JPS6311008A - スパイラルロッドあるいはリングの取付け方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、電線の低騒音化などを目的として当該電線の
外周にスパイラルロッドを巻回したり、おるいは着雪防
止のためリングを取付けたりする場合における、当該ス
パイラルロッド等の取付方法の改良に関するものでおる
。

［従来の技術と問題点］ 例えば電線の低騒音化あるいは難着雪化などを目的とし
て、第３図に示すように電線１の外周にスパイラルロッ
ド２を巻回してなる電線は知られている。

また、前記スパイラルロッドの代りに、難着雪化を目的
とし、第４図に示すように電線１に所定間隔をおいてリ
ング２’、２’を取付けた電線も知られている。以下ス
パイラルロッドの場合を代表にあげ説明するが、当然の
ことながらリングにも適用できるものである。

このようなスパイラルロッド２の取付は方法として、従
来は宙乗機を使用し、スパイラルロッドを予め当該宙乗
機に積込み、作業者が宙乗機に乗込んで宙乗機を移動し
ながら電線にスパイラルロッドを順次取付けて行く方法
がとられていた。

しかし、宙乗機を遠方でかつ一般的に急傾斜地域が多い
現地にまで運搬することは、車両やら作業者やらを多く
要し、経費がかかる上、現地に搬入した宙乗機を高い鉄
塔にまで持ち上げる゛作業や、これを鉄塔上で碍子を渡
す作業は予想以上に大変であり重労働である。その上、
宙乗機に作業者が乗込んで作業を行なうことは、非常に
危険をも伴うものであり、物体の落下などによる下方へ
の危険性もなくはない。

［発明の目的］ 本発明は、上記のような実情にかんがみてなされたもの
でおり、経費がかかるうえ危険度の大きい宙乗機を使用
することなくスパイラルロッド等を取付ける改良された
スパイラルロッド等の取付は方法を提供しようとするも
のである。

［発明の概要］ すなわち、本発明の要旨とするところは、スパイラルロ
ッドあるいはリング等を取付けるべき２条の電線の両端
に割りワイヤを接続して全体をループ状に形成し、当該
ループ全体を金車を介して回転せしめつつ、電線の必要
個所に鉄塔上においてスパイラルロッド等を取付けるス
パイラルロッド等の取付は方法にあり、このように宙乗
機を一切使用せず、単に金車への電線の入れ替えとこれ
の回転といった簡略化された手段により安全かつ効率よ
くスパイラルロッド等を取付けることを可能ならしめた
ものである。

［実施例］ 以下に、本発明について実施例に基いて説明する。

第１および２図は、本発明に係る方法により電線１にス
パイラルロッド２を取付ける実施例の説明図である。

まず、スパイラルロッド２を取付けるべき隣接する２条
の電線１，１が選択され、それぞれの鉄塔５，５には金
車４，４が取付けられて、電線１．１が当該金車４，４
に移されるとともに、当該電線１．１の両端には割りワ
イヤ３，３が接続され、前記２条の電線１，１と割りワ
イヤ３，３とにより一つのループが形成される。

上記のようにループが形成されたら、ループ全体を第２
図矢印方向である所定方向に回転せしめ、当該回転に伴
い、鉄塔上において第２図に示すように順次スパイラル
ロッド２，２を取付けて一―るのである。このようにす
れば、単にループの回転のみにより、鉄塔上で安全にス
パイラルロッド２．２を取付けることができる。

上記ループの移動は、鉄塔上にいる作業者がスパイラル
ロッドを取付けるごとに手で送ってやってもよいが、回
転のために然るべき機械力を用いてもよい。

上記は既設電線にスパイラルロッドを取付ける場合を例
示したが、これは既設線に限るものではなく、新設線に
も適用可能であることはいうまでもない。

また、雪害対策等は送電線が主体とはなるが、対象とさ
れる電線は、単に送電線に限るわけではなく、配電線や
通信ケーブルあるいは光ケーブル等にも本発明に係る方
法を適用することはできる。

なあ、スパイラルロッドおるいはリングを全長にわたっ
て取付け、支持碍子個所となるところにおいては、いっ
たん取付けたスパイラルロッドあるいはリングを取りは
ずすこともできるが、そのような２度手間を避けるため
には、碍子支持点にについて予め印を付しておき、その
部分にはスパイラルロッドあるいはリングをはじめから
取付けないようにすることも可能である。

［発明の効果］ 以上の通り、本発明に係る取付は方法によれば、スパイ
ラルロッドや着雪防止リングを電線に取付けるに際し、
経費がかかる上に危険度も大きい宙乗機を一切使用せず
、すべて作業者が鉄塔上で安全にかつ確実にしかも効率
よく行なえるものであり、安全性を格段に向上できるば
かりでなく高能率化をも達成でき、宙乗機が碍子上を乗
り越える際に誤って碍子を破損させるといった付随的事
故の解消も可能となるなど、その意義はけだし大きなも
のがある。

【図面の簡単な説明】

第１および２図は本発明に係る数句方法の実施例を示す
説明図、第３図はスパイラルロッドを巻回した電線の具
体例を、第４図はリングを装着した電線の具体例をそれ
ぞれ示す説明図である。 １・・・電線、 ２・・・スパイラルロッド、 ２′・・・リング、 ３・・・割りワイヤ、 ４・・・金車。 代理人　　弁理士　　佐　藤　不二雄 ｉｔ　　口 才　ｚ　囚 ２　：　スへ０イテル　Ｏ・ｚ）− ３：　害り　リ　ワイｆ ４：　霊　車

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）スパイラルロッドあるいはリング等を取付けるべ
   き２条の電線の両端に割りワイヤを接続して全体をルー
   プ状に形成し、当該ループ全体を金車を介して回転せし
   めつつ、電線の必要個所に鉄塔上においてスパイラルロ
   ッド等を取付けるスパイラルロッド等の取付け方法。