JPH0117767Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0117767Y2 JPH0117767Y2 JP11345582U JP11345582U JPH0117767Y2 JP H0117767 Y2 JPH0117767 Y2 JP H0117767Y2 JP 11345582 U JP11345582 U JP 11345582U JP 11345582 U JP11345582 U JP 11345582U JP H0117767 Y2 JPH0117767 Y2 JP H0117767Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- snow
- wires
- wire
- fan
- outermost layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Non-Insulated Conductors (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は着雪による架空送電線の切断、鉄塔倒
壊等の事故を未然に防止しうるように構成した難
着雪電線に関するものである。
壊等の事故を未然に防止しうるように構成した難
着雪電線に関するものである。
寒冷地方における架空送電線の事故は、所定の
弛度をもたせて架設の架空送電線に付着した雪が
電線の最外層の撚素線溝に沿つて低い方向に滑降
して着積し遂には大きな筒雪に発達し、その重量
によつて送電線が切断したり或は鉄塔が倒壊する
事故が大半をしめている。このような事故を防止
するため従来は、第１図及び第２図に示すように
送電線に難着雪リング５を任意間隔毎に複数個取
付けるか、またはアーマロツド６を巻回する等の
方法によつて送電線の撚素線溝に沿つて低い方向
に滑降する雪をその途中で阻止し大きな筒雪に成
長する前に雪を自重で自然落下させて送電線を保
護していたが、難着雪リング５の取付け或はアー
マロツド６の巻回は送電線架設時に行なわなけれ
ばならず高所での作業が困難で危険性を伴い長時
間を費していた。
弛度をもたせて架設の架空送電線に付着した雪が
電線の最外層の撚素線溝に沿つて低い方向に滑降
して着積し遂には大きな筒雪に発達し、その重量
によつて送電線が切断したり或は鉄塔が倒壊する
事故が大半をしめている。このような事故を防止
するため従来は、第１図及び第２図に示すように
送電線に難着雪リング５を任意間隔毎に複数個取
付けるか、またはアーマロツド６を巻回する等の
方法によつて送電線の撚素線溝に沿つて低い方向
に滑降する雪をその途中で阻止し大きな筒雪に成
長する前に雪を自重で自然落下させて送電線を保
護していたが、難着雪リング５の取付け或はアー
マロツド６の巻回は送電線架設時に行なわなけれ
ばならず高所での作業が困難で危険性を伴い長時
間を費していた。
本考案は上記問題点を解消する目的でなされた
もので、以下これを図示した一実施例について説
明するに、第３図において１は、断面扇形素線２
間に該断面扇形素線２より外径の大きい断面円形
素線３を任意間隔毎に配置して撚合し最外層を形
成してなる難着雪電線で、本考案は上述のように
最外層を表面滑らかな断面扇形素線２と、その間
に該素線２より外径の大きい円形素線３を任意間
隔毎に配置して電線径方向に沿つて滑降する雪を
断面円形素線３で阻止し、大きな筒雪に成長する
前に雪が自重によつて自然落下するように構成し
たものである。
もので、以下これを図示した一実施例について説
明するに、第３図において１は、断面扇形素線２
間に該断面扇形素線２より外径の大きい断面円形
素線３を任意間隔毎に配置して撚合し最外層を形
成してなる難着雪電線で、本考案は上述のように
最外層を表面滑らかな断面扇形素線２と、その間
に該素線２より外径の大きい円形素線３を任意間
隔毎に配置して電線径方向に沿つて滑降する雪を
断面円形素線３で阻止し、大きな筒雪に成長する
前に雪が自重によつて自然落下するように構成し
たものである。
本考案によれば、最外層を、断面扇形素線２間
に該断面扇形素線２より外径の大きい断面円形素
線３を任意間隔毎に配置して撚合したことによ
り、上述のように電線径方向に沿つて滑降する雪
は断面円形素線３で阻止されて大きな筒雪となる
前に自重で自然落下するから、従来のように架空
送電線に難着雪リングを取付ける或はアーマロツ
ドを巻回する必要はなく着雪による架空送電線の
事故を未然に防止でき、しかも製造が容易で安価
に得られる等の優れた実用的効果がある。
に該断面扇形素線２より外径の大きい断面円形素
線３を任意間隔毎に配置して撚合したことによ
り、上述のように電線径方向に沿つて滑降する雪
は断面円形素線３で阻止されて大きな筒雪となる
前に自重で自然落下するから、従来のように架空
送電線に難着雪リングを取付ける或はアーマロツ
ドを巻回する必要はなく着雪による架空送電線の
事故を未然に防止でき、しかも製造が容易で安価
に得られる等の優れた実用的効果がある。
第１図及び第２図は架空送電線に難着雪リング
及びアーマロツドを取付けた状態を示す説明図、
第３図は本考案の一実施例を示す説明図である。 １：難着雪電線、２：断面扇形素線、３：断面
円形素線。
及びアーマロツドを取付けた状態を示す説明図、
第３図は本考案の一実施例を示す説明図である。 １：難着雪電線、２：断面扇形素線、３：断面
円形素線。
Claims (1)
- 断面扇形素線と、その間に該断面扇形素線より
も外径の大きい断面円形素線を任意間隔毎に配置
して撚合して最外層を形成してなることを特徴と
する難着雪電線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11345582U JPS5918314U (ja) | 1982-07-28 | 1982-07-28 | 難着雪電線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11345582U JPS5918314U (ja) | 1982-07-28 | 1982-07-28 | 難着雪電線 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5918314U JPS5918314U (ja) | 1984-02-03 |
| JPH0117767Y2 true JPH0117767Y2 (ja) | 1989-05-24 |
Family
ID=30262631
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11345582U Granted JPS5918314U (ja) | 1982-07-28 | 1982-07-28 | 難着雪電線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5918314U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6229090U (ja) * | 1985-08-07 | 1987-02-21 |
-
1982
- 1982-07-28 JP JP11345582U patent/JPS5918314U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5918314U (ja) | 1984-02-03 |
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