JP2879724B2 - 地下構造物用蓋の孔開閉構造 - Google Patents

地下構造物用蓋の孔開閉構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、地下構造物用蓋
に設けられる開蓋治具挿入孔を、通常時は閉塞し、必要
時のみ開くことができるようにした地下構造物用蓋の孔
開閉構造に関するものである。尚、本願明細書でいう
「地下構造物用蓋」とは、下水道設備における地下埋設
地下構造施設等と地上とを通じさせる開口部を閉塞
するための大型鉄蓋マンホール蓋汚水桝蓋、或は電
力・通信設備における地下敷設機器や配線等を保護する
開閉可能な共同溝用鉄蓋送電用鉄蓋配電用鉄蓋、上
水道設備やガス供給設備における路面下の埋設導管及び
その付属機器と地上とを結ぶ開閉扉としての機能を有す
る消火栓蓋制水弁蓋仕切弁蓋空気弁蓋ガス配管
用蓋量水器蓋などを総称するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、地下構造物用蓋におい
て、蓋本体の外周縁には、蓋本体を開くためのバールや
手鈎等の開蓋治具を挿通するために、表面から裏面に貫
通する開蓋治具挿入孔が形成されている。しかしなが
ら、この開蓋治具挿入孔が開放されたままであると、例
えば、雨水が浸入し、下水処理能力に負担が掛かる、
土砂等が浸入し、地下構造物内に堆積して、仕切弁等
の開閉に支障が出たり、孔そのものが閉塞し、開蓋治具
を挿入し難い場合がある、などの多くの問題点があっ
た。そこで、前記問題点を解決するために従来から種々
の提案がなされている。例えば、実公昭58−3888
号公報には、回転軸と、該回転軸から延びたアームの一
方側先端部にバール孔を開閉するための弁板と、この弁
板の復帰機構とからなる弁機構を、蓋本体の下面に設
け、且つ前記回転軸を蓋本体の中心方向に摺動させるた
めの回転軸摺動溝を蓋本体の周縁方向に対して下り勾配
に形成した孔開閉構造が開示されている。また、特開平
6−146314号公報には、スライド溝を形成した閉
塞栓本体と、この閉塞栓本体を下方から押圧する押圧装
置等を備えた孔閉塞機構が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記した実公
昭58−3888号公報による孔開閉構造では、バール
による開蓋作業が終った後に、弁板を元の位置に復帰さ
せる場合、即ち孔を再び閉塞させる場合に、弁板の先端
が受枠の内周面に当接しながら回転して移動するように
なっているので、途中で弁板の先端が受枠の内周面に引
っ掛かってしまい元の位置に復帰しない恐れがあった。
一方、前記した特開平6−146314号公報記載の孔
閉塞機構によれば、開蓋治具挿入孔を開閉する際に、閉
塞栓本体の上部に形成した閉塞蓋を受枠の内周面に当接
することなく移動させることはできるものの、閉塞栓本
体や押圧機構等、多数の部品が必要であるので、蓋本体
への装着が煩わしいものとなっていた。本発明は前記に
鑑み提案されたもので、閉塞栓の移動、即ち開蓋治具
挿入するための開蓋治具挿入孔の開閉を円滑且つ容易に
行うことができると共に、少ない部品で構成され、蓋本
体への装着を簡単にできるコンパクトな地下構造物用蓋
の孔開閉構造を得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1の発明は、蓋本体の外周縁に開設した開蓋治具
挿入孔付近の蓋本体裏面に延設した一対の垂直リブと、
前記垂直リブに回転軸を介して回転可能に軸支され、先
端部分に形成した閉塞蓋および前記閉塞蓋で開蓋治具挿
入孔を閉塞するように付勢する付勢手段を有する閉塞栓
とを備えた地下構造物用蓋の孔開閉構造であって、前記
回転軸を遊挿するとともに前記閉塞栓を蓋本体半径方向
に摺動させるための長孔を、前記閉塞栓または前記垂直
リブの何れか一方または両方に形成し、且つ、前記閉塞
栓または垂直リブの何れか一方に凹部を設け、他方に前
記凹部と遊嵌する凸部を突設することによって、開蓋治
挿入孔を開閉する際に閉塞蓋が受枠の内周面に当接し
ないように閉塞栓を誘導するものである。請求項の発
明は、付勢手段を、重錘または弾性部材の何れか一方、
若しくは重錘及び弾性部材により構成したものである。
請求項の発明は、受枠に形成した係止突部と係止可能
な鈎片部を、閉塞栓に延設したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施形
態に基づいて説明する。図1は本発明に係る地下構造物
用蓋の孔開閉構造の一実施形態を示す分解斜視図であ
り、図2は設置状態の裏面図である。
【0006】孔開閉構造1は、蓋本体2の外周縁に開設
した開蓋治具挿入孔21付近の蓋本体2の裏面側に延設
した一対の垂直リブ22,22と、この垂直リブ22に
対して回転軸3を介して回転可能に軸支されると共に、
前記垂直リブ22との間に設けた後述するガイド手段7
によって回転が誘導される閉塞栓4とを備える。
【0007】閉塞栓4には、前記回転軸3を遊挿するた
めの長孔41を形成すると共に、前記長孔41の下方側
に後述する付勢手段5を設け、長孔41の上方に開蓋治
具挿入孔21を下方から閉塞可能な閉塞蓋42を設け
る。
【0008】前記長孔41は、閉塞栓4を垂直リブ2
2、即ち蓋本体2に対して回転可能且つ蓋本体2の半径
方向に摺動可能に装着するためのものである。即ち、一
方の垂直リブ22に開設した取付孔23aに挿通した回
転軸3としてのボルト31を前記長孔41に遊挿すると
共に、更に他方の垂直リブ22に開設した取付孔23b
に挿通した後、先端にナット32を螺着することによ
り、閉塞栓4を蓋本体2に対して回転可能に軸支すると
共に、長孔41内において蓋本体2の半径方向に摺動可
能とするのである。
【0009】また、閉塞蓋42は、その上面にほゞ平坦
な閉塞部43と、この閉塞部43の周囲に形成した鍔部
44とからなり、断面形状は上向きの凸状である。そし
て、この閉塞蓋42で開蓋治具挿入孔21を閉塞した状
態では、前記鍔部44が蓋本体2の開蓋治具挿入孔21
付近の下面に形成した係止部24に下方から当接した状
態となる。
【0010】一方、付勢手段5は、図1ないし図7に示
す実施形態では、重錘51によって形成してる。即
ち、長孔41よりも下方側を拡幅すると共に厚を増し
て重量を増加させている。このため、前記ボルト31を
回転軸3とするとき、重錘51の作用によって閉塞蓋4
2は、開蓋治具挿入孔21を閉塞する方向に付勢される
ので、通常時は閉塞蓋42が開蓋治具挿入孔21を下側
から閉塞している。
【0011】前記ガイド手段7は、閉塞栓4の閉塞蓋4
2が蓋本体2を嵌合支持する受枠6の内周面に当接しな
ように誘導するためのもので、本実施形態では対向す
る一対の垂直リブ22,22の内側側面に凹部としてガ
イド溝71を形成すると共に、閉塞栓4の閉塞蓋42近
傍の両側面に凸部としてガイドピン72を突設してガイ
ド溝71に遊嵌させている。また、本実施形態では前記
ガイド溝71を、図3などに示すように、蓋本体2を嵌
合支持する受枠6の中心に向けて受枠6の内周面の傾斜
よりも緩やかな下り勾配に傾斜させると共に、「く」の
字状に屈曲させている。
【0012】このため、閉塞栓4がボルト31周りに
転するとき、閉塞蓋42が描く軌跡が円弧にならない。
即ち、閉塞蓋42側が下向きに回転するときは、ガイド
溝71に遊嵌するガイドピン72の作用によって、閉塞
蓋42が受枠6の中心方向に向って受枠6の内周面から
離れるように移動することになる。
【0013】従って、閉塞蓋42の先端が、受枠6の内
周面に当接することがない。このため、受枠6の内周面
を急勾配として、この急勾配の嵌合面によってのみ蓋本
体2が支持される所謂急勾配受型の蓋本体2の外周縁に
設けた開蓋治具挿入孔21において好適な孔開閉構造1
となる。
【0014】次に、前記のような構成の孔開閉構造1に
おける閉塞栓4の動作を簡単に説明する。通常時は、閉
塞栓4に設けた重錘51の付勢力によって、閉塞蓋42
が開蓋治具挿入孔21を閉塞している(通常の状態、図
3参照)。
【0015】この状態で、蓋本体2を開放するための
蓋治具として例えばバール8の先端を開蓋治具挿入孔2
1に挿入して重錘51による付勢力に抗して押圧する。
すると、閉塞栓4は、閉塞蓋42側がボルト31周りに
下向きに回転すると共に、長孔41に沿って蓋本体2の
中心方向に移動する(図4参照)。
【0016】更に、バール8で閉塞蓋42を押圧する
と、図5に示すように、ボルト31が長孔41の閉塞蓋
42側の端部に達するまで閉塞栓4が移動し、重錘51
が蓋本体2の裏面に当接する。この状態では、開蓋治具
挿入孔21が完全に開放されている。そこで、図示して
いないが、当該開蓋治具挿入孔21に挿入しているバー
ル8をテコの要領で操作し、蓋本体2を受枠6から開放
することができる。
【0017】一方、地下構造物内の検査等の作業が終了
した後、蓋本体2を再び受枠6に嵌合させて開蓋治具挿
入孔21からバール8を抜き去ると(図5の状態)、重
錘51による付勢力によって、閉塞栓4の閉塞蓋42側
がボルト31周りに上向きに回転すると共に、ガイド溝
71に遊嵌するガイドピン72の作用によって、蓋本体
2の周縁に向って移動しながら上昇し、図4の状態を
経て図3の状態に至る。このとき、前記したように、閉
塞蓋42の先端が描く軌跡が円弧にならず、先端が受枠
6の内周面に当接することがない。
【0018】従って、開蓋治具挿入孔21の開閉を円滑
且つ確実に行うことができる。しかも、重錘51によっ
て付勢され、鍔部44が蓋本体2の裏面の係止部24に
当接しているので、土砂等の浸入を大幅に少なくするこ
とができる。
【0019】前記のように本発明の実施形態によれば、
雨水や土砂等の浸入を防止するばかりではなく、閉塞蓋
42によって開蓋治具挿入孔21を開閉する際、当該閉
塞蓋42が受枠6の内周面に当接することがなく、開蓋
治具挿入孔21の開閉を円滑且つ確実に実行することが
できる。また、部品点数が少なくコンパクトな構造とな
るので、蓋本体2への装着が容易である。
【0020】尚、前記した実施形態では、閉塞蓋42の
上面を蓋本体2の上面より若干低くしたが、同一高さと
なるように形成すれば、凹陥部が無くなり雨水や土砂等
が更に溜り難くなる。また、閉塞栓4に長孔41を設け
たが、図6及び図7に示すように、一対の垂直リブ22
に長孔41を設けると共に、閉塞栓4にボルト31を挿
通する軸孔を開設してもよい。このとき、ボルト31が
垂直リブ22に形成した長孔41内を摺動可能となるよ
うにナット32をボルト31の先端に螺着する。更に、
ガイド溝71を直線状に形成してもよい。
【0021】このような実施形態によっても、閉塞栓4
を回転させるときは、閉塞蓋42の先端が受枠6の内周
面に当接することがない。尚、この図6及び図7に示す
実施形態において、前記した実施形態と同じ機能を有す
る部材には同一符号を付して説明を省略している。
【0022】また、本発明における付勢手段5は、重錘
51に代えてバネ等の弾性部材によって構成することも
できる。即ち、図8に鎖線で示すように、閉塞栓4の閉
塞蓋42とは反対側の端部と蓋本体2の裏面との間に、
閉塞蓋42を開蓋治具挿入孔21側に付勢させる板バネ
52を閉塞栓4の背面または蓋本体2の裏面の何れか一
方に固着させて介在させるようにしてもよい。この実施
形態によっても、閉塞蓋42が受枠6の内周面に当接す
ることなく閉塞栓4を回転させて開蓋治具挿入孔21を
閉塞することができる。しかも、重錘51が不要となる
ので、2部品とはなるが大きさ的には更にコンパクトな
孔開閉構造1を提供可能である。また、付勢手段5は、
図8に実線で示すように、閉塞栓4の閉塞蓋42側にお
いて、蓋本体2の裏面との間に引張コイルバネ53等を
介在させて構成してもよい。このように、付勢手段5と
してバネ等の弾性部材を用いると、地下構造物用蓋が傾
斜地に設置された場合でも、付勢力が働くので、開蓋治
挿入孔21を確実に閉塞することができる。尚、本発
明においては、付勢手段5として重錘51とバネ等の弾
性部材を併用してもよい。
【0023】更に、本発明は図9に示すような実施形態
とすることもできる。この実施形態では、閉塞栓4の重
錘51から受枠6の内周面へ向けて鈎片部54を延設し
ている。この鈎片部54は、受枠6に形成した係止突部
61に係止可能な長さを有するもので、開蓋治具挿入孔
21を閉塞蓋42が閉塞する状態において前記係止突部
61に係止する。
【0024】従って、例えば集中豪雨等によって地下構
造物内の雨水が溢れて蓋本体2が浮き上がったり、内部
の圧力が上昇して蓋本体2が外れそうになるときに、前
記鈎片部54が係止突部61に係止するので、蓋本体2
の流出や離脱を未然に防止することができ、開蓋治具挿
入孔の開閉ばかりではなく多目的に利用可能である。
【0025】以上、本発明を図示の実施形態について説
明したが、本発明は前記した各実施形態に限定されるも
のではなく、特許請求の範囲に記載した構成を変更しな
い限り適宜に実施できる。例えば、ガイド溝71の形状
は、閉塞蓋が受枠の内周面に当接しないように閉塞栓を
誘導することができればくの字状や直線状に限定され
ず、曲線状でもよい。また、ガイド溝71と共にガイド
手段7を構成する凸部としてのガイドピン72は、閉塞
栓4の側面の何れか一方のみに形成してもよい。この場
合、垂直リブ22に形成するガイド溝71は少なくとも
ガイドピン72に対応する側にあればよい。更に、ガイ
ド手段7を構成する凸部を垂直リブ22に形成し、これ
と遊嵌する凹部を閉塞栓4に形成してもよい。また、以
上の実施形態では長孔41を垂直リブ22または閉塞栓
4の何れか一方に形成したが、両方に形成すれば、それ
ぞれの長孔の長さは半分でよいため、更にコンパクトな
構造とすることができる。
【0026】
【発明の効果】以上要するに本発明は、開蓋治具挿入孔
を閉塞する閉塞蓋を有する閉塞栓を、回転軸周りに回転
可能とし、蓋本体の半径方向に摺動可能にすると共に、
閉塞栓または垂直リブの何れか一方に設けた凹部と他方
に設けた凸部によって閉塞蓋が受枠の内周面に当接しな
いように閉塞栓を誘導するように構成したので開蓋治
具挿入孔を開閉する際、閉塞栓の回転が安定したものと
なり、閉塞蓋が受枠の内周面または開蓋治具挿入孔の蓋
中心側の側面に当接することがない。したがって、開蓋
治具挿入孔の開閉を円滑かつ確実に行うことができるも
のである。また、付勢手段によって閉塞栓を付勢したの
で、通常時は、バール孔等の開蓋治具挿入孔を確実に
塞栓で閉塞でき、地下構造物内への雨水や土砂等の浸入
を少なくすることができる。更に、本発明による孔開閉
構造によれば、部品点数が少なくコンパクトな構造とな
るので、蓋本体への装着が容易となる。そして、閉塞栓
に浮上防止用の鈎片部を設けることにより、単に開蓋治
具挿入孔を閉塞するためのみではなく、当該孔開閉構造
を蓋本体の浮き上がり防止など多目的に使用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る地下構造物用蓋の孔開閉構造の一
実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】孔開閉構造の設置状態を示す裏面図である。
【図3】孔開閉構造の一実施形態を示し、開蓋治具挿入
孔を閉塞した状態の要部断面図である。
【図4】孔開閉構造の一実施形態を示し、開蓋治具挿入
孔を開放する途中の要部断面図である。
【図5】孔開閉構造の一実施形態を示し、開蓋治具挿入
孔を開放した状態の要部断面図である。
【図6】孔開閉構造の他の実施形態を示し、開蓋治具挿
孔を閉塞した状態の要部断面図である。
【図7】孔開閉構造の他の実施形態を示し、開蓋治具挿
孔を開放した状態の要部断面図である。
【図8】付勢手段にバネを用いた別の実施形態を示し、
開蓋治具挿入孔を閉塞した状態の要部断面図である。
【図9】鈎片部を設けた別の実施形態を示し、開蓋治具
挿入孔を閉塞した状態の要部断面図である。
【符号の説明】
1 孔開閉構造 2 蓋本体 3 回転軸 4 閉塞栓 5 付勢手段 6 受枠 7 ガイド手段 8 バール(開蓋治具) 21 開蓋治具挿入孔 22 垂直リブ 31 ボルト(回転軸) 41 長孔42 閉塞蓋 51 重錘(付勢手段) 52 板バネ 53 引張コイルバネ 54 鈎片部 61 係止突部71 ガイド溝(凹部) 72 ガイドピン(凸部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02D 29/14 E03F 5/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓋本体の外周縁に開設した開蓋治具挿入
    孔付近の蓋本体裏面に延設した一対の垂直リブと、前記
    垂直リブに回転軸を介して回転可能に軸支され、先端部
    分に形成した閉塞蓋および前記閉塞蓋で開蓋治具挿入孔
    を閉塞するように付勢する付勢手段を有する閉塞栓とを
    備えた地下構造物用蓋の孔開閉構造であって、前記回転
    軸を遊挿するとともに前記閉塞栓を蓋本体半径方向に摺
    動させるための長孔を、前記閉塞栓または前記垂直リブ
    の何れか一方または両方に形成し、且つ、前記閉塞栓ま
    たは垂直リブの何れか一方に凹部を設け、他方に前記凹
    部と遊嵌する凸部を突設することによって、開蓋治具挿
    入孔を開閉する際に閉塞蓋が受枠の内周面に当接しない
    ように閉塞栓を誘導することを特徴とする地下構造物用
    蓋の孔開閉構造
  2. 【請求項2】 付勢手段を、重錘または弾性部材の何れ
    か一方、若しくは重錘及び弾性部材により構成した請求
    項1に記載の地下構造物用蓋の孔開閉構造
  3. 【請求項3】 受枠に形成した係止突部と係止可能な鈎
    片部を、閉塞栓に延設した請求項1または請求項2に記
    載の地下構造物用蓋の孔開閉構造
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