JPS5952608B2 - 電線の長区間延線工法 - Google Patents
電線の長区間延線工法Info
- Publication number
- JPS5952608B2 JPS5952608B2 JP53082002A JP8200278A JPS5952608B2 JP S5952608 B2 JPS5952608 B2 JP S5952608B2 JP 53082002 A JP53082002 A JP 53082002A JP 8200278 A JP8200278 A JP 8200278A JP S5952608 B2 JPS5952608 B2 JP S5952608B2
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- JP
- Japan
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- wire
- electric wire
- electric
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- long
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は小さい張力で長区間の電線を延線する工法に関
するものである。
するものである。
一般に架空送電線を延線するには電線の先端に延線ワイ
ヤを取付け、延線ワイヤを牽引するとともに電線は鉄塔
に取付けた金車を通し延線している。
ヤを取付け、延線ワイヤを牽引するとともに電線は鉄塔
に取付けた金車を通し延線している。
従って電線を長区間に延線する場合延線張力は大きなも
のとなり、電線を傷つけたり伸ばしたりしている。
のとなり、電線を傷つけたり伸ばしたりしている。
これがため延線する電線の中途に電線送出し7装置を設
け、延線張力を軽減している。
け、延線張力を軽減している。
しかしながら電線の中途に電線送出し装置を取付けるに
は、電線の延線地帯(山間僻地が多い)にこのような装
置を運搬する必要がありまたこの取付けが面倒で延線コ
ストを高めている。
は、電線の延線地帯(山間僻地が多い)にこのような装
置を運搬する必要がありまたこの取付けが面倒で延線コ
ストを高めている。
また電線の延線張力を軽減するため延線区間に仮ワイヤ
を張り、これに吊下げ金具を介し電線を吊下げて延線す
る方法もあるが、装置が複雑で長区間の延線には不向き
で、やはり延線コストを高める欠点がある。
を張り、これに吊下げ金具を介し電線を吊下げて延線す
る方法もあるが、装置が複雑で長区間の延線には不向き
で、やはり延線コストを高める欠点がある。
本発明はこれに鑑み小さい張力で長区間の延線を可能と
したもので、電線の先端に延線ワイヤを取付は延線する
とともに、延線する電線の中途にも延線ワイヤを取付け
、複数本の延線ワイヤにより電線を延線することを特徴
としている。
したもので、電線の先端に延線ワイヤを取付は延線する
とともに、延線する電線の中途にも延線ワイヤを取付け
、複数本の延線ワイヤにより電線を延線することを特徴
としている。
次にこれを図面に基いて更に詳細に説明する。
第1図は本発明による延線工法の一例を示したもので1
径間に相当する所定長の電線をそれぞれ割りロープ、引
留クランプ等を介して接続して10数;径間ないし数1
0径間に亘る長さとした長区間の電線1を延線する場合
を示したもので、電線1の先端A1には延線ワイヤ2□
を取付け、延線ワイヤ2、の先端を引取り装置3□によ
り引張り電線1を各鉄塔7上の金車6を通し延線するこ
とは従来の延線工法と同じである。
径間に相当する所定長の電線をそれぞれ割りロープ、引
留クランプ等を介して接続して10数;径間ないし数1
0径間に亘る長さとした長区間の電線1を延線する場合
を示したもので、電線1の先端A1には延線ワイヤ2□
を取付け、延線ワイヤ2、の先端を引取り装置3□によ
り引張り電線1を各鉄塔7上の金車6を通し延線するこ
とは従来の延線工法と同じである。
本発明の工法では電線1の中途A2.A3例えば数径間
ないし10数径間分の長さごとに、それぞれ延線ワイヤ
22,23を取付け、これら延線ワイヤの先端をそれぞ
れ別個の引取り装置3□、33により引張り延線するの
である。
ないし10数径間分の長さごとに、それぞれ延線ワイヤ
22,23を取付け、これら延線ワイヤの先端をそれぞ
れ別個の引取り装置3□、33により引張り延線するの
である。
これにより図から明らかなように延線ワイヤ2□により
延線する電線1の長さはA工、A2間に相当する部分で
あり延線ワイヤ2□により延線する電線1の長さはA2
.A3間に相当する部分であり、延線ワイヤ23により
延線する電線1の長さはA3から後の部分であるから各
延線ワイヤにかかる引張力はそれぞれ電線1を分割した
長さに相当する張力にすることができ、電線1がいくら
長い区間の長区間電線でも、各延線ワイヤにかかる引張
力は数径間ないし10数径間の分割した長さの電線に応
じた張力に分割することができ、従って延線の際電線に
かかる張力は各区間ごとに分割され軽減されるから、電
線を損傷したり伸ばしたすせずに容易に延線し得るので
ある。
延線する電線1の長さはA工、A2間に相当する部分で
あり延線ワイヤ2□により延線する電線1の長さはA2
.A3間に相当する部分であり、延線ワイヤ23により
延線する電線1の長さはA3から後の部分であるから各
延線ワイヤにかかる引張力はそれぞれ電線1を分割した
長さに相当する張力にすることができ、電線1がいくら
長い区間の長区間電線でも、各延線ワイヤにかかる引張
力は数径間ないし10数径間の分割した長さの電線に応
じた張力に分割することができ、従って延線の際電線に
かかる張力は各区間ごとに分割され軽減されるから、電
線を損傷したり伸ばしたすせずに容易に延線し得るので
ある。
図中4は延線車、5は電線ドラムを示す。
また前記延線ワイヤ20,2□、23 を電線1に取付
ける手段としては、各延線ワイヤを電線にカムアロング
を介して取付ける方法、あるいは第2図に示すように、
第1の所定径間用の電線11と第1の延線ワイヤ2□
とを接続プレート8の両端部に取付け、この接続プレー
ト8の中間部には次の径間用の電線12を取付け、同様
にして順次、他の径間用の電線と延線ワイヤを取付ける
方法等か゛ある。
ける手段としては、各延線ワイヤを電線にカムアロング
を介して取付ける方法、あるいは第2図に示すように、
第1の所定径間用の電線11と第1の延線ワイヤ2□
とを接続プレート8の両端部に取付け、この接続プレー
ト8の中間部には次の径間用の電線12を取付け、同様
にして順次、他の径間用の電線と延線ワイヤを取付ける
方法等か゛ある。
この第2図に示す如き方法によると所定径間用の電線相
互の接続が簡易化される利点か゛ある。
互の接続が簡易化される利点か゛ある。
なお鉄塔7に取付けた途中の金車6には電線1と延線ワ
イヤ2□、23等とを同時に接触しないように通過させ
るため第3図に示すような公知の3輪金車を使用する。
イヤ2□、23等とを同時に接触しないように通過させ
るため第3図に示すような公知の3輪金車を使用する。
また本実施例では延線する電線1として、径間長ごとに
切断した電線を、相互に接続したものを用い、いわゆる
プレハブ架線が出来るようにしたが、これに限らず無接
続の長尺の電線をそのまま延線し、これを鉄塔上で切断
しそれぞれの端部を鉄塔に引留めるようにしてもよい。
切断した電線を、相互に接続したものを用い、いわゆる
プレハブ架線が出来るようにしたが、これに限らず無接
続の長尺の電線をそのまま延線し、これを鉄塔上で切断
しそれぞれの端部を鉄塔に引留めるようにしてもよい。
以上説明したように本発明によれば長区間の電線の少な
くとも先端および中間に延線ワイヤを取付け、複数本の
延線ワイヤを別々に同時に引張り、電線を延線するもの
で各延線ワイヤごとに電線を分割して延線する場合と同
じにすることができ電線の延線張力を小さくしたので電
線に損傷を与えたり伸ばしたすせずに延線することがで
き、また使用する延線工具も特別なものを使用せず従来
とほぼ同じように延線し得るので、延線コストを高めず
に長区間の延線ができる利点がある。
くとも先端および中間に延線ワイヤを取付け、複数本の
延線ワイヤを別々に同時に引張り、電線を延線するもの
で各延線ワイヤごとに電線を分割して延線する場合と同
じにすることができ電線の延線張力を小さくしたので電
線に損傷を与えたり伸ばしたすせずに延線することがで
き、また使用する延線工具も特別なものを使用せず従来
とほぼ同じように延線し得るので、延線コストを高めず
に長区間の延線ができる利点がある。
第1図は本発明になる延線工法により電線を延線する場
合の一例を示す説明図、第2図は本発明方法における延
線ワイヤの取付方法の一例を説明する説明図、第3図は
本発明方法に使用する金車の一例を示す平面図である。 1・・・・・・電線、2□、2□、23・・・・・・延
線ワイヤ、31,3□、33・・・・・・引取り装置、
A1゜A2.A3・・・・・・延線ワイヤの取付点。
合の一例を示す説明図、第2図は本発明方法における延
線ワイヤの取付方法の一例を説明する説明図、第3図は
本発明方法に使用する金車の一例を示す平面図である。 1・・・・・・電線、2□、2□、23・・・・・・延
線ワイヤ、31,3□、33・・・・・・引取り装置、
A1゜A2.A3・・・・・・延線ワイヤの取付点。
Claims (1)
- 1 延線する電線の先端および中途に延線ワイヤを取付
け、複数本の延線ワイヤにより電線を延線することを特
徴とする電線の長区間延線工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53082002A JPS5952608B2 (ja) | 1978-07-07 | 1978-07-07 | 電線の長区間延線工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53082002A JPS5952608B2 (ja) | 1978-07-07 | 1978-07-07 | 電線の長区間延線工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5510813A JPS5510813A (en) | 1980-01-25 |
JPS5952608B2 true JPS5952608B2 (ja) | 1984-12-20 |
Family
ID=13762293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53082002A Expired JPS5952608B2 (ja) | 1978-07-07 | 1978-07-07 | 電線の長区間延線工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5952608B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6210548A (ja) * | 1985-07-08 | 1987-01-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機の風向偏向装置および風向偏向方法 |
JPS6210541A (ja) * | 1985-07-08 | 1987-01-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機の風向偏向装置および風向偏向方法 |
JPS6210539A (ja) * | 1985-07-08 | 1987-01-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機の風向偏向装置および風向偏向方法 |
JPS6210546A (ja) * | 1985-07-08 | 1987-01-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機の風向偏向装置および風向偏向方法 |
JPS6210549A (ja) * | 1985-07-08 | 1987-01-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機の風向偏向装置および風向偏向方法 |
JPS6210547A (ja) * | 1985-07-08 | 1987-01-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機の風向偏向装置および風向偏向方法 |
JPS62131139A (ja) * | 1985-12-02 | 1987-06-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機の風向偏向方法 |
JPS62131152A (ja) * | 1985-12-03 | 1987-06-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機の風向偏向方法 |
JPS62147256A (ja) * | 1985-12-19 | 1987-07-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機の風向偏向装置 |
JPS62218757A (ja) * | 1986-03-20 | 1987-09-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機の風向偏向装置 |
-
1978
- 1978-07-07 JP JP53082002A patent/JPS5952608B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5510813A (en) | 1980-01-25 |
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