JPH0367710A - 重荷重用空気入りタイヤ - Google Patents
重荷重用空気入りタイヤInfo
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- JPH0367710A JPH0367710A JP1205317A JP20531789A JPH0367710A JP H0367710 A JPH0367710 A JP H0367710A JP 1205317 A JP1205317 A JP 1205317A JP 20531789 A JP20531789 A JP 20531789A JP H0367710 A JPH0367710 A JP H0367710A
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Links
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- 239000011324 bead Substances 0.000 claims abstract description 61
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- 239000010410 layer Substances 0.000 description 6
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 5
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Landscapes
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はトラック、バスなどに用いられる重荷重用空気
入りタイヤに関する。
入りタイヤに関する。
従来、重荷重用空気入りタイヤのビード部の構造として
は、特公昭56−38406号公報が開示されている。
は、特公昭56−38406号公報が開示されている。
第3図に示される如く、この重荷重用空気入りタイヤ5
0においては、ビードコア52近傍のカーカスプライ5
3の環ピードコア52側には、カーカスプライ53に沿
ってビード部補強層としてのスチールコード保護層54
と有機繊維保護層56.58が組み合わされて配置され
ている。
0においては、ビードコア52近傍のカーカスプライ5
3の環ピードコア52側には、カーカスプライ53に沿
ってビード部補強層としてのスチールコード保護層54
と有機繊維保護層56.58が組み合わされて配置され
ている。
このスチールコード保護層54のタイヤ半径方向外側端
54Aはカーカスプライ53の折り返し端53Aより若
干量タイヤ半径方向内側に位置している。また、スチー
ルコード保護層54のタイヤ半径方向内側端54Bは、
ビードコア52近傍に達している。
54Aはカーカスプライ53の折り返し端53Aより若
干量タイヤ半径方向内側に位置している。また、スチー
ルコード保護層54のタイヤ半径方向内側端54Bは、
ビードコア52近傍に達している。
有機繊維保護層56はスチールコード保護層54の反ビ
ードコア52側にスチールコード保護層54に沿って配
置されており、そのタイヤ外側巻き上げ端56Aはカー
カスプライ53の折り返し端53Aよりタイヤ半径方向
外側に位置している。
ードコア52側にスチールコード保護層54に沿って配
置されており、そのタイヤ外側巻き上げ端56Aはカー
カスプライ53の折り返し端53Aよりタイヤ半径方向
外側に位置している。
また、有機繊維保護層56はカーカスプライ50に沿っ
てタイヤ内側へ折り返されており、その先端はタイヤ内
側巻き上げ端56Bとされている。
てタイヤ内側へ折り返されており、その先端はタイヤ内
側巻き上げ端56Bとされている。
有機繊維保護層58は有機繊維保護層56の反ビードコ
ア52側に有機繊維保護層56に沿って配置されており
、そのタイヤ外側巻き上げ端58Aは、有機繊維保護層
56のタイヤ外側巻き上げ端56Aよりタイヤ半径方向
外側へ若干量高く配置されている。またそのタイヤ内側
巻き上げ端58Bは、有機繊維保護層56のタイヤ内側
巻き上げ端56Bよりタイヤ半径方向内側へ若干量低く
配置されている。
ア52側に有機繊維保護層56に沿って配置されており
、そのタイヤ外側巻き上げ端58Aは、有機繊維保護層
56のタイヤ外側巻き上げ端56Aよりタイヤ半径方向
外側へ若干量高く配置されている。またそのタイヤ内側
巻き上げ端58Bは、有機繊維保護層56のタイヤ内側
巻き上げ端56Bよりタイヤ半径方向内側へ若干量低く
配置されている。
しかしながら、この重荷重用空気入りタイヤ50におい
ては、スチールコード保護層54がビードコア52を中
心としてタイヤ内側に巻き上げられていない。このため
ビード部の剛性が充分でなく、負荷転勤時にビード部の
タイヤ外側への倒れ込みが大きくなり、ビードコア52
を中心としてタイヤ内側のカーカスプライ53は第3図
の上方(第3図の矢印六方向)へ動き、タイヤ外側のカ
ーカスプライ53は下方(第3図の矢印B方向)へ動き
、所謂プライ抜けの傾向が充分に防止されていなかった
。このため、この重荷重用空気入りタイヤ50において
は、ビード部の剛性不足に起因するカーカス折り返し端
又は補強層端からの亀裂の防止が充分でなかった。
ては、スチールコード保護層54がビードコア52を中
心としてタイヤ内側に巻き上げられていない。このため
ビード部の剛性が充分でなく、負荷転勤時にビード部の
タイヤ外側への倒れ込みが大きくなり、ビードコア52
を中心としてタイヤ内側のカーカスプライ53は第3図
の上方(第3図の矢印六方向)へ動き、タイヤ外側のカ
ーカスプライ53は下方(第3図の矢印B方向)へ動き
、所謂プライ抜けの傾向が充分に防止されていなかった
。このため、この重荷重用空気入りタイヤ50において
は、ビード部の剛性不足に起因するカーカス折り返し端
又は補強層端からの亀裂の防止が充分でなかった。
本発明は上記事実を考慮し、ビード部の剛性不足に起因
するカーカス折り返し端又は補強層端からの亀裂を防止
し、ビード部耐久性を大幅に向上することができる重荷
重用空気入りタイヤを得ることが目的である。
するカーカス折り返し端又は補強層端からの亀裂を防止
し、ビード部耐久性を大幅に向上することができる重荷
重用空気入りタイヤを得ることが目的である。
本発明は、ビードコアのタイヤ内側から外側へ折り返さ
れたカーカスプライに沿ってスチールコード保護層と有
機繊維保護層とが配設され前記スチールコード保護層を
前記ビードコアのタイヤ外側からタイヤ内側へタイヤ半
径方向外側へ向けて巻き上げた重荷重用空気入りタイヤ
において、前記ビード部のタイヤ半径方向内側端から前
記スチールコード保護層の前記タイヤ内側への巻き上げ
itでの高さをタイヤのセクションハイトの18%〜3
0%の範囲としたことを特徴としている。
れたカーカスプライに沿ってスチールコード保護層と有
機繊維保護層とが配設され前記スチールコード保護層を
前記ビードコアのタイヤ外側からタイヤ内側へタイヤ半
径方向外側へ向けて巻き上げた重荷重用空気入りタイヤ
において、前記ビード部のタイヤ半径方向内側端から前
記スチールコード保護層の前記タイヤ内側への巻き上げ
itでの高さをタイヤのセクションハイトの18%〜3
0%の範囲としたことを特徴としている。
従って、本発明ではビードコアを中心としてタイヤ内側
部のカーカスプライ折り返し部が、スチールコード保護
層によって、ビードコア近傍からタイヤ半径方向外側へ
向けて広い範囲で補強されている。従って、この部分の
剛性が向上し、負荷転勤時のビード部のタイヤ外側への
倒れ込みを少なくし、カーカスプライの剪断歪みを低減
することができる。このため、カーカスプライの折り返
し端、スチールコード保護層のタイヤ外側の巻き上げ端
及び有機繊維保護層の各タイヤ外側の巻き上げ端の剪断
歪みを低減でき、ビード部の剛性不足に起因するカーカ
ス折り返し端又は補強層端からの亀裂を防止でき、ビー
ド部耐久性を大幅に向上することができる。
部のカーカスプライ折り返し部が、スチールコード保護
層によって、ビードコア近傍からタイヤ半径方向外側へ
向けて広い範囲で補強されている。従って、この部分の
剛性が向上し、負荷転勤時のビード部のタイヤ外側への
倒れ込みを少なくし、カーカスプライの剪断歪みを低減
することができる。このため、カーカスプライの折り返
し端、スチールコード保護層のタイヤ外側の巻き上げ端
及び有機繊維保護層の各タイヤ外側の巻き上げ端の剪断
歪みを低減でき、ビード部の剛性不足に起因するカーカ
ス折り返し端又は補強層端からの亀裂を防止でき、ビー
ド部耐久性を大幅に向上することができる。
また、スチールコード保護層のタイヤ内側巻き上げ端の
高さがタイヤのセクションハイトの30%以上になると
スチールコード保護層のタイヤ内側巻き上げ端の歪みが
大きくなる。一方スチールコード保護層のタイヤ内側巻
き上げ端の高さがタイヤのセクションハイトの18%以
下になるとビード部の剛性が低下する。このため、ビー
ド部のタイヤ半径方向内側端からスチールコード保護層
のタイヤ内側への巻き上げ端までの高さは、タイヤのセ
クションハイトの18%〜30%の範囲とする。
高さがタイヤのセクションハイトの30%以上になると
スチールコード保護層のタイヤ内側巻き上げ端の歪みが
大きくなる。一方スチールコード保護層のタイヤ内側巻
き上げ端の高さがタイヤのセクションハイトの18%以
下になるとビード部の剛性が低下する。このため、ビー
ド部のタイヤ半径方向内側端からスチールコード保護層
のタイヤ内側への巻き上げ端までの高さは、タイヤのセ
クションハイトの18%〜30%の範囲とする。
また、前記有機繊維保護層の中の少なくとも1枚をビー
ドワイヤのタイヤ内側に巻き上げた場合、この有機mm
保護層のタイヤ内側巻き上げ端がスチールコード保護層
のタイヤ内側巻き上げ端に近接していると、有機繊維保
護層の端から亀裂が発生し易いため、有機繊維保護層の
タイヤ内側巻き上げ端はスチールコード保護層のタイヤ
内側巻き上げ端よりタイヤ半径方向外側へ20IIIf
f1以上高くすることが好ましい。
ドワイヤのタイヤ内側に巻き上げた場合、この有機mm
保護層のタイヤ内側巻き上げ端がスチールコード保護層
のタイヤ内側巻き上げ端に近接していると、有機繊維保
護層の端から亀裂が発生し易いため、有機繊維保護層の
タイヤ内側巻き上げ端はスチールコード保護層のタイヤ
内側巻き上げ端よりタイヤ半径方向外側へ20IIIf
f1以上高くすることが好ましい。
また、スチールコード保護層のタイヤ外側巻き上げ端が
カーカスプライ折り返し端よりタイヤ半径方向内側へ低
くされており、その差が10mm以下の場合には、スチ
ールコード保護層のタイヤ外側巻き上げ端の歪みが大き
くなり、スチールコード保護層のタイヤ外側巻き上げ端
から亀裂が発生し易くなる。またこのスチールコード保
護層のタイヤ外側巻き上げ端とカーカスプライ折り返し
端との差が25mm以上の場合には、ビード部の剛性が
低くなる。このためスチールコード保護層のタイヤ外側
巻き上げ端の高さは、カーカスプライ折り返し端より1
0mm〜25叩の範囲でタイヤ半径方向内側へ低くする
ことが好ましい。
カーカスプライ折り返し端よりタイヤ半径方向内側へ低
くされており、その差が10mm以下の場合には、スチ
ールコード保護層のタイヤ外側巻き上げ端の歪みが大き
くなり、スチールコード保護層のタイヤ外側巻き上げ端
から亀裂が発生し易くなる。またこのスチールコード保
護層のタイヤ外側巻き上げ端とカーカスプライ折り返し
端との差が25mm以上の場合には、ビード部の剛性が
低くなる。このためスチールコード保護層のタイヤ外側
巻き上げ端の高さは、カーカスプライ折り返し端より1
0mm〜25叩の範囲でタイヤ半径方向内側へ低くする
ことが好ましい。
また、有機mm保護層のタイヤ外側巻き上げ端のタイヤ
半径方向外側への高さは、ビード部の剛性を向上するた
めに、カーカスプライ端より20mm以上タイヤ半径方
向外側へ高くすることが好ましい。
半径方向外側への高さは、ビード部の剛性を向上するた
めに、カーカスプライ端より20mm以上タイヤ半径方
向外側へ高くすることが好ましい。
また、有機繊維保護層のタイヤ外側巻き上げ端とこの有
機繊維保護層の外側に配置された有機繊維保護層のタイ
ヤ外側巻き上げ端とが近接している場合には、外側に配
置された有機繊維保護層のタイヤ外側巻き上げ端の剪断
歪みが大きくなるため、この有機am保護層のタイヤ外
側巻き上げ端に対して外側に配置された有機繊維保護層
のタイヤ外側巻き上げ端をタイヤ半径方向内側へ5 m
m以上低くすることが好ましい。
機繊維保護層の外側に配置された有機繊維保護層のタイ
ヤ外側巻き上げ端とが近接している場合には、外側に配
置された有機繊維保護層のタイヤ外側巻き上げ端の剪断
歪みが大きくなるため、この有機am保護層のタイヤ外
側巻き上げ端に対して外側に配置された有機繊維保護層
のタイヤ外側巻き上げ端をタイヤ半径方向内側へ5 m
m以上低くすることが好ましい。
第1図に示される本発明の重荷重用空気入リタイヤlO
においては、放射状に延設するカーカスプライ12はタ
イヤ周方向に対して直交する方向(タイヤ幅方向〉に沿
って配列されたカーカスプライコードと、これを被覆す
るコーティングゴムとで構成されており、このカーカス
プライ12のカーカスプライコード打ち込み本数は7.
6本/25+nmとされている。
においては、放射状に延設するカーカスプライ12はタ
イヤ周方向に対して直交する方向(タイヤ幅方向〉に沿
って配列されたカーカスプライコードと、これを被覆す
るコーティングゴムとで構成されており、このカーカス
プライ12のカーカスプライコード打ち込み本数は7.
6本/25+nmとされている。
このカーカスプライ12の両端部は、タイヤ軸方向に沿
った断面形状が略6角形とされたビードコア14の周り
にタイヤ内側から外側へ向けて折り返されている。
った断面形状が略6角形とされたビードコア14の周り
にタイヤ内側から外側へ向けて折り返されている。
このビードコアI4近傍においては、カーカスプライ1
2の反ビードコア14側にスチールコード保護層16が
隣接配置されている。このスチールコード保護層16は
、タイヤ幅方向に対して左側へ60°傾斜したスチール
コードと、これを被覆するコーティングゴムとで構成さ
れており、このスチールコードの打ち込み本数は18.
4本/25mmとされている。
2の反ビードコア14側にスチールコード保護層16が
隣接配置されている。このスチールコード保護層16は
、タイヤ幅方向に対して左側へ60°傾斜したスチール
コードと、これを被覆するコーティングゴムとで構成さ
れており、このスチールコードの打ち込み本数は18.
4本/25mmとされている。
スチールコード保護層16の反ビードコア14側には、
有機繊維保護層18が隣接配置されている。この有機N
am保護層18はタイヤ幅方向に対して右側へ60°傾
斜した有機繊維と、これを被iするコーティングゴムと
で構成されており、この有機繊維の打ち込み本数は21
.7本/ 25 mmとされている。
有機繊維保護層18が隣接配置されている。この有機N
am保護層18はタイヤ幅方向に対して右側へ60°傾
斜した有機繊維と、これを被iするコーティングゴムと
で構成されており、この有機繊維の打ち込み本数は21
.7本/ 25 mmとされている。
有機m維保護層18の反ビードコア14側のタイヤ外側
には、有機繊維保護層20が隣接配置されている。この
有機繊維保護層20は、タイヤ幅方向に対して左側へ6
0°傾斜した有機繊維と、これを被覆するコーティング
ゴムとで構成されており、この有機ta雉の打ち込み本
数は21.7本/ 25 amとされている。
には、有機繊維保護層20が隣接配置されている。この
有機繊維保護層20は、タイヤ幅方向に対して左側へ6
0°傾斜した有機繊維と、これを被覆するコーティング
ゴムとで構成されており、この有機ta雉の打ち込み本
数は21.7本/ 25 amとされている。
また、ビード部のタイヤ半径方向内側115からのスチ
ールコード保護層16のタイヤ内側巻き上げ端16Aの
高さLは、タイヤのセクションハイト(ビード部のタイ
ヤ半径方向内側側端15からのタイヤ赤道面Sに沿った
タイヤ接地面17までの距離〉Hの18%〜30%の範
囲とされている(18%<L/H<30%)。
ールコード保護層16のタイヤ内側巻き上げ端16Aの
高さLは、タイヤのセクションハイト(ビード部のタイ
ヤ半径方向内側側端15からのタイヤ赤道面Sに沿った
タイヤ接地面17までの距離〉Hの18%〜30%の範
囲とされている(18%<L/H<30%)。
第2図に示される如く、本実施例においてはビードコア
14の中心Pからのカーカスプライ12の折り返し端1
2Aまでのタイヤ半径方向外側への長さ(高さA)は2
Q+++m<A<35mmとされている。また、ビード
コア14の中心Pからのスチールコード保護層16のタ
イヤ内側巻き上げ端16Aは、カーカスプライ12の折
り返し端12Aよりタイヤ半径方向外側へ高くされてお
り、その差Bは20帥<B<35mmとされている。
14の中心Pからのカーカスプライ12の折り返し端1
2Aまでのタイヤ半径方向外側への長さ(高さA)は2
Q+++m<A<35mmとされている。また、ビード
コア14の中心Pからのスチールコード保護層16のタ
イヤ内側巻き上げ端16Aは、カーカスプライ12の折
り返し端12Aよりタイヤ半径方向外側へ高くされてお
り、その差Bは20帥<B<35mmとされている。
また、有機繊維保護層18のタイヤ内側巻き上げ端18
Aは、スチールコード保護層16のタイヤ内側巻き上げ
端16Aよりタイヤ半径方向外側へ高くされており、そ
の差Cは20mm<Cとされている。
Aは、スチールコード保護層16のタイヤ内側巻き上げ
端16Aよりタイヤ半径方向外側へ高くされており、そ
の差Cは20mm<Cとされている。
また、ビードコア14の中心Pからのスチールコード保
護層16のタイヤ外側巻き上げ端16Bは、カーカス1
2の折り返し端12Aよりタイヤ半径方向内側へ低くさ
れており、その差りはlOmIIl<D<25+nmと
されている。
護層16のタイヤ外側巻き上げ端16Bは、カーカス1
2の折り返し端12Aよりタイヤ半径方向内側へ低くさ
れており、その差りはlOmIIl<D<25+nmと
されている。
また、ビードコア14の中心Pからの有機繊維保護層1
8のタイヤ外側巻き上げ端18Bはカーカスプライ12
の折り返し端12Aよりタイヤ半径方向外側へ高くされ
おり、その差Eは20mm<E<5On+mとされてい
る。
8のタイヤ外側巻き上げ端18Bはカーカスプライ12
の折り返し端12Aよりタイヤ半径方向外側へ高くされ
おり、その差Eは20mm<E<5On+mとされてい
る。
また、ビードコア14の中心Pからの有機繊維保護層2
0のタイヤ半径方向外側端2OAは、有機繊維保護層1
8のタイヤ外側巻き上げ端18Bよりタイヤ半径方向内
側へ低くされていおり、その差Fは、5mm<Fとされ
ている。
0のタイヤ半径方向外側端2OAは、有機繊維保護層1
8のタイヤ外側巻き上げ端18Bよりタイヤ半径方向内
側へ低くされていおり、その差Fは、5mm<Fとされ
ている。
次に、本実施例の作用について説明する。
本発明ではビードコア14を中心としてカーカスプライ
12のタイヤ内側部がビードコア14近傍からタイヤ半
径方向外側へ向けて、スチールコード保護層16によっ
て、広い範囲で補強されている。従って、この部分の剛
性が向上し、負荷転勤時のビード部のタイヤ外側への倒
れ込みが小さくなり、この部分のカーカスプライ12の
剪断歪みを大幅に低減することができ、これによってカ
ーカスプライ12の折り返し端12A近傍の剪断歪みを
低減することができる。このため、カーカスプライ12
の折り返し端12A、スチールコード保護層16のタイ
ヤ外側巻き上げ端16A、有機繊維保護層18のタイヤ
外側巻き上げ端18A及び有機繊維保護層20のタイヤ
半径方向外側端2OAの剪断歪みを低減でき、ビード部
の剛性不足に起因するカーカス12の折り返し端12A
1スチールコード保護層16のタイヤ外側巻き上げ端1
6A1有機l11m保護層18のタイヤ外側巻き上げ端
18A及び有機繊維保護層20のタイヤ半径方向外側端
2OAの亀裂を防止でき、ビード耐久性を大幅に向上で
きる。
12のタイヤ内側部がビードコア14近傍からタイヤ半
径方向外側へ向けて、スチールコード保護層16によっ
て、広い範囲で補強されている。従って、この部分の剛
性が向上し、負荷転勤時のビード部のタイヤ外側への倒
れ込みが小さくなり、この部分のカーカスプライ12の
剪断歪みを大幅に低減することができ、これによってカ
ーカスプライ12の折り返し端12A近傍の剪断歪みを
低減することができる。このため、カーカスプライ12
の折り返し端12A、スチールコード保護層16のタイ
ヤ外側巻き上げ端16A、有機繊維保護層18のタイヤ
外側巻き上げ端18A及び有機繊維保護層20のタイヤ
半径方向外側端2OAの剪断歪みを低減でき、ビード部
の剛性不足に起因するカーカス12の折り返し端12A
1スチールコード保護層16のタイヤ外側巻き上げ端1
6A1有機l11m保護層18のタイヤ外側巻き上げ端
18A及び有機繊維保護層20のタイヤ半径方向外側端
2OAの亀裂を防止でき、ビード耐久性を大幅に向上で
きる。
また、有機繊維保護層18のタイヤ内側巻き上げ端18
Aは、スチールコード保護層16のタイヤ内側巻き上げ
端16Aより20mm以上タイヤ半径方向外側へ高くさ
れているため、有機繊維保護層18のタイヤ内側巻き上
げ端18Aがスチールコード保護層16のタイヤ内側巻
き上げ端16Aに近接している場合に発生する、有機繊
維保護層18のタイヤ内側巻き上げ端18Aからの亀裂
を防止できる。
Aは、スチールコード保護層16のタイヤ内側巻き上げ
端16Aより20mm以上タイヤ半径方向外側へ高くさ
れているため、有機繊維保護層18のタイヤ内側巻き上
げ端18Aがスチールコード保護層16のタイヤ内側巻
き上げ端16Aに近接している場合に発生する、有機繊
維保護層18のタイヤ内側巻き上げ端18Aからの亀裂
を防止できる。
また、スチールコード保護層16のタイヤ外側巻き上げ
端16Bは、カーカスプライ12の折り返し端12Aよ
り10mm〜25mmの範囲で低くされている。このた
め、スチールコード保護層16のタイヤ外側巻き上げ端
16Bが、カーカスプライ12の折り返し端12Aより
25mm以上、タイヤ半径方向内側へ低い場合に発生す
るビード部の剛性低下が防止できる。かつ、スチールコ
ード保護層16のタイヤ外側巻き上げ端16Bがカーカ
スプライ12の折り返し端12Aよりタイヤ半径方向内
側方向へ10mm以下の範囲で低い場合に発生する、ス
チールコード保護層1Gのタイヤ外側巻き上げ端16B
の歪みによる亀裂を防止できる。
端16Bは、カーカスプライ12の折り返し端12Aよ
り10mm〜25mmの範囲で低くされている。このた
め、スチールコード保護層16のタイヤ外側巻き上げ端
16Bが、カーカスプライ12の折り返し端12Aより
25mm以上、タイヤ半径方向内側へ低い場合に発生す
るビード部の剛性低下が防止できる。かつ、スチールコ
ード保護層16のタイヤ外側巻き上げ端16Bがカーカ
スプライ12の折り返し端12Aよりタイヤ半径方向内
側方向へ10mm以下の範囲で低い場合に発生する、ス
チールコード保護層1Gのタイヤ外側巻き上げ端16B
の歪みによる亀裂を防止できる。
また、有機繊維保護層18のタイヤ外側巻き上げ端18
Bは、カーカスプライ端12の折り返し端12Aより2
0mm以上タイヤ半径方向外側へ高くされているため、
ビード部の剛性がさらに向上される。
Bは、カーカスプライ端12の折り返し端12Aより2
0mm以上タイヤ半径方向外側へ高くされているため、
ビード部の剛性がさらに向上される。
また、有機繊維保護層18のタイヤ外側巻き上げ端18
Bに対して、有機繊維保護層20のタイヤ半径方向外側
端2OAをタイヤ半径方向内側へ5 mm以上低くして
いるため、有機繊維保護層18のタイヤ外側巻き上げ端
18Bと有機繊維保護層20のタイヤ半径方向外側端2
OAとが近接している場合に発生する、有機繊維保護層
20のタイヤ半径方向外側端2OAの剪断歪みを小さく
でき、有機繊維保護層20のタイヤ半径方向外側端20
Aからの亀裂を防止できる。
Bに対して、有機繊維保護層20のタイヤ半径方向外側
端2OAをタイヤ半径方向内側へ5 mm以上低くして
いるため、有機繊維保護層18のタイヤ外側巻き上げ端
18Bと有機繊維保護層20のタイヤ半径方向外側端2
OAとが近接している場合に発生する、有機繊維保護層
20のタイヤ半径方向外側端2OAの剪断歪みを小さく
でき、有機繊維保護層20のタイヤ半径方向外側端20
Aからの亀裂を防止できる。
(実験例〉
本実施例(第1図)に示される実験例の重荷重用空気入
りタイヤ(タイヤサイズ385/65R22,5、L/
H=23%、C−26ffIIO)及び比較例の重荷重
用空気入りタイヤ(タイヤサイズ385/65R22,
5、L/H=15%、C=26mm)のビード耐久試験
を行った。
りタイヤ(タイヤサイズ385/65R22,5、L/
H=23%、C−26ffIIO)及び比較例の重荷重
用空気入りタイヤ(タイヤサイズ385/65R22,
5、L/H=15%、C=26mm)のビード耐久試験
を行った。
その結果、実験例の重荷重用空気入りタイヤにおいては
、1700km走行後カーカスプライ端からセパレーシ
ョンが発生した。また比較例の重荷重用空気入りタイヤ
においては、1400km走行後カーカスプライ端から
セパレーションが発生した。
、1700km走行後カーカスプライ端からセパレーシ
ョンが発生した。また比較例の重荷重用空気入りタイヤ
においては、1400km走行後カーカスプライ端から
セパレーションが発生した。
これから実験例の重荷重用空気入りタイヤのビード耐久
指数は、比較例の重荷重用空気入りラジアルタイヤのビ
ード耐久性に対して、120%となる。
指数は、比較例の重荷重用空気入りラジアルタイヤのビ
ード耐久性に対して、120%となる。
この実験結果によって上記説明した本発明の重荷重用空
気入りタイヤが特に優れたものであることが明らかにな
っている。
気入りタイヤが特に優れたものであることが明らかにな
っている。
本発明は上記の構成としたのでビード部の剛性不足に起
因するカーカス折り返し端又は補強層端からの亀裂を防
止し、ビード耐久性を大幅に向上することができる優れ
た効果を有する。
因するカーカス折り返し端又は補強層端からの亀裂を防
止し、ビード耐久性を大幅に向上することができる優れ
た効果を有する。
第1図は本発明の実施例による重荷重用空気入りタイヤ
のを示すタイヤ幅方向に沿って切断した左上1/4断面
図、第2図は第1図のビード部近傍を示す拡大断面図、
第3図は従来の重荷重用空気入りタイヤを示すタイヤ幅
方向に沿って切断した右上1/4断面図である。 第3図 10 ・ ・ 12 ・ ・ 12A ・ 14 ・ ・ 16 ・ ・ 16A・ 18 ・ ・ 18A・ 18B ・ 20 ・ ・ 2OA ・ 重荷重用空気入りタイヤ、 カーカスプライ、 ・折り返し端、 ビードコア、 スチールコード保護層、 ・タイヤ内側巻き上げ端、 有機繊維保護層、 ・タイヤ内側巻き上げ端、 ・タイヤ外側巻き上げ端、 有機繊維保護層、 ・タイヤ半径方向外側端。
のを示すタイヤ幅方向に沿って切断した左上1/4断面
図、第2図は第1図のビード部近傍を示す拡大断面図、
第3図は従来の重荷重用空気入りタイヤを示すタイヤ幅
方向に沿って切断した右上1/4断面図である。 第3図 10 ・ ・ 12 ・ ・ 12A ・ 14 ・ ・ 16 ・ ・ 16A・ 18 ・ ・ 18A・ 18B ・ 20 ・ ・ 2OA ・ 重荷重用空気入りタイヤ、 カーカスプライ、 ・折り返し端、 ビードコア、 スチールコード保護層、 ・タイヤ内側巻き上げ端、 有機繊維保護層、 ・タイヤ内側巻き上げ端、 ・タイヤ外側巻き上げ端、 有機繊維保護層、 ・タイヤ半径方向外側端。
Claims (5)
- (1)ビードコアのタイヤ内側から外側へ折り返された
カーカスプライに沿ってスチールコード保護層と有機繊
維保護層とが配設され前記スチールコード保護層を前記
ビードコアのタイヤ外側からタイヤ内側へタイヤ半径方
向外側へ向けて巻き上げた重荷重用空気入りタイヤにお
いて、前記ビード部のタイヤ半径方向内側端から前記ス
チールコード保護層の前記タイヤ内側への巻き上げ端ま
での高さをタイヤのセクションハイトの18%〜30%
の範囲としたことを特徴とする重荷重用空気入りタイヤ
。 - (2)前記有機繊維保護層の中の少なくとも1枚はビー
ドコアのタイヤ内側に巻き上げその高さは前記スチール
コード保護層の巻き上げ高さより20mm以上タイヤ半
径方向外側へ高くしたことを特徴とする請求項(1)記
載の重荷重用空気入りタイヤ。 - (3)前記スチールコード保護層のタイヤ外側の巻き上
げ端の高さは前記カーカスプライ折り返し端より10m
m〜25mmの範囲でタイヤ半径方向内側へ低くしたこ
とを特徴とする請求項(1)記載の重荷重用空気入りタ
イヤ。 - (4)前記有機繊維保護層のタイヤ外側の巻き上げ端の
高さは前記カーカスプライ端よりタイヤ半径方向外側へ
20mm以上高くしたことを特徴とする請求項(1)記
載の重荷重用空気入りタイヤ。 - (5)前記有機繊維保護層のタイヤ外側の巻き上げ端に
対して前記有機繊維保護層の外側に隣接して配置された
有機繊維保護層のタイヤ外側の巻き上げ端をタイヤ半径
方向内側へ5mm以上低くしたことを特徴とする重荷重
用空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1205317A JPH0367710A (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | 重荷重用空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1205317A JPH0367710A (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | 重荷重用空気入りタイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0367710A true JPH0367710A (ja) | 1991-03-22 |
Family
ID=16504949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1205317A Pending JPH0367710A (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | 重荷重用空気入りタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0367710A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06171325A (ja) * | 1992-12-03 | 1994-06-21 | Bridgestone Corp | 重荷重用空気入りラジアルタイヤ |
JP2012076678A (ja) * | 2010-10-05 | 2012-04-19 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
JP2014024408A (ja) * | 2012-07-25 | 2014-02-06 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 空気入りラジアルタイヤ |
CN106553491A (zh) * | 2015-09-28 | 2017-04-05 | 东洋橡胶工业株式会社 | 充气轮胎 |
JP2019111885A (ja) * | 2017-12-22 | 2019-07-11 | Toyo Tire株式会社 | 重荷重用空気入りラジアルタイヤ |
-
1989
- 1989-08-08 JP JP1205317A patent/JPH0367710A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06171325A (ja) * | 1992-12-03 | 1994-06-21 | Bridgestone Corp | 重荷重用空気入りラジアルタイヤ |
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CN106553491A (zh) * | 2015-09-28 | 2017-04-05 | 东洋橡胶工业株式会社 | 充气轮胎 |
CN106553491B (zh) * | 2015-09-28 | 2018-05-15 | 东洋橡胶工业株式会社 | 充气轮胎 |
US10406867B2 (en) | 2015-09-28 | 2019-09-10 | Toyo Tire Corporation | Pneumatic tire |
JP2019111885A (ja) * | 2017-12-22 | 2019-07-11 | Toyo Tire株式会社 | 重荷重用空気入りラジアルタイヤ |
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