JPS6347509A - 水平部材支持用クランプ金具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、水平なビームやレール等の水平部材を支持
する場合に使用するクランプ金具に関するものである。

〔従来技術〕

従来、トロリ走行用レール等の水平部材を支持する装置
としては、第１３図に示すように、支持用ブラケット１
５の下面に水平部材２の上部フランツを当接し、その上
部７ランノの両側を押えるクリップ１６と前記支持用ブ
ラケット１５と’ｔ−すれらにわたって上方から挿通し
たボルト１７およびナツト１８により結合した構造の支
持装置が知られている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかるに、前記従来の支持装置の場合は、水平部材２乞
支持用ブラケツト１５に対し着脱するとき、ナツト１８
およびクリップ１６をゲルト１７から−たん外す必要が
あるので、ナツト１日やクリップ１６を誤って落下させ
て紛失したり、その落下したナツト１８やクリップ１６
が作業員に当たって人身事故を起こす等の恐れがある。

また前記支持用ブラケット１５に対し水平部材２を任意
の向きで取付けることができないという問題がある。

〔発明の目的、構成〕

この発明は前述の問題を有利に解決できる水平部材支持
用クランプ金具を提供することを目的とするものであっ
て、この発明の要旨とするところは、上面板１の巾方向
の両側に、水平部材２の上面の巾方向に延長する一対の
補強兼水平部材支承板３が下向きに屈折連設され、かつ
前記上面板１の両端部にストッパ４が下向きに屈折連設
されると共に、上面板１の両端側に透孔５が設けられて
、上部クランプ金具６が構成され、その上部クランプ金
具乙の両側の下部に、水平部材２を支承する下部クラン
プ金具７が配置され、その下部クランプ金具７における
側板８の上端部は前記ストッパ４の内側に配置され、前
記上面板１における両端側の透孔５と下部クランプ金具
７の水平板９の透孔とにわたってがルト１０が上方から
挿通され、そのボルト１０の軸部と透孔５における上面
板長手方向の縁部との間にボルト傾斜許容間隙１１が設
けられ、前記ゲルト１０の下部にナツト１２が螺合され
、前記上面板１の中間部が、支持金具１６の下部に対し
縦軸１４により回動自在に取付けられていることを特徴
とする水平部材支持用クランプ金具にある。

〔実施例〕

次にこの発明を図示の例によって詳細に説明する。。

第１図ないし第３図はこの発明の第１実施例を示すもの
であって、上面板１の巾方向の両側に、Ｈ形断面のレー
ルからなる水平部材２における上面の巾方向に延長する
一対の補強兼水平部材支承板６が下向きに屈折連設され
、かつ前記上面板１の両端部にストッパ４が下向きに屈
折連設されると共に、上面板１の両端側に透孔５が設け
られて、上部クランプ金具６が構成されている。また側
板８の下部に水平板９が屈折連設されると共に、側板８
および水平板９の両側縁にわたって補強リプ１９が連設
され、かつ前記水平板９にぜシト挿通用透孔が設けられ
て、下部クランプ金具７が構成されている。さらに前記
一対の補強リプ１９の外側間隔は前記一対の補強兼水平
部材支承板乙の内側間隔よりも小さく設定されている。

前記上部クランプ金具乙における長手方向の両側下部に
、前記下部クランプ金具７が配置され、その下部クラン
プ金具７における側板８の上端部は前記ストッパ４の内
側に配置され、かつ下部クランプ金具７における水平板
９の上部の補強リプ１９は、前記水平部材２における上
部７ランソ２０の下面に接触するように配置され、前記
上部クランプ金具乙における上面板１の両端側の透孔５
と下部クランプ金具７の水平板９の透孔とにわたってボ
ルト１０が上方から挿通され、そのボルト１０の軸部と
透孔５における上面板長手方向の縁部との間にボルト傾
斜許容間隙１１が設けられ、前記ボルト１０の下部にナ
ツト１２が螺合され、そのナツト１２およびゲルト１０
により上部クランプ金具６および下部クランプ金具７が
締付けられると共に、その上部クランプ金具６および下
部クランプ金具７により水平部材２の上部フランツ２０
が把持される。

半円形の凹部を有するクランプ本体２１の一端部に半円
形の凹部を有する締付金具２２の一端部が連結軸２３に
よシ枢着され、かつクランプ本体２１の他端部にボルト
２４の基端部が枢軸２５によシ枢着され、そのゲルト２
４は締付金具２２の他端のスリットに挿入され、さらに
ゲルト２４に締付金具２２を締付けるためのナツト２６
が螺合され、前記クランプ本体２１に枢着された締付金
具２２およびゲルト２４と、そのボルト２４に螺合され
たナツト２６とにより締付クランプからなる支持金具１
３が構成され、その支持金具１６におけるクランプ本体
２１と上部クランプ金具乙における上面板１の中間部と
は両端にフランツを有する中空の縦軸１４により回動自
在に連結されている。また前記上部クランプ金具６と、
その両側にボルト１０およびナツト１２によって取付け
られた下部クランプ金具７と、上部クランプ金具乙の中
間部に縦軸１４によって取付けられた支持金具１６とに
より、水平部材支持用クランプ金具が構成されている。

第４図ないし第６図は第１実施例の水平部材支持用クラ
ンプ金具の使用例を示すものであって、構築される建築
物２７の外壁から適当距離離れた位置において、その外
壁に沿って延長する公知の組立式仮設足場２８が設置さ
れ、その仮設足場２８における各足場支柱２９の下端部
には、ペースプレート６０を有するねじ式レベル調整具
３１が取付けられ、かつ仮設足場２８における建築物側
の各足場支柱２９の上端部と建築物２７とは着脱自在な
連結部材３２を介して連結されている。

前記仮設足場２７における建築物側の足場支柱２９の上
端部と建築物２７との間に、前記連結部材６２よシも若
干下方において建築物の外壁に直角な水平支持アーム３
６を有する多数の吊金具３４が、水平方向に間隔をおい
て配置され、各吊金具３４は組立式仮設足場２８の足場
支柱２９に対しクランプ３５により固定されている。な
お第４図において、３６は足場板である。

各吊金具３４における水平支持アーム３３にクランプ金
具３７の支持金具１３が固定され、かつ建築物２７と仮
設足場２８との間においてその建築物２７の外壁に平行
に延長する水平な搬送用走行レールからなる水平部材２
が配置され、その水平部材２の上部７ランジ２０は、各
クランプ金具３７にお゛ける上部クランプ金具６とその
両側の下部クランプ金具７とにより把持され、さらに水
平部材２における下部７ランソ６８に手動走行または電
動走行式のトロリ６９における車輪４０が載置され、か
つそのトロリ３９により手動式または電動式のチェーン
ブロック４１が支持され、そのトロリ付キチェーンブロ
ックによりパネルやサツシその他の構築部材４２が吊上
運搬される。

前記水平部材２をクランプ金具３７から取外す場合は、
第７図に示すように、ナツト１２を弛緩回転して若干下
降させたのち、下部クランプ金具７およびゲルト１０を
、それらの上部を中心として外側に回動することにより
、水平部材２の上部７ランソ２０を両側の下部クランプ
金具７の間から取外すことができ、また水平部材２をク
ランプ金具３７により支持する場合も、ナツト１２を弛
緩した状態で、下部クランプ金具７およびゲルト１０を
、それらの上部を中心として外側に回動することにより
、水平部材２の上部７ランソ２０を両側の下部クランプ
金具７の間の上部に挿入することができる。

第８図ないし第１０図はこの発明の第２実施例を示すも
のであって、下部にスリット４６とそのスリット４６の
縁部から立上がる７ランソ４４とを備えている４角形断
面のレールからなる水平部材２が用いられ、下部クラン
プ金具７の下端部に水平部材２の下面を支承する支承板
４５が設けられ、かつチェーンブロックを吊下支持する
手動走行式トロリにおけるトロリフレーム４６の上部は
前記スリット４６を通って水平部材２内に配−置され、
さらに前記水平部材２におけるスリット４３の両側の底
板には、トロリフレーム４６に取付けられた複数の車輪
４０が載置されているが、その他の構成は第１実施例の
場合と同様である。

第１１図および第１２図はこの発明の第３実施例を示す
ものであって、工形断面のレールからなる２本の固定水
平部材４７が、間隔をおいて平行に延長するように配置
されて、建築物の梁またはその他の支持部材に架設固定
され、トロリ４８における両側の側部フレーム４９に、
前記固定水平部材４７の下部フランツ５０に載置される
複数の７ランノ付き車輪５１が取付けられ、かつ両側の
側部フレーム４９を連結する複数の連結ボルト５２は溝
形の支持金具１３に挿通され、さらにその支持金具１６
の溝底板に上部クランプ金具乙における上面板１の中間
部が縦軸１４により回動自在に取付けられている。

スリット４３およびフランツ４４を有する４角形断面の
レールからなる水平部材２ば、前記固定水平部材４７に
直角な方向に延長するように配置されて、水平部材支持
用クランプ金具６７における上部クランプ金具６および
下部クランプ金具７により把持されているが、上部クラ
ンプ金具６および下部クランプ門真７の構成と、水平部
材２によるトロリの車輪の支持状態とは、第２実施例の
場合と同様である。

この発明を実施する場合、前記透孔５は、ボルト１０の
径よりも比較的大きな円形孔であってもよく、あるいは
上面板１の長手方向に延長する長孔であってもよい。

〔発明の効果〕

この発明によれば、ナツト１２を弛緩すると、下部クラ
ンプ金具７およびボルト１０を、それらの上部を中心と
して外側に回動して、両側の下部クランプ金具７の間隔
を広げることができるので、ナツト１２および下部クラ
ンプ金具７をボルト１０から外すことなく、水平部材２
を両側の下部クランプ金具７の間に容易に着脱すること
ができ、そのため下部クランプ金具７およびナツト１２
の落下による紛失や人身事故等を防止することができ、
かつ水平部材２を着脱する際のナツト１２０回転移動距
離が少なくて済むので、水平部材２の着脱を迅速に行な
うことができ、さらにストッパ４によシ、下部クランプ
金具７が外側に大きく移動するのを防止できると共に、
ボルト１０またはナツト１２を回動したときの下部クラ
ンプ金具７の回動を防止することができ、しかも水平部
材２の上面を支承する支承板６を利用して上部クランプ
金具６を補強することができ、また上部クランプ金具乙
における上面板１の中間部が支持金具１３の下部に対し
縦軸１４により回動自在に取付けられているので、水平
部材２を任意の水平方向を向かせた状態で支持すること
ができる等の効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第６図はこの発明の第１実施例に係る水平
部材支持用クランプ金具を示すものであって、第１図は
縦断正面図、第２図は正面図、第６図は横断平面図であ
る。第４図は第１実施例に係るクランプ金具をチェーン
ブロック支持トロリ走行用レールからなる水平部材の支
持に使用した状態を示す正面図、第５図は第１実施例に
係るクランプ金具による水平部材の支持状態を示す一部
縦断正面図、第６図はその側面図、第７図は水平部材を
着脱するために下部クランプ金具およびボルトを傾斜さ
せた状態を示す正面図である。 第８図はこの発明の第２実施例に係るクランプ金具の使
用状態を示す一部縦断正面図、第９図はその側面図、第
１０図は第２実施例に係るクランプ金具の横断平面図で
ある。第１１図はこの発明の第６実施例に係るクランプ
金具の使用状態を示す一部縦断側面図、第１２図はその
一部縦断正面図である。第１６図は従来の水平部材支持
装置を示す正面図である。 図において、１は上面板、２は水平部材、６は補強兼水
平部材支承板、４はストッパ、５は透孔、６は上部クラ
ンプ金具、７は下部クランプ金具、８は側板、９は水平
板、１０はボルト、１１はボルト傾斜許容間隙、１２は
ナツト、１３は支持金具、１４は縦軸、１９は補強リプ
、２１はクランプ本体、２２は締付金具、２６は連結軸
、２４はボルト、２５は枢軸、２６はナツト、２７は建
築物、２８は組立式仮設足場、３３は水平支持アーム、
６４・・・吊金具、３７は水平部材支持用クランプ金具
、６８は下部７ランノ、６９はトロリ、４０は車！、４
１はチェーンブロック、４７は固定水平部材である。 第２図 あ−、−咥■二て■ニニニ 第１３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　上面板１の巾方向の両側に、水平部材２の上面の巾方
   向に延長する一対の補強兼水平部材支承板３が下向きに
   屈折連設され、かつ前記上面板１の両端部にストッパ４
   が下向きに屈折連設されると共に、上面板１の両端側に
   透孔５が設けられて、上部クランプ金具６が構成され、
   その上部クランプ金具６の両側の下部に、水平部材２を
   支承する下部クランプ金具７が配置され、その下部クラ
   ンプ金具７における側板８の上端部は前記ストッパ４の
   内側に配置され、前記上面板１における両端側の透孔５
   と下部クランプ金具７の水平板９の透孔とにわたつてボ
   ルト１０が上方から挿通され、そのボルト１０の軸部と
   透孔５における上面板長手方向の縁部との間にボルト傾
   斜許容間隙１１が設けられ、前記ボルト１０の下部にナ
   ット１２が螺合され、前記上面板１の中間部が、支持金
   具１３の下部に対し縦軸１４により回動自在に取付けら
   れていることを特徴とする水平部材支持用クランプ金具
   。