JPH0615961Y2 - 天井走行クレーンにおけるサドル取付構造 - Google Patents

天井走行クレーンにおけるサドル取付構造

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JPH0615961Y2
JPH0615961Y2 JP10538588U JP10538588U JPH0615961Y2 JP H0615961 Y2 JPH0615961 Y2 JP H0615961Y2 JP 10538588 U JP10538588 U JP 10538588U JP 10538588 U JP10538588 U JP 10538588U JP H0615961 Y2 JPH0615961 Y2 JP H0615961Y2
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JP
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saddle
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support plate
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traveling
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JP10538588U
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JPH0228887U (ja
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紘佑 金光
勝利 前田
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Kito Corp
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Kito Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、工場や倉庫等において使用する天井走行ク
レーンにおけるサドル取付構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、天井走行クレーンにおけるサドル取付構造として
は、第6図および第7図に示すように、I形鋼からなる
横行ビーム1の両端部の上部フランジ2に、サドル11
における走行ローラ5を支持している一対のサドル構成
用枠材12の中間部を載置し、横行ビーム1の上部フラ
ンジ2とサドル構成用枠材12とをそれらにわたって挿
通したボルト13により締付結合したサドル取付構造が
知られている。このサドル取付構造の場合は、横行ビー
ム1の上部フランジ2およびサドル構成用枠材12に、
予め複数のボルト挿通用透孔を穿設しておき、各透孔に
わたって挿通したボルト13により前記上部フランジ2
とサドル構成用枠材12とを締付結合しているので、左
右のサドル間隔は一定である。
〔考案が解決しようとする課題〕
サドルの走行ローラを載置する走行用レールを架設固定
する場合、その走行用レールの位置に設置誤差が生じる
ことがあり、走行用レールに設置誤差が生じると走行用
レールの間隔に狂いが生じ、サドルの間隔と合致しなく
なるので、天井走行クレーンの組立てに支障を来たすこ
とがある。また前記従来のサドル取付構造の場合は、1
種類のサドルを異なる上部フランジ巾の横行ビーム1に
共用することができないという問題がある。
この考案は、走行用レールの設置位置の誤差に基づく走
行用レール間隔の誤差があっても、サドル間隔を走行用
レール間隔に合致させた状態で、サドルを横行ビーム1
に固定することができ、かつ異なる上部フランジ巾の横
行ビームに対しても、1種類のサドルを共用できる天井
走行クレーンにおけるサドル取付構造を提供することを
目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、この考案の天井走行クレー
ンにおけるサドル取付構造においては、天井走行クレー
ンにおける横行ビーム1の端部の上面に、その横行ビー
ム1の上部フランジ2よりも広巾の支持板3の中間部が
載置されて溶接4により固着され、複数の走行ローラ5
を支持している一対のサドル構成用枠材6が平行状態で
配置されると共に、各サドル構成用枠材6の走行ローラ
5が内側に位置するように配置され、各サドル構成用枠
材6の両端部がそれぞれ連結部材7により連結されて、
サドル8が構成され、そのサドル8における各サドル構
成用枠材6の中間部は前記支持板3に載置され、支持板
3におけるサドル長手方向の両側に配置されたクリップ
9の先端部が支持板3におけるサドル長手方向の側面お
よび下面に係合され、前記クリップ9とサドル構成用枠
材6とはそれらにわたって挿通されたボルト10により
締付結合されている。
〔作用〕
ボルト10を弛緩することにより、横行ビーム長手方向
のサドル8の位置を微調整することができ、また異なる
上部フランジ巾サイズの横行ビーム1における上部フラ
ンジ2に、予め同一巾の支持板3を固着しておくことに
より、異なる上部フランジ巾サイズの横行ビーム1にサ
ドル8を共用することができる。
〔実施例〕
次にこの考案を図示の例によって詳細に説明する。
第1図ないし第4図はこの考案の一実施例を示すもので
あって、左右方向に延長するI形鋼からなる横行ビーム
1の両端部の上面に、その横行ビーム1の上部フランジ
2よりも広巾の鋼製支持板3の中間部が載置されて溶接
4により固着され、かつ前記支持板3は上部フランジ2
の側縁に平行な前部側面および後部側面を備えている。
L形断面の一対の鋼板製サドル構成用枠材6は、前後方
向に平行に延長するように配置され、前記枠材6におけ
る下部フランジの両端部の下面にわたって鋼板からなる
連結部材7が当接され、その連結部材7と前記枠材6の
下部フランジとは、それらにわたって挿通された複数の
ボルト14により締付固定され、さらに前記枠材6にお
ける側板の両端部の内側に配置された走行ローラ5は、
前記側板に固定された横軸15により軸受を介して回転
自在に支承され、前記連結部材7により連結された一対
のサドル構成用枠材6とその枠材6に回転自在に取付け
られた走行ローラ5とによりサドル8が構成されてい
る。またサドル8における一方のサドル構成用枠材6に
減速機およびブレーキ付き電動機からなる走行用駆動装
置16が固定され、その走行用駆動装置16の出力軸に
固定された駆動歯車17は走行ローラ5に一体に設けら
れている従動歯車18に噛み合わされている。
前述のように構成されたサドル8における一対のサドル
構成用枠材6の中間部は前記支持板3に載置され、前記
枠材6における下部フランジの中間部上面に帯鋼板から
なる押え板19が載置され、かつ前記支持板3の前後両
側に、それぞれ複数の金属製クリップ9が左右方向に間
隔をおいて配置され、そのクリップ9の先端部が支持板
3におけるサドル長手方向(前後方向)の側面および下
面に係合され、クリップ9の基端部は前記枠材6におけ
る下部フランジの下面に係合され、さらにクリップ9の
中間部と枠材6の下部フランジと押え板19とにわたっ
て下方から挿通されたボルト10の頭部は、クリップ9
の下部に設けられた回り止め用溝20に嵌入され、前記
ボルト10の上方突出部に固定用ナット21およびロッ
クナット22が螺合され、前記ボルト10および固定用
ナット21とクリップ9とにより、前記枠材6の下部フ
ランジが支持板3に固定されている。
前記各サドル8における各走行ローラ5は前後方向に延
長する走行用レール27の下部フランジに載置され、か
つ横行ビーム1の下部フランジ23に電動走行トロリ2
4の車輪25が載置され、電動チェーンブロック26は
前記電動走行トロリ24により吊下支持されている。
第5図は、前記実施例における横行ビーム1よりも広巾
の横行ビーム1に、この考案のサドル取付構造を採用し
た例を示している。
〔考案の効果〕
この考案は前述のように構成されているので、以下に記
載するような効果を奏する。
ボルト10を弛緩した状態あるいはクリップ9を装着し
ていない状態では、サドル8を支持板3に対し横行ビー
ム長手方向に移動することができるので、サドル8の横
行ビーム長手方向位置を微調整することができ、そのた
め走行レールの設置位置の誤差に基づく走行用レール間
隔の誤差があっても、サドル間隔を走行レール間隔に正
確に合致させた状態で、サドル8を横行ビーム1に固定
された支持板3に対し固定することができ、さらに異な
る上部フランジ巾を有する横行ビーム1にサドル8を取
付ける場合も、予め横行ビーム1の上部フランジ2に同
一巾の支持板3の中間部を固着しておくことにより、1
種類のサドル8を異なるサイズの横行ビーム1に共用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの考案の一実施例を示すもので
あって、第1図はサドル取付構造を示す一部縦断側面
図、第2図はその正面図、第3図はこの考案のサドル取
付構造を有する天井走行クレーンの一部切欠平面図、第
4図はその一部切欠正面図である。第5図は前記実施例
における横行ビームよりも広巾の横行ビームにこの考案
のサドル取付構造を採用した状態を示す一部縦断側面図
である。第6図は従来のサドル取付構造を有する天井走
行クレーンの一部切欠平面図、第7図は従来のサドル取
付構造の一部縦断正面図である。 図において、1は横行ビーム、2は上部フランジ、3は
支持板、4は溶接、5は走行ローラ、6はサドル構成用
枠材、7は連結部材、8はサドル、9はクリップ、10
はボルト、14はボルト、16は走行用駆動装置、19
は押え板、20は回り止め用溝、21は固定用ナット、
22はロックナットである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井走行クレーンにおける横行ビーム1の
    端部の上面に、その横行ビーム1の上部フランジ2より
    も広巾の支持板3の中間部が載置されて溶接4により固
    着され、複数の走行ローラ5を支持している一対のサド
    ル構成用枠材6が平行状態で配置されると共に、各サド
    ル構成用枠材6の走行ローラ5が内側に位置するように
    配置され、各サドル構成用枠材6の両端部がそれぞれ連
    結部材7により連結されて、サドル8が構成され、その
    サドル8における各サドル構成用枠材6の中間部は前記
    支持板3に載置され、支持板3におけるサドル長手方向
    の両側に配置されたクリップ9の先端部が支持板3にお
    けるサドル長手方向の側面および下面に係合され、前記
    クリップ9とサドル構成用枠材6とはそれらにわたって
    挿通されたボルト10により締付結合されている天井走
    行クレーンにおけるサドル取付構造。
JP10538588U 1988-08-11 1988-08-11 天井走行クレーンにおけるサドル取付構造 Expired - Lifetime JPH0615961Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0228887U JPH0228887U (ja) 1990-02-23
JPH0615961Y2 true JPH0615961Y2 (ja) 1994-04-27

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JP10538588U Expired - Lifetime JPH0615961Y2 (ja) 1988-08-11 1988-08-11 天井走行クレーンにおけるサドル取付構造

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