JPH036668Y2 - - Google Patents

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JPH036668Y2
JPH036668Y2 JP10973285U JP10973285U JPH036668Y2 JP H036668 Y2 JPH036668 Y2 JP H036668Y2 JP 10973285 U JP10973285 U JP 10973285U JP 10973285 U JP10973285 U JP 10973285U JP H036668 Y2 JPH036668 Y2 JP H036668Y2
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lid
ridge
swinging lock
angular
swinging
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、マンホール蓋等の地下構造物用蓋
の自動ロツク装置に関するものである。
(従来技術とその問題点) 集中豪雨等大量の雨水が下水道に流れ込んで、
流水量が下水道の排水機能より上回つた場合に
は、マンホール蓋は水圧によつて吹き上げられ、
外されて、思わぬ落下事故を招くことがある。
これを防止するため、古くから、市街地のマン
ホール蓋には錠が取付けられている。
従来、一般に使用されている錠は、ロツクレバ
ーを鍵で回動する形式のものであるが、水圧によ
りロツクレバーが回されて開くことがあり、また
錠の掛け忘れが多いという取扱上の難点がある。
この問題を解決するものとして、自動ロツク装
置があるが、従来のものは構造が複雑で高価であ
つた。
例えば、実開昭59−178448号公報に示されるも
のは、保持部材にフツク部を有する摺動杆を昇降
自在に設け、これに解錠部材を枢着したものであ
るが、構造が複雑であるばかりでなく部品点数が
多く、この種のものは鋳物製であるから、そ製作
に手間と費用を要し安価に提供し得ない。
また、その構造上動きが円滑でなく、錆がつい
た場合などには摩擦抵抗により動きがにぶくな
り、自動ロツクの目的を達しないことが起り得る
という難点がある。
そこでこの考案は、構造簡単で上記のような問
題のない自動ロツク装置を提供しようとするもの
である。
(問題点を解決するための手段) この考案は上記の問題点を解決するため、蓋体
のこじり孔を設けた位置の下面に傾斜溝を設けた
ブラケツトを設け、前記こじり孔に角状突起の端
部を臨ませた揺動ロツク体の軸を前記傾斜溝に係
合させ、且つ前記角状突起の枕を蓋体の下面に設
けると共に、蓋受枠の内周に前記揺動ロツク体の
フツク部を受け止める突縁を形成した構造とした
ものである。
以下この考案をマンホール蓋の自動ロツク装置
に適用した場合の具体的実施例について説明す
る。
(実施例) 第1図は実施例の要部構造を示す一部を切除し
た側面図で、1は蓋体、6は揺動ロツク体、9は
蓋受枠である。
蓋体1のこじり孔2を設けた位置の下面には傾
斜溝3を設けたブラケツト4,4(一方は図示せ
ず)と、揺動ロツク体6の角状突起5の枕8が設
けられている。
揺動ロツク体6はこじり孔2に先端を臨ませる
角状突起5と、フツク部6aと前記傾斜溝3,3
(一方は図示せず)と係合する軸7,7を備え、
軸7,7を内側、即ち第1図において、右側から
ブラケツト4,4の傾斜溝3,3に挿入し、傾斜
溝の入口部に止片11を嵌めボルト12で固定し
て揺動ロツク体6が抜け出さないようになつてい
る。
蓋受枠9はフツク部6aを受け止める突縁10
を備えた公知のものである。
(動作及び作用) 以上のように構成されるので、蓋体1を閉じた
第1図に示す状態では、揺動ロツク体6の軸7,
7はその自重により傾斜溝3,3の下端に位置
し、フツク部6aは、ある間隙をおいて、蓋受枠
9の突縁10と対向して位置する。
従つて、後で述べる開披方法以外の手段では蓋
体1は蓋受枠9にロツクされる。
なお蓋受枠9の突縁10とフツク部6a間に間
隙を設けてあるのは、下水道の流量が、その排水
能力以上になつた時、蓋体1と蓋受枠9間に隙間
を形成させて、蓋体1はロツクするが余剰の水を
路上に逃すためである。
開披する場合は、バール状の開披器(図示せ
ず)をこじり孔2に挿し込み、角状突起5を押し
て揺動ロツク体6を想像線図示のように移動させ
た後こじり開ける。
この場合、角状突起5は枕8を支点として揺動
して円滑に揺動ロツク体6を開披位置に移動させ
ることができる。
そして、開披器を抜けば、揺動ロツク体6は自
重により速かにロツク位置に戻る。
(考案の効果) この考案は、揺動ロツク体6が単体なので、製
作が容易であると共に、重錘式ロツク装置である
から、動作が円滑に行なわれる特長があり、従来
のようにロツクの掛け忘れを生じないと同時に錆
によつて動作不良となることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の一部を切除した側
面図、第2図は揺動ロツク体の拡大斜視図であ
る。 1……蓋体、2……こじり孔、3……傾斜溝、
4……ブラケツト、5……角状突起、6……揺動
ロツク体、7……軸、8……枕、9……蓋受枠、
10……突縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 蓋体1のこじり孔2を設けた位置の下面に、傾
    斜溝3を設けたブラケツト4,4を設け、前記こ
    じり孔2に角状突起5の端部5aを臨ませた揺動
    ロツク体6の軸7,7を前記傾斜溝3に係合さ
    せ、且つ前記角状突起5の枕8を蓋体1の下面に
    設けると共に、蓋受枠9の内周に前記揺動ロツク
    体6のフツク部6aを受け止める突縁10を形成
    したことを特徴とする地下構造物用蓋の自動ロツ
    ク装置。
JP10973285U 1985-07-19 1985-07-19 Expired JPH036668Y2 (ja)

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JP10973285U JPH036668Y2 (ja) 1985-07-19 1985-07-19

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Publication Number Publication Date
JPS6221151U JPS6221151U (ja) 1987-02-07
JPH036668Y2 true JPH036668Y2 (ja) 1991-02-20

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JPS6221151U (ja) 1987-02-07

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