JP2572897Y2 - 吊り可動パネルの吊りボルト連結構造 - Google Patents

吊り可動パネルの吊りボルト連結構造

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JP2572897Y2
JP2572897Y2 JP1992049902U JP4990292U JP2572897Y2 JP 2572897 Y2 JP2572897 Y2 JP 2572897Y2 JP 1992049902 U JP1992049902 U JP 1992049902U JP 4990292 U JP4990292 U JP 4990292U JP 2572897 Y2 JP2572897 Y2 JP 2572897Y2
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plate
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hanging bolt
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弘 佐藤
昭男 渕上
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新日軽株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案は、移動式間仕切パネル、吊
り扉等の吊り可動パネルを上部レールに走行自在に吊支
するための吊り可動パネルの吊りボルト連結構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、移動式間仕切パネルの吊りボルト
連結構造として、図5に示すように間仕切パネル(P)
の上枠(a)を、上方へ溝口を開口する横断面リップつ
き溝形の形材とし、該上枠(a)の溝内に、上部レール
(R)に係合されたコロ(c)つき吊りボルト(b)の
下端部を挿入し、該吊りボルト(b)に螺合された上、
下2重のナット(d)、(e)の間で上記上枠(a)の
リップを挾着した構成のものが広く用いられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来構造では、上記2重ナット(d)、(e)でリップ
を挾着する場合、まず上側ナット(d)を予め吊りボル
ト(b)に螺合しておき、該吊りボルト(b)の下端部
を上枠(a)の溝内に挿入した後、下側ナット(e)を
上枠(a)溝内に入れて吊りボルト(b)下端部に螺合
し、その状態で上記下側ナット(e)を回して間仕切パ
ネル(P)の吊支高さを調整した後上側ナット(d)を
回してリップ挾着を行う方法を採っているが、間仕切パ
ネル(P)を支えながら上枠(a)の狭い溝内で吊りボ
ルト(b)を下側ナット(e)に螺合させる作業に手間
がかかり、現場作業に適さない欠点があった。本案は、
従来の欠点を除くことを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
として、本案は、上部レールに走行自在に吊支された吊
りボルトと連結すべき連結金具を可動パネルの上端部に
固定し、上記吊りボルトは、該吊りボルトを回すための
回し工具係止部を有し、上記連結金具は、水平板であっ
て該水平板の一側端から切りこまれた上記吊りボルトが
挿脱自在の切りこみ溝を有する水平挾着板と、上記水平
挾着板に着脱自在の板であって上記水平挾着板の切りこ
み溝に対応する位置に上記吊りボルトと螺合自在のメネ
ジ孔を有すると共に上記切りこみ溝の少くとも切りこみ
方向と反対方向へ移動不能かつ回転不能に上記水平挾着
板に係止すべき外れ止め兼回り止め部を有するメネジつ
き締着板とからなり、上記水平挾着板の切りこみ溝及び
上記締着板のメネジ孔に吊りボルトを挿入螺合し、該吊
りボルトに予め螺合された上部ナットと上記外れ止め兼
回り止め部を係止された締着板との間で上記水平挾着板
を挾着した、吊り可動パネルの吊りボルト連結構造を提
案する。以下移動式間仕切パネルと吊りボルトの連結構
造に実施した例について図面を参照して説明する。
【0005】
【実施例】図1において、天井に敷設された上部レール
(1)にコロつき吊りボルト(2)の該コロ(3)、
(3)を走行自在に係合して吊りボルト(2)下端部を
垂下し、この吊りボルト(2)下端部に、間仕切パネル
(4)をその溝形上枠(5)内に設けた連結金具により
連結吊支してある。
【0006】上記連結金具は、上記上枠(5)内に突設
された挾着台板(6)及びメネジつき締着板(7)から
なり、その挾着台板(6)は、図1、2に示すように上
記上枠(5)の溝内底面にボルト(8)、筒ナット
(9)により固定された支持台(10)上に突設された
もので、その形状は、本例では特に図3に示すように、
左右側板(11)、(11)及び水平上板(12)から
なる門形であって、上記水平上板(12)に、上記吊り
ボルト(2)が挿脱自在の溝幅を有する切りこみ溝(1
3)を一側端から中央部まで切りこんで該上板を水平挾
着板(14)に形成してある。
【0007】メネジつき締着板(7)は、特に図4に示
すように上記水平挾着板(14)の下面に接離自在の矩
形板であって、その相対する両側端に、上記水平挾着板
(14)の門形開口がわ両側端に係脱自在の外れ止め兼
回り止め突条(15)、(15)を突設すると共に、板
中央部に上記吊りボルト(2)が挿脱自在の通し孔(1
6)をあけ、その下面にナット(18)を上記通し孔
(16)と連通状態で溶接により固定してある。
【0008】上記締着板(7)が肉厚の場合は、上記ナ
ット(18)を除き、通し孔(16)に直接メネジを設
けてもよい。
【0009】上記吊りボルト(2)の上部レール(1)
及び連結金具から露出した部分には、該ボルト(2)の
相対する外周面の一部を互に平行に切除してスパナ等の
回し工具が係止できる係止部(20)を形成してある。
【0010】吊りボルト(2)に間仕切パネル(4)を
連結するには、まず吊りボルト(2)のオネジ部上部に
上部ナット(17)を予め螺合しておく。ついで吊りボ
ルト(2)下端部に上記締着板(7)のナット(18)
を螺合し、その際締着板(7)を間仕切パネルの所定高
さにほぼ対応する高さ位置に移動調整する。次に間仕切
パネル(4)を若干持ち上げ、その水平挾着板(14)
の切りこみ溝(13)に上部ナット(17)と締着板
(7)の間の吊りボルト(2)を挿入した後、該締着板
(7)の外れ止め兼回り止め突条(15)、(15)を
水平挾着板(14)の両側端に係止する状態に上記間仕
切パネル(4)を下ろすと、間仕切パネル(4)が締着
板(7)を介して吊りボルト(2)に吊支される。ここ
で間仕切パネル(4)の吊支高さを調整する場合は、上
述の吊りボルト(2)に間仕切パネル(4)を吊支させ
たままで、スパナ等を吊りボルトの係止部(20)に係
止して吊りボルト(2)を回すと、これと螺合している
締着板(7)が回り止め突条(15)、(15)により
回り止め状態にあるから上下に移動して間仕切パネル
(4)を昇降させる。調整が十分なされたら上部ナット
(17)を回して降下させ、該上部ナット(17)と締
着板(7)との間で水平挾着板(14)を挾着する。挾
着後締着板(7)は、外れ止め突条(15)、(15)
により上記切りこみ溝(13)の方向に移動不能の状態
にあるから、吊りボルト(2)の切りこみ溝(13)か
らの離脱を阻止し、間仕切パネルの連結吊支を維持す
る。
【0011】間仕切パネルの使用を重ねるうちに、吊支
高さに狂いを生じた場合は、上記と同様に調整すればよ
い。
【0012】
【考案の効果】本案の吊り可動パネルの吊りボルト連結
構造によれば、締着板を螺合した吊りボルトを可動パネ
ルがわの水平挾着板の切りこみ溝に挿入し、上部ナット
で挾着することにより、吊りボルトと可動パネルの連結
を簡単に行うことができ、しかも可動パネルの吊支高さ
の調整においては、可動パネルを吊りボルトに吊支した
ままで、回し工具を係止部に係止して吊りボルトを回す
ことにより直ちに可動パネルを昇降させ、その吊支高さ
を容易に調整することができ、また一旦水平挾着板を挾
着し連結を行った後は、締着板が外れ止め兼回り止め部
の係止により吊りボルトの切りこみ溝からの離脱を阻止
して連結状態を維持することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動式間仕切パネルの上部及び上部レールの垂
直断面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】挾着台板の斜面図である。
【図4】メネジつき締着板の斜面図である。
【図5】従来構造の略線図である。
【符号の説明】
4 移動式間仕切パネル 7 メネジつき締着板 13 切りこみ溝 14 水平挾着板 15 外れ止め兼回り止め突条 16 ボルト通し孔 17 上部ナット 18 ナット

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部レールに走行自在に吊支された吊り
    ボルトと連結すべき連結金具を可動パネルの上端部に固
    定し、 上記吊りボルトは、該吊りボルトを回すための回し工具
    係止部を有し、 上記連結金具は、水平板であって該水平板の一側端から
    切りこまれた上記吊りボルトが挿脱自在の切りこみ溝を
    有する水平挾着板と、上記水平挾着板に着脱自在の板で
    あって上記水平挾着板の切りこみ溝に対応する位置に上
    記吊りボルトと螺合自在のメネジ孔を有すると共に上記
    切りこみ溝の少くとも切りこみ方向と反対方向へ移動不
    能かつ回転不能に上記水平挾着板に係止すべき外れ止め
    兼回り止め部を有するメネジつき締着板とからなり、 上記水平挾着板の切りこみ溝及び上記締着板のメネジ孔
    に吊りボルトを挿入螺合し、該吊りボルトに予め螺合さ
    れた上部ナットと上記外れ止め兼回り止め部を係止され
    た締着板との間で上記水平挾着板を挾着した、 吊り可動パネルの吊りボルト連結構造。
JP1992049902U 1992-06-24 1992-06-24 吊り可動パネルの吊りボルト連結構造 Expired - Lifetime JP2572897Y2 (ja)

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NL8600111A (nl) * 1986-01-20 1987-08-17 Bernardus Johannes Josephus Au Stop voor een houder, zoals een fles en een daarop aansluitbare pomp voor het afzuigen resp. inpersen van gasvormig medium uit resp. in de houder.
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JP6560008B2 (ja) * 2015-04-10 2019-08-14 小松ウオール工業株式会社 間仕切装置における上枠材の取付構造と、それを使用する間仕切装置

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JPH066669U (ja) 1994-01-28

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