JPH066669U - 吊り可動パネルの吊りボルト連結構造 - Google Patents

吊り可動パネルの吊りボルト連結構造

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JPH066669U
JPH066669U JP4990292U JP4990292U JPH066669U JP H066669 U JPH066669 U JP H066669U JP 4990292 U JP4990292 U JP 4990292U JP 4990292 U JP4990292 U JP 4990292U JP H066669 U JPH066669 U JP H066669U
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JP
Japan
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plate
bolt
horizontal
hanging
female screw
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JP4990292U
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弘 佐藤
昭男 渕上
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新日軽株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 吊り可動パネルと吊りボルトの連結を容易に
する。 【構成】 上部レール1に走行自在に吊支された吊りボ
ルト2と連結すべき連結金具を可動パネル4の上端部に
固定し、連結金具は、水平板の一側端から切りこまれた
吊りボルト2が挿脱自在の切りこみ溝13を有する水平
挾着板14と、水平挾着板14に着脱自在の板であって
水平挾着板14の切りこみ溝13に対応する位置に吊り
ボルト2と螺合自在のメネジ孔を有すると共に切りこみ
溝13の少くとも切りこみ方向と反対方向へ移動不能か
つ回転不能に水平挾着板14に係止すべき外れ止め兼回
り止め部を有するメネジつき締着板7とからなり、水平
挾着板の切りこみ溝13及び締着板7のメネジ孔に吊り
ボルト2を挿入螺合し、吊りボルト2に予め螺合された
上部ナット17と外れ止め兼回り止め部を係止された締
着板7との間で水平挾着板14を挾着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本案は、移動式間仕切パネル、吊り扉等の吊り可動パネルを上部レールに走行 自在に吊支するための吊り可動パネルの吊りボルト連結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、移動式間仕切パネルの吊りボルト連結構造として、図5に示すように間 仕切パネル(P)の上枠(a)を、上方へ溝口を開口する横断面リップつき溝形 の形材とし、該上枠(a)の溝内に、上部レール(R)に係合されたコロ(c) つき吊りボルト(b)の下端部を挿入し、該吊りボルト(b)に螺合された上、 下2重のナット(d)、(e)の間で上記上枠(a)のリップを挾着した構成の ものが広く用いられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記のような従来構造では、上記2重ナット(d)、(e)でリップ を挾着する場合、まず上側ナット(d)を予め吊りボルト(b)に螺合しておき 、該吊りボルト(b)の下端部を上枠(a)の溝内に挿入した後、下側ナット( e)を上枠(a)溝内に入れて吊りボルト(b)下端部に螺合し、その状態で上 記下側ナット(e)を回して間仕切パネル(P)の吊支高さを調整した後上側ナ ット(d)を回してリップ挾着を行う方法を採っているが、間仕切パネル(P) を支えながら上枠(a)の狭い溝内で吊りボルト(b)を下側ナット(e)に螺 合させる作業に手間がかかり、現場作業に適さない欠点があった。 本案は、従来の欠点を除くことを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する手段として、本案は、 上部レールに走行自在に吊支された吊りボルトと連結すべき連結金具を可動パ ネルの上端部に固定し、 上記吊りボルトは、該吊りボルトを回すための回し工具係止部を有し、 上記連結金具は、水平板であって該水平板の一側端から切りこまれた上記吊り ボルトが挿脱自在の切りこみ溝を有する水平挾着板と、上記水平挾着板に着脱自 在の板であって上記水平挾着板の切りこみ溝に対応する位置に上記吊りボルトと 螺合自在のメネジ孔を有すると共に上記切りこみ溝の少くとも切りこみ方向と反 対方向へ移動不能かつ回転不能に上記水平挾着板に係止すべき外れ止め兼回り止 め部を有するメネジつき締着板とからなり、 上記水平挾着板の切りこみ溝及び上記締着板のメネジ孔に吊りボルトを挿入螺 合し、該吊りボルトに予め螺合された上部ナットと上記外れ止め兼回り止め部を 係止された締着板との間で上記水平挾着板を挾着した、 吊り可動パネルの吊りボルト連結構造を提案する。 以下移動式間仕切パネルと吊りボルトの連結構造に実施した例について図面を 参照して説明する。
【0005】
【実施例】
図1において、天井に敷設された上部レール(1)にコロつき吊りボルト(2 )の該コロ(3)、(3)を走行自在に係合して吊りボルト(2)下端部を垂下 し、この吊りボルト(2)下端部に、間仕切パネル(4)をその溝形上枠(5) 内に設けた連結金具により連結吊支してある。
【0006】 上記連結金具は、上記上枠(5)内に突設された挾着台板(6)及びメネジつ き締着板(7)からなり、その挾着台板(6)は、図1、2に示すように上記上 枠(5)の溝内底面にボルト(8)、筒ナット(9)により固定された支持台( 10)上に突設されたもので、その形状は、本例では特に図3に示すように、左 右側板(11)、(11)及び水平上板(12)からなる門形であって、上記水 平上板(12)に、上記吊りボルト(2)が挿脱自在の溝幅を有する切りこみ溝 (13)を一側端から中央部まで切りこんで該上板を水平挾着板(14)に形成 してある。
【0007】 メネジつき締着板(7)は、特に図4に示すように上記水平挾着板(14)の 下面に接離自在の矩形板であって、その相対する両側端に、上記水平挾着板(1 4)の門形開口がわ両側端に係脱自在の外れ止め兼回り止め突条(15)、(1 5)を突設すると共に、板中央部に上記吊りボルト(2)が挿脱自在の通し孔( 16)をあけ、その下面にナット(18)を上記通し孔(16)と連通状態で溶 接により固定してある。
【0008】 上記締着板(7)が肉厚の場合は、上記ナット(18)を除き、通し孔(16 )に直接メネジを設けてもよい。
【0009】 上記吊りボルト(2)の上部レール(1)及び連結金具から露出した部分には 、該ボルト(2)の相対する外周面の一部を互に平行に切除してスパナ等の回し 工具が係止できる係止部(20)を形成してある。
【0010】 吊りボルト(2)に間仕切パネル(4)を連結するには、まず吊りボルト(2 )のオネジ部上部に上部ナット(17)を予め螺合しておく。ついで吊りボルト (2)下端部に上記締着板(7)のナット(18)を螺合し、その際締着板(7 )を間仕切パネルの所定高さにほぼ対応する高さ位置に移動調整する。次に間仕 切パネル(4)を若干持ち上げ、その水平挾着板(14)の切りこみ溝(13) に上部ナット(17)と締着板(7)の間の吊りボルト(2)を挿入した後、該 締着板(7)の外れ止め兼回り止め突条(15)、(15)を水平挾着板(14 )の両側端に係止する状態に上記間仕切パネル(4)を下ろすと、間仕切パネル (4)が締着板(7)を介して吊りボルト(2)に吊支される。ここで間仕切パ ネル(4)の吊支高さを調整する場合は、上述の吊りボルト(2)に間仕切パネ ル(4)を吊支させたままで、スパナ等を吊りボルトの係止部(20)に係止し て吊りボルト(2)を回すと、これと螺合している締着板(7)が回り止め突条 (15)、(15)により回り止め状態にあるから上下に移動して間仕切パネル (4)を昇降させる。調整が十分なされたら上部ナット(17)を回して降下さ せ、該上部ナット(17)と締着板(7)との間で水平挾着板(14)を挾着す る。挾着後締着板(7)は、外れ止め突条(15)、(15)により上記切りこ み溝(13)の方向に移動不能の状態にあるから、吊りボルト(2)の切りこみ 溝(13)からの離脱を阻止し、間仕切パネルの連結吊支を維持する。
【0011】 間仕切パネルの使用を重ねるうちに、吊支高さに狂いを生じた場合は、上記と 同様に調整すればよい。
【0012】
【考案の効果】
本案の吊り可動パネルの吊りボルト連結構造によれば、締着板を螺合した吊り ボルトを可動パネルがわの水平挾着板の切りこみ溝に挿入し、上部ナットで挾着 することにより、吊りボルトと可動パネルの連結を簡単に行うことができ、しか も可動パネルの吊支高さの調整においては、可動パネルを吊りボルトに吊支した ままで、回し工具を係止部に係止して吊りボルトを回すことにより直ちに可動パ ネルを昇降させ、その吊支高さを容易に調整することができ、また一旦水平挾着 板を挾着し連結を行った後は、締着板が外れ止め兼回り止め部の係止により吊り ボルトの切りこみ溝からの離脱を阻止して連結状態を維持することができるので ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動式間仕切パネルの上部及び上部レールの垂
直断面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】挾着台板の斜面図である。
【図4】メネジつき締着板の斜面図である。
【図5】従来構造の略線図である。
【符号の説明】
4 移動式間仕切パネル 7 メネジつき締着板 13 切りこみ溝 14 水平挾着板 15 外れ止め兼回り止め突条 16 ボルト通し孔 17 上部ナット 18 ナット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部レールに走行自在に吊支された吊り
    ボルトと連結すべき連結金具を可動パネルの上端部に固
    定し、 上記吊りボルトは、該吊りボルトを回すための回し工具
    係止部を有し、 上記連結金具は、水平板であって該水平板の一側端から
    切りこまれた上記吊りボルトが挿脱自在の切りこみ溝を
    有する水平挾着板と、上記水平挾着板に着脱自在の板で
    あって上記水平挾着板の切りこみ溝に対応する位置に上
    記吊りボルトと螺合自在のメネジ孔を有すると共に上記
    切りこみ溝の少くとも切りこみ方向と反対方向へ移動不
    能かつ回転不能に上記水平挾着板に係止すべき外れ止め
    兼回り止め部を有するメネジつき締着板とからなり、 上記水平挾着板の切りこみ溝及び上記締着板のメネジ孔
    に吊りボルトを挿入螺合し、該吊りボルトに予め螺合さ
    れた上部ナットと上記外れ止め兼回り止め部を係止され
    た締着板との間で上記水平挾着板を挾着した、 吊り可動パネルの吊りボルト連結構造。
JP1992049902U 1992-06-24 1992-06-24 吊り可動パネルの吊りボルト連結構造 Expired - Lifetime JP2572897Y2 (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6290346U (ja) * 1985-11-26 1987-06-09
JPH0219260A (ja) * 1988-06-30 1990-01-23 E Street Enterp Inc ポンプ閉鎖組立体
JPH03124569A (ja) * 1986-01-20 1991-05-28 Bernardus J J A Schneider 容器のためのポンプ
JP2012012932A (ja) * 2011-08-04 2012-01-19 Jfe Steel Corp 合成壁構造
JP2016199911A (ja) * 2015-04-10 2016-12-01 小松ウオール工業株式会社 間仕切装置における上枠材の取付構造と、それを使用する間仕切装置

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