JPH0448274Y2 - - Google Patents

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JPH0448274Y2
JPH0448274Y2 JP20107787U JP20107787U JPH0448274Y2 JP H0448274 Y2 JPH0448274 Y2 JP H0448274Y2 JP 20107787 U JP20107787 U JP 20107787U JP 20107787 U JP20107787 U JP 20107787U JP H0448274 Y2 JPH0448274 Y2 JP H0448274Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、橋梁その他の構築物の桁裏におい
て点検、補修、塗装等の作業を行なう場合に使用
する交差2方向に移動可能な懸垂足場装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来、橋梁その他の構造物の桁裏において作業
を行なう場合は、作業場所全体の広さの足場床組
を、桁材などによりチエーンなどを介して吊り下
げ、この足場床組の上で作業を行なうのが一般的
であつた。
しかし、この吊り足場の場合は、作業場所全体
の広さの足場床組を桁材により吊下げ支持する必
要があり、そのため大量の足場資料を必要とし、
また足場の架設作業には危険を伴う。この対策と
して、最近では、桁材に仮設レールを固定し、こ
の仮設レールに足場を懸垂させて移動させるよう
に構成した仮設レール式懸垂移動足場が用いられ
ている。
この仮設レール式懸垂移動足場の場合は、第9
図に示すように、50〜200cm程度の長さの仮設レ
ール9に、上部にクランプ3を備えている複数の
吊具10を固定して、吊具付き仮設レール11を
構成し、複数の吊具付き仮設レール11を桁材2
の下部の後部において直列に並べて配置すると共
に、前記クランプ3により桁材2の下部フランジ
12を把持し、かつ吊具10による仮設レール9
の吊点間隔を一定にし、桁材巾方向に延長する複
数の横管13と各横管13にわたつて架設固定し
た縦管14と各縦管14にわたつて架設固定した
足場板15とからなる足場床組16に、桁材長手
方向に間隔をおいて配置された複数の吊材17の
下端部を固定し、各吊材17の上端部に取付けら
れた走行用ローラ18を前記仮設レール9に載置
し、かつ一部の吊材17の上部に走行用駆動ロー
ラ19を有する走行用駆動装置20を固定し、最
前部の吊具付き仮設レール11の前方に新設の吊
具付き仮設レール11を配置して、その新設の吊
具付き仮設レール11におけるクランプ3により
前記下部フランジ12を把持する仮設レール前方
継ぎ足し作業と、最後部の吊具付き仮設レール1
1を取外す作業とを反復して行ないながら、前記
走行用駆動装置20を運転して足場床組16を前
進移動させている。
前記従来の仮設レール式懸垂移動足場の場合
は、足場構成用資材が少なくて済み、かつ安全性
も高いという利点を有するが、移動方向が一方向
に限られるという問題がある。
交差2方向に移動できる懸垂足場装置としては
特開昭62−129406号公報により開示されているも
のがある。
この交差2方向移動懸垂足場装置の場合は、第
10図に示すように橋梁の主桁等の桁材2の下部
において桁材長手方向に延長する縦走行用仮設レ
ール21を、その仮設レール21の長手方向に間
隔をおいて設けられた吊具22により桁材2の下
部フランジ23に固定し、複数の縦走行用吊材2
4の上端部に取付けられた縦走行用ローラ25を
縦走行用仮設レール21に載置し、足場床組26
を各縦走行用吊材24の下端部に連結し、前記縦
走行用仮設レール21によりガイドしながら足場
床組26を縦方向に走行移動させ、その足場床組
26が横方向走行予定位置に達したとき、足場床
組26上で作業員が横走行用仮設レール27を縦
走行用仮設レール21に取付けると共に、横走行
用吊材28の上端部に取付けられた横走行用ロー
ラ29を横走行用仮設レール27に載置し、かつ
足場床組26を各横走行用吊材28の下端部に連
結したのち、前記縦走行用吊材24を縦走行用仮
設レール21から取外し、次いで横走行用仮設レ
ール27によりガイドしながら足場床組26を横
方向に走行移動させ、以下同様にして足場床組2
6の縦横屈折移動を必要回数反復して行なうこと
ができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかるに、前記従来の各仮設レール式懸垂移動
足場の場合は、仮設レールを桁材に対し桁材長手
方向に間隔をおいて配置された吊具により取付
け、吊材の上部に取付けられたローラを前記仮設
レールに載置すると共に、足場床組を前記吊材の
下部に連結して懸垂支持しているので、仮設レー
ルの断面の大きさと吊具の間隔とは足場床組およ
び搭裁荷重に応じて決定される。
すなわち仮設レールを曲げ剛性の大きい断面に
して、吊具の間隔を大きくするか、仮設レールを
曲げ剛性の小さい断面にして吊具の間隔を小さく
するかの何れかを選択すればよいが、前者の場合
は仮設レールの重量が重くなり、後者の場合は桁
材に対する吊具の取付箇所の数が増加するという
問題がある。
また鋼橋の場合は、第11図に示すように、縦
桁からなる桁材2の途中で横桁30等が下方に張
り出していることが多く、その横桁等と吊具の位
置とが干渉する場合は、横桁等の位置で吊具を設
置できないので、仮設レールの吊点間隔が2倍に
なり、そのため仮設レールの曲げ剛性が小さくな
るので、足場床組に対する搭載可能な荷重が小さ
くなるという問題がある。
また仮設レールおよび吊具は工場で製作され、
かつ仮設レールに対する吊具の取付位置は予め決
定されているので、第12図および第13図に示
すように、予め多数の吊具取付用雌ねじ付きイン
サート31が桁裏に埋込まれているコンクリート
橋桁32に仮設レールの吊具をボルトにより取付
ける場合は、前記インサート31の間隔あるいは
吊具間隔に製作誤差があると、仮設レールをコン
クリート橋桁32のウエブ33に取付けることが
できず、さらに1種類の吊具付き仮設レールを、
異なる間隔で埋設されたインサート31を有する
複数種類のコンクリート橋桁32のウエブ33に
取付けることはできないという問題がある。
〔考案の目的、構成〕
この考案は前述の問題を有利に解決できる交差
2方向に移動可能な懸垂足場装置を提供すること
を目的とするものであつて、この考案の要旨とす
るところは、橋梁等の構造物における桁材により
複数の吊材を介して懸垂されて移動される足場装
置において、吊材1の上端部に、桁材2に着脱自
在に固定される取付部が設けられると共に、前記
吊材1の下端部に縦方向ガイドローラ4が取付け
られ、その縦方向ガイドローラ4に、桁材長手方
向に延長する縦方向ハンガーレール5が載架さ
れ、その縦方向ハンガーレール5の下部に取付け
られた横方向ガイドローラ6に、桁材巾方向に延
長する横方向ハンガーレール7が載架され、その
横方向ハンガーレール7の下部に足場床組8が取
付けられていることを特徴とする交差2方向に移
動可能な懸垂足場装置にある。
〔実施例〕
次にこの考案を図示の例によつて詳細に説明す
る。
第1図ないし第8図はこの考案の一実施例を示
すものであつて、桁材長手方向に延長する内向き
フランジ付き溝形断面の複数本(図示の場合は4
本)の金属製縦方向ハンガーレール5が、それぞ
れ構造物における桁材2の下部に位置するように
桁巾方向すなわち横方向に間隔をおいて平行に配
置され、かつ横方向に水平に延長する内向きフラ
ンジ付き溝形断面の複数本(図示の場合は2本)
の金属製横方向ハンガーレール7は、各縦方向ハ
ンガーレール5の下部にわたつて延長するように
配置され、縦方向ハンガーレール5と横方向ハン
ガーレール7との交差部において、ローラ取付金
具34とその中央上部に溶接により固着された螺
杆35とからなる保持金具36が配置され、かつ
その保持金具36における螺杆35は縦方向ハン
ガーレール5の底板37に挿通され、前記螺杆3
5に螺合された下部把持ナツト38および上部把
持ナツト39により、螺杆35と縦方向ハンガー
レール5の底板37とが結合されている。
前記ローラ取付金具34における横方向ハンガ
ーレール長手方向の両側に、それぞれ2箇の横方
向ガイドローラ6がレール巾方向に間隔をおいて
取付けられ、かつ横方向ハンガーレール7におけ
る各内向きフランジ40は横方向ガイドローラ6
に載置され、その横方向ガイドローラ6の上部
は、横方向ハンガーレール7におけるウエブと内
向きフランジ40の先端に下向きに屈折連設され
たリツプとの間に配置され、さらに前記螺杆35
は横方向ハンガーレール7の中央上部のスリツト
に挿通され、また螺杆35には横方向ハンガーレ
ール7と下部把持ナツト38との間において固定
用ナツト41が螺合されている。
桁材2と平行に延長する複数(図示の場合は4
本)の縦管14は、横方向ハンガーレール7の下
部にわたつて延長するように配置されると共に横
方向に間隔をおいて配置され、かつ横方向ハンガ
ーレール7と縦管14との交差位置において、短
管からなる支持金具42が横方向ハンガーレール
7の下部に溶接により固着され、その支持金具4
2と前記縦管14とは、通常のパイプ組立足場に
おいて用いられているパイプクランプ43により
連結され、さらに各縦管14にわたつて複数の足
場板15が架設され、その足場板15と縦管14
とは、ゴムバンドまたは針金により緊縛結合され
るか、あるいはクランプにより結合され、前記各
縦管14とこれに結合された複数の足場板15と
により足場床組8が構成されている。
なお足場床組8の周囲には安全棚が取付けられ
るが、その安全棚の図示を省略した。
垂直な鋼棒44の下端部にローラ取付金具45
の中間部が溶接により固着されれて吊材1が構成
され、縦方向ハンガーレール5の長手方向に間隔
をおいて複数本(図示の場合は3本)の吊材1が
配置され、かつ前記ローラ取付金具45における
縦方向ハンガーレール長手方向の両側に、そりれ
ぞれ2箇の縦方向ガイドローラ4がレール巾方向
に間隔をおいて取付けられ、前記縦方向ハンガー
レール5における各内向きフランジ46は縦方向
ガイドローラ4に載置され、さらに縦方向ガイド
ローラ4の上部は、縦方向ハンガーレール5にお
けるウエブと内向きフランジ46の先端に下向き
に屈折連設されたリツプとの間に配置され、また
吊材1における鋼棒44の下部は縦方向ハンガー
レール5の上部中央のスリツトに挿通されてい
る。
前記鋼棒44の下部に設けられた雄ねじ部47
に固定用ナツト48が螺合され、かつコ字状のク
ランプ本体49の上部腕に固定用ボルト50が螺
合されてクランプ3が構成され、そのクランプ3
により桁材2に対する着脱自在な取付部が構成さ
れ、前記クランプ本体49は前記鋼棒44の上端
部に溶接により固着され、前記クランプ3により
桁材2の下部フランジ23が把持される。
作業員が足場床組8上で作業を行なう場合は、
上部の固定用ナツト48を締付け方向に回動して
縦方向ハンガーレール5の上面に圧接させること
により、縦方向ハンガーレール5を吊材1に固定
し、かつ下部の固定用ナツト41を締付方向に回
動して横方向ハンガーレール7の上面に圧接させ
ることにより、横方向ハンガーレール7を縦方向
ハンガーレール5に対し固定し、足場床組8を安
定状態に保持する。
足場床組8を縦方向に移動する場合は、上部の
固定用ナツト48を弛緩方向に回動して縦方向ハ
ンガーレール5の上面から離反させ、また足場床
組8を横方向に移動する場合は、下部の固定用ナ
ツト41を弛緩方向に回動して横方向ハンガーレ
ール7の上面から離反させる。
縦方向ハンガーレール長手方向の吊材1の間隔
は、縦方向ハンガーレール5の曲げ強度から定ま
る許容間隔の範囲内であれば、任意の間隔でよ
く、第6図に示すように、桁材2の延長方向の途
中に横桁30等の障害物がある場合は、前記許容
間隔の範囲内で、吊材1の間隔を適宜変更するこ
とができる。
第7図は懸垂足場装置を桁材長手方向すなわち
縦方向に移動するときの状態を示すものであつ
て、足場床組8の上に乗つた作業員が、レバー揺
動式牽引具またはその他の牽引具51の本体を足
場床組8に係止し、かつその牽引具51における
チエーンまたはワイヤロープ等の条体52の端部
に取付けられているクランプ53により桁材2の
下部フランジ23を把持し、次に前記牽引具51
を操作して、足場床組8と横方向ハンガーレール
7と縦方向ハンガーレール5とを桁材長手方向す
なわち縦方向に移動させる。
この場合、縦方向ハンガーレール5の前部にお
いて吊材1を下部フランジ23に取付けると共
に、縦方向ハンガーレール5の後部の吊材1を下
部フランジ23から取外していく。
第8図は懸垂足場装置を桁材巾方向すなわち横
方向に移動するときの状態を示すものであつて、
足場床組8の上に乗つた作業員が、レバー揺動式
牽引具またはその他の牽引具51の本体を足場床
組8に係止し、かつその牽引具51におけるチエ
ーンまたはワイヤロープ等の条体52の端部に取
付けられているクランプ53により横移動方向の
前方にある桁材2の下部フランジ23を把持し、
次に前記牽引具51を操作して、足場床組8と横
方向ハンガーレール7とを桁巾方向すなわち横方
向に前進移動させる。
横方向ハンガーレール7の移動方向の前端部
が、次の桁材2の下部の近くに到達したとき、縦
方向ガイドローラ4、縦方向ハンガーレール5お
よび横方向ガイドローラ6を支持している吊材1
を、次の桁材2の下部フランジに取付け、次に牽
引具51を操作して、最前部の吊材1により支持
されている横方向ガイドローラ6に横方向ハンガ
ーレール7を挿込み、同様の作業を反復して足場
床組8および横方向ハンガーレール7の横方向前
進移動を行なう。
足場床組8および横方向ハンガーレール7の横
方向前進移動に伴つて、横方向ハンガーレール7
の後端部から横方向ガイドローラ6が離脱する。
この離脱した横方向ガイドローラ6、縦方向ガイ
ドローラ4、縦方向ハンガーレール5を支持して
いる吊材1を、足場床組8の後方上部の桁材2か
ら取外して足場床組8の前方上部の桁材2に付け
替えてもよく、また足場床組8を同一経路で横方
向に後退移動させる場合は、前記離脱した横方向
ガイドローラ6と縦方向ガイドローラ4と縦方向
ハンガーレール5とを支持している吊材1を、取
外さないでそのまま残しておいてもよい。
前記実施例の場合は、横方向ハンガーレール7
を、足場床組8の構造部材を構成する横部材とし
て兼用しているので、横方向ハンガーレール7を
利用して足場床組8の強度を増大させることがで
きる。
この考案を実施する場合、縦方向ハンガーレー
ル5および横方向ハンガーレール7の使用本数
は、平行に並ぶ桁材2の本数および足場床組8に
対する搭載荷重等に応じて適宜決定される。また
足場床組8を桁材2の長手方向に対し斜めに横移
動させる必要がある場合は、横方向ハンガーレー
ル7を縦方向ハンガーレール5に対し直交させな
いで斜交させ、かつ横方向ガイドローラ6を横方
向ハンガーレール7と同じ角度だけ縦方向ハンガ
ーレール5に対し傾斜させる。
前記実施例の場合、4本の足場用縦管14を使
用しているが、その縦管14の使用本数は足場床
組8の強度を考慮して適宜決定される。また横方
向ガイドローラ6を支持するローラ取付金具34
に固着された螺杆35の上端部を、縦方向ハンガ
ーレール5の底板37に対し溶接により固着して
もよい。
この考案の懸垂足場装置における吊材1の上端
部を第12図および第13図に示すインサート埋
込コンクリート橋桁に取付ける場合は、吊材1の
上端部にボルト挿通用透孔を有する水平な取付部
を一体に設け、その取付部の透孔に挿通したボル
トを前記インサート31の雌ねじ孔に螺合して、
吊材1の上端の取付部をコンクリート橋桁の下面
に固定する。
ウエブ33の巾が比較的狭いコンクリート橋桁
の場合は、そのウエブの一側面または両側面に、
多数のインサートをウエブ長手方向に一定間隔で
埋設し、吊材1の上端の垂直な取付部にボルト挿
通用透孔を設け、その取付部の透孔に挿通したボ
ルトを前記インサートの雌ねじ孔に螺合して、吊
材の上端の取付部をコンクリート橋桁におけるウ
エブの側面に固定してもよい。
〔考案の効果〕
この考案によれば、橋梁等の構造物における桁
材により複数の吊材を介して懸垂されて移動され
る足場装置において、吊材1の上端部に、桁材2
に着脱自在に固定される取付部が設けられると共
に、前記吊材1の下端部に縦方向ガイドローラ4
が取付けられ、その縦方向ガイドローラ4に、桁
材長手方向に延長する縦方向ハンガーレール5が
載架され、その縦方向ハンガーレール5の下部に
取付けられた横方向ガイドローラ6に、桁材巾方
向に延長する横方向ハンガーレール7が載架さ
れ、その横方向ハンガーレール7の下部に足場床
組8が取付けられているので、足場床組を簡単な
装置によつて交差2方向に自由に移動することが
でき、かつ縦方向ハンガーレール5の曲げ強度に
より決定される許容間隔の範囲内であれば、吊材
1の間隔を自由に選択できるので、桁材2の延長
方向の途中に横桁等の下方張出部がある場合で
も、支障なく懸垂足場装置を桁材長手方向に移動
させることができ、さらに横方向ハンガーレール
7を利用して足場床組8の強度を増大させること
ができ、また吊材1の間隔を任意に調節できるの
で、予め吊材取付部が任意の一定間隔で設けられ
ている桁材に対しても、懸垂足場装置を懸垂支持
することができる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図はこの考案の一実施例を示
すものであつて、第1図は交差2方向に移動可能
な懸垂足場装置の一部縦断側面図、第2図はその
縦断正面図、第3図は第2図のA−A線断面図、
第4図はクランプ付き吊材によりローラを介して
支持された縦方向ハンガーレールおよび横方向ハ
ンガーレールを示す縦断正面図、第5図はその縦
断側面図、第6図は懸垂足場装置が横桁の部分を
通過するときの状態を示す一部縦断側面図、第7
図は懸垂足場装置を桁材長手方向に移動するとき
の状態を示す概略側面図、第8図は懸垂足場装置
を桁材長手方向に移動するときの状態を示す概略
正面図である。第9図は従来の仮設レール式懸垂
移動足場を示す側面図、第10図は従来の交差2
方向移動懸垂足場装置を示す縦断側面図、第11
図は従来の仮設レール式懸垂移動足場における仮
設レールが横桁の部分を通過するときの状態を示
す側面図、第12図はコンクリート橋桁における
吊具取付用インサートの配置を示す側面図、第1
3図はその縦断正面図である。 図において、1は吊材、2は桁材、3はクラン
プ、4は縦方向ガイドローラ、5は縦方向ハンガ
ーレール、6は横方向ガイドローラ、7は横方向
ハンガーレール、8は足場床組、14は縦管、1
5は足場板、34はローラ取付金具、35は螺
杆、36は保持金具、38は下部把持ナツト、3
9は上部把持ナツト、40は内向きフランジ、4
1は固定用ナツト、42は支持金具、43はパイ
プクランプ、44は鋼棒、45はローラ取付金
具、46は内向きフランジ、47は雄ねじ部、4
8は固定用ナツト、50は固定用ボルト、51は
牽引具、52は条体、53はクランプである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 橋梁等の構造物における桁材により複数の吊材
    を介して懸垂されて移動される足場装置におい
    て、吊材1の上端部に、桁材2に着脱自在に固定
    される取付部が設けられると共に、前記吊材1の
    下端部に縦方向ガイドローラ4が取付けられ、そ
    の縦方向ガイドローラ4に、桁材長手方向に延長
    する縦方向ハンガーレール5が載架され、その縦
    方向ハンガーレール5の下部に取付けられた横方
    向ガイドローラ6に、桁材巾方向に延長する横方
    向ハンガーレール7が載架され、その横方向ハン
    ガーレール7の下部に足場床組8が取付けられて
    いることを特徴とする交差2方向に移動可能な懸
    垂足場装置。
JP20107787U 1987-12-29 1987-12-29 Expired JPH0448274Y2 (ja)

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JP20107787U JPH0448274Y2 (ja) 1987-12-29 1987-12-29

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JP20107787U JPH0448274Y2 (ja) 1987-12-29 1987-12-29

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