JPH036627Y2 - - Google Patents

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JPH036627Y2
JPH036627Y2 JP1983040775U JP4077583U JPH036627Y2 JP H036627 Y2 JPH036627 Y2 JP H036627Y2 JP 1983040775 U JP1983040775 U JP 1983040775U JP 4077583 U JP4077583 U JP 4077583U JP H036627 Y2 JPH036627 Y2 JP H036627Y2
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JP
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outward
running
shaped
ceiling
horizontal
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JP1983040775U
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JPS59147702U (ja
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  • Railway Tracks (AREA)
  • Leg Units, Guards, And Driving Tracks Of Cranes (AREA)
  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、家屋内の天井部附近に吊設し、介
助装置等の移動用として使用される走行レールに
関する。しかして、この考案の目的は強度及び剛
性が大で、天井部附近への吊設作業を行ない易い
構成に改良した走行レールを提供することであ
る。
すなわち、介助装置は、第1図に示すように一
般家庭又は病院などにおける天井1の下面に走行
レール2を吊設し、該走行レール2にトロリ形式
の巻上機3を架設し、巻上機3のロープ4で吊つ
たロードブロツク5に吊りバンド6を取付け、被
介助者7を吊りバンド6に乗せて所定の場所へ移
動せしめるようになつている。
従来の走行レール2は、第2図に示すとおり横
断面形状が下向きに開口する略溝形鋼状をなし、
開口部2aの両側に略水平で一定幅の走行車輪走
行面2b,2bを左右対称的に形成している。つ
まり、開口部2aを通じて巻上機3の連結部材8
が押し込まれ、該連結部材8の上端に固着した走
行枠9に支持された車軸10の両端に取付けた車
輪11,11が車輪走行面2b,2b上に乗つて
走るように構成されている。
この走行レール2は、その上面中央に直立せら
れた突条部12を有し、これを天井梁に吊架した
ブラケツト13にボルト14、ナツト15で結合
し吊設されている。
このような従来の走行レール2には次のような
欠点があつた。
特に、車輪走行面2b,2bの強度、剛性が
不足しがちで、吊架重によつて下方へ開くが如
き変形を生じ易く、ひいては走行安全性が損わ
れた。
走行レール2の吊設作業に際し、突条部12
に加工してあるボルト孔とブラケツト13のボ
ルト孔とを一致させることが必要であるが、加
工誤差、加工誤差により狂い易く、位置合せの
修正に手数がかかつた。
この考案は、上述したような従来技術の欠点を
解決すべくなされたものであり、その目的は次の
構成により達成される。
すなわち、この考案の走行レールは、開口部両
側の車輪走行面の先を垂下せしめ、さらに外方に
屈曲して左右対称な外向きコ字状部を形成してい
る。従つて、車輪走行面の局部的断面2次モーメ
ントが極めて大きくなり、強度、剛性が必要十分
に大きなものとなる。
また、走行レール上面部にも左右対称な外向き
コ字状部を形成し、その上側フランジを挾持する
手段で天井部に吊設可能としたので、従来のごと
きボルト孔の位置合せは全く不要で、吊設作業が
極めて容易となる。
次にこの考案の実施例を図を参照して説明す
る。
第3図と第4図において、20がこの考案に係
る走行レールである。該走行レール20は、横断
面形状が下向きに開口する略溝形鋼状をなし、下
方の開口部20aの両側に略水平で一定幅の車輪
走行面20b,20bを内向きに屈曲して左右対
称的に形成し、この上を巻上機3の車輪11,1
1が走る。
前記車輪走行面20b,20bの内端を下向き
に屈曲して垂下部20h,20hとなし、さらに
外方に水平に屈曲して下部フランジ20c,20
cとなし、以て左右対称的に外向きコ字状部20
d,20dが形成されている。従つて、車輪走行
面20b,20bは、外向きコ字状部20d,2
0dによつて局部的に大きな断面2次モーメント
を持つように補強されており、必要十分な強度、
剛性をもち、吊り荷重によつて撓んだり変形する
ようなことはない。また、走行枠9の下面に取付
けたガイド車輪16……は垂下部20h,20h
の内面に接触しつつ走行するので、一層安定性の
高い走行が可能となる。
走行レール20の上面中央には、垂直な突条部
20e,20eを突設し、その上端を外方へ略水
平に屈曲して上部フランジ20f,20fとな
し、以て左右対称的に外向きコ字状部20g,2
0gが形成されている。したがつて、この外向き
コ字状部20g,20gにより走行レール20の
断面2次モーメントは一層大きなものとなつてい
る。また、この走行レール20を天井部に吊設す
るにあたつては、天井梁から吊下げたボルト2
1,21の下端に横桟22を取付け、該横桟22
の下面を上部フランジ20f,20f上に当接
し、同上部フランジ20f,20fの下面に当て
がつた押え材23,23を横桟22に適した締付
ボルト24,24で締付けることにより、上部フ
ランジ20f,20fを挾持せしめる。
つまり、押え材23は、上部フランジ20f,
20fの任意位置を挾持せしめることによつて走
行レール吊設の目的を達し得るのであり、面倒な
位置合せ等を一切必要としない。
なお、図示の走行レール20は、その横断面形
状における垂直な中心線、つまり第3図中−
線の位置で左右に二分された形状の左右対称な一
対の帯板屈曲部材20−A,20−Bより成り、
各々の上方コ字状部20g,20gを形成する突
条部20e,20eを背中合せに当接し、一体的
に接合した構成になつているが、この限りではな
く、同形状の走行レールをアルミニウム等で押出
し成形等した1個の構成としてもよい。
第4図中、17は巻上機3の駆動部から配設し
た伝動ベルト(タイミングベルト)で、駆動側の
車軸10に取付けた駆動プーリ18に連結されて
いる。
第5図〜第7図は、上記走行レール20の吊設
構造と継ぎ足し構造を示す。
すでに説明したとおり、この走行レール20
は、天井梁から吊り下げたボルト21,21に、
横桟22と押え材23とで上部フランジ20f,
20fを挾持せしめ吊設しており、下方の外向き
コ字状部20d,20d内に天井板25の端縁を
押し込み天井面が形成されている。したがつて、
室内側からは、天井面に走行レール20の開口部
20aと下部フランジ20cとが見えるだけとな
る。
単位長さに製作された走行レール20は、その
端部を同形に突き合せ、ターンバツクル26で連
結されている。すなわち、第8図に分解図で示す
ように、下方の外向きコ字状部20d,20d内
に、右ねじ26aと左ねじ26bとを同心配置と
して各々の頭部を固着し、両者を1個のねじスリ
ーブ26cでねじ接続するものとされている。ま
た、走行レール20の上部は、上部フランジ20
fの上面に、継目部の両側に等長づつまたがる長
さの継手主板27を、同下面には押え板28,2
8を当てがい、両者をボルト29,29で締付け
ることにより一体的接合の目的を達している。
次に、第9図は走行レール20の上方コ字状部
20g,20gに天井板25の端縁を挿し込み、
走行レール20が天井面の下に露出せられた吊設
構造を示している。
以上説明したとおりであつて、この考案は、開
口部両側の車輪走行面と一体の外向きコ字状部を
形成し、上面部にも外向きコ字状部を形成した走
行レールを要旨とするものであり、次の効果を奏
する。
断面2次モーメントの大きな走行レールとな
り、強度、剛性が必要十分な大きさとなるか
ら、吊荷重の大きな介助装置等の設置が可能と
なり、その走行安全性に優れる。
走行レールを天井部に吊設する作業が容易
で、面倒な位置合せを必要としない。
天井板を上方又は下方の外向きコ字状部に架
設することが容易で、天井面の形状に自在性が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は介助装置を示す側面図、第2図は従来
の走行レールを示す断面図、第3図はこの考案に
係る走行レールを示す断面図、第4図は第3図の
−矢視断面図、第5図は走行レールの吊設状
態を示す側面図、第6図と第7図は第5図の−
,−矢視断面図、第8図は走行レール継ぎ
足しのターンバツクルを示す分解図、第9図は第
7図と同視点の断面図である。 20a……開口部、20b……車輪走行面、2
0c……下方フランジ、20d……外向きコ字状
部、20e……突条部、20f……上方フラン
ジ、20g……外向きコ字状部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 横断面形状が下向きに開口する略溝形鋼状をな
    し、開口部両側に内方に向かつて略水平で一定幅
    の車輪走行面を対称的に形成しているとともにそ
    の先を垂下せしめ、さらに外方に屈曲して左右対
    称な外向きコ字状部を形成してあり、上面部にも
    略水平で一定幅をもちその先を中央部で直立した
    突状部と更に外方へ略水平に屈曲したフランジ部
    で左右対称的に外向きのコ字状部を形成するとと
    もに、前記フランジ部を天井梁に取付けられる横
    桟と押え材で挾持するように形成していることを
    特徴とする走行レール。
JP4077583U 1983-03-23 1983-03-23 走行レ−ル Granted JPS59147702U (ja)

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JP4077583U JPS59147702U (ja) 1983-03-23 1983-03-23 走行レ−ル

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JP4077583U JPS59147702U (ja) 1983-03-23 1983-03-23 走行レ−ル

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Publication Number Publication Date
JPS59147702U JPS59147702U (ja) 1984-10-02
JPH036627Y2 true JPH036627Y2 (ja) 1991-02-19

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ID=30171388

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JP4077583U Granted JPS59147702U (ja) 1983-03-23 1983-03-23 走行レ−ル

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01212555A (ja) * 1988-02-19 1989-08-25 Motoda Kea Kk 介助機器装置
JPH01238861A (ja) * 1988-03-18 1989-09-25 Motoda Kea Kk 介助装置
CA2217421C (en) * 1997-10-03 2005-06-07 Stephane Robert A person lowering and raising winch assembly

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5048679A (ja) * 1973-05-30 1975-04-30
JPS56119001A (en) * 1980-02-20 1981-09-18 Hitachi Ltd Rail system

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5048679A (ja) * 1973-05-30 1975-04-30
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JPS59147702U (ja) 1984-10-02

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