JPS6348109A - 送電線の張替え工法 - Google Patents

送電線の張替え工法

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JPS6348109A
JPS6348109A JP61190461A JP19046186A JPS6348109A JP S6348109 A JPS6348109 A JP S6348109A JP 61190461 A JP61190461 A JP 61190461A JP 19046186 A JP19046186 A JP 19046186A JP S6348109 A JPS6348109 A JP S6348109A
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JP61190461A
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弘之 星野
照沼 征廣
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Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は送電線の張替え工法に係り、特に延線時の弛度
を改善したものに関する。
[従来の技術] 従来、送電線の張替え工法としては、吊金重工法、1線
引引抜工法等種々あるが、延線時の弛度変化をできるだ
【プ少なくするため、特に吊金車工法が広く採用されて
きた。
しかし、上記したh1金車工法では電力線ではない架空
地線(GW)→光ファイバ複合架空地線(OP G W
 )の張替えであっても無停電で行うことができない。
また、一般に延線時の弛度変化も十分小さいとはいえず
、作業が複雑で安全性にも問題があった。
そこで、最近0PGWの張替えに無停電工事の必要が叫
ばれ、さらに弛度変化が少なく、より安全な工法の適用
が最重要課題どなりつつある。
[発明が解決しようとする問題点] 上記したように従来の送電線張替え工法では、電力線、
地線の別なく、延線時の弛度変化が必ずしも小さいとは
いえず、作業も複雑で危険を伴うという問題があった。
したがって、本発明の目的は、閉ループを利用すること
によって、前記した従来技術の欠点を解消し、延線時の
弛度変化を最少に保ち、安全で簡便な送電線の張替え工
法を提供することにある。
[問題点を解決づ−るための手段] 本発明の送電線の張HえI ?iは、張り替えるべき既
設送電線と並行して鉄塔間にメツセンシトワイヤを延線
する工程と、延線されたメツ廿ンジトワイヤを新設送電
線に張り替える工程と、張り替えられた新設送電線と既
設送電線とを閉ループ接続する工程と、新設送電線と既
設送電線とから成る閉ループを回して既設送電線ど新設
送電線とを置き換えるようにループ延線する工程と、ル
ープ延線された新設送電線を緊線する工程と、既設送電
線を撤去する工程とから成るものである。
[作 用1 張り替えるべき既設送電線と、これに並行しで延線した
新設送電線とを閉ループ接続1)てこのループを回し始
めると、弛度変化を伴うことなく既設送電線と新設送電
線の位置が徐々にずれて来る。
そして、遂には既設送電線のあった位置のところに新設
送電線が自動的に収まり、既設送電線と新設送電線とが
入れ替わる。
本発明はこの原理を利用したものである。
[実施例] 本発明の実施例を添付図面に基づいて説明づ−れば以下
の通りである。
第1図へ・第10図は本発明の送電線の張替え工法を、
特にGWを0PGWに張り替える場合に適用した一実施
例の各ステップを示すT程図である。
なお、本発明工法はGWより0PGWへの張替えに限ら
ず、GWよりGW若しくは0PGWより0PGW、電力
線より電力線への張替えにも適用できる。
第2図はT程前、すなわちステップOを示す。
張替えが一度に行われる区間は0PGW1ドラム分の延
線区間1−となる鉄塔1,1間であり、この鉄塔1.1
間の既設G W 2がOP G Wに張り替えられる。
また、これらの鉄塔1,1にはそれぞれ図示しないOP
 G Wジヨイントボックスが取り付けられる。
ステップ1で、鉄塔の塔体間にG W 2と平行にメツ
センシトワイヤ3を延線し仮十げする(第3図)。メッ
センジャワイA73は第4図に示すように、鉄塔1の塔
体中央の下相アーム4より下がった点を通るように延線
される。またワイヤ3の両端は延線区間全部に至るよう
延線する。
ステップ2で、メツセンシトワイヤ3を新設0PGW5
に張り替える(第5図)。この張替えJ−法としては、
吊金車工法、1線引引抜工法など任意の工法を採ること
ができる。これにより塔体中央の下相アーム4より下が
った位置に最初のOPGW5が延線されることになる。
このように0PGW5を塔体内に延線するのは、後述す
る閉ループのルートとして塔体内部を利用するためであ
る。
ステップ3で、既設のG W 2を塔体中央に移J(第
6図)。すなわち、第7図に示すように、GWアーム先
端6に取り付けられ−CいたG W 2を鉄塔頂部の中
央に移設して、既に延線した0PGW5の真上に持って
来る。なお、5a、5aは0PGW5の余長である。
ステップ4で、OP G W 5の余長5a、5a先端
をそれぞれ塔頂に持っていき、そこでG W 2と接続
してG W 2とOP G W 5とで閉ループ8を形
成する(第8図〉。
ステップ5で、GWと0PGWの閏ループ8を金車10
にかしりたうえで矢印方向に回してループ延線する(第
1図)。ところで、塔体頂部で吊金工法を実施すると吊
金重量等による弛度増加、旧。
新線間の張力ちりかえ、突風の影響等で危険が伴うが、
上記のループ延線−r法を採れば、塔頂部に移したGW
2→0PGW5の延線中の弛度変動が最も少なく、危険
もない。
次のステップ6で、ループ延線が完了すると、0PGW
5とGW2の位置は上下反対どなり、OP G W 5
は塔体頂部の中央に延線され、G W 2と0PGW5
の接続点9は自動的に鉄塔中位の点まで引き下げられた
点で停止する(第9図)。なお、0PGW5に更に作業
用の余長が欲しいときは、第10図に示すように余長弁
のループ5bを鉄塔内に用意しでおく必要があるが、こ
れはステップ4の段階で予め用意しておくことが可能で
ある。
図示しないステップ7で、塔体頂部の中央にある0PG
W5を移設してGWアーム先端に取り付け、緊線する。
ステップ8で、他の区間の延線をステップ2へ・ステッ
プ7を繰り返して実施する。ずなわら、ステップ5のル
ープ延線も0PGWIドラム毎に独立して行う。
そして、ステップ9でGW2の撤去作業を行って0PG
Wの全張替え作業を終了する。
上記した工法によれば、塔頂部でGW、0PGWが閉ル
ープ延線されるので弛度の変動がなく、また吊金車使用
時のような張力変換作業も、ステップ2(第5図)で説
明したように鉄塔下部で出来るので、塔頂では移線、緊
線のみの作業どなり、最も危険な作業が減少できる。
特に、閏ループ延線による弛度変化の低減と、閉ループ
のルー1へを塔中央に限定したことにより、活線との離
隔を十分に確保することができるので、従来困難どされ
た無停電時の0PGW張替えが可能となる。
更に、閏ループの延線が終了したステップ6(第9図)
で0PGWの端部が自動的に塔体に引下げられ、閉ルー
プのルートとして塔体内部を利用しているので、ステッ
プ6終了後に行われる塔体内部にある0PGWジヨイン
トボツクスへの0PGWの取付けも危険性少なく作業で
きる。
このように上記実施例によれば最も簡便な工法を採用す
ることによって工事ミスを根絶することができ、安全に
電線張替えを行うことができる。
なお、−J−記実施例ではメッセンジャワイA7を塔体
中央下相より下がった点に延線するようにしたが、上相
より下がった点、又は中相より下がった点に延線するよ
うにしてもよい。また、塔体内に延線するようにしたが
、塔体外に延線するようにしてもよく、要するに閉ルー
プ延線できれば上下左右いずれの位置に延線しでもよい
。例えば、電力線の張替えにあっては、既設電力線の上
方に新設送電線を延線することも可能である。
[発明の効果] 以上型するに本発明によれば、既設の送電線とこれに並
行して延線された新設送電線との間で閉ループを構成し
て、このループを回ずことにより新設送電線を既設送電
線位置に置き換えて送電線を張り替えるようにしたこと
にJζす、電線張替え工事を簡便に実施することができ
、しかも回してループ延線する時の弛反変化を最少に保
って安全性を格段と向上覆ることができる、という優れ
た効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図は本発明の一実施例に係る送電線の張替
え工法の1稈説明図であり、第1図はループ延線工程図
、第2図はT程前図、第3図はワイヤ延線工程図、第4
図は第3図に示す鉄塔におけるワイヤの延線位置の説明
図、第5図は張替え工程図、第6図は既設送電線の移設
工程図、第7図は第6図に示す鉄塔における既設送電線
の移設位置の説明図、第8図は閉ループ接続工程図、第
9図はループ延線完了工程図である。また第10図は新
設送電線に更に余長が欲しいとぎの変形ループ図である
。 図中、1は鉄塔、2は既設送電線としての架空地線(G
W) 、3はメツセンジャワイヤ、4は下相アーム、5
は新設送電線としての光ファイバ複合架空地線(OPG
W) 、5aは0PGWの余長、8は閉ループである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)張り替えるべき既設送電線と並行して鉄塔間にメ
    ッセンジャワイヤを延線する工程と、延線されたメッセ
    ンジャワイヤを新設送電線に張り替える工程と、張り替
    えられた新設送電線と既設送電線とを閉ループ接続する
    工程と、新設送電線と既設送電線とから成る閉ループを
    回して既設送電線と新設送電線とを置き換えるようにル
    ープ延線する工程と、ループ延線された新設送電線を緊
    線する工程と、既設送電線を撤去する工程とから構成さ
    れていることを特徴とする送電線の張替え工法。
  2. (2)上記ワイヤ延線工程が鉄塔の塔体中央の下相より
    下がつた点間にメッセンジャワイヤを延線して板上げす
    る工程であり、上記閉ループ接続工程が既設送電線を塔
    体中央に移した後この既設送電線と張り替えられた新設
    送電線とを閉ループ接続する工程であり、上記緊線工程
    が新設送電線を本来の位置に移設してからこれを緊線す
    る工程であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の工法。
  3. (3)上記ワイヤ延線工程で延線される鉄塔間が送電線
    1ドラム分の延線区間であり、全区間の張替えが終了す
    るまで、上記ワイヤ延線、張替え、閉ループ接続、ルー
    プ延線及び緊線の工程を各延線区間で順次繰り返し、し
    かる後上記撤去工程が行われるようにしたことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項ないし第2項のいずれかに記
    載の工法。
JP19046186A 1986-08-15 1986-08-15 送電線の張替え工法 Expired - Lifetime JPH0736652B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55111614A (en) * 1979-02-22 1980-08-28 Fujikura Ltd Method of extending wire strand
JPS61162005A (ja) * 1985-01-11 1986-07-22 Sumitomo Electric Ind Ltd 光フアイバ複合電線ケ−ブルの引替方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55111614A (en) * 1979-02-22 1980-08-28 Fujikura Ltd Method of extending wire strand
JPS61162005A (ja) * 1985-01-11 1986-07-22 Sumitomo Electric Ind Ltd 光フアイバ複合電線ケ−ブルの引替方法

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