊金車における上記主金車の上面側に電
    線を掛け通してその延線を行ない、次に、該電線
    を上記支持ロープの弛度よりは小さい所定の弛度
    となる位置にまで緊線して、この緊線時に該電線
    を上記各吊金車側から自動的に離脱させることを
    特徴とする電線の架設方法。 2 アーム本体と、該アーム本体の上部位置に軸
    装させた架空支持ロープに対する懸架用の金車
    と、上記アーム本体の下部位置に軸装させた電線
    掛け通し用の主金車と、上記懸架用金車の軸装部
    に近接する位置に設けた該懸架用金車と上記架空
    支持ロープとの係脱機構と、上記アーム本体の所
    要位置に設けた該アーム本体と間隔保持ロープと
    の係脱機構とから成り、上記電線掛け通し用主金
    車の上方は開放状態に構成されていることを特徴
    とする電線架設用の吊金車。
JP58132335A 1983-07-19 1983-07-19 電線の架設方法とその架設用の吊金車 Granted JPS6022406A (ja)

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JPS63290108A (ja) * 1987-05-22 1988-11-28 Hitachi Ltd ケ−ブルハンガ−

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