JPH0139764Y2 - - Google Patents

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JPH0139764Y2
JPH0139764Y2 JP2404784U JP2404784U JPH0139764Y2 JP H0139764 Y2 JPH0139764 Y2 JP H0139764Y2 JP 2404784 U JP2404784 U JP 2404784U JP 2404784 U JP2404784 U JP 2404784U JP H0139764 Y2 JPH0139764 Y2 JP H0139764Y2
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JP
Japan
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barrier
barrier panel
support
panel
holding
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JP2404784U
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JPS60135315U (ja
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Landscapes

  • Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
  • Fencing (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、防雪壁、防音壁、防波壁等を構成す
る防壁パネルの支持装置に関し、特に防壁パネル
を能率的に取付けできると共に不用時に簡単な作
業で取外すことができる防壁パネル支持装置に関
する。
例えば防雪壁、特に観光道路の両側に立設され
る防雪壁の場合、観光シーズンには周囲の景観を
楽しめる様にこれを取外す必要がある。ところ
が、従来の防雪壁においては防壁パネルの側縁部
をそれぞれ多数本のボルトで支柱あるいは支持枠
に締結固定しており、また防雪壁は高さが3〜
4m以上あるため、防壁パネルを取外す際には各
支柱毎に足場を組み、ボルトを一本づつスパナあ
るいはレンチで緩めて取り外す必要があり、大変
な手間を要していた。かかる問題は観光道路に限
らず普通の道路についても云えることであり、従
来は防雪柵を用いてこれを設置したまゝにしてい
るが、手間があまりかからなければ取外した方が
よいことは云えまでもない。また防雪壁に限らず
防音壁や防波壁等の各種防壁においてもその防壁
パネルの取付け、取外しが容易で、取替え作業を
簡単に短時間に行なえれば、取替工事のための道
路交通規制を無くしたり、弱めて短時間で済ませ
たりすることができるのである。
本考案は、従来のかかる問題点に鑑み、防壁パ
ネルを簡単かつ能率的に取付け、取外しできる防
壁パネル支持装置を提供することを目的とする。
本考案は、このため支柱の一側面に高さ方向に
適当間隔おきに複数の植込ボルトを設け、この植
込ボルトに押え金具を回動可能に嵌合すると共に
この押え金具を押圧するナツトを螺合し、前記支
柱の一側面の前記植込ボルトの両側に前記押え金
具の巾よりも大きい間隔をあけて隣り合う防壁パ
ネルの側縁部を当接配置して前記押え金具にて押
圧固定して成り、ナツトを緩め、押え金具を縦長
に向けた状態で支柱間に防壁パネルを上記の如く
配置した後、押え金具を横長になる様に回動さ
せ、ナツトを締め込むだけで防壁パネルを取付け
ることができ、防壁パネルを取外すときにはナツ
トを緩めて押え金具を回動させるだけで取外し可
能な状態にし得る防壁パネル支持装置を提供す
る。
以下、本考案の一実施例を第1図乃至第4図に
基づいて説明する。1は横長の方形状の防壁パネ
ルであつて、高さ方向に複数枚互いに結合され、
その側縁部が防壁パネル1の長さに対応する距離
をあけて立設された支柱2に固定されて、所定の
高さを有する連続した防壁3が構成されている。
前記防壁パネル1は、両側枠においてはプレート
支持面となる一片を外向きにし、上下枠において
はプレート支持面となる一片を内向きにした山形
鋼からなる方形状の支持枠4と、この支持枠4の
プレート支持面にパツキン6aを介してその周縁
部が当接する様に配置されたポリカーボネート等
の耐候性と強度を有するプレート5と、このプレ
ート5の裏面周縁部にパツキン6bを介して当接
する平鋼からなる方形状の押え枠7と、プレート
5を貫通して支持枠4と押え枠7とをその上下枠
において適当間隔おきに締結するボルト・ナツト
8とにより構成されている。そして、上下に配置
された防壁パネル1は、下段の防壁パネル1の支
持枠4における上枠上面と上段の防壁パネル1の
支持枠4における下枠下面とをパツキン9を介し
て衝合させ、前記上枠と下枠を貫通するボルト1
0aと蝶ナツト10bにて互いに結合されてい
る。これら高さ方向に結合された各防壁パネル1
の両側縁部は、前記支柱2の一側面の両側部にパ
ツキン11を介して当接支持されている。この支
柱の一側面の巾方向中央部には高さ方向に適当間
隔おき、すなわち1つの防壁パネル1に対して複
数個対応する様に複数の植込ボルト12が植設さ
れ、この植込ボルト12に間隔保持筒13と押え
金具14がこの順で嵌合され、さらに蝶ナツト1
5が螺合されている。前記押え金具14はその巾
Wが支柱2の一側面上で隣り合う防壁パネル1の
側縁間の間隔Wよりも小さく、その長さは間隔
Wより大きい長方形であり、横向きにした状態で
その両端部が両防壁パネル1の支持枠4の側枠に
係合し、縦向きにした状態で係合が解除される様
に植込ボルト12に回動可能に嵌合されている。
またこの押え金具14の一端部には穴16が穿設
され、防壁パネル1の支持枠4の一側の側枠にこ
の穴16に嵌入係合可能なスタツドボルト17が
取付けられている。前記間隔保持筒13の長さ
は、支持枠4の側枠の外向きの片とプレート5と
パツキン6a及び6bと押え枠7とパツキン11
の厚さの和よりも若干短か目に設定され、蝶ナツ
ト15を締め込んで押え金具14がこの間隔保持
具13を介して支柱2一側面に当接した状態で支
柱2一側面と押え金具14端部との間でパツキン
11を介して防壁パネル1を押圧固定する様に構
成されている。
以上の構成において、防壁を形成するには、支
柱2間に防壁パネル1を配置し、その両側の押え
金具14を横向きに回動させ、各押え金具14一
端の穴16を防壁パネル1一側縁部のスタツドボ
ルト17に係合させてその横向き状態を保持さ
せ、蝶ナツト15を締め込むことにより防壁パネ
ル1を支柱2に固定し、次いで前記防壁パネル1
の上に次段の防壁パネル1を配置して上述と同様
に支柱2に固定すると共に上下の防壁パネル1を
ボルト10aと蝶ナツト10bで結合し、以下同
様にして所定の段数の防壁パネル1を配置固定す
ると共に互いに結合し、これら作業を防壁の長手
方向に順次行うのである。また、防壁パネル1を
取外して防壁を除去するには、支柱2に梯子等を
かけて、最上段の防壁パネル1両側の蝶ナツト1
5を緩めて押え金具14を縦向きに回動させ、下
段の防壁パネル1と結合している蝶ナツト10b
を緩めてそのボルト10aを取外せば、この防壁
パネル1は取外し可能な状態となり、クレーン等
で吊り下ろせば良く、以下同様に防壁パネル1を
取り外して行けばよいのである。
上記実施例では、長方形の防壁パネル1を例示
したが、第5図に示す様に上下辺が傾斜した平行
四辺形の防壁パネル1にも同様に適用でき、この
場合押え金具14の穴16と防壁パネル1の支持
枠4一側縁部のスタツドボルト17との係合によ
り防壁パネル1が下方に辷るのを防止できるた
め、押え金具14で押圧するだけで十分に固定す
ることができるのである。また、防壁パネル1の
具体構造も上記実施例の様に一枚のプレート5を
方形の枠で支持したものに限らず、防雪、防音、
防波等の用途に適した任意の構造のものに変える
ことができる。
本考案の防壁パネル支持装置によれば、以上の
説明から明らかな様に、支柱間に防壁パネルを配
置し、押え金具を横向きに回動させてナツトを締
め込むという簡単な作業によつて防壁パネルを取
付けることができ、また取外す場合にもナツトを
緩めて押え金具を縦向きに回動させるだけの簡単
な作業で取外し可能な状態となつてクレーン等で
吊り上げ又は吊り下げて取り除くことができるた
め、支柱毎に足場等を組まなくても梯子などを掛
けるだけでも十分に作業でき、したがつて防壁パ
ネルを簡単かつ能率的に取付け、取外しすること
ができ、実用上大なる効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は防壁の
一部の正面図、第2図は第1図のA−A断面図、
第3図は第1図のB−B断面図、第4図は第2図
のC−C矢視図、第5図は変形例の第1図と同様
の部分正面図である。 1……防壁パネル、2……支柱、3……防壁、
12……植込ボルト、14……押え金具、15…
…ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 防壁パネルの両側縁部を支柱に固定する様にし
    た防壁パネル支持装置において、支柱の一側面に
    高さ方向に適当間隔おきに複数の植込ボルトを設
    け、この植込ボルトに押え金具を回動可能に嵌合
    すると共にこの押え金具を押圧するナツトを螺合
    し、前記支柱の一側面の前記植込ボルトの両側に
    前記押え金具の巾よりも大きい間隔をあけて隣り
    合う防壁パネルの側縁部を当接配置して前記押え
    金具にて押圧固定したことを特徴とする防壁パネ
    ル支持装置。
JP2404784U 1984-02-21 1984-02-21 防壁パネル支持装置 Granted JPS60135315U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2404784U JPS60135315U (ja) 1984-02-21 1984-02-21 防壁パネル支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2404784U JPS60135315U (ja) 1984-02-21 1984-02-21 防壁パネル支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60135315U JPS60135315U (ja) 1985-09-09
JPH0139764Y2 true JPH0139764Y2 (ja) 1989-11-29

Family

ID=30517837

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2404784U Granted JPS60135315U (ja) 1984-02-21 1984-02-21 防壁パネル支持装置

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JP (1) JPS60135315U (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5089261B2 (ja) * 2007-06-18 2012-12-05 Jfe建材株式会社 遮音パネルの取付方法および取付構造
JP6909711B2 (ja) * 2017-11-14 2021-07-28 Jfe建材株式会社 防音パネル及び防音壁
JP6959108B2 (ja) * 2017-11-14 2021-11-02 Jfe建材株式会社 防音パネル及び防音壁

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JPS60135315U (ja) 1985-09-09

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