JPS644776Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS644776Y2
JPS644776Y2 JP1982094703U JP9470382U JPS644776Y2 JP S644776 Y2 JPS644776 Y2 JP S644776Y2 JP 1982094703 U JP1982094703 U JP 1982094703U JP 9470382 U JP9470382 U JP 9470382U JP S644776 Y2 JPS644776 Y2 JP S644776Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint material
horizontal part
mounting
rail
guide rails
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982094703U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58196353U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9470382U priority Critical patent/JPS58196353U/ja
Publication of JPS58196353U publication Critical patent/JPS58196353U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS644776Y2 publication Critical patent/JPS644776Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案はエレベータ用レール継ぎ装置、とく
につり合いおもりを案内するガイドレールの剛性
向上のためのレール継ぎ装置に関するものであ
る。
【従来の技術】
実公昭56−32465号公報に記載された従来のエ
レベータ用レール継ぎ装置の構成を第1図および
第2図に示す。これらの各図において、符号1は
エレベータの昇降路、2はこの昇降路1内にブラ
ケツト3で固定され、図示省略したつり合いおも
りを案内する左右1対のガイドレール、4は各ブ
ラケツト3間のほぼ中間部にあつて、各ガイドレ
ール2の相互を継ぐことでその剛性を向上させる
ためのレール継ぎであり、それぞれに通常はアン
グル材などの断面L字形部材を使用し、ガイドレ
ール2間を跨ぐ継ぎ材4aと、その左、右両端部
に溶接などで固定される1組の背板4bとにより
平面コ字状に構成されていて、背板4b上にはそ
の長手方向に沿わせて1組づつの長孔4cを形成
してある。また5は上記背板4bの長手方向に平
行して配置され、かつ前記長孔4cに対応して長
手方向に直交する1組づつの長孔5aを形成した
取付け金であり、クリツプ金具6によりそれぞれ
に上記ガイドレール2の基辺フランジ部を取付け
固定すると共に、両長孔4cおよび5aを通して
ボルト、ナツトなどの締結具7により同様に取付
け固定され、これらの両長孔4cおよび5aによ
り、上記レール継ぎ4の背板7b相互の間隔誤
差、ならびに左右1対の相対向するガイドレール
2相互の取付け誤差などを吸収すべく、前後、左
右に微調整可能な構造としたものである。
【考案が解決しようとする問題点】
従来のエレベータ用レール継ぎ装置は、以上の
ように構成され、レール継ぎ4を平面コ字状にす
るために、継ぎ材4aに対して1対の背板4bを
必要とし、かつ両者を相互に溶接しなければなら
ず、しかもガイドレール2へ固定させるために、
さらに別の取付け金5も必要であるなど、徒らに
部品点数が多く、構造も複雑化して製作費用が嵩
むなどの問題点があつた。 この考案は、上記のような問題点を解決するた
めになされたもので、取付け金に背板の役割りを
果させ、部品点数の削減、構造の簡単化を図ると
共に、ガイドレールの背面スペースが狭い場合に
も使用できるエレベータ用レール継ぎ装置を提供
することを目的とする。
【問題点を解決するための手段】
この考案に係るエレベータ用継ぎ装置は、断面
L字形の棒状材からなり水平部の両端部に棒状材
長手方向に並べて複数の長孔がそれぞれ設けられ
て上記1対のガイドレール間を跨ぐ直線状の継ぎ
材と、水平部の一端部に上記継ぎ材の長手方向と
平行に並びかつ上記継ぎ材の長孔と直交する複数
の長孔が形成され、水平部の一端部と反対側部分
に内側部を垂直に切起したガイドレール取付け部
が設けられ水平部の一端部の幅が広い取付け金と
を有し、上記継ぎ材の水平部の両端部に設けた長
孔と上記取付け金の一端部に設けた長孔とにそれ
ぞれ挿通した締結具によつて継ぎ材の両端部に取
付け金をそれぞれ取付け固定すると共に、取付け
金の上記取付部内側の対向面にガイドレールをそ
れぞれ直接取付け固定したものである。
【作用】
この考案におけるレール継ぎ装置は、棒状材か
らなる継ぎ材の水平部の両端部に取付け金の水平
部をそれぞれ直接固定し、これらの取付け金に従
来の背板の役割をさせることができ、また、上記
継ぎ材の水平部の両端部に長手方向に並べて複数
の長孔を設け、これらの長孔と、取付け金の水平
部の幅が広い一端部に継ぎ材の長手方向と平行に
並び継ぎ材の長孔と直交する複数の長孔とに締結
具を挿通して継ぎ材の両端部に取付け金の一端部
をそれぞれ複数の締結具によつて固定したので、
これらの固定部が確実に固定でき、しかも、取付
け金の水平部の幅が広い一端部が水平部から切起
されたレール取付け部に対しガイドレールの背面
の内、外(左、右)方向内側にも延びていること
により(第3図参照)、ガイドレールの背面スペ
ースが狭いときでも使用でき、取付け金自体も小
形化できる。
【実施例】
以下、この考案の一実施例を第3図、第4図に
ついて説明する。 第3図、第4図において、第1図および第2図
と同一符号は同一または相当部分を示している。 まず、第3図において、符号8は上記レール継
ぎ4に該当するレール継ぎで、アングル材などを
使用した断面L字状の直線棒材からなる継ぎ材9
の水平部両端部に、長手方向に沿わせてこの方向
に長い2つづつの長孔9aを並べて設け、また1
2は上記ガイドレール2の背面をクリツプ金具6
により取付け固定した取付け金で、上記継ぎ材9
の各端部に直交するように配置されると共に、一
端部に上記長孔9aに対応するように継ぎ材9長
手方向に沿わせてこの方向に長い2つづつの長孔
12bが並べて設けられ、上記両長孔9a,12
bに通してボルト、ナツトなどの締結具11によ
り継ぎ材9と取付け金12とが直接取付け固定さ
れたものである。 取付け金12は、第4図にも示すように、1枚
の鋼板を型取りした上で切込み12aをつけ、こ
の切込み12a部からガイドレール2取付け部を
直角に切起すと共に、取付け部が設けてない幅が
広い一端部に長孔12bを形成させたものであ
る。そして、取付け金12の水平部の一端部以外
を切起したレール取付け部を水平部内側に配置し
て垂直とし、取付け部の内側となる対向面にガイ
ドレール2の背面をレールクリツプ6などを用い
て固定し、上記のように水平部の一端部に設けた
長孔12bと上記継ぎ材9の長孔9aとを合せ、
長孔12b,9aに締結具12を通すものであ
る。 したがつて、この実施例では、上記両長孔9
a,12bにより、左右1対の相対向するガイド
レール2相互の取付け誤差などを、その前後、左
右の微調整で吸収でき、またこのように直接取付
け金12を継ぎ材9の両端部に取付けるから、前
記従来例での背板を必要とせず、また背板を溶接
しなくてすむのである。 そして、ガイドレール2背面の内、外側に取付
け金12の水平部一端部に設けた長孔12bが継
ぎ材9の1つの端部につき1つづつ位置するの
で、取付け金12と継ぎ材9とが強固に固定でき
るほかに、ガイドレール2の背面スペースが狭い
ときにも使用可能であり、併せて取付け金12自
体を小型化し得るのである。
【考案の効果】
以上説明したとおり、この考案によれば、継ぎ
材とガイドレールに取付けられる取付け金とを、
直接ボルト、ナツトなどの締結具により固定して
いるために、従来のように平面コ字状にする背板
を省略でき、したがつてこの背板を継ぎ材に固定
する溶接などを必要とせず、部品点数の削減なら
びに製造工程の簡略化を果し得られ、同時に構造
を簡単化できる安価に提供可能であり、また、上
記取付け金を、水平部の一端部の幅が広く、一端
部と反対側部分に水平部から内側部を垂直に切起
したガイドレール取付け部を設け、一端部の幅を
広くしたものとし、取付け金の水平部の幅が広い
一端部を継ぎ材の両端部にそれぞれ複数の締結具
で取付け固定したので、これらの固定部が確実に
固定でき、ガイドレール背面のスペースが狭いと
きでも使用でき、取付け金自体も小型化できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例によるエレベータ用レール継ぎ
装置の取付け状態を示す正面図、第2図は第1図
−線部の拡大断面図、第3図はこの考案の一
実施例によるエレベータ用レール継ぎ装置の第2
図相当の断面図、第4図は第3図取付け金の斜視
図である。 1……昇降路、2……ガイドレール、3……ブ
ラケツト、8……レール継ぎ、9……継ぎ材、9
a……長孔、12……取付け金、12b……長
孔、11……締結具。なお、図中同一符号は同一
又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エレベータのつり合いおもりを案内する左右1
    対のガイドレールを、昇降路内にブラケツトを用
    いて長手方向に沿う適宜の間隔で固定させた構成
    を有し、各ガイドレールの剛性を保持するため
    に、各ブラケツト間のほぼ中間部で、それぞれの
    ガイドレール相互を継ぐエレベータ用レール継ぎ
    装置において、断面L字形の棒状材からなり水平
    部の両端部に棒状材長手方向に並べて複数の長孔
    がそれぞれ設けられて上記1対のガイドレール間
    を跨ぐ直線状の継ぎ材と、水平部の一端部に上記
    継ぎ材の長手方向と平行に並びかつ上記継ぎ材の
    長孔と直交する複数の長孔が形成され、水平部の
    一端部と反対側部分に内側部を垂直に切起したガ
    イドレール取付け部が設けられ水平部の一端部の
    幅が広い取付け金とを有し、上記継ぎ材の水平部
    の両端部に設けた長孔と上記取付け金の一端部に
    設けた長孔とにそれぞれ挿通した締結具によつて
    継ぎ材の両端部に取付け金をそれぞれ取付け固定
    すると共に、取付け金の上記取付部内側の対向面
    にガイドレールをそれぞれ直接取付け固定したこ
    とを特徴とするエレベータ用レール継ぎ装置。
JP9470382U 1982-06-24 1982-06-24 エレベ−タ用レ−ル継ぎ装置 Granted JPS58196353U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9470382U JPS58196353U (ja) 1982-06-24 1982-06-24 エレベ−タ用レ−ル継ぎ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9470382U JPS58196353U (ja) 1982-06-24 1982-06-24 エレベ−タ用レ−ル継ぎ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58196353U JPS58196353U (ja) 1983-12-27
JPS644776Y2 true JPS644776Y2 (ja) 1989-02-07

Family

ID=30226550

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9470382U Granted JPS58196353U (ja) 1982-06-24 1982-06-24 エレベ−タ用レ−ル継ぎ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58196353U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5632465U (ja) * 1979-08-17 1981-03-30
JPS56165677A (en) * 1980-05-26 1981-12-19 Hitachi Ltd Mounting device for guide rail for elevator

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53149362U (ja) * 1977-04-30 1978-11-24
JPS5554279U (ja) * 1978-10-04 1980-04-12

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5632465U (ja) * 1979-08-17 1981-03-30
JPS56165677A (en) * 1980-05-26 1981-12-19 Hitachi Ltd Mounting device for guide rail for elevator

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58196353U (ja) 1983-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS644776Y2 (ja)
JP2738747B2 (ja) コンクリートパネルの支持構造
JPH07110757B2 (ja) トロリーコンベヤ用レール吊り下げ装置
JP2020037802A (ja) 連結梁
JPH0732545Y2 (ja) トロリーコンベヤ用レール吊り下げ装置
JPH084490Y2 (ja) 床フレーム
JPH045618Y2 (ja)
JP2527479Y2 (ja) バルコニー等の持出し梁の固定装置
JP3008380U (ja) 屋根材取付装置
JPS6127834Y2 (ja)
JPH07317064A (ja) 端板付h型鋼用連結金物
JPS6214241Y2 (ja)
JPH0324732Y2 (ja)
JPH0237663Y2 (ja)
JPS6132948Y2 (ja)
KR20230041879A (ko) 무용접 에이치빔 연결브라켓
JPS602145Y2 (ja) レ−ル受梁の構造
JPH0615961Y2 (ja) 天井走行クレーンにおけるサドル取付構造
JPH061951Y2 (ja) 壁パネルの高さ調節構造
JP3659170B2 (ja) バルコニー腰壁調整ブラケット構造及びバルコニー腰壁倒れ調整方法
JPS6340561Y2 (ja)
JP2593546Y2 (ja) トロリコンベヤ
JPS6111282Y2 (ja)
JPH0114614Y2 (ja)
JPH06183678A (ja) エスカレータのガイドレール